北へ延びる、中国高速鉄道網
と言っても、中国報道で、この手の
中国鉄道関係ニュースはあの事故
以来、余り日本では報じられることが
ないようだ。
先日の報道は、天津ティェン・ジンから秦皇島チン・ホァン・ダォ
のこの区間が高速化された、というものだった。
これに先立ち、哈爾濱ハァ・アール・ビンまでの高速化など、
一連の動きを見ていると、これにより、中国の東北や北部の鉄道
高速化が進み、先行して行われていた南の高速化と合わせ
全国が、高速鉄道で結ばれることになる。
これを、早い!とみるか、早すぎる!とみるか、はそれぞれ
でしょうが、
天津→秦皇島間が2時間半くらい今までは掛かっていたのが、
その約半分の1時間ちょっとぐらいで着くらしい。
哈爾濱までも相当早くなってる。
この話題前にもふれているように、これによりまたまた
中国がグット小さくなった感がわたしにはある。
と、ここまでが前ふりで、
同じように?日本の高速鉄道(新幹線)もいま、わたしの地元が
そうなんですが、青森まで来たので、ついに次は海を渡って
函館だぁ~と騒いでます。
気の早い人?は、次は札幌だぁ~とこれまた騒いでます。
更に、この騒ぎ?がある一方で、ご存知今年に入ってからだけでも
JR北海道のこの一連の次から次と発生する問題。
昨日も何かありましたよ。毎日のようによくあるますねぇ。
ホント?大丈夫かぁ・・・??と不安。
今日の新聞では、「JRに不安・不満」87%
って書いてましたけど。まぁ、この数字はしょうがない。
たまたま、昨日、もとJR職員と言う方とお話をする機会が。
この方、自分ではクビになった、と言ってましたが、まぁ要するに
どの時点かはちょっと判らないのですが人員整理ってやつで。
それはまぁいい・・・というか、本人には気の毒ですが・・・、
それよりも、彼が言っていたことが気になる。
「この一連の事故や不祥事は、予測できた」ってんですから、
予測できたら防ぎましょうよ。我々には「えぇ~なんでぇ~~??」
の一連の事が、「こうなるだろうな・・」と思ってた、っていうですよ。
そんなことサラッと言われても困るんですけど。
話はいろいろあるんですが、せんじ詰めれば、
あの民営化以後、採算重視が一番効いてる、という。
具体的には現場では細かな問題がそれこそ山ほどあるが、
どれもそれらは、安全性と採算性のどちらを優先するかに最後は
帰結するんだとおしゃってました。
また、話は中国鉄道高速化に戻ります。
今のところ、今のところですよ、中国鉄道局はまぁあの人口ですし
移動手段などを考えるなら、大量輸送の鉄道に頼る部分が大きい
ので、採算ベースにはのるのでしょう。
しかし、必ずこの問題にぶちあたるはずです。
そして、それはそう遠い将来ではないでしょう。
いまから準備ですよね。
採算を無視しては事業は成り立たない。
そんな中でどう、安全性を確保するか。
世界中の鉄道が、鉄道に限らず、輸送機関に、
我々は速いから乗るんではなくて、安全に運んでくれるだろうと
思って乗ってるわけです。どっちが優先するかは自ずとわかりそう。
判っているのにJR北海道は・・・と、
はなしがまた戻ってきちゃった。
とりあえず、新路線開通おめでとう!
ということで終わります。
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