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2013年10月16日 (水)

『隗報』96号、「弓道教育を通じて・・」 内藤敬

   『隗報かいほう』最新号、第96号の紹介を続けます。

  お二人目の書き手は、内藤敬先生。

U29779716852323071951fm21gp01 内藤先生が寄せてくださった文は、

 「弓道教育を通じて築いた中国

  若者との信頼関係」

   というものです。

 先生が中国へ、弓道の指導の

 行かれたのが1996年。

 今日まで、17年もの間、日本と中国を・・・というか、先生最近では中国

  での暮らしの方が日本にいるより長いようです。

U10128986392464053819fm21gp01_2 今年もつい先日、弓道を習っている

 生徒さんを引き連れて、日本への

 訪問団を組織、函館にも寄っていた

 だきました。その様子や、大臣表彰

  のことなどは、前にここに書きましたので省略します

    弓道は日本で定着。それも、武道として、伝統を守っています。

  もともとは、ご存知のように武器として弓は、中国の古い歴史にも

  たびたび出てきます。

    先生の教えておられる、「弓道」はその名が示す通り、「道」

  らしいので、その精神世界を鍛えるという面にもとても重きをおいて

  らっしゃる先生の教えは、中国の学生さんが理解するのはとても

  大変だと思います。

    実は先生の学生たちを前に、或いは機会あるごとにお話になる

   あの内容はとても通訳泣かせでして、難しい。

    時々訳に詰まる。日本語でも難しい。精神世界のことを表現する

  その内容も難しいし、先生の使ってる単語も滅多に日常では使わない

  ものが多いので、一層難しい。

    ということで、時折、訳せないことがある。

    そんな時でも、生徒さんたちは普段から先生のそうしたお話を

  よく、真面目に聞いているせいか、何とか分かって貰えてるようだ。

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 実は「弓」そのもののことをわたしは多くを

 知らない。一度だけ、真似事をさせて頂いた

 ことがあるが、そんなのは遊びだし、それより

 なにより、基本的なことがまるで分っていない。

  ちょっと、調べてみようとも思ったりもしたが

 そのまま先延ばしになっている。

  恐らく、調べ始めればそれはそれで、深い

  内容があって大変なことは想像がつく。

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 長く日本での教育現場に携わって

 おられた先生が今は中国の若者

 を相手に同じように、教えを垂れて

 おれるが、多分いろいろ思うところ

 はおありなんでしょうが、

   この先生が中国と関わってからの17年という月日を見ても

  中国は大きく変わってきている。

   社会が変わってきているということは、若者も変わってきている。

   それを先生はずっと「弓」を教えることを通して見てこられた。

   そして、先生が常に繰り返されるのは、心の問題。

   それは先生のおっしゃるように信頼関係の向こうのあるのかも

   知れない。

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 こんどお会いする機会があったら

 中国の「弓」と、日本の「弓」の

 違いやら、基本的なところから

 ちょっと教えを請いたいと、

    思っている。













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