中国の書店で何を買うかー买什么样的书?
本屋話題のついでに?本のおはなしも、ほんの少し!
では、中国の書店ではどんな本が売られ、どんな本が売れて
いるのか?ということですが、
中国書籍業界の内情はわたしにはわかりませんので、ここでも
極々狭い、わたしの見ている中国本屋さんの話題に限って言うと、
ので、全部をじっくり見てたらどんだけ時間が
あっても足りません。
で、わたしのチェックする売り場は、
一つは、日本の小説売り場、日本出版物の翻訳本売り場、を。
売れてるのかどうかまではずっと見てるわけでは
ないので分からんですが、平積みされてる量が
他の作家より多いのはそんだけ売れる、或いは
書店側が売りたい?要望の表れでしょうか。
余り手に取って見ている人がいないので・・・
まぁまぁそうタイミングよく買う人を見かけるということもないでしょう。
彼の本もよく山積みされてるのを目にしました。
作品数だけをとるなら村上春樹の翻訳本よりも
多いのではないでしょうか。
推理小説って、そんな中国の人に読まれてるん
ですかね??まぁ、娯楽性もあって、読みやすさも
あって、それなりに完結されているという点では
外国文学に触れるという面での面白さは分かります。
事情側の利点もあってのことでしょう。
大概評判になった本は訳されている
という見本にもうお一人あげておきます。
こちらは宮部みゆき。
この「みゆき」を漢字表記したりするのに
これ、作者の了解なんかとったりしてるん
でうかねぇ・・・?どうなの「みゆき」さん?
無論、古典と言われるような本はこの数年前に翻訳された本が
揃ってまして、古典・名作と言われる本は普通に?売られてます。
多分ご存知かと思いますが、日本の本で売れているものの上位
はマンガだと思います。
かなりの出版点数です。中にはわたしが日本のその原作の方を
知らないものが。いや、そっちの方が多くなりつつあります。
中国で手にして、へぇ~~こんなマンガが出てるんだぁ~~と
勉強させてもらってます。
わたしの知っているような有名?マンガはもう当然中国でも
版を重ね、出版されてますし、売り場を見ても子供たちが夢中で
それを読んでる姿は見かけました。
本まで出てました。
おそるべし、です。
前に此処で、日本でのベストセラー本
『もしドラ…』の中国訳本を紹介しましたが、あの手の本もチェック。
つまるところ、余り難しい本はわたしの手におえませんし、読むのに
時間がかかり過ぎて読書本来の楽しさから遠のく傾向にあります。
ですので、毎回買い求める本は、
時々、日本で大人気になった!!ってな宣伝文句
に踊らされて手に取って見ますが、どう考えても
日本でこんな本が大人気になった例はないし!
どっからこんな本が出るんでしょ??という楽しい本もある。
中国の小説家や、中国の流行本も一応はチェックするんですが、
能力と、興味の度合いもありまして、
題名で判断したり、装丁が良かったりのいい加減な買い方です。
でも、そのいい加減な買い方が良かったりして、存外その本が
面白かったり、後でそれがベストセラーになった、なんてことが
あると、これはこれでまた楽しいものです。
というような、「書城」の各売り場、フロアーを覗いて適当に
手に取って本を見たりしていると、あっと言う間に時間が!!
おぉ~もうこんな時間だ~!!となるわけです。
そして、本屋を出る時には抱えてる本が重くて、
そのまま真っ直ぐ一回ホテルに戻らなくはならなくなります。
ですので、本屋は午後の遅い時間か、
夜、ホテルへ帰る前に立ち寄るというのが、便利、
はわたしの場合ですが・・・。
本屋は何時行ってもいいんです。みなさん行って見てください。
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