今週の中国語、びみょう~!って、ふつうかなぁー 一般般
今週の中国語、これです。
一般般吧!イー・バン・バン・バ!
いまどきの若者風に言うなら、
びみょう~・・・ ってやつですね。
若者たちの、「びみょう・・」の使い方もなかなかに微妙でして、
評価のレベルとしては、可もなく不可もなく、なんですかね・・・
それをも含めて判断し難い、と言う意味での「微妙」なら、
「微妙」の意味と使い方は正しい。
要するに「微妙」とは一言では言い表せないからして、
「微妙」なのであって、
評価として問われた時に、「びみょう~」ということは、
決して誉めてはいない、高評価ではないが、駄目というほどの
悪評でもない。つまり、「ふつう」のレベルってことですか。
その自分なりの評価を逃れている面があって、
自分からは評価したくない、でもそれを求め
られしょうがないので、「評価」しない「評価」
としてあるので、このままを受け入れていいか
どうかは、これまた「微妙」とややこしい事このうえない。
そして、ものの評価というやつは、お気づきでしょうが、
絶対評価は難しく、個々人のその感覚に我々は普段頼って
る訳でして、その意味では、他人の評価ほどあてにならない
ものはないのですが、まぁ、そこは一応聞いちゃいますよね。
外での「食事の後なんかに、或いはある店が話題になり、
「どうあの店?(の味、或いは味を含めて店全体の雰囲気とか)」
の問いに、「一般般吧!」 というぐあいに使います。
どうなんでしょう、この評価レベル。
決して誉めてはいません。でも、ちょっと・・・・
プラスの評価と、マイナスの評価がありまして、
この「一般般」は、人によって、プラスもマイナスもないゼロ地点
の人と、多分、ゼロコンマいくつかマイナスのところにいるのが
多いのかもしれませんね。
上の情況で、店を出てすぐ「一般般」の評価を口にするのは、
奢られた方としては、これは言づらいですね、奢られてるのに。
それでも「一般般」と言うとするなら、マイナス評価でしょ?
たまさか、奢った方が知らずに入った店でこの評価なら
自分を慰める意味で、プラマイ、ゼロの地点位だと思います。
要するに、「ふつう~」と言われてると同じなんですが、
この「ふつう」くらい、表現するのが難しいものはない。
「ふつう」が好いことだってたくさんあるんですよ。
この話をするともっと複雑になりそうなんで止しますが、
「一般般」を全ての状況でみんなが同じに使ってることは
ないので、もともと、この「一般般」という言葉そのものが、
「びみょう~」だということです。
これと似た位置ある、中国の人がよくつかう
「还可以 ハィ・クゥ・イー」ってのがあるんですが、
こちらは「まぁまぁ」と言ってますから、評価的には「一般般」
よりは、いいんですよ。
この説明で分かりますか??
まぁ、評価が「びみょう~」な時は「一般般」と言ってみて
ください。
誉めちゃいないですよ、
決してけなしてもいないですね。
でも、評価的には、みなさんが思う「ふつう」より
低いかもなぁ・・・個人差はありますが。
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