未来を担う達人たち - 将来的高手
今日でこのシリーズ 高手ガォ・ショゥ 達人たちの
記録を一旦終えます。まだありますが、その内また機会がありましたら、
紹介しましょう。
ということで、今日は一応の締めくくりです。未来を背負って立つ高手
を紹介し締めくくることにしましょう。
となれば、当然それは中国の子供たちです。
中国の子供たちは高手の宝庫です。いっぱいいます。
この点でわたしは安心?しています。なぜなら中国の子供たちは、
日本の子供よりずっと目がキラキラと輝き、生き生きとしていますから。
もっとも、それも今、いまのお話でして、この先の子供たちがまたずっと
そうである保証はありません。何故なら、日本の子供たちもずっと以前は、
今の中国の子供たちのように輝いていた時代があったからです。
衝撃的?だったのは、中国から帰国し、成田から
電車に乗って都心に向かう途中駅、時間も遅い
10時近く。停車したホームの向こう側。小学生
だと思います。それも低学年。半ズボン。ランドセルの子。その子が
ホームのキオスクで強壮ドリンク剤ってんですか、リコビタン×みたい
なのを、一人でグビグビと飲んでるその姿をみて、わたしは、あぁ~
この国はダメだ!と思いましたね。子供にそんな思いをさせる国。
あんな小さな子がこんな時間に一人で、塾の帰りなんでしょう・・
ホームでドリンク剤を飲んで一息ついてる子を育てている国・・・日本。
一方で、婚礼用の写真を撮るそのお嬢さんの横を、赤ちゃんを
背負って、写真撮影の邪魔にならないように駆け抜ける子守をしてる
たぶんお姐ちゃん、しっかりお母さんの手伝いをしています。
背中の子供はしっかりその派手なドレスを着た女の人を睨みつけて
ます。お姐ちゃん!に走らなくていいよ!と言っている・・・・。
未来を担う高手たちは、すぐそばにいます。
此処はお寺です。深々と祈りをささげるこの
子、何処が高手かといいますと、これで日本も
そうですが、こうした場所での祈りや祈願の仕方はかなり細々した
約束事やしきたりがあって、難しいもんなんですね実は。
まして、子供ですからそうした大人社会の決まり事には無頓着で
あって、普通なんですが、この子ちゃ~んとその辺を心得てまして、
一人でやってのけます。どうしたらそうなるのか知りたい。もっと知り
たいのは、この子が何を願っているかです。
小さな子供たちが働いている?親の手伝い
をしているのを目にします。
実は日本も嘗てはこうあったのです。こんな位の年にゲームなんか
してられなかった。よく手伝うし、手伝わされた。
この♪可愛い可愛い魚屋さん♪は、存外口八丁手八丁でして、
何でもできるんですね。値段交渉に関わる大人のからかいにも
ちゃ~んと対応できるところが、高手だ。
この頃からこんだけ鍛え上げてたら、そりゃ大人になったら、
取引では負けませんよね。ゲームはできなくとも、世渡りはできる。
本人曰く、自分は水で、 ハートマーク
が作れるんだそうで、その実演なんです。
ホラッ!見て!ネッ!! と、言われますが、
こんなな~んにもなくとも遊べる、そんな子が少なりました。
そばに全く何もなくとも、その何もない中で、身近にある自然の
もので、遊べるのが本来?子供の天性なはずなんですが、
いまはもう、大人は絶対そうですが、子供にあっても、電気がない
ことにはな~んにもできない暮らしに慣らされるんですね。
この子には是非このあとも、このまま育って貰いたいものです。
追加。
画像が多いので、皆さんの要望にも応えて、
所謂、高手もお一人だけ紹介しておきます。
ご存知、少林寺にはこんな子がこれまた
沢山いますね。人間子供の頃から鍛えるべき
人を鍛えちゃうと一体どこまで行くんだろう・・・?ってくらい、
怖いくらいの高手を創り上げることができる、というその見本です。
ところが、存外わたしはこの手の高手には興味がない。
多分わたしは、こうした創られた高手よりも天性の高手の方が
好きなんでしょうね。
そうは言っても、一日二日で出来上がるような高手ではありません。
これはこれで、目の当たりにすると、何コレ!!ってくらいには
驚きますし、心動かされます。
みなさんの目にした高手、機会がありましたら、お知らせください。
二週間くらいに渡ってこの高手たちを紹介しました。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
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