食べたくなる中国のものって・・・なに?-『隗報』第94号
中国からは続々会議のニュースが届いています。
昨日は温家宝首相の引退の花道?の演説の様子が多く伝えられ
ていました。昨日ここに書いたその前の日の内外記者を集めての
共同記者会見での報道官・傅瑩フゥ・インという人が光っていた。
確かに“瑩”(インの中国語の意味は、玉のように光る石の意味)
でした。日本で彼女の映像が流れているのかどうかすら分から
ないのですが、映像よりも彼女の使う中国語、その話し方、その
論理の持って生き方、これまでの報道官とはちょっと違っていて
これこそが、「柔よく剛を制す」というやつかも知れない。
中国の女性の社会進出の問題はこのあとまた、その話を
ご案内するので、そちらに譲ることとして、
今日もまた、『隗報かいほう』第94号最新号の続きの紹介。
投稿していただいた記事の長さによりちょっとした空間が出来た。
ほんの少しのスペースだったので、ここを埋めるのになにか・・・・と
思って、空きがピッタリ埋まる内容で食べ物のことを書こうと思った。
もちろん、中国の。それも、自分がいま食べたいものを。そして
それが意外に日本では食べれないものを・・・。
と考えて・・・というより考えなくともまえまえからそんなことはを
ぼ~んやり考えたりするのは得意?なので、この点では苦労?は
いらない。すぐに決まった。
一つは、油条 ヨゥ・ティァォ。
食べたことがある人もおるでしょう。これは、函館
のような田舎?では駄目ですが、それこそ横浜
にでも行けば中華料理屋さんお目にかかれるでしょうから
そうそう珍しいというものでもない。
中国ではごくごくどこでも見られる買える、朝食の定番です。
朝はお粥にコレ!がベストの組み合わせなんですが・・・。
揚げパンと、よく紹介されてますが、まぁ・・・外れてはいないですが、
パンと言われるとちょっとね、確かに揚げてはあります。
が出来るんですが、そうですね~揚げる前は長させいぜい
10~20センチくらいのやつを油に投入すると、フゥァ~・・
と膨らんで、一体何倍になるの?ってくらい大きくなります。
ですんで、ご想像の通り、中はスカスカというかファファというか、
これだけだと、油過量でして、それをお粥さんが中和してくれるという
コンビになってます。
コレ!原材料も小麦そのもの、油があればあとはな~んにもいらない。
ですが、意外に作っては、そのふくらませ?具合が上手く行かない。
もう何度も挑戦してますが、何度も失敗し、極たまに成功するんですが、
成功率の悪さと、一応の満足度に達する確率が酷く悪いので自分で
作るのが難しい。中国の人たちも自分の家では作りません。買います。
また、買った方が安いんですよこれが。テイクアウトもできます。
ちゃんとこれとお粥さんのセットメニューが朝のメニュー
としてお薦めセットになってるくらいですからね、中国の
人はこれがなくては・・・という人が多い。
これを作る秘訣をご存知の方!教えてください。
もう一つは、豆腐脳 ドォゥ・フ・ナォ。
お豆腐の発音は中国語も表情に近くて、トウフの最初のトを
濁って発音さえすればそのまま通じそうです。
こちらも「おぼろ豆腐」とか同じですが「よせ豆腐」と紹介されてます。
まぁまぁ豆腐の製造過程はほぼ同じですし、その過程のどれを食し
ているかの違いでその名がいろいろ、ということです。
ちょっと日本のそれらとまた違うのは、これ更に何か豆腐にかけて
薬味も工夫して食べるのが中国流。
本場?の味に近づくようにやってはいるのですが、
どう~もいま一つ満足のゆく結果とはなってません。
頭のなかにある味のイメージは、舌と記憶にあるのですが、
それに近づいているようないないような・・・。美味しけりゃそれで
いいじゃん!という話なんですが、確かに美味しいんですけど・・・
違う!これって何のせい?と何時も疑問におもってるんですが、
今のところの結論は、
多分食べる場所の空気、湿度、環境の違いだろう・・・と、
味はそんなものにも影響されているはずで、日本から持ち込んだ
日本のお菓子を中国のホテルで食べてる時、アレッ!と思うのは
このせいだと思う。
ということは・・・・やっぱりこれ等は、中国へ行って食べないと
駄目だということでしょうか?
んん~食べ物の話を書くと長くなる。
『隗報』で書いてるのはその隙間記事なんでほんと短いんですが、
ちから入っちゃうんですよね。
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