今週読んだ本、「これからの中国の話をしよう」加藤嘉一×原田曜平
昨日の中国は各地で事故が。ちょっと、さんざんな日でした。
地下埋設の石油輸送管に何らかの
原因で漏れがあり、地上で工事を
していた作業中の何かに引火し、
爆発した、というのが目下伝えられている事故の内容。
突然の爆破事故です。
22人の方が亡くなっています。
道路がご覧のように、惨憺たるありさまです。
60台もの車の玉突き事故が発生。
その処理に追われる高速道路上
の様子がこちら。
と、中国は事故続きの大変な一日。
各地でまたまた大気汚染がひどくなりその警報も出てました。
さて、いつも紹介しております、今週読んだ本。
今週の紹介の本は、『これからの中国の話をしよう』
お二人の対談という形で
語られる、
「これからの中国・・・」
と言う題に惹かれて読んでみました。
講談社発行、定価1500円
加藤嘉一氏はご存知の方も多いと思います。
原田曜平氏はわたしもこの本で初めて知った方ですが
博報堂(広告、マーケティング)の関係の方のようです。
このお二人が今後(これから)の中国のお話を・・・
ということで、これまでもどうしても、中国があぁした、
日本がこうした、という双方後ろ向きの話が多かったのに
一石を投じるのがこの本の狙いだと思います。
総じてこうした本は先ずは現状認識と言いますか、
お話をするお二人の間でも合わせなくてはいけませんし、
この本をお読みになる方の中国認識度?もそれぞれでしょう
から、そのすり合わせと言いますか、現状認識を確認「する
部分が必要となりまうす。話の土台ですね。
この上に立って、「これからの・・・」の話に入りたいのですが、
この部分のお話が多くなります。致し方ない。
もう一つは、加藤氏の中国に居てのあの発言と言うか、
発信には多くの魅力がありました。しかし、今中国を離れて
(単に住まいを移したという意味だけではなく、内側からではなく
外側からという意味で)の発言は、
全く同じことを発言したとしても、その重みと意味するところが
違ってくる、ということを本人は余り認識されておりれないよう
です。
更にもう一点、多分この仕事の経緯が原田氏からの発案
でこうなって、それに付き合う形で対談実現してるのでしょうが、
対談形式での意味が好さが生かされてない。
「80后」バー・リン・ホゥ に注目!は賛成です。
もうこの世代のひとたちが、30代になろうとしてうる。
そして、この後ろ「90后」もいるし、
黙ってても、あらゆるものは変化するんです。
誰が何を言おうと言わなくとも、時代は変わるんです。
これまでの中国をあまりあれこれ取沙汰し、固執することにも
意味がないのと同様に、
あまり、これからの中国の期待し、憶測することにも
意味がない。
こうした本に意味があるとするなら、それらと照らし合わせて、
今の関係がどうかを、どうすべきかを、どう考えるかを、の
ヒントを与えてくれることにあると思うのです。
その意味ではこの本、どうかなぁ・・・・。
それはわたしが決めるより、個々人捉え方は違うでしょうから
興味がおありの方はどうぞ、ご覧ください。
こんな、「これからの・・・」ことを話し合おうという本も
出ていますよ!という紹介でした。
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