“三峡ダム”の、やっぱりね。 - 果然是三峡大壩変成垃圾場
豪雨被害はかなり深刻です。
人的被害も相当でています。
また、先の地震で被災された方が今回またもや、今度は雨による
災害の被災者となるなど、何とも自然の猛威は過酷です。
その降り注いだ雨によるがけ崩れ、洪水、はほぼ全てこの
三峡サン・シャァ(揚子江)へと注ぎ込まれます。
で、数日たってどうなったか、がこれです。
おおよそ、一週間ほどの時を経て、
三峡水庫スィ・クゥ 三峡ダムに上流から流れ着いた、ゴミの
量が物凄く、あらゆる生活ごみや上流の灌木などで覆い尽くされ
ています。
『隗報かいほう』第95号に掲載されております
浜 輝雄さんの「中国レポート」
“三峡ダム”完成と国民が得たものと失ったもの
でも書かれたましたよ。
ダム完成前からこうした点は指摘されていて、
あの規模であの距離の水をせき止めることよる、環境や人の
暮らしに及ぼす影響は最初から懸念されてました。
わたしの町を分けている小さな川にしたところで、ちょっと何か
大雨でも振ろうものならその翌日・翌々日は下流に相当のゴミが
溜まりますから、それがあの馬鹿でかい三峡ですから・・・。
わたしなんかは、これくらいで済むんだ・・・ってくらいの感想です。
専門家なんかはもうすぐに分かるでしょうが、
多分ですね、我々が見ているというか、見えているのはその川の
表面、川面だけの問題ですが、
より深刻なのは川底の問題ではないのか、と思うわけです。
何せ見えませんけどね、川面だけにその変化があるわけでは
なく、当然川底にんだって、変化は起きているはずで、
それって、土砂ですね。大量の土砂が上流から運ばれて
きているはずです。
それが川底を浅くします。堆積された土砂の量たるや、
そのゴミの量の比ではないくらい、多いはずでして、
これらはかなり憂慮すべきことだと思います。
これらの堆積物を除去できずに、川底がどんどん上がってきて
このダムを結局どっかで大きな改修工事がまた必要になるので
しょうね、きっと。
どの問題もそうですが、
完成間近や、完成直後には
さんざん騒がれたこの“三峡ダム”問題、
ここのところ聞かなくなったようですが、
問題が無くなったわけではなく、
実はより深刻なんです。
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