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2013年5月31日 (金)

火を消す人たち、火消しに回る ー 消防的人シャォ・ファン・ダ・レン

  早上好!5月ももう、終わりの一日。早いなぁ・・・。

   橋本大阪市長も何とか皮一枚で首が繋がったようで、

  良かった??のか・・・どうなのか??

Imagecas1xl06 彼自身は、市長にも未練などないし、党の代表で

 いれれるかどうかも、みなさんが、選挙で判断して

 くれるでしょう。民主主義とはそういうもんです!

 みたいな、強気。でも、かなりそれとは逆のところに

Imagecaei9pmfあるようでして、やれやれの一日だったのでは。

 それで・・・、議会は大阪議会の問題ですから、

まぁ他から口は出せないのですが、

   最近の傾向として、議会に出される「議案」がそのままその

  「議案」を論議し考えて議会が結論を出すことが余りに少な

  すぎます。今回も「議案」とは別の要件で、「議案」に関係なく

  「議案」とは違うところで、この「議案」が決議されてます。

  これって、この市議会の議員さんたちの自殺行為?

  出された「議案」はちゃんと論議しましょうよ。賛成でも反対でも

  好いんですが、「議案」を論議した上で決定していただきたい。

   その為のお仕事の人たちがそれをほっぽり出して、全く「議案」

  に関係ないところで、「議案」が決めれてますけど・・・。

    橋本大阪市長もその辺をちゃんと言いましょうよ!

  出された「議案」は「議案」を論議しましょう!!と。そうすれば、

  見直しちゃうけど・・・。でも、その時は市長じゃないかも・・・。

   さて、“火”を点けた市長さんは、その“火消し”にやっきですが、

  まだくすぶってますので、どうなりますか・・・。

    火消しといえば、消防の方です。

    昨日、放火事件のことを書いたら、早速アドバイス??いただき

  ました。やっぱ?春先多くなるそうで。詳しい要因はちょっと・・・ですが、

  春はちょっとイカレタ奴が多くなるんだとか。天候が春らしくなり晴れが

  続いて、悪いことに空気は乾燥、夜誰もが寝静まる真夜中に出歩いて

  も冬ほど寒くもなく、春は可燃物?も割にあって?職場や学校の環境

  が変わりやすくストレスと抱えた人が多い、などなどの理由で統計的

  にも春が多くなるんだそうです。

   その他もろもろのアドバイス?ありがとうございました。

    消防団員の皆さん本当にご苦労様です。

Tn9 中国で消防・・・余り見ないですね。まぁそうそう

 見たくもないのですが。その、消防署そのものも

 がそういえば・・・あんまり・・・見てませんけど・・・。

    どうしてですか?わたしだけ??

   中国の消防署って、日本のようにその、いつでも消防車が出れる体制

   をとって、こう~建物の前にずらっと赤い消防車(中国だって消防車は

   赤で)が並んでるような建物の前を通り過ぎた記憶が余りない??

    んん??あったか?厦門かどっかで・・・一度?あったかなぁ~。

Tncahyf9xx
  数が少ないのかなぁ・・・ちょっと調べてみないと

 分かりませんが、とにかくわたしは余り目にしてない。

 消防車自体は何度か目にしている。だが、今まさに

 現場へ向かうそれではなく、街をただ走ってたやつだ。

  そう言えば中国・消防ってどうなってんだ?

    公安部の下でしょうねきっと、組織的には。

    人はどれ位いるんだろ?足りてんのかね??

     もっとも、この足りてる足りてない話は難しい。お判りでしょうが、

    い~っぱい居りゃ良いってもんじゃない。だからと言って少ないと

    イザ!の時困る。でも、火事は事前に見込めないし・・・悩ましい。

     それって、日本でも同じだと思いますけど・・・。

Tncaarrtdk 何にしても自分も命がけで、庶民を守って

 くれる消防隊員のみなさんには頭が下がる。

  不断のみなさんの努力のお蔭で、その実態

 がどうなってるんだろう?ってなことは知らず

   とも、毎日の暮らしを安全に見守っている人たちが、そして、

   イザッ!って時は駆けつけてくれる人がいての、この安心です。

    ホント!“火”を点けるのは簡単ですが、消すのは大変なんです。

  ここのところ、発言力のある政治家のみんさんが次々に、あちこち

  “火”を点けてくれますが、火の粉が自身に及ぶと直に逃げ出しちゃう。

    そりゃダメでしょ。

 

    全く関係なことを突然思い出した!!

   噂だったと思いますが、大分以前に聴いた話なんですが、

   中国の消防車に、奔馳ベン・チィ(ベンツ)製消防車があるそうですが、

   本当ですか?あのベンツが消防車も作ってるって、

     あんまりクルマに関心ないからなぁ・・・その時はハハ~ン、

   何て気にもせず聴いてたけど、ほんとかなぁ~~

    誰か教えてください。全く関係ないことですが。

    














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2013年5月30日 (木)

火を点ける人々 - 放火的人

  実際に多いのかどうか、何と比べてわたしは多いと感じてる

 のかさえ、定かでないが、感じとして「放火事件」が多いような・・・。

  違いますか?これって、春だから??

  それも、連続放火事件とか、今日のは確か?老人ホームに放火?

 とか、何で??という事件が多い。

 

Tnca6f7c2d
中国だって、「放火事件」が無いわけではない。

が、日本よりずっと少ないと思うのですが、

これまた感覚で言ってます。多分です。

   わたしの記憶では、スワトウでの大きな「放火事件」とか・・・、

  まぁその報道されているのかどうかもありますし、それをどれ位

  マメに見ているかどうかにも関わりますが。

    まぁまぁ、数的なものはよしとして、

    この放火の人たちには困ったものです。

    おそらく、日本だとあのとりわけテレビなんかで報道されることが

  いっそう、彼ら?を刺激し、その後の行動に掻き立てるのかも。

    だとするなら、放送しないでそっとしてく、って手もあるんでしょうが、

  それまた、全く報道しないというのも・・・。

    画像的なものもあるかも知れません。

    どうなんでしょう?この「放火事件」に関する報道の何らかの規制

  や、各社の協定のようなものはあるのでしょうか?

    あった方が好いかも。犯人を刺激しない報道、という点で。

    だから、ここでも、中国の「放火事件」の過激な画像は扱わない

  ことしにして・・・、って言ってもこのブログなんか見てないと思います

  けど。一応気を使っておとなし目の画を。

    愉快犯?って言うんですか、注目されることが愉快だ、という

  そんな「放火」の人たちですが。

    中国もこれからはこうした人がではじめるのかなぁ・・・。

  今のところ、多分ですが、日本的「放火犯」はいないと思います。

    建築物の構造の問題もありますかね。

    それに、人目につかないといってもそこも日本とは大分違い

    ますしね。真似して増えないことを願ってます。

Image5  ところで、

  何も火を点けるのは、これだけでは

  ありませんで。

   コトバでだって“火”は点けれるんです。

   最近では、大阪橋本市長がその“火”を点けて、

   その燃え上がり具合が自分が思っていたよりずっと、

   火の手が速くてまた、その勢いも強かったので、

   ここのところ、自分で点けた“火”を何とか自分で下火に、

   と躍起になってますが、どうやら、自分も自分で点けた

   “火”で火傷を負ったようです。

     今後の薬にはなるでしょう。

   “火”は怖いのです。

   気を付けましょう。



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2013年5月29日 (水)

中国式堵車ー人的渋滞を先ずは無くさないと・・

   昨日の話題の続きで、中国のクルマの渋滞のお話なんですが、

Tncamtod6e 大体は想像がつくでしょうが、そりゃまぁ

1000万を超えたり、それに近い数百万の

人口を抱えれば、渋滞にもなりますよ。

 渋滞が何故起こるかは?至って簡単。

   クルマの増えるスピードに道路状況が追い付いていないからで、

   クルマが増えるのを抑えるか、道路を新しくナントカするか、

   がその解決策。地下鉄を充実させるとか、バイパスを造るとかですね。

   どっちもそう簡単なことじゃないですが・・・。

    都市機能として渋滞は大問題ですのでどの都市も真剣?に

  考えてはおられるのでしょう。

    幹線道路は中国は立派なのがあるんですが、意外にその

  それに次ぐ道路が少なくて全てのクルマがこの幹線道路に入って

  くるので、道路は広くて渋滞が無いかのようだが、この点が問題

  になっているお話は以前にした。

     今日は更に違う観点から、中国式渋滞に迫る。

Tncae7e1og それは中国のドライバーの問題ですね。

 それを人的渋滞と言ってますが、何故に

 中国の人、普段はそうでもないのに、一たび

 ハンドルを握るとみんな人が変わったように

   あんな急ぎますかねぇ・・・。兎に角我先に!の人が多すぎ!!

   譲らない。譲らないし、割り込む。それで早くなってるかというと、

   逆にそのことで、度々交差点では渋滞が発生することになり、

Tncaab3au6_2尚のこと遅くなっちゃう。でも、誰もが我先に

と、クルマの鼻をちょっとでも隙間があれば

突っ込んでいく。先に行けなくなってはじめて

サテ?と考えた時にはもう、後続車が同じ様に

   一緒に突っ込んでいるので、にっちもさっちも行かなくなる。

    一呼吸待って先のクルマを行かせれば難なく横断できるのに

   それを許さない?みんながみんなこれをやるので交差点は直に

   詰まっちゃう。ここが詰まるとその先もまた、無理やり入ってくる

   クルマがいたりで、後はもう、クラクションの鳴らしあいだ。

     だからと言って進みはしないのに。

Tn1_2 バスの運転手さんなんかは、多少高見から

見ているし、プロなんだし、いま交差点に入って

好いかどうかの判断はできそうなもんだが、

これがどうして、どんどん入っていっちゃう。

   結果がこれだ。時間を気にもしてるんでしょうが、これじゃぁ尚の

   こと遅くなるのに。

Tn6_2 また、折角?バス停が引き込み線としてあるのに、

そこに入る前に停めて客を乗せちゃう。となるとその

後ろのバスはそれを躱して、ずっと前にでるか、その

後ろにつくかで、いずれにしても決められたバス停の

位置に停まる後続のバスが重なることになる。

    これらをわたしは、「人的渋滞」と名付けている。

   先ずはこっから手を付けなくては。

    この点も中国の友人に訊いてみると、「言いたいことは分かるが、

   中国のドライバーは日本と違い、色んなやつがいるから難しい」、と

   言う。「日本では大体譲れば相手も譲られたことを感謝し、次は自分

   が譲る側になったりするが、中国はそれが無い」とも。

    更に、「ドライバーもホントに色んな人がいて、とても考えられない

   ようなドライバーがいる。だから相手のことなんか考えるよりも先に

   自分のしたいことをした方がいいし、しなくちゃならん」、

    と、断言していた。

  んん・・・・多民族国家だしなぁ・・・いろんな人が確かにいるよなぁ・・・

  そして数百万でも住んでるとそうねぇ・・・考えられんような人・・・・

  いそうだなぁ・・・

    でも、だからと言ってこのまま野放し?ではイカンでしょ、

    今の運転の仕方、交差点に無理矢理入るその実態なんかを、

   動画で市民に見せたらどうですか?こうすれば逆に遅くなりますよ!

   と。バスの運転手や、タクシー、運送業などのプロのドライバーを

   先ずは徹底的に教育して、

     先ずは、「人的渋滞」を解消するとっから手をつけないと、

   道路だけ幾ら造っても足りることはないと思うのであります。




   

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2013年5月28日 (火)

車は渋滞、車は止まるが、渋滞が止まらない。ー中国式堵車

   中国の殆どの都市で今、頭の痛い問題の一つがこれ。

Tncamtod6e  交通問題。渋滞。中国語では

  堵车ドゥ・チュゥ。(カタカナ表記では

  限界があって、どちらも音が合ってません)

  この問題は、すでにかなり前から問題には

   なっているものの、そうそう解決の特効薬があるわけでもなく、

   かと言って、漢方の国・中国がそんな漢方処方箋的な、何か

   手立てを講じている、というのも聞いたことがない。

Sn20131411343161519c5af4012a21_2 何ぞ特別な原因があっての渋滞、例えば先で

 交通事故があったとか、道路工事してるとか、

 何らかの要因があってのこの状態や、

   特別な日の渋滞、大型連休だとか、お正月だとかのそうした

   何らかの普段と違った要因で発生する渋滞は、ここでは

   仕様がない、としよう。没办法 メィ・バン・ファ ってやつだ。

   つまり、毎日おこる慢性的渋滞をここでは問題にしている。

     たまたま何かの要因で起きる渋滞は、それはどこでもある。

   ですから、わたしの住むような小さな地方都市でも急激な雪とかで

   渋滞になり進まなくなることはある。そんな時わたしは密かに

    ここも、こうして見ると大都会の仲間入りか?と思うことにしてる。

   文字通りの大都会が多い中国では、ですからかなり深刻。

   明らかに都市計画と、車の増加率とがかみ合っていない。

    中国ではその都市によってですが、どの都市もいま渋滞に悩まされ

   ている。それはある一定時間渋滞すればあとは躱せる、というものと

   一日中あの場所は渋滞というところもあるが、程度としてはかなり

   深刻なところへきている。

Tncai6i9ly  夜になってもこの通り。ノロノロ運転が。

  都市交通の抜本的見直しが特に大都市

  では必要となっている。

   そんなことは誰よりもその渋滞に毎日

   巻き込まれている当事者たちが一番に気づいているはずだ。

    それでも如何ともしがたいのは、まだまだマイカー所有者は

   増え続けているところにある。

Tncakj20n4 で、その当のご本人たちが考え出したのが、

 わたしの知人もそうだが、車にGPSを搭載、

 そっからの情報でいち早くどの道路のどれ位

 込み始めているかを把握してその渋滞を避け

 て通ろうというもの。

   だが、これまた知人の話によるとこの手もすでにそろそろ限界?

   に来ているらしい。

    何故なら、み~んなそのGPSを付けるようになってきて、その

   情報から同じように同じような道に入ってくる為、幹線以外の

   道路も込み始めている、からだと言う。

     旅先でも何度もこの渋滞にお会いした。

   わたしの旅はそう急ぐ旅ではないので、タクシーに乗ってても、

   路線バスに乗ってても気楽なもんだ。

     でも、そんな時フッと、思うのは

   ず~~と向こうまで続いている車列を眺めていると、

   これだけの車が動かず排気ガスを吐き続けているその様相と、

   一般道ですから、これって若し緊急車両何かが通るときは

   一体どうなるんだろう・・・?と、心配になる。

     ハンドルを握っているみなさんは、そんなことは心配せず、

   誰もが「早く進めよ!!」と、

     イライラしている様子が分かる。

     分かるけどねぇ・・・・、明日もう少しこの続きを。
















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2013年5月27日 (月)

山田電機、南京店、今月で撤退 - 亜瑪達電気閉店

  家電業界がここのところ苦しい状態にあるのは時折、耳に。

 何せ、売れない。売れる商品がない。数年前のあの減税液晶テレビ

 買い急ぎの余波、外国企業との価格競争、などなどがその要因と

 なっているらしい。

   業界大手のヤマダ電機の、中国進出は前にその1号店開店

 の時、瀋陽店の話題で書いたことがある。

   それから数年、天津にも店を出店、昨年には南京に第3号店を。

Tn2
 行ったことはないですが、デカそう。

 その出店から僅か一年、あと数日、5月末

 をもってこの店を閉める、という。

   ということで、ただ今「閉店大特価セール」中です。

     何で?そんなことに・・・・は、誰もが思う。

2013042391213667040391871

  その辺はまた、そうした

経済専門家の方々がいろいろ

お書きになっておられるので、

そちらにお任せするとして、

企業ですから、速い話が儲けが出ない

   から撤退、ということなんでしょ。結論・ハヤッ!!

    その要因がまた、最初にもどっちゃいますが、その家電そのもの

   の売れ行き(中国はまだ日本と違って大丈夫?だと思うんです、

   だからこその進出だったはず)や、その売れ行きの一つに、無論

   価格競争があるわけですが、中国ブランドにその点で負けた、

   不運なのはどれ位影響があったか分かりませんが、尖閣列島の

   この間の、日本製品に対する風当たり、などが取沙汰されてます。

Tn3
  どうなんでしょ?まぁ予想以上に苦戦?

  だったんでしょうが、誰も言ってないの点で

  もう一点。全くの当てずっぽうで申し訳ないが

  多分この撤退劇、何度も申し上げますが何の根拠もなく言ってますが、

  ヤマダ電機本社内のお家事情があるのでは。

    業績不振はすぐに会社内での責任問題に発展しがち、

  社内での勢力争いにも影響が、そんな中で、中国進出を宜しく思わない

  本社内勢力が、これまでもくすぶっていて、そこに火が点いちゃった。

    やけに撤退判断が早いもんなぁ・・・。

 

   まぁまぁ・・・何といっても最大の原因は、家電業界そのものの苦境

  にあることは間違いないですが。

   ヤマダ電機は、そのまま中国でも山田サン・ティェンと中国読みでも

   行けるんですが、正式?には音を同じくするのに字を充ててまして、

    亜瑪達の字で音を、ヤァ・マァ・ダァ と取っています。

     現地、中国南京での衝撃はそうでもない・・・というか、

   ここ地元の有力家電店がありまして、それもあって大変だったんですが、

   ちょっと心配なのは、現地採用の雇用の問題くらいですかねぇ・・・。

     それにしても、確か自社?ビルだったと思いますから

   かなり勿体ない・・・というか、思い切った・・・というか、決断です。

  



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2013年5月25日 (土)

中国の不動産バブルはいつまで・・?-中国的房地産市場

    ある人から、昨日も尋ねられたが、毎回お答えすることは

  決まっている。「わたしには、分かりません!」と。

  質問の内容はこうだ、「中国の不動産ブームはまだ凄いようですが

  あれってバブルですよね、いつはじけますか??」のお尋ね。

Sb20131431618211519f224d0d6ec1
  悪いが質問している側がその業界に使い方で

 わたしよりはずっと専門性が高いし、その方面の

 情報も多く受けられる立場にもいるし、頻繁にその

  話題を日々繰り返されているはず。

  それを知ったうえで、わたしへの質問は、アンタ!中国詳しいでしょ!

  って、ことだと思う。

    ハイハイ、そこはまぁ・・・。

    中国の不動産状況は上の写真が示しているように、どの都市でも

  ある日から突然、××開発と称して、ニョキニョキと高層ビルが建ち

  初め、あれよあれよという間に街は高層ビルだらけになっちゃう。

    このビル群は、オフィスビルだろうが、住宅ビルだろうが、所謂

  不動産業の人たちがここにどっと押し寄せ、我も我も、の状態。

    この辺のいきさつ?はまぁ業界の方でなくとも普通に日本の

  ニュースに接していれば誰でもわかる。

    それに、日本の経済学者の殆どの方の興味は、「いつ中国

  バブルははじけるのか?」の予想合戦というか、どうもこの人たち

  はじけて欲しい願望がおありになるようだ。

   ずっと先には、あれって日本と同じように「不動産バブル」なの?

  と言ってる人もいたが、その人たちは社会主義経済と「バブル」が

  似つかわしくないで、そう言ってたのでしょうが、今はだれも中国の

  社会主義に「バブル」は似つかわしくない、何てなことは言わない。

   ある意味、日本よりもっと過激に「バブル」だ。

  この房地産ファン・ディ・ツァン(日本語からの不動産ブ・ドン・ツァン

  でも通じます)に、そのお金という甘い汁に魅せられてむちゃくちゃ

  色々な人が入り込んでいて、そのことがまた、「バブル」を大きく

  しているのは、嘗ての日本と同じ。

   それに対して、此処へ来て、政府があわててその対策に乗り出し

  多分間に合ってないので、その焦りもあって、ちょっと無理筋の

  法まで作って、規制?に入ってます。今日もなんやら国務院が

  何か新しい方の導入を言ってますが・・・。

    一番手ごわい?のは、ちょっと今何らかの事業で手元に現金を

  持っていて、その本業?に陰りが見えだしたその人たちが、

  起死回生と今後は本業なんかはどうでもいいから、房地産で

  一山も二山もあててやろう!の人たちが後を絶たないところにある。

   なんせ、金は持ってるんです。変えちゃうんですよ、庶民より先に。

  買い占めることだってできちゃうんです。

    政府はここに、一人で持つ不動産の数や、その持ってからの

  転売までの期間が短い部分に規制をかけてます。日本と同じだ。

   どうやら、日本のあの当時のことを相当研究してますね?

Sb20131431618491519f2269614841 

   で、長くなったのでお終いにしますが、

  「分からない」結論は変わらないのですが、

   日本と本当の良く似たこの「バブル」

   では、どこが違うか?のお話を少しだけ。

     一つは、いつも言ってるように、中国ですので

   その「バブル」の大きさが違います。

   「バブル=泡」が膨らむまでデカいのでちょっと時間が

   かかります。

   本当にデカイ「バブル=泡」なんで、こっちが膨らむと

   あっちがちょっと凹むってなことになって、完全にパンパンに

   膨らんだ「バブル泡」が出来上がるかどうか、怪しいです。

    政府がしきりに「バブル=泡」が膨らみ過ぎないように

   空気抜きをしています。この空気抜き、日本と違うのは割と

   早くから取り組んでいてパンパンになる前に、そうならない

   ようにしている点、金融機関(銀行)の動向に相当目を光らせ

   加担しないようにしている点、などが違ってると思います。

    先ほど紹介したようにかなり日本に学べ?を実践し、

   やってるんですが、何せこの「バブル=泡」を作ろうとする側

   の人の数も多いですし、

    それよりなにより、切実にマイホームを希求しているその

   数がとてつもなく多いので、大変だということだと思います。

    答えになってません。

    ですから「バブル」がどうなるかは分からない!

   と申し上げておきます。

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2013年5月24日 (金)

“土手”について考える - 堤ディ・堰バァ・堤防ディ・ファン

   唐突ですが・・・と言っても、ここでの話題はいつもそんな感じ

 なのでみなさん慣れてる?でしょうし、何が話題になっても驚く

 こともないと思いますが、それにしても唐突に・・・、

   今日は“土手”の話です。

   みなさんには唐突でもわたしには全く突然でも何でもなく、

 昨日の続き?なんですが、事情はこうです。

Image3 中国の方と昨日、五稜郭公園を歩いてました。

 桜が散り始めています。今年の桜は例年より

 相当遅く・・・、そんな話はいいんですが、ホラッ!

 この写真人が上がって行ってますよね、この上が、

 五稜郭公園はその形が星形であることはご存知

   でしたか?そんな☆の形の堀が切ってありまして、その土を

   もった“土手”が周囲をやはり星形に巡ってるんですね。

    とにかく、我々はその“土手”の上をそぞろ歩き。

    やっと、“土手”が出てきたでしょ。

    で、その中国からのお客様が、此処は・・・というのは自分達

   の今いる場所は日本語で何というの?というから、

   “土手 Do te”言いますよ、と教えてあげた。間違いないでしょ。

   “土手”だし。“土手”以外の何物でもない。

    で、その“土手”は、中国語で何て??って?お宅ら中国人

   でしょ、訊かないでよこっちに・・・と思いつつも、香港人だしな、

   普通話プゥ・トン・ファ(標準語・北京語)に弱いのか・・・と思い

   つつ、“土手”ねぇ・・・、堤で好いんじゃないの?と思いそのまま

   “”の読みは、ディという。一字はちょっと通じにくいので、

   “堤堰ディ・バァ”で・・・どんなもんでしょ?と教えた。

    ところで、DO・teは漢字あります?というから、ありますとも、

   “土手”こんな漢字。中国語読みでは、トゥ・ショゥ

     土 の 手、 って何よ?って話になった。

    この漢字の元がどっから来ているかは分からないが、なるほど

   “土手トゥ・ショゥ”の字からは中国の人は近づけません。

Tnca0rpa1o 何で日本人はそんな感じを充てたんでしょう。

  それと、恐らく中国の河と、日本の川の

 成り立ちの違いでしょうが、日本の川のような

   かなり高い“土手”を中国ではあまり見かけなかった。

    なるほど、中国では“堤”といった感じの、堰き止めるその役割で

   日本のような川の濁流を抑え込むための、或いは激流となる川を

   予測しての、その川に似合わないような、高い“土手”は要らない

   のかもしれない。

    とりわけ、わたしのイメージする中国語の“堤堰ディ・バァ”は、

   人口湖の周囲に巡らされたちょっと高いだけの、本当の“堤”。

   蘇東坡や、屈原の世界だ。

    ということは、この人たち、“堤堰ディ・バァ”でも、今いるこの、

   五稜郭の“土手”のイメージには辿り着けない?ということか??

    暫くその“土手DOte”が面白いというので、盛り上がり。

   無事?五稜郭見学も終わり。

Tncae3f80n 今日になってわたしはまだ、昨日のその

 “土手”≒“堤堰”にちょっと迷いがあって、

 それを書いてるわけでして、未練がましい

 といえばそうだが、どうもシックリこない。

   五稜郭の“土手”はあれは“堤堰”じゃないでしょ。

   少なくとも役割的にはあの堀の水は溢れる心配はないわけで、

   あの“堤”は水対策ではなく、攻めてくる敵対策ですからね。

    夜になっても風呂に入りながらまだ、これを考えていて、

   役割的には“土塁”と言ってもいいんだろう・・・と気づくが、

   “土塁”の中国語がこれまたパットしない??

    まだ迷ってるが、

   まぁ、当の本人たちはもう函館を離れちゃったし、

   もういいんですがね・・・・

   それに“土手”と教えて日本語に間違いがあるわけではない、

   その点でももういいんですねがね・・・。

    誰か知ってたら教えてください。落ち着かん!!

    おまけにもう一つ。

   五稜郭公園の“土手”は桜が植わってますが、

   普通?川べりの“土手”、といえば柳ですよね。

   中国でもそれはよく目にした、河のそばの楊柳ヤン・リュゥ、

   これが風にそよぐ江南の春の頃に旅に出るのが一番!

    ♪「土手の柳は・・・・」というやつです。







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2013年5月23日 (木)

中国での「日本ブランド」の評価 -「日本名牌」的評価

   中国での海外ブランドの偽物づくり、(山賽貨サン・ザァィ・フォ)は

  つとに名高い?だから、こちらは皆さんよくご存知。

   また、日本のマスコミもこの話題、かなり気に入っている?ようで、

  定期的に「こんなんのまでありますよ・・・」と紹介してくれる。

   ですので、こちらの方は割とよく知られている。

   では、中国でここのところ割と頻繁に日本製品に苦情が寄せられて

  いることはご存知でしょうか?

   最初にお断りしておきますと、日本製品全体では中国での品質の

  信頼度は高く、だからこそ、その品質を求めて多少?値段が高くとも

  買っています。それが「ブランド 名牌ミン・パィ」イメージを作る。

    日本製品は安全を売ってもいた。ところが・・・。

Tnca5jy7cq_2


 すいません、時期がいつ頃だったかちょっと

忘れましたが、いずれにしてもわたしとっては

最近?某K社の使っていた粉ミルクのヨウ素

含有量が基準値を超えていた問題や、

Tncapet9k9 某R社の子供用目薬に、防腐剤が使用

 されていた問題、

 某SKナントカ化粧品から使用を禁止されて

 いる物質が検出された、

      あるいは、ファーストフード店・ラーメン店でも、

   こちらはちょっと、製品とはまた別なんですが、

Tncal3sxjn 某Y屋の厨房が中国の基準にすら??

 達しないくらいのずさんな衛生管理で

 その方面のお役所から注意?を受けた

 問題、などなどなど。

   これらの問題は中国でのみ恐らく取り上げられ、報道されている

  と思います。ですので、これらの個々の問題に対しての、言われた

  側の企業なりお店の反論は今のところ出ていません。

    わたしは目にしていません。

   多分、あるんだと思うんですが。

   想像するに、海外で自社製品を販売する場合、自社のパッケージ

  無論中国では中国の人に分かるようにそのパッケージも変えます。

   と、同時に日本製品、ブランドであることも売り込みます。

   この時点で、自国(この場合日本)と違う成分を使ったりするのは

  その対象国に合わせての必要な措置もあるのでしょうか。

    また、それぞれの国の基準の違いもあるでしょう。

    とりわけ中国はこの辺の基準が遅れてまして?

    基準がない!!なんてなところもあるわけですよ。

   でも、でも、だからといって、何をやってもいいことにはならない。

     この辺、なかなか、企業にとっては悩ましい。

   早く中国がそうした基準をきちんと設けてその基準を外へ向けて

   発表して貰えれば、わたしの希望的観測では、

    そりゃぁ・・・日本の企業は守るでしょうよ!と思っている。

Tnca4qx66s
 Y家さんの衛生問題は、単に?管理の問題

 で、とても日本側がそうしたくてそうなった、

 等とは思えないので、この辺は管理の問題

 として、「ブランドイメージ」をどう守るかに

 多少お金がかかっても、それはそれで

   対処しなくてはいけないのでしょう。

     ちょっと、これらの問題が最近立て続けに報道(中国で)

   されてましたが、日本では報道されてませんよね。









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2013年5月22日 (水)

汶川大地震、あれから5年。 5/12-5/22

Tn10
   もっと早くにこの話題で書こうと思っていた。

  諸般の事情?でちょっと遅れましたが、

  それでもまぁ、大した遅れではないので、

  良しとしましょう。

   2008年5月12日14:28 M7・8

    中国・四川省、汶川ウェン・ツァン地区を襲ったあの

   巨大地震から5年が過ぎました。

     このあと、この地域は10日間余震が続き眠られぬ

   夜を現地ではずっと過ごすことになります。

     その数、782回。

     それが、5年前の今日まで続いてました。

Tn1 今、手元に自分で作っている中国関係

 新聞記事のスクラップがありますので、

 それを見て書いています。

  この量が5月12日を境に物凄い量に

   なりますので、それを見終わるのにちょっと時間がかかり

   ました。

    5年前の5月、みなさんは何をされていましたか?

  日中間では、5年前、5月6日、中国の胡錦濤主席が来日します。

  日中共同声明を福田首相との間で取り交わします。

   ただ、この共同声明には、大した内容がなかった。

   話し合われた内容は、【日中関係】【チベット問題】

  【東シナ海ガス田】【ギョーザ問題】【北朝鮮問題】【国連安保理改革】

   と重要課題が目白押しだったが、その中身は・・・。

   結果「戦略的互恵関係」という文言に代表される分かったような

  分からんような締めくくりとなる。

   そして、どうでもいいような?パンダが2頭来ることは決まった。

   胡錦濤国家主席は10日、北京へ戻ります。

    その2日後にこの大地震は起きるんですね。

   あと、2日違っていたらまた、この地震の取り上げられ方や、

   滞日中の主席の様々な予定などが当然キャンセルされ、

   本国との連絡でまた一層大変なことになっていたでしょう。

    こっからは、洪水のような関連情報が毎日のように

   伝えられます。

    日本政府の国際緊急援助隊のあの現地での“黙とう”の

   姿も有名になりました。

    やはり、10日を過ぎてグンとその地震関係の記事は少なく

   なります。それでも地震関連の脇の話題がこのあとも繋ぎます。

     曰く、校舎耐震化を・・・ 仮設住宅の問題、続く避難生活、

   ダム決壊の恐れ、日本の航空自衛隊機の派遣問題、そして

   さんざん騒いだあとの派遣見送り・・・・

     ここで月が変わります。6月に。

    6月からの報道はかなり落ち着きを取り戻します。

    実はこのあたりから、いまいま話題の尖閣列島が新聞紙上に

   登場するんですね。最初は、台湾の抗議船がこの島に近づき

   警告を受けすぐに退去します。

     そして、中国は8月8日の北京オリンピックへ向かう

   こんな流れです。

Tncabx0hh3  それで、現在は・・・というと、

 当たり前ですが全て片付いたわけではなく、

 まだまだこの地域様々な問題を抱えて、

 被災された方いまもその傷が癒されては

    いません。それはまぁあれだけの大地震ですから、その傷跡は

   相当のものでしょうし、そうそう簡単に癒えないとは思います。

    ですが、毎回こうした災害時に思うのは、災害は仕様がないが、

   そのこれに関する人災は何とか防げないものか、と。

     今回も被災地の金に?群がる人たちで大変です。

     また、同じくお金がらみでは、中国赤十字の寄付金不透明問題、

   などなど・・・、何とかならんもんですかね。

    もっとも、これって中国に限ったことではなく、我が国だって・・・

   ですが。






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2013年5月21日 (火)

爆睡?について、 熟睡??

Imageca0x89kc
  留学生との話の中で、

  「爆睡バク・スィ」が

  ず~と分からなかったという。

   最近になって、その字を見てようやく理解??できた、

   という話で何故か盛り上がっていた。

    これも最近の言葉で以前はなかったんですよね。

  なんとなくこの「爆」が「眠る」と相性が?良かったんでしょうね。

    どの割合ですか、若い人は普通に?使ってるかも。

    学生は特に、「授業中、爆睡しちゃってさぁ・・・」の話のように

  つかっている。

    ただでは?起きないぞぐらいの、熟睡とおもっていただければ

  いいと思う。中国語にも「熟睡スゥ・スィ」はある。

    「深眠セン・ミン」でもいいんだが。

    これは深さとある一定の長さを求めている。

    説明文的になると、

      好好地睡上一覚、不是浅睡  か?

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2013年5月20日 (月)

6月の中国語教室並びに、協会活動予定ー函館日中友好協会

K201115715204522927591
  6月の予定をお知らせいたします。

 

    中国語教室受講生のみなさん、

    6月は、4回の月曜がございます。

  その4回とも授業がございます。

  ですので、6月の授業予定は、3日・10日・17日・24日

  となります。

    初級の方は、書店にて6月号『ラジオ中国語講座テキスト

   まいにち中国語』をお求めください。

    中級の方は、今日からテキストが新しいものに変わります。

   まだ、お手元に無い方はお知らせください。

    テキスト『We Can! 中国語 中級』はこちらで用意して

   あります。テキスト代金と引き換えになります。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    更に副読本を使用しております。こちらは主に聴解の為の

   ものですで、毎回こちらでプリントを用意しております。

    テキストはありません。

     以上が6月の、函館日中友好協会・中国語教室の

   予定となっております。

    さらに、協会活動としましては、いまのところ日と場所が

  まだ、確定しておりませんが、

  6月に恒例の「野外での留学生との交流会」を予定しております。

    来月に入りましたら、準備の為の会議を開く予定でおります。

K201115715204635676411 どこかご希望の場所や、

 こんな取組を!という

 ご要望がございましたら、

 お知らせいただけますと

   今の段階では、まだ具体的なものが決まっておりませんので

   ご要望、ご希望に沿うことが可能です。

    因みに昨年は、赤川水源地が会場で、

    留学生26名の参加をいただき、焼き肉パーティーを開催、

    ビーチボールで留学生を交えてのバレーボール競技を

    して、青空の元一日楽しい時間を過ごしました。

   今年はまた新しい留学生もお見えになっておられるようですし、

   協会にも新しいメンバーも加わりましたので、

   楽しみにしております。

    では、5月ももう下旬に入りますが、寒い日が多いようです、

   体調維持にお気を付け下さい。

    来月の予定をお知らせいたしました。

                            函館日中友好協会



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2013年5月17日 (金)

中国指導者たちの「揮毫フィ・ハォ」-中国領導イ門的「揮毫」

  先月だったか、先々月だったか、日中の国会議員の先生?たち

 の揮毫作品を展示する書道展が開かれた、という記事を見た。

  残念ながら、東京開催のこの催しは、見たかったがちょっと

  これだけで東京までは行けなかった。

    東京・日中友好会館で開催されました。

  中国の方からいらっしゃったのは、議員さんというよりも書家の方の

  ようですから、十分に書展として楽しめたのでは。

   日本側からは、鳩山由紀夫元総理や江田五月議員の名が。

 

   中国政治家・指導者たちの「揮毫」という意味では、

  毛沢東のそれが抜きんでていると思う。彼はまた好んで自分の

  揮毫を表に出しているし、その数もずば抜けて多い。

Sb20131061343131516e36712c3391 彼(毛主席)の字は確かに素晴らしい。

 こちららは、前・胡錦濤主席の揮毫。

 まぁみなさん揮毫を求められることも

   そりゃぁまぁ多いでしょうし、断れきれんでしょうし、それなりに

Sb20131061343141516e3672d90061 あちらこちらで揮毫をされて、残ってますし、当然それが

 一般の目にも触れる機会が多いです。

  こちらは温家宝首相の揮毫。

  このあとに、日本の首相くらすの揮毫を並べて・・・

   と、思ったらその画像は意外に少ないというか殆どないんですね。

     この差は何?日本の政治家は字を書かない??ってこと?

Sb20131061343211516e3679309951  これはだれだっけなぁ・・・小さすぎて署名がみきれないや。

   朱鎔基??

   上手さ?でいうと、最近の指導者の中では誰かなぁ・・・

   わたしは上手さより、味のある字がいいんですね。

       その辺は、好みの問題ですが。

Sb20131061344041516e36a4f19af1  こちらは、台湾総督陳水平氏の揮毫。

  これは上手さでも相当のものです。

   昨日も書きましたが、「揮毫」という点では

 一般人のレベルでもそうですが、政治家や

   指導者ともなればより一層、中国の人の方に、

   一日の長、どころか、千日くらいの長があるように思う。

    自分の書いた字はとてもじゃないが、見せたくない。

   でも、他人の書いた字は見たい。

    これって、自分の本棚は見せたくないが、

   他人の家の本棚を見て、どんな蔵書があるかを見たい、

   というのと同じ気持ちですかね。

    先の、「日中国会書道展」のような催し、

   中国からいらしている先生方が実際に各地を廻るのはまた

   いろいろ大変でしょうが、せめて作品だけでも各地で見れるように

   なると好いですね。

     中国側代表団の団長・言恭達ユァン・ゴン・ダァ 先生は、

    中国書道家協会副主席の方で

     あの上海万博の時のテーマ

  『城市譲生活更美好チャン・シィ・ラン・ション・フォ・ゲン・メィ・ハォ』

 を揮毫した方だそうです。

    見たかったなぁ・・・と、ちょっと残念。













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2013年5月16日 (木)

写字シェ・ズゥ、揮毫フィ・ハォ、を求められて

Tncak0rzyx
  数日前にある場所で突然に揮毫を

  求められた。全く予期していなかったし、

 そんな場面?でもないのでかなり

  面食らったが、相手(中国人留学生)もなかなか頑固?で

  譲ってくれないので、仕方なしに応じた。

   「揮毫」は中国語でも同じというか、もともと中国語でしょうが

   フィ・ハォと音が変わるだけ。求めてきた相手も中国語だった。

  これが尚いけない。中国の人の前で字を書くというのは危険?

  だって、上の画でもわかるように、また、前に「わたしの見た中国」

  で、     「地書ディ・スゥ」 消えゆく書  にも

  書きましたように、中国の方の書は素晴らしく、そんな人たちの前で

  字を書くことがちょっと・・・。

    それで、「揮毫」の条件?は、毛筆で書くということですが、

   この毛筆字マォ・ビィ・ズゥがまた・・・・。慣れてないので・・・。

   断る理由は山のようにあったのだが、そのスキを相手が与えて

   くれず、気がつけば手には筆が。とっ言っても筆ペンですが。

   まぁでも、どっちにしても筆を選んだところでそう大差もない。

   暫く何て書こうか迷った。

   「名前でもいいですよ!」と言われた。

   そりゃ駄目でしょ、ずっとここに名前が残るのは。

   結婚式の受付で名前を書くのとは違うんですから。

    差し出された紙はごくごく普通のコピー用紙の様な紙。

   それは好かった。これがまた立派な書道用の紙や色紙だと

    尚の事、尻込みしちゃう。

  わたしの中の「揮毫」のイメージは偉い名のある方が、それなり

  の催し物なんかで、どこかに飾るための文言を書いたりする、

  そんなたいそうなのを想像してたのだが、「揮毫」そのものには

  そうした意味は含まれず、単に「筆で字を書く」くらいの意味  

  らしい。でも向こうはいきなり「字を書いてください」とは言わず、

  「揮毫をお願いします!」と言ってきた。これで一気に緊張感が

  高まったことは否めない。

   それも、どうやら「揮毫」を求められているのはわたしだけ??

Tn5
画が描けるといいんですんがね・・・

中国の方はよくこう画を先に書いといて、

脇に一行その画にマッチした洒落た言葉を

書き入れる、というあれが出来たら最高です。

まぁまぁ、そんなレベルは中国の人だって誰も

   が出来るわけでじゃないでしょうしね。

   「何て書いて欲しいですか・・・?」等と、間を持たせることを言って、

   それでも全く各言葉は思い浮かばないが、脂汗は浮かんでくる。

    「為人民服務ウェイ・レン・ミン・フゥ・ウ」(人々の為に尽くす)

    何て書いたら冗談通じないだろうしなぁ・・・。

    突然思いついたのは、自分の字の拙さを隠すために、

    ここは漢字ではなく、かな文字が好いのでは・・・と。

     かなりの時間迷って結局わたしが書いたのは、

           「北国の櫻咲くを待つ心」

     という、漢字かな交じりの文となった。

     時期的にも合ってるしまぁまぁの文言。

     いろいろ古代の人の漢文なんかも頭をかすめたが、

    それもまた、どれかを選べばその選んだ何かに背景?が

    あったりして、ややこしい。

      ようやく満足していただけたようで、

    解放。

     やれやれ、これ一枚書くのにかなり冷や汗ものだワイ、

    と、どっと疲れたような気になった。

      でもあの紙も今頃はどっかで畳まれて、或いは捨てられて

    いるかも知れない。

      求めに応じて、毎回「揮毫」をされてる有名な人たちの

    大変さの数万分の一くらいは分かった気になった。

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2013年5月15日 (水)

欺騙チィ・ピィェン、上当シャン・ダンー騙す、騙されるについて考える

Tn10
  これは「だまし絵」ってやつですね。

  人間の視覚の錯覚を利用しています。

   騙す方も、騙される方も、楽しめる。

  そんな騙しのテクニックを競う世界です。

   これならまだいい。素直に騙されても。

    騙すは中国語では 欺騙チィ・ピィェン といいます。

   分かりやすいでしょ。あざむいて(欺く)だます(騙す)わけで、

   この二つの漢字が並んでいます。

    騙す気がなくとも、そんな状態になったのが昨日の話の

   ように、相手の勘違いがあります。これは、こちらに全く

   その気がないのに、結果として騙したことにはならないか?

   と落ち着かない気になった、というお話を書いた。

    それで、この話を書いてますが。こちらには全くそんな

  気はないのです。珍しいケースですが、相手が勝手にそう

  思い込んで、結果として、相手はわたしに騙された?という

  ことになるのでしょうか。

   若い人風に言うなら、「微妙~」ってやつ。

Tncazjj3nt 騙す、騙されるの世界はその道のプロ?

 がいるくらいで、複雑ですし、いつでも

 それは我々のすぐそばにある。

 だからそれなりに注意してるんでしょうが、

   それでも、騙す人も騙される人も後を絶たない。

    ホラネッ!上の写真のように、すぐそばで騙されていても

   案外気づかないし、騙すことができる。

     でも、上の四人の関係はかなり複雑そうだ。

     まぁ、片方だけということでは成立しないので、これって

   セット?なんですが、騙される方が別段望んでそうなっている

   わけではない、ということは言うまでもない

     騙される側は、色んな言い方があるんですが、

   くだけた言い方ではこれです。上当シャン・ダン 

   受騙ショゥ・ピィェン などと言います。

Tnca6sfhmr_2    最近ではやはりネット社会を

 反映してその世界での上当の被害に

 あった人たちが増えてます。

    こちらはホンモノそっくりにつくられた网站 ワン・ヂァン

   ホームページで、うっかりここで買い物をするとそのカード

   情報や個人情報をまるごと騙し取られちゃう、ってやつです。

     さきほども言いましたように、

   われわれの暮らす直ぐ身近にこの騙す人たちが常にいて、

   われわれはいつも騙される可能性がある。

   それは注意しなくてはいけない。

    騙されないように。でも、日本人は騙され易いかも。

Photo

 もう、この人たちにだって

 何回騙されたことか。

 これからだってまだ、ありそうですし。

   企業だけでなく、政治家も騙すのが仕事のようなもんでしょうが、

   それにしても酷い。

     できれば、誰も騙すことなく、

     騙されることもなく、暮らして行きたいもんだが、

     それって、無理ですよね。



 


 

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2013年5月14日 (火)

一模一様イームゥイーヤン、 瓜二つ、について考える

     昨日、人違いをされたことについて書いた。

  暫くぶりでそうしたことがあった。これ、一人ではなりたたないので、

  勘違いしてくれる相手がいて初めて成立する。

   だとするなら、そのわたしに知り合いであるかのように声を

  かけてこられて方は、そのまま気づかずに今もわたしを

  わたしでない誰かと思い続けているのだろう。

    ××さんに会った、と。

   経験がおありなら、声をかけられたときの対応に結構困る

  ことは理解していただけると思う。

  何せ突然。こちらがその状況を認識するまで多少の間が。

  相手は思い込んでいるので、それをいきなり打ち消すのに

  タイミングがずれるともういけない。また、その途中にあって

  なお、こちらはこちらで、相手が本当に自分の知り合いでない

  ことを確認する作業と時間が必要。

    一体どれくらいの割でこうした勘違いされやすい人は

  存在するのだろう。一生に一度もそうした経験がないという

  方もおられるのでしょうね、きっと。別に羨ましくはないが。

Tnca8ivxwq では、その逆がないかを考えてみよう。

   わたしが誰かを人違いした時が

 ないか・・・、だ。ある。

  明確に記憶にあるのは二度だ。

   でも、いずれもこちらから声をかけるまでには至ってない。

    例一、は明らかにこちらがすぐに気付いた。あり得ない。

   何故かと言えば、わたしがアッ!と声を上げそうなくらい

   似ていた遠い親戚似の人は、もう亡くなっており、その人に

   あったのは中国・雲南省であったし、その点で直ぐに気づいた。

   わたしの勘違いであることに。

    雲南・昆明の某自由市場で会ったおばさんは、祖母方の親戚

   のオバサンに、一模一様イー・ムゥ・イー・ヤン、瓜二つ。

   本当のよく似ていた。背丈、体格、声、顔に刻まれた皺までが。

   思わずドキッ!としたが、数年前にそのおばさんは亡くなって

   いたし、何よりここは中国だ。あれで、場所が日本で、まだ

   存命だったときなら、どうだろう。でもオバサンがそんな市場で

   仕事をしてないのだから・・・場所で気づくだろうか。

      例二、こちらは日本国内。某ローカル線の飛行機の中。

   わたしが見かけたのは、友人のお兄さん。似てる。確かにそう

   だと思うが、どっか違うところもある。数席前に座っているその

   人に声を掛けようかどうか迷った。友人とは時折会ってるが、

   お兄さんとは何年かお会いしていない。挨拶すべきだろうか?

   顔も背丈もそっくり。この路線に乗っていても不思議はない。

Tncaivgt3z  結局わたしは声をかけなかった。

 正解だった。人違いだ。飛行機を降りてから

 荷物を受け取るにちょっと傍で様子を見て

   ると、声が違う、振る舞いが違う、もっと違うのはその人が

   関西弁で話しているのを聴いたから。

     声を掛けないないでよかった、と胸なでおろしたが、

   それにしてもこの二例とも、本当に瓜二つ。

     二つとも、ギリギリのところで難を逃れているが?

   もし、わたしがもう少しそそっかしかったり、積極的に話かける

   人であったなら、当然声を掛けていたかも知れない。

    冷や汗が出る。世の中、似ている人はいるものだ。

Tnca56pauz_2  一模一様の代表としてこうした

 双胞胎スゥァン・バォ・タィ 双生児の人たちが

 いる。とりわけ一卵性双生児といわれる人たち。

 中国でも時折目にした。一人っ子政策の中国。

    流石に双子は規制?できないので、こちらはおとがめなし?

    多分この人たちの一生って、勘違いされ放題??

     そうした人生にもまた興味ある。

Tnca1ns44t_2 始終勘違いされるなら、そんなことには

 慣れっこになって、すぐにそれは姐の

 ことですね、とか、それは妹ですよ、とか

 軽く躱せる?ようになるものなのだろうか。

    実はわたしは今でもその人違いされたことに何故か拘り、

    その声を掛けた人は今でも・・・・と思うと、

    ちょっと落ち着かない。

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2013年5月13日 (月)

相像シャン・シャン・相似シャン・スゥ・很像ヘン・シャンーそんなに、似てますか

    どうやら、わたしによく似た人がいるらしい。

  その事は別に不思議には思わない。わたしに限らず、

  誰にもその人にそっくりな人は居るらしいし、居てもいい。

    中国語では、くだけた言い方では很像ヘン・シャン

  という、前の很ヘンは、とてもといったような意味で、

  似ている自体は、像シャン、と言えば通じる。ただ一文字だと

  ちょっと・・・があって、程度の副詞・を置いたりしている。

   二文字で熟語にすればもっと確実。相似シャン・スゥは日本語

  も同じで、音だけ変化。相像の方は、前の字に注意。想像も

  あるが、似ている方は、の字を使い、相像シャン・シャンと。

    昨日はちょっと油断をしていた。

Tnca6sr68z 若い頃は時折そういうことがあって、

 どうやらわたしに似ている人がいるらしく

 人違いをされた経験が幾度かある。

   話しかけられもしたし、肩をたたかれたこともある。

  誰もあるのだろうか。わたしはひょっとすると多いのかも知れない。

   昨日、あるところで食事をしていたら、

  「先生!・・」と、あきらかにわたしに向かって声を掛けてくる人が。

  一緒に食事をしている数名に、「先生」の職業の人はいない。

  わたしは、一応?そう呼ばれる覚え?があるし、こっちを見てし。

  「先生ですよね・・・」と相手は言った。その前に名前を付けて呼んで

  くれれば判るのに、わたしは、曖昧に「えぇ・・・」と言った。

    ウソではない。一応、今も先生の真似事はしてるので。

  「その節はお世話になりました!」という。んん・・先生はお世話する

  ものだろうから、これには応え難い。またもや「えぇ・・・」だ。

  「××ちゃんも、弟の××ちゃんもお世話になり、ありがとう・・・」と

  相手の話は続く。ここに至って、わたしには相手の言ってる先生が

  わたしではない確信をもてた。どだいわたしは今旅先でここに

  知り合いがいること自体がオカシイ。逆に一緒にいる連れの三人は

  ここの人たちなんで、最初はてっきりそちらの誰かに向かって言って

  るんだと思っていた。明らかに人違いだ。ここまで来て?否定する

  のもなんだし、第一相手はわたしに話をするスキ?を与えない。

   立て板に水の如く、お礼の言葉を並べ去って行った。

   何だったんだろう。

    その後の食事が急に味が無くなったかのようだ。

   連れが「知り合いですか?」と確認するから、「いえっ!」

   と珍しくキッパリ言った。連れもうすうす感じていたハズだ。

   わたしは此処の生まれでもないし、此処で生活もしてない。

   「世の中似ている人はいるもんですよね~」で、一同納得。

   でも、わたしは納得がいかない。

    そんなに先ほどの女性が言う「先生」とわたしは似てる

   のだろうか・・・と。一度お会いしてみたいものだ。

     認錯人レン・ツゥォ・レン(人違い)は、誰にもある。

   でも大体はその手前というか、どっかで「アレッ!」と

   気づくものだ。これは、ちょっと違うぞ・・・と。なんせその

   生身の相手が前にいるのだから。

     顔が似ていても、姿かたちが似ていても、

   ニンゲンの醸し出すその雰囲気は違っていたり、あの人は

   こんな服は着んでしょ、とか。声が違うとか。

    多分ですね、最近よくあるあの監視カメラの映像でとらえ

   られている犯人及び犯人とおぼしき人のその画像はかなり

   不鮮明でも、その周囲にいる人には分かるんですね、アレ!

   この人・・・と。一枚のぼやけた写真でもその人の雰囲気なり

   来ている者なり、今まさに動こうとしてるその挙手で。

     だのに、ですね。

     礼だけ言って立ち去ったあの婦人の勘違いはどっから

    きてるのかが、知りたくなった。

     この話こんなに長くなる予定ではなかったのですが、

   ちょっと、明日またこの続きを。

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2013年5月12日 (日)

その、石炭採掘場でまたまた、事故ー四川省

  昨日の話の続きです。

  話し合いの場に、中国の方も参加されておられました。

  留学生です。で、その留学生が、というかどの留学生もこうした・・

  こうした、というのは「PM2・5」の話題なんですが、

   その辺に詳しいというか、これまで関心があったというか、

  そうした人ばかりではないのは、別に中国に限らない問題で、

  自国の様々な問題がどうしてそうなって、何が隘路となって、

  これからどうすべきか?などを真剣に?考える機会というのは、

  日本人が例えば国外でこうした日本の問題を突きつけられても

  存外外の国の人の方が詳しいし、きちんと意見が言える、

  ということはままあることです。

    つまり、空気が悪いのは何とかしたい、というか、

  しなくては、と思うものの、これって個人の問題ではない。

  少なくとも今のこのレベルの問題は個人では如何ともしがたい。

  となれば、国家だが、それは国に望むことはあっても、その望みを

  叶える手段は少ない。

    問題の理解度?もその方の知識とか、興味の度合いにもより

  ますが、先ほども申し上げましたように、自国の問題だからと言って

  詳しくしってるわけではない。

    日本に来て報道を見て、或いは調べて、分かった、という人が

  いる。つまり、見なければ、調べなければ、それは分からない。

    知らないことが多い。知らされていないことも多い。

7792102bce963fdb7d521e3ca5f761201
 そんなこを話している

 昨日(11日)も中国・

 四川省でちょっと大きな

 炭鉱事故がありました。

 四川省はここのところ

 災難続きです。

    まだ、現地からの映像や詳しい負傷者数等が伝わって

   きませんが。どのくらいのスパンで見ればいいでしょうか、

   中国の炭鉱事故は毎年のように発生していますし、

   多くの犠牲者の方を出しています。

    この手の報道は日本では余りされません。まぁそれは、

   そんなものかと思いますが、こうした事故は何を物語って

   いるかというと、炭鉱の安全面の問題。

    それでも、掘り続けなければならない、石炭への依存度。

   中国のエネルギー問題まで発展しそうな。

   だからいま、中国のエネルギー問題は大変なんです。

   13億人を動かす?エネルギーはそれだけ、また

   大きなエネルギーを必要とするわけでして、

   このエネルギー確保が急務であるが故にまたその

   周辺で様々な問題と軋轢が生まれてきているのですが、

   留学生たちにそこまで見えているかどうかはちょっと、

   発言からは伺うことができませんでした。

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2013年5月11日 (土)

やっぱり、意外に知られてない中国の実情

  ちょっと、外に出ています。

  外と言っても、道内ですが。違う町に来ています。

   そんなんで、時間がないため先を急ぎます。

  勿論わたしの場合は外へ来てのも中国がらみ?ですので

  話題はもっぱらというか、中国の為の集まりです。

   そこで、PM2・5の話題になりました。

  これも、かなり有名になった??のにその実情が余りに

  知られてないので驚きました。しかも、中国関係集まりですので

  少なくともその方面に普段から関心をお持ちの方が多いと思い

  きや、これが、意外や意外知らないんですね、その実情。

    まずこれ、「PM2・5」という名前が今年授けられ、

  一躍??注目の的となりましたが、まえまえからあるわけでして、

  その意味で、名前は大切です。

Tn3
この「PM2・5」という即物的?名がよかった??

これで一躍この現象に説明がつくような

 気になります。

 とても科学的??でその点でもよかった。

  名前は大切です。名前が無くて共通の認識が持てませんから。

   その話題が取り上げられ、説明をされてる方の話を聴きました。

 でも、それ・・・そんな理解で大丈夫かぁ・・・と不安になります。

Tn6 何故こうなるかの認識は、まぁまぁ・・・。

 排ガス問題ですね、はいはい。

 クルマが増えてますからね。

 それにガソリンの問題も分かりますか。

   そうそう石炭で暖房をしてるんです。

   ですが、日本のように各家庭が石炭を買って暖房器具を用意

   して、個人宅で暖房をしてるわけじゃないんですね。住まい方の

   違いから、高層住宅に住む人がその高層住宅がまた何棟も

   続きます。この住宅に供給する集中暖房に石炭が使われてます。

   その施設の老朽化もあります。

   石炭そのものの質の問題なんかもあるんですが、意外にこんな

   点まで話すことはそういえばあまりなか?

     すっかりこの「PM2・5」で盛り上がりました。

   夜になり、席を移して一杯やりながら、食事をしながらその続きを

   となった。

     入ったお店がたまたまでしょうが、

     通路を挟んで両側に席があるのですが、このお店、禁煙席は?

   と尋ねたら、ない!とキッパリ。

    向かえの席も、隣の席も、喫煙家。

    片時も煙草を話さず、モクモクの煙があちらかもこちらかも。

   これも堪らん。このまま人間燻製ができそうだ。

    どうもタバコがいかん。分煙して貰いたい。

    外で金を払ってるから何をやっても勝手でしょ!!と

   喫煙の人は思ってるでしょう。確かに貴方はお客さんでお金を

   払ってますが、でもお店は公共の場でもあわるわけでして、

   この点煙草も「PM2.5」と同じですけど。

   勘弁して貰いたい。

    折角美味しいものをいただけるのに、

    ケムリでどうも落ち着かず、

    どうやら一日煙の話をしていた様な日でした。


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2013年5月10日 (金)

中国的天気予報 ティェン・チィ・ユゥ・バォ

   日本の話題は先ずは天気から入る、というのが無難だ。

   ということで、昨日に続き今日もここでもお天気のお話。

  毎日毎日、テレビでも暑いといっては騒ぎ?寒いといっては騒ぎ?

  櫻の咲き具合が去年と違う、といっては騒ぐ。これが楽しい??

   その点でお天気は有り難いことに?毎年同じということはない

  ので、何かしらの話題を間断なく提供してくれる。これは助かる。

   また、国民もその話題には必ず食いついてきてくれるので、

  これさえ扱ってれば、取敢えず??の話題には困らん。

   マスコミはだからこれを毎日流す。毎日目にしてるとそれが

  ないと不安になる。

  ということで、日本は「天気予報」技術も異常?に発展。

  その細かさといったらない。それでも足りずに、もっと精度を向上

  させるべく日々怠らない。また、普通の??「天気予報」では

  飽き足らず、その専門局まである。一日中天気情報を流してる。

   そんな放送が成り立つ。不思議の国、日本。

   それに比べれば、の話だが中国の「天気予報ティェン・チィ

   ユゥ・バォ」はいたってのんびり?したものだ。

    それでも、ここでも気になるのは日本のそれで、相当日本の

  そうした番組を気にして参考にしてることは伺える。

Tn5 最近では“お天気おねえさん”の様な人も

 画面に出るようになり、画面上では何やら

 棒のようなものを振り回して、後ろの天気

 予想図を変化させたりなんかもするように

   なってきました。これって、日本の真似でしょ?

    サービスで??お姉さんがミニスカートをはいてでるところまで

   一緒ですけど・・・。

Tnca4cyqcn もちろん、“お天気お兄さん”もいらっしゃい

 ます。ただ、わたしにはこの人たちの身分?

 的なものは、どういう人たちなのかが分かって

 ません。局のアナウンサーなんでしょうか?

  それとも、最近の日本の様に、気象予報士??的なものが中国

  にもあるのでしょうか。

   この人たち時間がないせもあってか、余り専門的なことは

  語りません。ただただ、大体?のお天気模様を伝えます。

    中国「天気予報」の最大の難点は言わずもがなで、お分かりで

  しょうが、国土が日本の26倍ですよ、26倍。

    それを日本と同じ様な、ニュースのあとの天気予報時間枠で

  処理しようというのですから、はなから無理。

    各省の省都を一つずつとっても、それだけで直轄に何かも一つ

  とすれば、30か所以上を取らないと駄目ですよね。

    でこの各省の広さといったら、そりゃあもう大小ありますが、

   やや日本が入っちゃいそうなデカイ省もあるわけでして、

   それを省都だけ一か所予報されても何の参考にもなり

   ません。そんならやらない方がマシ??

 

  加えて、天気予報を見ていただく視聴者へ向けてこの予報

  はされるわけですから、例えばですよ、例えば人口の枠を

  100万人としましょうか。人口100万と言えば日本ではそこそこ

  ですよ、知らない人がいない!ってくらいの都市ですが、多分

  これで線を引くと中国では100都市は超えちゃいます。という

  ことは100万以上の都市を上げて天気予報をしてると、この

  予報番組だけで「天気予報」30分番組ができそう。

  実際今の中国中央電視台・天気予報で取り上げている都市

  ってどれくらいですかね?数えたことがない。どんな基準で

  決まってるのかも分からない。まぁ、漏れなく?予報できるように

  気は使ってるでしょうが、いずれにしても大変だ!!

    あと、なんだろう。日本と違う点は。

   そう言えば、必ず風の風力と風向きは報じますね。

  それと、天気予報の番組の最後の方は、何故か?

  世界の各地の予報もワールドニュース的に付け加えますね。

  荒いですよ、倫敦ルゥン・ドゥンとか華盛頓ホォァ・セン・ドゥン

  (ワシントン)、莫斯科モォ・シィ・クゥ(モスクワ)や東京ドン・ジン

  といったように拾うくらいですが、必ずあります。あれ、日本では

  ないなぁ・・・。

Tnca9f2wxu それと、これはわたしが知らないというか

 利用しないだけで、日本でもやってるのでしょうが

 手機ショゥ・ジィ(ケイタイ)を利用してのこの手の

 サービスですね。中国の若い人は皆これです。

 これだと割と地域に沿った情報も手に入る

    ようでして、細かく分かれてるのでしょうきっと。

    何にしても見習うべき?というか参考にしてるのは明らかに

   日本のそれです。

     ここで決定的にちがうのは、中国、あの広さですと、

   南はもうほぼ亜熱帯。四季がないようなものでして、

   こうした四季のない地方の「天気予報」って楽しくない?

   でしょ!変化がないんですから。

     日本はその点南北に長いんで、楽しめるんですよ。

   今まさに、サクラ前線でそれを愉しんでいます。

   次は、このあと続々花の便りがあって、

   梅雨入りの話、とか

   海水浴場の海開きとか、

   そのうち紅葉の知らせが今度は逆に北から降りて、

   また初雪の便りが・・・・あぁ~いやだなぁ・・また雪だよ。

   そんな先まで心配しなくていいか!!





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2013年5月 9日 (木)

「PM2.5対策会議」で合意??- 十面靄伏

   今日の新聞なんかを見ても、一面トップの話題がお天気話題

  という、世界に稀な国日本では、この「お天気」に関する話題が

  好き?というか異常に盛り上がりますねこの話題。

    誰もがこれには異存?がないらしく、先ずは無難?な話題

  と言えます。日本人はお天気話題は嫌わない。

    因みに今日の一面、上段を使っての地元紙の話題は、

        「サクラ北上 超スロー」

  という大見出しです。

    哈哈哈! 笑えるでしょ? エッ!笑えませんか?

   桜前線が例年より遅いのは住んでる人がもう実感としてすでに

  知ってるというか、身に染みて感じてますから、サクラ前線北上が

  遅くなってるのは今更もうニュースでもなんでもないし・・・

   でも、これ、立派に?ニュースとして取り上げ成立するところが

  ニッポン!!なんですね。新聞紙も変わりましたね、「超スロー」

  が正しい??日本語かどうかかなり怪しいですが、それを一面

  冗談にど~んと大見出しですから・・・。楽しい。

Image10 中国は昨日、香港に近い珠海ズゥ・ハィという

 都市が大雨の為、市内に逆流した水でかなりの

 被害が出てますし、貴州ではまたまた雹が降って

   農作物への影響と、崖崩れなんかもあって人的被害も出てる

   ようですが、そう大きな扱い?にはなってません。

    珠海は元々がそうした地域的な問題もありますので、大雨が

   降ればこうなる地域はあるようですが、それにしても扱いが・・・

   貴州のニュースなんか日本だったら真っ先に取り上げられそう

   ですが、意外や意外・・・。

    珠海の知り合いに連絡を取ってみたら、自分のとこは何とも

   なかったので、わざわざ連絡をしてきた私に「何で??」の

   疑惑??の目が・・・。そんなぁ~・・・一応心配したのに。

    というお国柄??でもあるんですが、

   表題のその先日行われた「PM2・5越境対策・日中韓三か国会議」

   は結局不調でしたね。

    新聞紙上なんかでは、最終日にそれなりの共同声明を出して、

   目出度し目出度し大成功!!と言ってますが。

96958a9c93819499e2e4e2e3868de2e4e_2 不調の原因は、

  一つは時期が悪かった。

 もうこうした問題と切り離して中国も

 少し大人の?対応を見せて貰いたい

 ものだが、まだ“面子”??かなぁ~

    担当大臣??が出席しない手?に出てきた。

   言いませんよ、言わないですが、暗に・・・靖国問題のことを匂わす。

   それでも、自国の?問題で欠席といかなかったのか代理出席。

     歩調を合わせてか、韓国側も乗り気?を感じさせない対応。

   最初から盛り上がらんこと必至。これくらいならいきなりの

   技術者会議の方が好かったかも。

    二つ目、これも上と同じなんですが、中国の対応。

    議長が石原伸晃環境相。これがまたホラッ・・・お父さんの

   イメージが。その息子さんでしょ。そこは上と同じように分けて

   考えれないかなぁ・・・・とこっちは思うんですが、

    こっちで思うことが、あっちでも同じように思って貰えるなら

   世の中のあらゆるこうした出来事は最初から怒らないわけ

   でして・・・・・。こっちがそう思っても、あっちは駄目?なんですよ。

   だから、いっそ日本も代理出席?にしちゃえば・・・って、

   これは余りに無責任か。

    三つ目の問題は、

     最初に書いてるように、こうしたスモッグというか、大気汚染も

   含めて広い気象に関するその関心度の問題ですね。

     中国でのこの問題のその場所は、都市部です。

     それも時期的な問題もあります。実はその程度の違いはあれ

   大気汚染はず~っと続いてるいるのに、人間そのちょっとよくなる

   ともう忘れちゃう?もんでして、

    ましてや、その地域にいなければ関係ないや!!と

    力の入り様が違う。

    結果、会議自体が「十面靄伏」って分かりますか、このシャレ。

    シャレは解説しちゃうと面白くないんですが、一応・・・。

    「四面埋伏」はご存知?これは押さえて貰いたい。

    映画でもやってますが、項羽と劉邦の戦いでも有名な・・・。

    そのもじりで、「四面」スー・ミィェン「十面」シィ・ミィェン

    なっている中国人でも発音のはっきりしない人がよく間違える

    「四」と「十」の発音まで絡めて、

     更にはその敵が「埋伏」とスモッグが「靄伏」にかけてるんです

    が・・・・、ホラ!説明しちゃうと面白くないでしょ。

    で、時間・時期も、その開催場所も、参加者も

   み~んな上手く行かなかった今回の会議。

    次回はその、

    大気汚染真っ最中の時期に、その大気汚染で前が見えてない

   北京かどっかで、集まって開催してくださいよ。

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2013年5月 8日 (水)

1995年5月8日、鄧麗君 ドン・リィ・ジュン(テレサ・テン)

Tn8
       总育有一天 

   我不再这般迷惘      不再这般彷徨

    旧情总是难忘记      回忆又凭添心伤

  往日从然是甜蜜      忘掉又何妨

                你已经变了心肠把我遗忘

                          我何必为了你          为你泪儿去汪汪

                          心儿慌慌                  痛苦难当

                          不怕寂寞多么凄凉      不怕孤独日夜长

                          在这茫茫人海中          总会有一天

                                总有一天我找到我的理想

 

     と、唄った彼女が亡くなって18年経った。

   わたし個人は、特別に彼女のファンというわけではない。

   でもこの日(5月8日)は記憶に留めている。

     今日は朝から彼女のCDをかけてずっと聴いている。

   アルバムの数も多いし、大陸で買った盤も相当あるので今日中に

   聴き終れるかどうか怪しい。

    これを書いてる間も後ろには彼女の歌声が流れている。

    先ずは中国語版の方の楽曲を片付けようと、聴きはじめた。

   そのアルバムの一枚に『島国情歌』という一枚がある。

    こちらは、日本の楽曲を集めたもので、本来は日本の歌を彼女

   が全て中国に換えて唄っている一枚だが、彼女の持ち歌の外に

   カバー曲も相当あるが、日本の歌を彼女のあの声で聴くとまた

   格別の趣がある。

    これとは別に何故こんなのを買い求めたのかも思い出せない、

   多分間違えて買ったのだと思うが、広東語版「鄧麗君全歌曲」

   なんてのも手元に合って、ちょっと偶には??と思ってまるで

   分からない広東語で彼女の楽曲を先ほど聴いてたが、これが

   意味はまるで分からなくとも聴ける!!元歌が分かってるので 

   そこそこ楽しめた。何でも取っておくのも考えモンだが偶には

   こうした好いこともあるのだ。

Tncaubwalb  聴いてると、徐々に今更ながらこの歌声、

  不世出のものだったことが分かる。

  成るほど今尚熱烈なファンが多いはずだ。

 多分今日あたりは台湾の彼女の墓の前には

    大勢の日本人ファンも手を合わせていることでしょう。

     ありがたいことに、今はネットでいつでもその動画も覗けるので

    そちらもちょっと見たりして、もう半日がすんでしまった。

      かくなるうえは??今日はもう他の事は諦めて、

    邓丽君(簡体字表記はこうなる。鄧麗君ドン・リィ・ジュン)を

    偲んで過ごすことにしよう。

Tncaokphaz  彼女の話題や写真はそれこそネット上には

  見きれないだけあるので、そちらは見ていただく

  ことにして、ここではもう一点。

   彼女はそれこそ、時代がそうだっただけで

 彼女にとっては不幸なことでしたが、こんな恰好

   をさせられたり?して時々政治利用??される運命にありました。

     その辺の事情も沢山書いている人がおります。

  わたしの視点はそこにはなく、いまの台湾と大陸との関係というか

  有り様を「鄧麗君」が見たらどんなだっただろうと・・・・。

   金門島で毎日流された彼女の歌声は・・・。

    様変わりするその関係はまさに歴史なわけですが、

    皮肉なもので、彼女は利用?されるだけでその恩恵??には

  与らないまま亡くなってしまいました。

    これに限らず、国と国の関係は何時の時代も、時に人を翻弄

  しますが、結局過ぎて終えば、あの時代はなんであぁだったのよ?

  というそんな感想で済まされる。

    ということで、いまの「日中・日韓」の関係もまた、

     あと数年して振り返った時に、

     一体あの頃はなんであんなでしたかね・・・・

   と言える時代を迎えることができることを願っている。






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2013年5月 7日 (火)

中国の煉瓦造り5000年前から、- 中国砖造5000年的历史

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 先ごろ中国科学院が発表したところによると、

 中国のレンガ製造の歴史は5000年前まで

 遡ることができるという。

  これって凄い。

   5000年前ですよ、5000年!!

   科学的根拠は、陝西省(西安のある辺りですが)その田舎の

   仰韶文化ってな名をお聞きになったことがありますかねぇ~?

   まぁ早い話が考古学的に文化発祥の地として研究対象になって

   いる遺跡があるんですがそこで発見した焼きレンガ。これが、

   科学的にその原料の炭素年代測定をしたところ、少なくとも

   5000~5300年前に焼かれたレンガであると、認定された。 

   ということは、中国はもとより歴史的にも古い焼きレンガ、

   ということで話題になった。

    それで、レンガは日本の漢字では、煉瓦となります。

    中国語では、「砖 zhuan1 ヅゥァン」となり、

    「砖」のこの字は、「磚」のこの字です。

    「専」の所を簡体字化するのに「专」とこうしてますので、

    「専門」「专业」となり、「傳(伝)記」「传记」となり、

    いずれの場合も読みは、ヅゥァン、です。

    中国語のお勉強終わり。

   それで、この話は何処へ行くかというとですね、

   そんな永~い歴史をもつレンガを使って中国では家を建てます。

   都会はビルが乱立してますが、田舎へ行けばこのレンガ造りの

   家をよく目にします。平屋や2階建てくらいの建築物ですと

   まだ大丈夫というか、ナントカなるでしょうが、これがレンガで

   そこそこ高い建物も建てちゃうんですね。

     ここが問題です。

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  先日の地震の際もありましたけど、

 学校などの公共のちょっとした高層のものや

 住宅もこのレンガが使われています。

   雨・風・火ぐらいまでは、レンガは強い。なんとかなる。ところが、

   問題になるのが、レンガ積みの横の力に対する強度。

   これが決定的に欠如してますから、これを補うにはその工夫

   が必要です。

     08年の地震でも、今回の地震でも、現地からの映像を見て

   感じるのは、中国の建造物は、柱と梁が少なすぎます。

     建築物が倒壊するにしてもその壊れ方が本当に隙間もない

   くらいペシャンコになるのを何度も目にした。それを防ぐには、

     一つにはある程度の震度に耐えうる耐震性のものが

   急がれますが、このレンガを使っての構造はそうそういきなり

   変わらないでしょう。5000年使い続けてこれからもなお使い

   続けるのでしょうが、それには矢張り、その欠点を知った上で

   これからの建築構造を考えるべきでしょう。

   レンガはその土から創るといういみで、天然由来の材料ですし、

  近年はその一個一個の強度を増す技術などは相当研究されてる

  ようですし、火に特別強いレンガもあみ出されてますし、あとはこの

  地震に備えるべきで、それはレンガの問題というよりも建築構造上

  の問題だと思いますので、レンガに責任はなく?作り手、設計側の

  問題でしょうから、そこは5000年の知恵?を活かして貰いたい

  ものと思います。




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2013年5月 6日 (月)

チョークで黒板に描かれる芸術 ー 黒板報ヘィ・バン・バォ

   日本は連休最終日。みなさん今頃は、帰宅の準備でしょうか?

  中国の“五・一”小長假は先日すでに無事??終わってまして、

  この週末はその代替えで出勤に当たってる人も多かったようです。

   日本もそうなようですが、中国でもこの連休期間中は交通事故

  が多発。北京の発表というのを目にしましたが、他の都市は発表

  してないだけで、恐らく同じ様な状態でしょうからかなり事故が 

  多かったようです。それでけクルマで出かけた人も多かった、

  という証明でもありますが。

    さて、5月5日、5-5の日を迎えましたので、いつものように

  ウェブ版「わたしの見た中国」5月号を更新しアップ致しました。

  今月のテーマは「黒板報 ヘィ・バン・バォ」粉筆で描く芸術です

   上をクリックしていただけますと、茶館『隗かい』HPへ飛びます、

   こちらをお読みなってからお時間がありましたら、引き続き

   ホームページの方もご覧ください。

Tncasj934f 粉筆フン・ビィはチョークのことです。

 粉筆を使った芸術と、私が言ってるのが

 ←こちらの「黒板報ヘィ・バン・バォ」です。

   こうした、黒板に書かれるお知らせの画的なものは日本でも

   偶に見られます。見たことがあります。

    ですが、それって大概は幼稚園とか、保育園とか、或いは

   せいぜいが小学校低学年程度までの教室に掲げてある黒板

   に描かれたものですよね。

     まず、この点が中国は違います。

   中国では逆に高学年?になってもかなりの頻度で目にします。

   早い話が、わたしは大学でよくこれを目にしました。

   当然内容的にはそのちょっと高度?でして倶楽部ジュ・ルゥ・ブ

   の誘いだったり、「老師節ラォ・シ・ジェ(教師の日)」を祝う内容

   だったりはしますが、黒板に色とりどりのチョークで描かれて

   いる、という原則は同じです。

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多分?ですが、こうした小学校の段階では

先生がお描きになって、大学では生徒が

描いていたように思います。

 それで、これって純粋にお知らせですので

   その用が済めば消されてしまう運命?にあるのです。

    これがまた、消すには忍びないくらいに上手い画というか、

   上手い人がいるんですよ。

     これは何?伝統??でしょうかね。

     ご存知のように粉筆の色の種類はそう沢山はありません。

   また、陰影をつけるという画法でもかなり制限されますし、

   その他にも黒板上に描くことでの制約は多いと思います。

   ですから、描く側の技量が全てその黒板に反映できません。

    かつ、こちらは中国の方は大概兼ね備えてますが、

   画だけ上手くとも駄目なんですね、その描かれている字にも

   デザイン性が求められます。

    それはまた、単に字が綺麗というのとは違って、デザイン文字

   としての魅力を兼ね備えていないと駄目ですし、何よりも見やすく

   ないと、その本筋の目的を達成できません。

     その上にもう一つ問題があります。分かりますか?

   その書かれている文言ですね。ここにもその書いた人の教養が

   ないといけません。単に短いスローガン的なのでしたら、問題

   ありませんが読ませる内容となるとこれも要求されます。

     こんなにも沢山のことが実は要求されているのです。

     そして、最後の問題はこの「黒板報」いつかは消されて

    残らない、ということです。

     そうこれこそが、問題。ホントに惜しい。

     どっかに撮っといてもらいたい。

     恐らくこれも段々にその「黒板」に書くということが少なくなって、

   学生に知らせるのもメールだったり、コンピューターになったりで

   そのうち、無くなるかも。

      現に以前ほど上手い「黒板報」が少なくなってきている傾向

   にあると思うのですが・・・・。

      この点でも惜しいし、残念。

     ということで、今月号は「黒板報」の話題です。

     どうぞ、ご覧ください。

    


 

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2013年5月 4日 (土)

『島国チャイニーズ』-今週読んだ本、日中は何故理解しあえないか

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  今週読んだ本、はこちら。

  『島国チャイニーズ』

    野村 進 著

     講談社発行

    2011年発刊

    定価1600円

   まず、軽くこの本の紹介を。

   こちらは月刊『現代』に2009年~10年に連載されたものに

  手を入れて発行されたものだそうです。

   連載当時は「チャイニーズ世界の旅」としていました。

   それは同じ著者の先に出版された『コリアン世界の旅』に続く

  ものとの位置づけだったのでしょう。

   因みに著者は、1956年生まれのノンフィクションライター。

    月刊『現代』連載中は読んでませんで、今回始めて手にし

  読みました。300ページ程度のハードカバー本です。

   余り細かに中身を紹介する気もありませんし、そういう場でも

  ありませんし、そのスペースもありません。

   いきなりですが、著者の「まえがき」の一部から入ります。

   ・・・・ いま中国と中国人に対する日本人のイメージは、まちがい

  なく戦後最悪である。

   2010年末に内閣府が発表した調査結果では、中国に「親しみを

  感じない」とする回答が77・8パーセントにのぼった。10人中8人

  までが、中国に親しみを感じていないことになる。逆に、日中関係を

  「良好」とみなしている回答は、8・3パーセントにすぎなかった。

   その理由は、21世紀に入ってから日中間に起きた出来事をあげて

  いくだけで、おおよそ浮かび上がってこよう。中国人留学生らによる

  福岡一家4人殺害事件、毒入り餃子事件、たびかさなる反日暴動に、

  きわめつけは尖閣諸島における中国漁船衝突事件および中国側の

  高圧的な対応である。これでもまだ8・3パーセントの日本人が日中

  関係を「良好」と考えているのが、はなはだ不思議なくらいだ。

   それにもかかわらず、日本に長期滞在したり定住したりする中国人

  の数は急増しつつある。法務省が発表した外国人登録者数によれば、

  在日中国人ならびに台湾人は2010年度で68万7156人を数え、

  在日韓国・朝鮮人を12万人以上も引き離して第一位となっている。

    ・・・・・

    それにもかかわらず、・・・は私の強調だが、まさにこの、

    それにもかかわず・・・なのである。

    著者の言う、「島国チャイニーズ」の「島国」は日本で、

   中国人ではなく、いま日本に暮らす「チャイニーズ」を訪ね

   インタビューし感じた事を纏めている。

    引用が長くなってしまったので、私の読後感は簡単に。

  どうもこの二国間は何時も言っているように上手く理解しあえない。

  多くはみなさんの持っている情報のその殆どがマスコミ経由で

  それを基に“中国人”を見ず、何処にもない“中国”という国の

  イメージを創り上げているところに要因があると考えている。

    誰も“中国”の事なんか知ってもないのに、誰もが“中国”の

  ことはもう沢山だ!というくらいの情報の中で暮らし、よく知って

  いるこかのように思い込んでいる。或いは、思い込ませられて

  いる。

    でも、これって本当は?“中国”という国に限ったことではなく、

  日本人は“美国メィ・グォ(アメリカ)”のことだってそうなんだが、

  そこは“ヨジレ”を感じさせずに過ごせて、

   “俄罗斯ウォ・ルォ・ス(ロシア)”ともなれば最初から理解の外

  と諦めて、違う対応をする、と使い別ける。

    世界中の国とそうやって折り合いをつけているのに、

   “中国”とは上手くゆかない。いや、上手く行かないことが普通の

  状態となってしまった。これはかなり不幸なことだと思う。

    そこを少しでも埋める手助けになれば、と思い私なりに、

   「わたしの見た中国」という形で発信し続けている。

   この本で取り上げられている、中国人俳優さん、日本の大学で

  教鞭をとる大学教授、芥川賞初めての中国人作家、留学生、

  中国人妻たち、、池袋チャィナタウンの中国人、

    でもここには、一番いま日本に多く滞在している、研修生や、

  日本で法を犯し牢獄に繋がれいる中国人や、地下生活者

  は出てこない。

   次作ではこれらの人たちにも話を聴いてくれることを期待する。

 

   

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2013年5月 3日 (金)

函館は今日も雨だった・・・ ー ♪ 泪的小雨

    生憎の雨です。昨日も函館は雨でした。

 連休の今日もまた、雨です。本当に遠くからお出でのみなさん

 にはお気の毒です。本来ですと今日あたりが櫻の見ごろでもあり、

 お天気さえよければお楽しみいただけるのですが、残念です。

Image10 というわけで♪「函館は今日も雨だった」♪わけですが、

 あの♪「長崎は・・・・」は中国語版では「泪的小雨

 レィ・ダ・シァォ・ユゥ」となって邓丽君ドン・リィ・ジュン

  (テレサ・テン)が歌ってましたが、実は王菲ワン・フェィ(フェイ・

  フォン)も歌ってるんですね。その「長崎は・・・」の訳は流石に

  「長崎」は出てこなくて、「泪的小雨」なんですが、最初の字の

  「泪」の字は中国簡体字、完全に造った字でして、サンズイに

  目ですから、これで「涙」の意味というか、字です。

   ほほを伝わる滴が、雨なのか涙なのか・・・といったような歌詞

  に置き換えられていたと思います。

Imageca859l3l_2  さて、話を戻します。折角?いらしていただいたのに

 この天気本当に残念ですが、こればっかりはどうしよう

 もありません。

   ですが、自分も経験ありますが、訪れたその町の

  印象ってその日のその時の天候とも大きく関わってきます。

   とりわけそれが初めての時であれば、その町のその時の寒さや

  悪天候がその町の印象を形づくることは免れません。

    中国・武漢ウー・ハンという町がわたしにはそうです。

    武漢にはその後も含めて、4回行ってます。通り過ぎるのを

  加えれればもっとですが。その最初の一回目が地元の人も言う

  何年に一度の最悪の寒い冷たい雨の春でした。風も強く傘も

  きかず、着ている物も十分ではなく現地で間に合わせのものを

  買いましたがそれでも寒く、観光どころではありません。

   やっと歩いていて見つけた喫茶店が何でこんな所にこんな

  立派な店があるの?というくらい高級感溢れるお店で、そこの

  コーヒーの値段も立派?でレイト計算でも日本と変わらない確か

  日本円換算で500円位の珈琲でした。味もまぁまぁ。店内の

  設えは超高級。何か違う目的の店に入り込んじゃったか??と

  不安に成るほどの店。

    わたしの武漢の印象は今でもここから抜け出せない。

   その後の3回は順調に観光もでき、それなりに楽しかったのに、

  それでも私の中の武漢は、黄鶴楼でも長江でもなく、あの店。

   今度行ったときはあの店を捜してみおうかな、と思ってる。

Imagecagux77t_2 というわけで、天候が悪ければ悪いなりに、

 そんな何かエピソードができるものです。

  できればそのエピソードがみなさんにとって

 好い思い出になることを願っております。

    函館は美味しいものもたくさんありますから、

  どうぞ、そちらでお楽しみください。

   明日からは晴れるのかなぁ・・・

   晴れて欲しいです。



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2013年5月 2日 (木)

ため口の人たち - 不輩分講話的人

   いきなりですが、「ため口」というのがあります。

 この「ため」はもともとが博打用語?らしいのですが、ぞろ目

 見たいなもんで、同じ・同等・同様を「ため」(多分、たいとうの目?

 サイコロの事だと思います)と言うらしいのです。

  その対等のように、あたかも同じ年代であるかのような、

  友達口調で話すことを「ため口」と言います。

Tn4_2
 この「ため口」の中国語訳難しいです。

 辞書には無いと思います。わたしの訳

 ですが「不輩分講話ブ・べィ・フン・

  ジャン・ホァ」としておきました。

  「ため口」という日本語そのものがかなりちょっと・・・特殊。

  加えて、これにあたる中国語がない。

   中国は、新中国になると同時に努めて平等であろうとした

  わけです。 

    地位間・男女間・職業間の“差”を認めません。すべて平らに

  が目標でした。共産党の面目躍如たるものがあります。

    でも、ここでも僅かに?年代間の“差”は残しておこうと・・・。

   つまり前輩チェン・べィ(年配者)に対する尊敬は残した方が

   好いんじゃないの、ということでそれは辛うじて?残りました。

    ですので、コトバの上で中国は基本?普段は「ため口」で

   話してますので、僅かにその片鱗が残ってるのはその呼称

   などに見られるくらいのものなのですが・・・。

    前振りが長くなりましたが、今日は「ため口」の話。

   何が言いたいか?昨日夜ボンヤリ、テレビを見てました。

   何という言うんですか?バラエティー番組??見るとはなしに

   見てたら、某民放テレビ局の方がお年寄りにインタビューという

   か、訪ねて行って色々訊いてます。それが全て「ため口」口調。

    インタビューされてる側は、明らかに戦中派といった年代の

   お年寄りの方。映像にも映ってます。局側の方は画面には

   出ないんですが、若い。多分20代。声も若い。男性。

    その彼が、自分の3倍以上の年代の方にものを尋ねるのに

   「じゃぁ~戦争ん時は大変だったでしょ!」「あれですか・・・?」

   のような「ため口」でインタビュー。

   それがとても気になった。これを放送で流していいんだろうか?

   と。このインタビュアーは少なくともそういう教育は受けてない。

     そこでテレビのスイッチを切ろうと思った。つまらないし。

   と、インタビューが終わり。画面はスタジオに。そこに居並ぶ

   芸能人の方々がこれまた若いのですが、そのいまの画像に

   関する感想を述べるのですが、これが更に酷かった。

Tn9 確かに「ため口」はある種親しみは湧く。

 距離が近い。親しい。打ち解けた。

 その感じは分かる。

  でもそれで失うものもある。

   やはり、時と場所でしょ。

    ところが厄介なことに今日本ではこの、時と場所、

   も余り重視しなくなった。何処でも何時でも同じ。

    ということで、テレビ(公共放送の場)でもそれでよくなった

   のでしょう、きっと。

    結局最後までその番組見てましたが、人間気になると

   その事ばかりが気になって、番組内容がどんなだったか

   全く記憶に残ってません。時間、損しちゃった。

    ≪余談≫

    中国では先ほどのようにまだ“輩べィ”を重んじていたので、

   最近は中国も駄目ですが、相手を自分と比較してどの位置の

   “輩べィ”に置くかで尊敬の度合いを表現していたわけです。

    ですからみなさん経験あるかどうか分かりませんが、若く

   見積もる?より年配に見積もった?方が尊敬しているという

   証明?になりますので、若いお嬢さんでも「阿姨アー・イー」

   (おばさん)等と呼ばれてショックを受けてたようですが、あれは

   この「輩分べィ・フン」の成せるワザだった訳であります。



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2013年5月 1日 (水)

中国的労働節ラォ・ドン・ジェ -中国のメーデー、デモはありません

Tncarwa2c0   5月1日、5・1は中国語では、

   5がウー、1がイーですので、ウー・イー

   なります。

   更に労働節ラォ・ドン・ジェというのが附いて

   五・一労働節ウー・イー・ラォ・ドン・ジェ

   です、今日は。メーデーだよ。

 

    労働者の日で、中国では法定祝日、お休みの日です。

   以前ですと、この日は何かしらの催しがされてこの「労働者の日」

   を祝ったものですが、いまはどうなんですかね・・・、

   聞こえてくるのは、その休みを利用しての旅行の話ばかり。

    まぁ、季節も好い頃ですからそれもまぁ、ありでしょ。

Tn1
 「労働者諸君!!」なんてな呼びかけを

  聞くとわたしなんかは映画フーテンの

  寅さんが、裏のタコ社長とこの印刷工場

 に勤める職工さんたちへの呼びかけを思い

  出しますが・・・。「労働者」意識?はどの国もだんだん無くなって

  きましたしね。もう完全に単なるお休みの日となりそうです。

   「労働者」という言い方そのもののが、陳腐。

    もともと、中国ではこの日にデモをする、なんてな習慣?は

  ありません。

    中国各地にこの五・一の名前の付いた公園が大概の都市は

  あったんですね。いまでもあると思いますが。

Tnca81rtjm その広場の入場料がタダになったり、

 広場の中でステージが作られ何か

 催し物があったり、乗り物が子供は

 無料になったり、そんな牧歌?的な

   時代でした。

  この五・一が冠についた、五・一広場ウー・イー・グァン・チァン

   まだあるでしょうねきっと。必ずその名のバス停もあったもの

   です。中国の五・一××はこの日を記念してのものです。

   いまや完全に昨日も〝五・一小長假〟と昨日も書きました

  ように連休を愉しむ日になってます。

   また、経済的にもその休みを狙ってのさまざまな安売り合戦

Tncaeqcf7b に火が点いて、完全にこの日がもともとは

 そんな労働者の祭典の日だ!!なんてな

 ことは誰もが忘れてしまっているようです。

  まぁ、それもいいでしょ、

  そんだけ平和だということで。

    いまどうなってるか分かりませんが、中国この日から夏モード

  に入ります。

    日本でも今日からなんでもクールビズだ!!ってなのをどっか

  で目にしましたが、中国もこの頃から南はもうとっくに暑いですし、

  真ん中あたりも暑くなり始めますので、始業時間を繰り下げます。

   サマータイムってやつですか。

   ずっと南は昼は暑いのでこの日を境にお昼休みを2時間にし、

  お昼寝タイムをとりますね。

    こっから夏突入のそんな季節の分かれ目の日でもあります。

    とりあえず、今日の函館は寒い?ので(10度ないんですよ

   日中でも)、そんな暑さ、暖かさは羨ましいなぁ・・・と思ってます。

    桜も足踏みです。







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