中国式お見合い「相親」-ウェブ版「わたしの見た中国」8月号
お定まりの?お天気話題から入るのが、
正しい?日本式やり方。この暑い夏の
お話から。中国も暑いです。ちょっと見切れんでしょうが、
温度計が40度を越しています。この画どっかでも見た。
日本のテレビでも同じことをやってるでしょ。
暑い熱い。中国も南方はもとより、各地で記録的な
暑さが何日も続いてまして、流石にグロッキーぎみです。
この暑さ、「炙烤」ヂィ・カォ と言うことを知った。
新しい言葉です。恐らく誰かの造語でしょう。これまでの、
酷暑や煮熱、では表現しきれなかった今年の暑さ、
「炙烤」か。なるほど、炙られるような感じなんでしょ・・・。
サービス終わり。
今月号、「わたしの見た中国」ウェブ版、8月8日更新致しました。
いつもの様に上をクリックしていただけますと、茶館『隗かい』
トップページに飛びますので、そちらからお入りください。
この暑いのにまたまた、お熱い?話しですが、テーマは「お見合い」。
ここで、またまた、話は脱線します。
この「お見合い」の「お」ですがね、しばしば日本ではこの
「お」=「御」が頭に付くんですが、これどうして日本語を勉強してる
中国の留学生にとってもなかなかのくせものです。
我々は何気なくそのまま「お見合い」と言って、「お」を足します。
「見合い」でも大丈夫なんですが、どっちが安定?型かというと、
単独使用では「お見合い」に分がある。
熟語として「見合い結婚」等と使うときは、逆転、「お見合い結婚」
でも大丈夫なんですが、「お」を省く。
例えば、留学生が「お見合い」と聴いて、その意味を調べようと、
今はもうそうですねほぼ電子辞書を使ってますが、まぁ何でも同じ、
これを辞書で調べようと思ったらなら、「お見合い」では引けません。
「お」と省いて、「見合い」で引かないと出てきません。
というように、しばしばこの国の「お」は外国人を悩ませることに
なります。
全く余計な話ですが。
さてさて、その肝心の中国での「お見合い」のお話です。
中国語では「相親シャン・チン」と言います。いつも通りまたこの
「親」の字は簡体字表記では「亲」となりますので、「相亲」。
基本どの国にもこの制度?とういうか、やり方はあるでしょ。
中国にだってありますよ、そりゃ。
同じように、結婚相談所ってんですか、そんなのもあるし、
更に同じく、これが商売になるとなれば、結婚紹介業もあるし、
そのバリェーションで、ネット上にはもういっぱいそうした
サイトがありますよ、ちょっとどうなの・・・ってくらい。
怪しい物から、日本でも話題になるような
超超豪華版、お見合い取扱い会社まで
実に様々。
それだけ、需要がある?ということでしょ。
では、なにゆえにそんなに需要があるかというと、若い男女が
知り合うその“場”が存外少ない、という一面がある。
それだけではない。この問題そうした、若い男女の当事者間
の問題であると同時に、その親や更にその親を巻き込んでの
“家”の問題でもあり、えてして、日本でもそうですが、当の本人は
そんなに乗り気じゃないのに、周りが熱い、ということがある。
当然でしょ、この「相親」の先に「結婚」が待ってますからね。
親御さんも力がはいるわけです。入り過ぎのきらいはありますが。
もう一つの問題。この「相親」になる前、というか、
ご本人たちのせいばかりではない、社会的な環境にも問題が。
色んな問題がその前にはあるんです。中国のですよ。
例えば、男女比の問題とか、一人っ子の問題とか、社会の発展とか、
そんなのと切り離しては此処にはたどりつかないんですが、その事を
詳しく話してるとそれだけで長くなりますで、
明日またこの続きはお話しすることにして、
とりあえず、
先に、 今月号、「相親」お見合いですよ~
をご覧になっておいてください。予
習ですよ、予習!何事も。
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