中国式相親シャン・チン ー 中国式お見合い
速報です。このところ続いてますが、今日20日朝8時
今度は四川省で地震が。7・0級。重慶が揺れました。
被害その他はまだ、第一報が入ったばかりではっきりして
ません。震源地は四川省・芦山付近と言われてます。
各地から雪の便りが。それをお伝えしようと
思っていたら、またまた地震のニュースです。
雪の方は輸送などで多少影響が出てるようですが、
この時期の雪、春の雪ですので、水分の多い最後の雪と
思われます。それでも各地通勤の足をうばわれ、咲き始めた
花に雪が降り注いでいます。
各地から滅多に見れない美しい?雪景色が寄せられてます。
今日の中国××式・・話題は、中国式お見合い。
中国式相亲ヂォン・グォ・シィ・シァン・チン
さいごの 亲 この字は、親の簡体字です。これでお見合いの
意味です。
のテレビドラマが社会問題となるくらい人気を
得ました。
その途中の?「中国相親」がそれほど話題に
ならなかった?のには何か訳が??
中国もいまだんだん都市部が顕著なのですが晩婚化に入ってまして、
そうした息子・お嬢さんをもつ親にとっては頭の痛い問題です。
ということは社会問題としても認識されているとは思います。
親が将来を案じて、子供たちの結婚を急ぎ、
本人たちはそれほどでも・・・という図式が
中国でも同じように見られるようです。
テレビドラマ「中国式相親」の話は別にして、中国のお見合い
日本と決定的に違うのは、日本ほど堅苦しくない、という点でしょう。
多分今でもそうだと思いますが、これから季節が好くなり、日曜の
各都市にある公園などでは朝によく見られるのがこの
朝の公園で、適齢期?の娘・息子を持つ
親たちが手に手に、自分の子供たちの条件?
を書いたメモの様なものと、写真を持って
集まり、その条件に合った、或いは条件に近い、相応しい?相手は
いないものかと声を掛けあい、それが上手く行けば、翌週でも同じ
そこで本人たちが会うか、最近では小洒落たお店での待ち合わせ
となります。
この条件、というのが面白い。
日本だと絶対こうはならないだろうな、と思えるまだ見ぬ未来の
連れ合いに対する、こちら側からの遠慮ない相当な高望み??
が主流です。
身長は××以上で、年収が××、・・・の三高サン・ガォは
もとより、先に言うことはみ~んな言っておこう!!との
ここが「中国式」。
ひるがえって、自分のことを紹介する際もこれまた、
日本では考えられない、謙虚?というコトバなどどこへやら
自分は、美人で・・・性格がよくて・・・の好いことづくめの
売り込みは、本人が書いてるのかその親が書いてるのか、
書き手はいずれにしてもこれまた日本ではないな・・・・という
美辞麗句が自分の為に用意されています。
片方がこうだ、ということはないので、双方ともにこれですので
結婚前に自分の要求するものは全て余すところなく求め、
相手に売り込むべき自分の美点?も多少は誇大でも言うべきことは
全て言っておこう、というわけです。
ですので、日本と決定的に違うそのお見合いは、
お見合いというより、条件の出し合い。
最初に互いの求めるものを全て知る。そっからがスタート。
日本の最初は何も分からず、徐々に知って行けばいいさ・・・とは
対極にあるかも。
結婚斡旋会社的なものも多くなりつつあります。
こちらはお金を取っての紹介ですので、よりその要求が過激に
なりそうに思えますけど、さて、どうなんでしょうか。
いずれにしても、本人にその気がないのに・・・・の
この「中国式相親」は別に中国でなくとも上手く行かないのは別に
中国でなくとも同じでしょう。
日本だって以前の様な正式な?お見合いの数は減ってるようです。
中国もこれからはあんな公園での遣り取りはなくなるのでしょう。
実はもう一つ、中国には、
男女比率がちょっと偏っているという問題も。
それと何と言っても結婚に先立ち、先日来問題にしてる、“家”の
問題ですね。これは何もお見合い結婚に限らず、恋愛中のお二人
にとっても、大問題でしてこれを何とかしなくては。
まぁ、「相親シャン・チン」はその先の問題だと言えなくはないの
ですが、その先の“家”の問題はここでも大きく影を落としてるんです。
「中国式相親」はまだ晴れた日の公園などで見られて楽しいですよ
機会があったらどうぞ中国の朝の公園へ。
更にこれのもう一つに、新聞紙上に自分の「征婚ヂェン・フン」
(求婚広告)の欄があります。
小さな記事で、小さな活字で、ビッシリ上と同じように自分の紹介
と求める相手を書いてるだけですが、これなかなか面白いのに
遭遇で来たりして楽しいです。こちらも機会があったら中国で新聞紙
を求め、ご覧になってください。
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