パクリ・ニセモノ・コピー・パチもん 商品 ー 山寨文化?
ある程度その音も近いところにおります。
山は日本でも、サンと音読できますし、寨は訓読はとりで、
ですが、音読でさい・又はザイと読まれます。
概ね今はとりでの方を要塞の塞の字の方を多用しており
ますが、こちらの字もあるにはあります。
で、本来の意味は、山間の砦、の意なのですが、最近は
そちらで使われるよりも、日本語の「ぱくり」とか「コピー」
大阪弁の「パチもん」の意味で使われることの方が一般的?
となっています。
を取り上げました。
いつものようにこちらを見終わってまだ
時間に余裕がありましたら、上をクリックしていただけ
ますと、ホームページ「隗かい」のトップページに飛びますので、
どうぞ、今月号6月号をお楽しみください。
上の画は、ご存知「可口可楽クゥ・コゥ・クゥ・ルゥ(コカコーラ)」
のコピー商品です。赤にその線の入りようが縦と横で違いますが、
かなり字体も意識しえますし、何より、この商品「口渇可楽」では、
口が渇く、と書いてます。音も、コゥ・クゥとなって、本家本元の音と
順が逆になるだけですから、明らかにこの辺も狙ってます。
さて、そうした中国での「パクリ・コピー・ニセモノ」商品はもう
日本でも度々紹介されていてつとに有名ですので、そうした一つ
一つを紹介する、そんな気はないのです。
ホームページ版で書き漏らしたのは、
いまそうしたモノを、「山寨」商品と呼び、それらが余りに?多いので
それを「山寨文化」と読んでいます。
この名付け方ですね、「山寨」を「文化」と言ってますが、これが
もうそもそもいけないんじゃないか・・・と。
こう呼んでしますとその何かやってることがちょっと認められ、
もっと言えばかっこいい?ような感じを受けます。これはいかん。
前に書いたのは、名付け方というか、どうその現象なりを呼ぶか?
は意外に重要で、それによって人々のそれに向かう姿勢が変わって
くるんだ、というようなお話を書きました。
その時の例は何だったか?
例えば、「援助交際」。これ中国でも最近このまま取り入れ?
パクラレてまして、使ってますが。そんなかっこいい?名前を付けちゃ
駄目なんですよ、何か善いことしてるように思うから。
エロとかその辺がみ~んな「アダルト」という冠に置き換えられて
なんかちょっとオシャレ?のような、人間ってそういうところがある
もんなんですね。
ですから、名前の付け方は存外、重要で、「文化」って言っちゃうと
まるで罪の意識がないですもんね。
そのことを言いたかった。
で、文章の中では、そうしたパクリ・パチもんの殿堂?
北京・秀水街シュゥ・スィ・ジェ
屋台でそこに並べられたコピー・パチもん
商品をその両側の売り子さんたちが観光客
を相手に丁々発止の値段の掛け合いをしてる
そんな通りがあった通りでした。
それがご存知、ここは大都市・首都・北京ですから、
こんな街中の便利なところにそんな屋台がいつまでも営業できる
わけもなく、都市開発の波に飲まれ、こうした屋台の街は一掃。
それで、この街はもうなくなるのかと思いきや、なんと
このビルの中は往年のそのごった返していた
街さながらに、各フロアーには小さなブースが
やたら沢山あって、その通路を挟んで互いに
またまた往年の客引き合戦が繰り広げられています。
復活した秀水街。
ここでの商品はその殆どがニセモノ。
客もニセモノであることを承知の上で、ここに集まります。
世界各国から毎日のようにそれはそれは凄い数の人が。
賑やかというか喧騒。
値段は必ず交渉が必要です。
店員さんは大概数か国語をあやつりますね。
そんな、お話をかきましたので、どうぞ6月号ウェブ版、
「わたしの見た中国」6月6日更新、をお楽しみください。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント