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2013年8月29日 (木)

無秩序の中の秩序ー中国の“猥雑”こそが魅力

  「美は乱調にある」ように、中国の「魅力は“猥雑”さの中にこそある」

 というお話を続けます。

Photo  昨日は露天商を例にそのお話でした。

 あぁした整備されない、屋台が出て町が

 ごちゃごちゃとしているのは、管理する側に

 とってはいろいろ厄介な問題を内包していて

  大変なのは分かる。

    その度?が過ぎればちょっと整備して街を綺麗にしたい!

  というのも分かる。

    近代的?街並みにふさわしくない?風景としてそれらが管理する

  ひとたちにとって邪魔になっているのも分かる。

    前近代的?そうしたものをよその人(国外の人とか)に見せたくない

  隠したい、という気持ちも分からぬでもない。

   でも・・・でもですよ、それらが整備され整然となったとき、

  「中国」が、その魅力を失うのかも知れない。

   因みにわたしに限って言えば、そう言える。

   現状、中国では、露天商と言わずこうした、場所さえあれば

  商売してる人たちがいる。

    みなさんも、中国旅行の際に観光地などで、こうしたお店もない

  人が立ってるだけで何かを打っている場面をご覧になったことがある

  でしょう。中国では街でもしばしばこうした光景を見ることができる。

    何処でも所かまわず買わず商売してる人たちがいる。

   先日書いた、この時期になると現れる、アイスキャンディー売りも

  そうだ。

    地下鉄に乗っていて、その車内を売り歩く物売りも目にした。

  詳しくは分からないが、多分それぞれに管理されている部署があって

  これらの物売りは、正確には違法なんだろうと思う。

   法に則っとれば秩序は生まれる。でもその法を何とか掻い潜って

  でも、自分たちは自分たちの方法で自分たちの暮らしを守るし、

  守らなくてはいけない人たちもいる。

   よく、道路に敷物を引いて物を並べて売っている人たちは明らかに

  違法で、その取り締まりを気にしながら、何時でも?逃げれる用意を

  しながら売っていし、実際に取り締まりのその場に出くわしたことも

  ある。

    それでも一時そこには人だかりが出来たり、歩きながらチラチラ

  覗いて見る人たちはいるし、立ち止まる人も少なくない。

   そうした人の群れは、そこにまた活気が生まれる。

Photo_2  ← こんな人がいるとは何とも逞しい。

  肩に小型のガスボンベを掛けてまして、なんでしょう

  煎餅ヂェン・ビンでも焼いてくれるのでしょうか?

   正に移動式店舗。体ひとつで何処へでも出かけて

   行ってどんなところでも商売ができる。

     この逞しさが、エネルギーを感じさせる。

   そのエネルギーは、秩序を超えてなお治まらない。

   秩序からはみ出したこうしたエネルギーは混乱を呼び、

   “猥雑”となって目の前に現れる。

     それらを目にしたとき、不思議にわたしは、

   あぁ・・・中国に来たんだなぁ・・・・いま、中国に居るんだ!

   と、実感する。


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