シュワッチ挙手 と ダラ~ン肘曲敬礼
表題のどちらの用語もわたしの造語なので、こんな言葉が
あるわけではない。
いずれも、中国のその挙手の仕方について、勝手に名付けた
もので、他意はない。
「シュワッチ挙手」については、すでに何度か書いている。
ウェブ版「わたしの見た中国」2010年7月号がそれで、
をご覧いただきたい。
そういえば、あれからまた一つ新たに画像を見つけたので
紹介しておきたい。
ホラッ!これがわたしが
ウルトラマン式シュワッチ!挙手
と呼んでるやつです。
ピッとこう、右腕は正しく指先
まで90度に真っ直ぐに伸びて
左腕は、その右腕肘に軽く添えられてますよね、
これが、正統派、あるべき、シュワッチ挙手です。
キッ!と、老師の方を見据えてる目にも力が入っいて、
いいですねぇ~、利発そう。
これを、名付けて「シュワッチ挙手」といいます。
今日ご紹介は、これは挙手ですがこれと同系?の、
敬礼で、中国式敬礼をこれまた勝手に名付けて、
「ダラ~ン肘曲敬礼」と呼んでますが、何はともあれ、
先ずはご覧いただきましょう。
われわれの敬礼・・・って、
わたしなんかは敬礼って
したことないんですけど・・。
それなりに長が~いわたしの人生の中でも、記憶では
ほんの数度それも子供の頃にふざけてしただけで、
その後警察官か、自衛隊にでもならない限り、そうそう
しないと思いますよ、普通、日本人は。
それが、中国の子供たちはするんですね、それも
毎日のように。なんでかって?それはこの先に。
それはともかく、判りますかね・・・?違い。
先ずその、高く掲げた右手の最後の位置が違います。
われわれは敬礼は額の辺りに指先が来るもんだと思って
ますが、その位置が更に高くて、頭の上にあります。
われわれの敬礼は大体、肘を45度に曲げ、腕で
三角形を作りその先が額か耳の上あたりにくるような形。
ですが、中国ではそれが、綺麗な三角形とはならず、
なんかその・・・肘と手首のところでも曲げをきかして、
二度曲げることによって、わたしの感じではダラ~ン
感がでてるんですが。これが正しい、敬礼の仕方です。
敬礼ではなんかちょっと、
ビールで言うと、切れ味って
んですか、スッキリ感がない
ように思えますけど、これが正しい敬礼のあり方です。
まぁ、中国のビールもなんかこんな感じだからこれで
いんですかね・・・。
で、上の画は液晶画面の国旗に向かって正しい敬礼
をしている彼女は、きっと班長バン・ヂャン(級長さん)だと
思いますが、これ何でこうなってると思います??
答えは、ここのところの大気汚染。
あまりの酷さに外での国旗掲揚が児童の健康に及ぼす影響を
考え、やむなく、国旗掲揚の儀式を教室内のバーチャル映像で
代替えとなったものだそうです。
大変だなぁ・・・そうまでして・・・・。
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