清明節 チン・ミン・ジェ です。ー 4月4日
中国にはこの死者をめぐる記念日?
が三つありまして、
全て陰暦(旧暦)ですが、冬至から数えて
105日目の今日がその 清明節
7月15日と10月1日があとの二つ。
今日はとりあえず一族の墓参りをする。扫墓 サォ・ムゥという。
前の字は掃除の掃の字の簡体字。
墓の前で この日専用?に造られた
ニセのお札を燃やす。
紙銭 ヂィ・チェンと言います。
燃やしたお金はあの世でなくなった人が使えるらしい?ので
大量に高額の紙幣(ニセモノ)を燃やし供養する。
この頃ともなると、「紙銭」のお店も現れる。
超高額紙幣(この世には存在しない1万元
札とか)は、あの世のインフレの酷さを表わして
いるようです。
こうした古い習慣は前にも書きました、日本でもそうですが、
何かしらのその日だけの食べ物と一緒になっていることが多い。
清明節は何を食べたろう・・・ゆで卵?だったかな??
があるなぁ、何かいわれも言ってたが
食べるのに夢中で碌に聞いてもいない。
介之推(春秋時代の人)の故事だった
ような、なかったような・・・。
広い中国ですから食べるものも各地いろいろあるのでしょう。
と題して茶館「隗かい」、わたしの見た中国にも書いてますので
時間がありましたら、上をクリックしてそちらもご覧ください。
今年の清明節の話題を2点。
一つは、この業界、葬儀を含めて墓を売るとか、この周辺の
葬祭関連業界はいま中国では、景気が良いらしい。
人々の暮しがお金を持ち始めそちらにお金をかける人が
増えてきているという話題と、そこに努める大卒者が増えて
いるらしい。
もう一つは、時代と共に無縁仏が増えていると、寺の関係者
が言っている。もう誰も何年もかまわないそんな無縁仏が
多くなり、寺として一定期間を設けて対処すると言ってた。
この時期ポカポカ陽気に誘われてみ~んな外へ出るんです
よね。今日あたり中国はそうとうの人出が。
わたしがこの時期になると気になるのは、
清明節の頃のお茶のでき具合ですね、さて、今年はどんな
でしょうか。
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