日本人子供の名前は何故にこうなってしまったのか?
お子さん以外にも、こうしたお名前をお付けになる
親御さんは最近多いらしく、今日登場の子は、
「今鹿」と書いて、「なうしか」さんとお読みするらしい。
ということは女のお子さん?でいいのかなぁ・・・。性別さえ判読
させない方向にある点では、中国に近づきつつありますが・・・。
何故に最近の子供たちの名前はそうなったのか・・・?の
ご質問というよりも、お嘆きの同年輩から寄せられている素朴な疑問。
簡単ですよ。そうした親が増えた、というだけです。
一つは、自分の子供の名前に“個性”と親の好みを思いっきり
乗せるようになった。また、そのことが出来るようになった。
二つ目は、その出来るようになった背景に、時代の行きづまり感
とか、古い名に対する抵抗とかもあるでしょうが、それよりなにより、
社会からの抵抗がかなり以前より弱くなった。以前だとそんな名を
付けようものなら「ふざけんな!」「何考えてんだ!!」の囂々の嵐
になりそうなもんだが、何でも自由?な国日本では、「本人たちが
良ければいいんじゃなぃ!」と言ってくれる人が増えた。
その一つに、この子の両親のその上の両方の、爺さん・婆さんの
物分りがとてもよくなった。
何せ自分の子供でさえ、自由奔放?に育ててきたんだから、その子の
また子、孫の事は何でも自由?にさせちゃう。口出ししない。
だから、突拍子もない名でも、「アッ、そうなの・・・」で済ませちゃう。
数年前なら大反対に合うはず?の却下されるはずの名も通っちゃう。
めでたし、めでたし!!だ。
それで、これらの名の特徴は何かと言うと、
音と漢字、ずれにありますね。
わたしもそうですが、この付けられた“字”が読めないので、ちょっと
戸惑う。かつ、この“字”をこう読むのはおいおい遊び過ぎじゃないの、
と思っちゃう。で、そのお遊びも他の事ならまだまぁまぁ・・、だが、
こと子供の名前となると、どうよ?みたいな抵抗感がまだある。
「今」を「ナウ」と読ませる為には、そこに遊びがあります。
あぁ・・・・みたいな。それがクイズ番組の出題や、他の何か“モノ”の
名であるなら、納得もしましょ。
でも、名前はなぁ・・・の抵抗感が否めないのは世代の問題でしょう。
これって、日本だけのお遊びですよね。
こういうお遊びは、他の国ではできません。
日本には、「漢字」があって、その「漢字」の読みが音・訓の読みが
あり、(中国では基本的に漢字の読みはその“字”はどこで使われ
ても同じ読みなります。ですので、基本的には一つの“字”に一つの
読みで対処しますので、遊べません。)
さらには「ひらがな」があり、「カタカナ」があり、
外来語を取り入れたり、の多様の中にある日本語だからこその
このお遊びができるわけです。
このお遊び自体はずっと以前から、日本人はやってるんですが、
それをそのまま?子供名前に持ち込むとは考えていなかったので、
ある意味これって、画期的。ということは目立つ。目立つことがお好き
な人には魅力ある。
概ねそんなところがスタート。だから、芸能人の人たちが少し?
貢献?してそんな名付け方を引っ張った面もあると思います。
ちょっと忘れましたが、そんな話題をいくつか目にしました。
んん・・・・この話だけでこんなに長くなっちゃった。
今日も出題をして終わりますか。
結構この子、偉そうな名ですよね。
これ、お寺さんのお子さんなんかにはどうです。
でもこれ、女の子のなかなぁ・・・
この前の「姓」に似合うものがあるとしたなら、なんでしょ?
「鈴木御尊」は硬そうだなぁ・・・「長谷川御尊」てな三文字「姓」
でも硬さは変わらんか。いっそ「御手洗御尊」なんてなのが・・・
いいかも。でも正解はまだ、言ってませんよね。
もしこんな「姓」があるなら、「大気御尊」がぴったり。
これで何とお読みするかと言うと、
「おぞん」とお読みすんだそうです。
この手のお名前毎回そうですが、言われてみればあぁ~・・
なんですが、そのあぁ・・・の後のむなしさは?
何に去来するのでしょう。
こちらも、もうかなりこの手?に慣れたので
色々探りを入れてお読みなってるでしょうが、
どうです、これも「姓」が例えば、「五日」で「いつか」さんなんてな
変わった「姓」の方がおられるとするなら、ピッタリです。
或いは多分おられないのでしょうが、兄弟がいて、この下に
「勝叶」 こちらは今わたしが勝手につくったものですが、
何てな人がいると盛り上がる?でしょう。
読めました??「祈叶」 で「きっと」 とお読みするそうです。
おお・・・遊び過ぎて肝心の話が先へ進まなくなってしまった。
明日もまた、この子供の名前に関するお話を。
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