香格里拉(桃源郷)の火事、続報 - 古城的三分之二消灭了
雲南省・香格里拉シャングリラ の
火災は、古城(町)の三分の二を
焼き尽くして、漸く消化。
火を消した、というよりも、燃えるに任せてようようの消化
というのが現状のようです。
その辺もこのあと詳しく分かってくるでしょう。
地元、消防の問題(何でも消火栓の水が
この時期は寒さの為凍るので、水を停めてた?
とか・・・出ないようにしてたとか??)が
問題に挙がってますが、
土曜にも書きました。個人的にも、もうあの時点であの町の
消防施設に不安はありました。
当時、宿泊したホテルの水道もやけに水の出が悪くて、
これって、高地(3000メートル級のところにある)のせい??
と思ってましたが、そうか・・・冬は更にそれに水道凍結の心配
もあったのか。
重要文化財や重要文化建築物の場の
消化対策って、一体どれくらいどうなってる
のか、さっぱり判らない。
もっとも、日本のだってそんなに判ってないが、それなりにちょっと
目を皆の注目しそうもない場所に目を向けると、日本だと目立たない
ように消化スクリンプラーだとか、火災報知器とか、消火器なんかが
置かれてます。
中国は、どの問題も取り上げても同じことですが、
こうした面でも、発展とその対策が追い付いてない。
こうして、遠い遠い香格里拉のことが気になるのは、誰もがそうだと
思いますが、ニンゲンとは勝手なもので、
自分が行った想い出があるからで、これに限らず、ある事件・事故が
発生し、その場所や地方を自分が知っているか、行ったことがあるか、
そこに知り合いがいるかいないか、で全く同じ事件でもその関心度
が大きく変わる。
想い出の町が消滅したことにちょっとショック。
ネット上では、相変わらずの、
「あんな町は最初から創られたニセモノの町なんだから、ガッカリ
することなんてないんだ・・・」ってな、極端な意見から
「この街を失った損失は計り知れない・・・」と言った経済面での
心配や、
「ここの消防がこうなら(凍結問題)一体、東北地方の消防活動は
どうなるんだ・・・」の心配まで、
実に様々、賑やか。
あの景色はそのままでしょうから、
香格里拉が桃源郷と言われ、
千数百年を刻んだというあの
石畳の路は、残っているでしょう。
人的被害がなかったようで何より。
被災者の方への救援がこのあと
十分に行われるといいのですが。
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