明治(粉ミルク)は、遠くなりにけり
全く無縁ですが、ほっとくと古く
なりそうなので、先に紹介して
おきます。
中国、東北・遼寧省の省都、瀋陽セン・ヤンという都市です。
北海道では札幌と姉妹都市の街です。
上の映像は同じところから写したものなんですが、
もうお分かりでしょうが、左が大気汚染の酷い先週の映像、
同じ位置でとった、晴れた日の映像が右。
あの中央の液晶画面のみが、汚染の中でも辛うじて光を
放っているので見えてます。そこだけしか見えてない、と
言った方があたってる。それくらい、ここのところ汚染が酷い。
というのは今日の話題と関係なく始まります。
という残念?なニュース。
前からそんな噂?にはなってましたが、この度、正式に
発表になった。詳しい話はまた別のところを読んでいただくことにして、
大分以前にここにも、中国の人の帰国時のお土産で喜ばれるのは
実は!粉ミルク!!というお話を書いた。あれは何時の事だったか。
これ、ホントなんですよ。実は実際にわたしの知人も帰国時に大量?
の粉ミルクを背負って帰国してますしね。
特に、ホンコンあたりのちょっと大陸より物事が判る?人たちの間では
大陸性粉ミルクの危険度が認識されてましたので、多少高くとも日本製!
が、合言葉でしたし、これがまた小さな赤ちゃんともつ母親たちの口コミ
であっと言う間に広がり、超市チャォ・シィ(スーパー)地下のミルク
売れてたんですね。
それなのに、なにゆえに明治は撤退か?
というと、それが売れなくなっちゃた。
売れなくなり始めたのはこれまた数年先の辺りからですが、
それでも根強い人気はあって、それに答える為に「明治乳業」も
努力してきたらしい。
わざわざ、日本企業なのに、オーストラリアの生産にしたり。
それって、これまたもうお分かりでしょうが
フクシマ。
放射能の心配です。
加えて日中間のこの間の冷たい関係。
放射能は、数値でも証明しているし、さまざま安全性を訴えて
ますが、その後もたびたび続く、「漏れ」の問題も、
そんな影響もあって、ずっと苦しかったらしい。
これって、「明治」のせいじゃないんですがね。
たまたま、例のの知人から電話があった。この話題も振って
みたら、彼は広州という都市に住んでますが、確かに売り場に
明治粉ミルクが無いんだ!という。
困ってるんだ!!とも言う。
へぇ~・・そうなんだぁ・・と思って聞きながら、何か変だな・・・と
思って、暫くして気づいた。
彼のとこの孫は数年前だから、幾らなんでももうミルクはいらない
んじゃないの?と。彼の言う、困ってる!は一般的な話として困って
るのかなぁ・・・と思って、そのまま話が続けられ、更にその先で
分かったのは、彼の住むマンションにそうした乳幼児を抱えるお母さん
たちの“会”があって、彼の家が何故かその代表のようなことを
してるらしい。彼の息子さんところ、つまり孫はもうミルクは必要ない
ようだが、彼は“ミルク係り”ということらしい。
買えなくなって・・・と嘆いている。
そんな彼に「明治は遠く・・・・」というシャレを言ってやりたいのだが、
これ、通じないだろうし、訳しづらいので止した。
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