1995年5月8日、鄧麗君 ドン・リィ・ジュン(テレサ・テン)
我不再这般迷惘 不再这般彷徨
旧情总是难忘记 回忆又凭添心伤
往日从然是甜蜜 忘掉又何妨
你已经变了心肠把我遗忘
我何必为了你 为你泪儿去汪汪
心儿慌慌 痛苦难当
不怕寂寞多么凄凉 不怕孤独日夜长
在这茫茫人海中 总会有一天
总有一天我找到我的理想
と、唄った彼女が亡くなって18年経った。
わたし個人は、特別に彼女のファンというわけではない。
でもこの日(5月8日)は記憶に留めている。
今日は朝から彼女のCDをかけてずっと聴いている。
アルバムの数も多いし、大陸で買った盤も相当あるので今日中に
聴き終れるかどうか怪しい。
これを書いてる間も後ろには彼女の歌声が流れている。
先ずは中国語版の方の楽曲を片付けようと、聴きはじめた。
そのアルバムの一枚に『島国情歌』という一枚がある。
こちらは、日本の楽曲を集めたもので、本来は日本の歌を彼女
が全て中国に換えて唄っている一枚だが、彼女の持ち歌の外に
カバー曲も相当あるが、日本の歌を彼女のあの声で聴くとまた
格別の趣がある。
これとは別に何故こんなのを買い求めたのかも思い出せない、
多分間違えて買ったのだと思うが、広東語版「鄧麗君全歌曲」
なんてのも手元に合って、ちょっと偶には??と思ってまるで
分からない広東語で彼女の楽曲を先ほど聴いてたが、これが
意味はまるで分からなくとも聴ける!!元歌が分かってるので
そこそこ楽しめた。何でも取っておくのも考えモンだが偶には
こうした好いこともあるのだ。
不世出のものだったことが分かる。
成るほど今尚熱烈なファンが多いはずだ。
多分今日あたりは台湾の彼女の墓の前には
大勢の日本人ファンも手を合わせていることでしょう。
ありがたいことに、今はネットでいつでもその動画も覗けるので
そちらもちょっと見たりして、もう半日がすんでしまった。
かくなるうえは??今日はもう他の事は諦めて、
邓丽君(簡体字表記はこうなる。鄧麗君ドン・リィ・ジュン)を
偲んで過ごすことにしよう。
見きれないだけあるので、そちらは見ていただく
ことにして、ここではもう一点。
彼女はそれこそ、時代がそうだっただけで
彼女にとっては不幸なことでしたが、こんな恰好
をさせられたり?して時々政治利用??される運命にありました。
その辺の事情も沢山書いている人がおります。
わたしの視点はそこにはなく、いまの台湾と大陸との関係というか
有り様を「鄧麗君」が見たらどんなだっただろうと・・・・。
金門島で毎日流された彼女の歌声は・・・。
様変わりするその関係はまさに歴史なわけですが、
皮肉なもので、彼女は利用?されるだけでその恩恵??には
与らないまま亡くなってしまいました。
これに限らず、国と国の関係は何時の時代も、時に人を翻弄
しますが、結局過ぎて終えば、あの時代はなんであぁだったのよ?
というそんな感想で済まされる。
ということで、いまの「日中・日韓」の関係もまた、
あと数年して振り返った時に、
一体あの頃はなんであんなでしたかね・・・・
と言える時代を迎えることができることを願っている。
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