中国人とペット、これまで - 以前中国人的寵物
中国の人と、ペットの関係を書き続けています。
今日は、以前の中国の人のペット事情を紹介しよう。
ご存知かと思いますので、改めては
紹介しませんが、中国の方の住まいは
基本このような、高層の建物にあります。
多少、豪華だったり、高かったり、大きかったりの違いはあるものの
基本、こうした日本で言うなら、マンションってやつですか、それに
お住みなっている。
ということは、どういうことか。これはペットを飼ううえでかなりの
影響があるでしょう。ペットの飼い方に与える影響はこの住まい方
からして、制約されるものが大きい。
これまでだって、こんなに高層ではないものの、早い話が、
庭付き一戸住宅ではないわけです。勢い、以前はそれに制約
され、更には行政の制約もあり、経済的制約もあり、制約だらけ?
の中で飼われていたのは、“小鳥”でした。
わたしの中のイメージでは今になってもまだ、
中国人の寵物チョン・ウー(ぺっと)イコール小鳥です。
というか、“鳥を飼う中国人”が一番に思い浮かぶし、
今でも一番、中国に人にはあれが似合っていると思っている。
とりわけ朝の公園などに行くと、同じ趣味の
同好者が三々五々集まっては、鳴き比べを
させていた、そんな以前の風景が印象に強い。
こうした、小鳥を飼うのは概ね退職したような年代の男性。
子供たちを育て上げ、その子供たちも遠くへ離れ、或いは近くに
いても滅多にこないので、じゃぁペットでも飼ってみようか!と
思い立って、お飼いになるのがこうした“小鳥”。
毎朝家から持ち出して、近くの公園へ。
連れてくるときは、その鳥かごに画の上の方に紺色の布があり
ます。あれで、スッポリ鳥籠を覆い、手に籠をぶら下げて、ブラブラ
公園までやってきて、こうして樹の枝などにその籠を吊り下げ、
同好の志と、“鳥”の話やよもやま話に花を咲かせる、というやつ
です。
このどこかノンビリ~マイペースさ加減が好きでした。
ですので、最近はとかく“犬”が話題にされますが、わたしの中では、
中国の人のペットはまだまだ“小鳥”のイメージです。
じつはわたしは、この高尚な趣味よりもなによりも、この小鳥を飼う
竹で編まれた鳥かごに興味がありまして。
この鳥かごを買い求めて帰りたいと、無謀にも
思い立ち、本当に買い求めて帰ったことがあり
ます。
これは一緒に旅行していた家族には大不評。
何故ってこれ、折りたためるわけでもなく、カサとしてそれなりに、
そこそこカサばりますし、他の用途はありません、竹製で壊れやすく
それなりに持ち帰るには気を使わなければなりません。
なのに、鳥を飼う予定など全くなく、ただこの鳥かごに魅せられ?
て、重さはありませんので、片手にこれを提げ、中国南方の土から、
乗り換えて、更に日本国内でも乗り換えて、大変な思いをして持ち
帰りました。
最近はもう無いのでしょうか、以前
「花鳥市場」ってのがあったんですが。
よく飼われていたのは、
「黄鳥 ホワン・ニャォ」(ウグイス)
「百霊 バィ・リン」 (モズ)
「自自黒ルズゥ・ズゥ・ヘィ・アール」(ホトトギス)
「靛該ル チン・ハィ・アール」(ハチドリ)
これらを鳴き比べさせたり、ちょっとした芸を仕込んで、
自慢げにしているお年寄りたちの姿が微笑ましく、朝早い
街にその鳥の声と、公園の緑がよく合っていた。
多分、先の“犬”の話でもそうですが、
ペットを飼う年代が変わってきたんだと思うんです、中国では。
以前はそんなお年寄りの世界だった、寵物世界が、
年代が下がってきた。そうした人たちにとっての寵物は、当然
これまでと違ってくることは目に見えている。
同じ鳥でも、もっと古く?は
“鳩”という人たちもいた。
その話長くなったのでまた明日。
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コメント
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