その、石炭採掘場でまたまた、事故ー四川省
昨日の話の続きです。
話し合いの場に、中国の方も参加されておられました。
留学生です。で、その留学生が、というかどの留学生もこうした・・
こうした、というのは「PM2・5」の話題なんですが、
その辺に詳しいというか、これまで関心があったというか、
そうした人ばかりではないのは、別に中国に限らない問題で、
自国の様々な問題がどうしてそうなって、何が隘路となって、
これからどうすべきか?などを真剣に?考える機会というのは、
日本人が例えば国外でこうした日本の問題を突きつけられても
存外外の国の人の方が詳しいし、きちんと意見が言える、
ということはままあることです。
つまり、空気が悪いのは何とかしたい、というか、
しなくては、と思うものの、これって個人の問題ではない。
少なくとも今のこのレベルの問題は個人では如何ともしがたい。
となれば、国家だが、それは国に望むことはあっても、その望みを
叶える手段は少ない。
問題の理解度?もその方の知識とか、興味の度合いにもより
ますが、先ほども申し上げましたように、自国の問題だからと言って
詳しくしってるわけではない。
日本に来て報道を見て、或いは調べて、分かった、という人が
いる。つまり、見なければ、調べなければ、それは分からない。
知らないことが多い。知らされていないことも多い。
昨日(11日)も中国・
四川省でちょっと大きな
炭鉱事故がありました。
四川省はここのところ
災難続きです。
まだ、現地からの映像や詳しい負傷者数等が伝わって
きませんが。どのくらいのスパンで見ればいいでしょうか、
中国の炭鉱事故は毎年のように発生していますし、
多くの犠牲者の方を出しています。
この手の報道は日本では余りされません。まぁそれは、
そんなものかと思いますが、こうした事故は何を物語って
いるかというと、炭鉱の安全面の問題。
それでも、掘り続けなければならない、石炭への依存度。
中国のエネルギー問題まで発展しそうな。
だからいま、中国のエネルギー問題は大変なんです。
13億人を動かす?エネルギーはそれだけ、また
大きなエネルギーを必要とするわけでして、
このエネルギー確保が急務であるが故にまたその
周辺で様々な問題と軋轢が生まれてきているのですが、
留学生たちにそこまで見えているかどうかはちょっと、
発言からは伺うことができませんでした。
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