「抗菌シール」に見る、ラベル(標籤ビィァオ・チェン)の意味
『隗報かいほう』第97号、「わたしの見た中国」に書いた
「标签ビィァオ・チェン」(ラベル)は、昨日書きましたように
何故か、それ(ラベル)を取らずに使ってる中国の人たちのことを
書いた。
成分表示やらのラベルは、付いてきますね。
流石にこれは取るんでしょう。邪魔ですし。
ということは、昨日の話のあの、背広の袖口の
やつは、明らかに意識して取らない、ということですよね。
自慢げにしてたかなぁ・・・。
それで、文章にもかきましたけど、
実は物こそ違え日本にだってこの剥がさない、取らない族?
はいますよね。
このラベルの話とはちょっとかけ離れますが、
わたしがよく目にするのは、あのクルマの新車の時の
ビニールですね。あれ、いつまでも剥がさない族、とか
最近はやたらに何でもシールが貼られていて、煩わしい
のですが、何故かそうしたものが売れるらしく、
特に気になるのが「抗菌」ブーム。
何にでも「抗菌」のシールが。
本当にそんな効果があるかどうか?といった根本的?
疑問もさることながら、これ「抗菌」の必要あります??
てなものまで「抗菌」シールがこれ見よがしに。
こちらは皆さんも目にされてるでしょうから、改めて
説明の必要もないでしょうが、「抗菌」を謳う。
文房具も「抗菌」とあると売れるのだろうか。
そして、あたかもそのシールを剥がさないうちは
いつまでもそのシールの「抗菌」の威力があるとでも
思ってるのか、「抗菌」のシール自体がもう汚れてますけど・・・
それでも「抗菌」は剥がさない。
ということで、わたしが言いたかったのは、
中国の人のあの、背広の袖口のタグや、サングラスのシールは
決してわれわれは笑えないということであります。
「標籤」に弱いのです。
「抗菌」で「菌」に気をつけると同じくらい、
「標籤」にも気を付けた方が好いと思いますよ。
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