四川芦川地震、明日27日全省哀悼の日とする・・8時02分
この度の地震、
四川省が省として明日は
全省・全国をあげての
哀悼の日とする、と決定。
明日、地震発生の時刻、8時02分全省で黙とうを捧げるとしている。
現地ではまだ多少の余震はあるようですが、
帳蓬ヂァン・パァン(テント)の中で、学校の授業も一部
再開しました。
水の問題もまだ多少あるようですで、道路はまずまず復旧し
物流が確保できるようにもなりました。
昨日書きましたように、何日も経て画期的に助かったという
ようなニュースもない変り、死者数が急激に増えるということも
なくなりました。
このまま穏やかに明日の追悼の日を迎えることができれば、
と祈ってます。
今日はこの地震からの教訓?を見てみましょう。
とりわけ今日、注目するのは、ボランティア活動についてです。
志愿人员ヂィ・ユゥァン・レン・ユアン、 と言います。
前回の08年のあの地震以来中国でもこうした災害時における
ボランティア活動が根付いて、今回も多くの人が、ある人は
現地に飛び、ある人は募金活動に、ある人は支援に、と
ボランティア活動をしていますし、支えています。
で、問題はこのボランティア活動を束ねる組織が
次に必要なのですが、その兆しはあるもののまだ
形になってません。これが欲しいです。ドット人が押し寄せて現地で
その駆けつけてくれた人を効率よく振り分け、動かしてくれる中心
となる組織・人が必要となります。
その押し寄せる数も中国の場合は凄いのです。
実は日本でもこうした組織のそのおおもと、と言いますか、
ボランティアを束ねる組織がちゃんとしてるかというとそうでもない
のです。でもまぁ何度かの経験を経てそれなりに機能するように
はなってます。充分かどうかはまた別問題です。
何せ緊急の時のそのもっとも急を要するようなときに、
更にその都度の災害はその形態がそのどれもが違っています、
地域も・時間も・季節も・規模も、違った中でどのような活動を
ボランティアですから、集まった人の中でやるよりないわけです。
また、普段からそのボランティアになれそうな人との連絡網というか、
災害自体は全国民瞬く間に知れ渡ることにはなるでしょうが、
そっからですよね・・・・
現地に駆け付けれる人、駈けつけて人をどう束ねるか、
誰が、どのように全体を見て配置できるのか、
日本では行政も多少その準備はしてるようですが、準備万端!!
とは絶対にならない。
わたしが関係しているのは災害時の言語サポートの問題ですが
これとても万全とはならないし、なりようがないのです。
ここでは現地の問題です。
駆けつけた人の整理をする組織が必要。
多分それはもう中国の方が切実に感じておられるでしょうから、
政府機関なのかボランティア団体が独自にそうした機構を持つ
のかもありますが、いずれにしてもそれを持つことが急がれる。
「ヨッシャァ!オレがやってやる!!」の
男気??の人が多いので、組織だってやる
というより、個々人の行動に走りがちですし、企業家や企業もまた
自分のとこが・・・の宣伝活動??とも思われるようなそんな独走
がお好きなようですので、それはそれとしてお気持ちとしては
有り難いものの、効率的ではありませんので、
この点が今後の課題となるだろうと思います。
中国の例を挙げてますがなにもこれは中国に限らず、
世界中の何処で何時、大災害が起きるかは分かりません。
その必要性はおしなべて同じであることを銘記しなくてはなりません。
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