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2013年2月28日 (木)

2013年の春節聯歓晩会

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  昨日午後に北京では、今年初?の

 黄砂を観測、今話題?の大気汚染に

 加えての〝黄砂〟襲来。

   そんな中、公園で体を鍛えている人たちが。

  まぁ毎日やってるから別に疑問にも思わないのでしょうが、

  これって、健康に良いんだか、悪いんだか??・・疑問。

  さて、連日お伝えしている、中国・中央電視台、正月特別番組

  今年の「春節聯歓晩会」の話題ですが、そろそろ締めくくろうと

  思います。

   その前に、実は春節前にもこの話題でちょっと書いたりして

  ますが、私は始まる前、密かに?予測していたことがあります。

  そのいずれもが見事に外れましたので、安心して今になって?

  書いておきますが、これって私の個人的記録であってみなさん

  にはまるで関係ないかも・・・。でもお付き合いください。

    始まる前、幾つか多分??これが今年は出るだろうと、

  勝手に思っていたのは。

   一つは、ノーベル賞受賞者の莫言を何処かで登場させるの

   ではないか、ということ。舞台には出なくとも映像で

   ですね、彼が出ておめでとう!か、何か言う。

   二つ目、AKB48のパクリの様なんのが登場するんじゃないか、

   あの手の若い子が出て唄い踊るのでは、と予測。

   三つ目、韓国のあの人?何て言いました、あの馬に乗ってる

   ような踊りの、あの踊りが登場?するのでは。

    の三つとも見事に外れまして、その点では好かったです。

    取敢えず、今年は「パクリだ!」と言われないように、あの

   番組は相当気を使ったということですね。目出度し目出度し。

Imagecar0b0k0 さて、昨日はコントや漫才について書きました。

 今日は彼のマジックと、その他の出し物について。

 彼のマジックもこの番組で定番となりつつありますが、

   これまた、先の趙本山のコントでも書きましたように、毎年毎年

  その期待に応え尚且つその期待を上回るものを舞台に上げる、

  というのは至難の技なんですね。恐らく誰がやっても無理です。

   今年のマジック精彩を欠いてました。それよりも、「元宵晩会」

  に出ていた彼(名は知らない)の方が楽しめましたけど。

  無理なんです、毎年それを上回るものをもってくるのは。

   ですから、それは超えられないモノとして番組構成をされた

  方が好いと思うのですが、逆に聴衆の方からの要望・期待

  もあるのでしょうから、もっと見たい、の要求にも応えなくては

  いけませんし、難しいですね。

   同じく、今年の「晩会」では、信じられない筋力の持ち主が演じる

  アクロバットというんですか、中国的には雑技ですが、その二人の

  演技も、流石中国、凄い人がおるわい!と感心させれた。

   感心はするが、んん~凄いのも凄いでも・・・。

  この分野?雑技とか特技とか特殊能力も毎回手を換え品を変え

  見せていただいてますが、どうなんでしょう?

  どうなんでしょ?というのはですね、プロの、コレでもカァ~!

  のすご技を見せる人は恐らく中国は困らないくらいいる、

   それで数年前から、プロではないが凄い人たち、

  例えば、あの障害を持った人たちの、千手観音踊り、

  農民なんだが、素晴らしいノドをもったお百姓さん、

  ストリートミュージシャン、などなど新手を繰り出してますが、

    もう手は尽くされた感があります。

   でもこれも、まだ凄い人見たさの聴衆は多いでしょうし、

  これからも制作側はその発掘に尽力して行くしかないんで

  しょうね・・・、きっと。

   歌の方はその時その時代のビック歌手がでればそれで

  話題はさらえます。そして毎年ビックな人が出ています。

   個人的に余り興味も知識もないので、スミマセン省略。

    で、何が言いたいか、

    日本の年末特番、「紅白歌合戦」を例に挙げるまでもなく、

   こうした番組がいつまでもその深浅さを保ちかつ期待に応え

   続けることは難しい、ということですね、

    時代の変遷とともに、昨日書きましたように、周辺の機器や

   映像の処理や通信網を使っての画期的な技術的躍進は

   今後も進むのでしょう。

    それとは逆に、聴衆の側の多様な要求とか、世代間の嗜好

   とか、各階層の好みの違いなども顕著となり、同じテレビ番組

   を見ていても楽しめる“場”がそれぞれ違ったものとなってきて

   います。これは制作側がどんなに頑張っても埋めることのでき

   ないものです。

    つまり、あの「春節晩会」という舞台の

   周辺は年を追うごとに最新の技術と情報が入り、

   舞台上は変化を嫌い同じように演じられている、

   そのバランスの悪い状態にいまあの番組はあるわけです。

   それは制作者側が一番お気づきになっておられると思います。

   その上で何ができるのか、もう来年の「春節晩会」に向けて

   頭を悩ましていることでしょう。

    それも含めて、また、来年見て楽しませていただきます。



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2013年2月27日 (水)

2013年・中国中央電視台『春節聯歓晩会』を見終えて、

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  春節休みも終えて、中国では学校にも

 子供たちが帰ってきました。二学期の始まりです。

   あと2日で二月も終えようとしております。

  昨日に引き続きこの話題です。

  既に昨日、お断りしております。全くの個人的感想ですし、それも

  日本人が見ているこの番組への感想ですので、多分、的外れな

  ものでしょうが、この感想毎年書いてまして、また、始まる前にも

  話題を取り上げている行きがかり上、今年も書くんですね、コレ。

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 前振りが長いと後ろが

 閊えますから、今日は

 先を急ぎますね。

  で、2013年『春節聯歓晩会』で目を引いたのは何かというと、

  一つは、今回に限らず前回も使ってはいたんですが、今年

  目立ったひとつに、上からの俯瞰の映像が多用されてましたよね、

  それもカメラ位置としては舞台の中央・真上からの映像です。

   あれ視覚効果としては面白かった。でも、そうそう何度も使える

  “手”ではないのと、余りに多用するとこれまたちょっと・・・。

   でも、今年のこの映像は上手く使われていた。

   それと、舞台はアレどうなってんですか?会場が二つ以上

  あるということなんでしょうね、きっと。

  漫才やコントの舞台と、踊りや曲芸の舞台では明らかにその

  作りがちがってましたから。あのセリだし舞台は今年初めて

  ですか?ちょっと前のには印象になかったもので、あれも

  好かったですけど。

   これまた、番組のプログラムとは関係ところの印象で、

  二つ目もまた、そうしたものなんですが、急にその踊りで出て

  いる人なんかに顕著ですが、舞台の上の人たちの衣装が

  よくなりましたよね。

   とりわけ大勢出演してくるバックダンサーの方たちの衣装

  が格段に好くなっているのは、この番組の予算?に余裕が

  ある証明なんでしょうか?それとも、力の入り具合と、周囲の

  デザイナー含めての質の向上のせいでしょうか。

   それも目につきましたが、これまた出し物とは直接関係

   ない話でして、本題に入りましょう。

   その中で、このコントについて。

   春節晩会ではもうレギュラー。中国でいう高手ガォ・ショゥ。

   蔡明、藩長江。

    題が「想跳就跳」の中で、彼女のセリフ。これ中国語を学んで

   いる人達への出題としておきますか・・・、こんなんです。

    ・・・ 想这种站起来都像没站起来的人都站起来了,

       我还有什么理由不站起来・・・

     まるで早口言葉(绕口令)のようです。

     このコントを含めてやはり、趙本山に追いつかなかった

   ようですが、まぁでも彼が出たからと言って必ずしもまた

   成功していたかどうかは分からないで、一概にその低調を

   非難できませんが、私の言いたいのは、コントではどうも

   見るものがなかった。個人的好みでもこの点でなら、

   全くの古典的、舞台に二人出てきてその会話だけで、その

   話力で笑わせようとする、相声シャン・ション(漫才)の方が

   期待するものが大きかった。その点で漫才の出し物には今回

   満足してますが、コントはどうも・・・・、難しいんですよね、

   コントは。時代を反映して。反映させなければ味が無いし、

   反映させすぎると刺激が強すぎて、中国では難しい。

    それは分かるが、笑わせて欲しいし、ちょっと考えさせられ

   る、何てなコントが好きなんですが・・・。

    結論。

   この番組の周りの映像技術とか、舞台装置とか、その周辺

  衣装やら小道具やら、そうした周囲は目覚ましい目に見える

  進展を感じさせるのに、舞台の上で演じられているその演目

  や出演者がそれに追いついてない感じ。

   古くは、というか以前はこの逆だった。

   出演者が先を行っていて、周囲がまるで追いついていな

  かった。では、いつ逆転したんでしょう。近年ですね。

   今年とは言えないが、今年はそれが目立った。

 

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2013年2月26日 (火)

「春節聯歓晩会」2013年中国・中央電視台を見終わって、

   今日の中国中央電視台朝のニュースでは、日本のこの大雪の

 話題を取り上げてました。結構詳しく報じてましたね、殆どが日本の

 報道をそのまま流すかたちでしたが、ず~っと東北地方の映像が

 流れてました。アレを見て、日本全体があんな感じなんだ~?と、

 勘違いする中国の人もいそうですが・・・・、まぁしょうがないでしょ。

  そんなもんです。我々が外国のモノを見ている眼も、我々が

 外国から見られている眼も。今日のお話はそれが前提です。

  先日の中国・中央電視台の正月特別番組であり、オバケ?番組

 でもある「春節聯歓晩会」を漸く見終わりましたので、

 その感想を少し書かせていただきます。

  始まる前にちょっと、この話題で何回か此処に書いています。

  また、この感想は当たり前ですが、全くの私の、それも国外で見ている

 中国人でもない者の個的感想であること。更には色々資料などを見て

 或いは周辺情報を見れば判ることなどもあるのですが、それらは無視

 して、純粋に?ただ見終わったばかりのこの番組の感想を書きます。

  ・・・・ということわり書きを入れておいて、

Tn2  「2013年春節聯歓晩会」は普通に好かった

 です。なんだ!日本語?どうも最近若者言葉

 に影響されてこっちの日本語も変ですが、

 好かった。どう好かった?をこれからお話します

  が、こういうと大概、何点?と訊かれますが、その点数はちょっと勘弁

  してもらって、何度か書いてますが、このオバケ(高視聴率などで)

  番組も曲がり角?に来ていて大変なんですね、その人気を維持し、

  その期待に応えるだけで大変、という事情はよく分かる。

  多分この番組、この年の放送が終わればもうすぐにも翌年の構想に

  入るような、そんな煉りに練った構想がされ、何度も何度も会議

  にかけられ、作られていると思います。

  それだけ、見ている人の数も破格なら、その期待も飛びぬけている。

   例えば、私なんかは毎年そのオープニング。始まってタイトルが出る

  までの映像の処理とか、構成なんかを毎年注目。ご多聞に漏れず

  近年はコンピューター処理が進み、グラフック造形とも組み合わせ

  何でも出来る。何でも出来るということは、良いようですが実は

  どうして厄介。分かりますかね、この理屈。

   で、今年のこの出だしのところの映像の処理もこなれてました。

  好かった。正月雰囲気と華やかさも盛り込んで。

   でもここはまだ、番組ではないのですが・・・。

Tn3_2 全体の放送時間も長い。こちらがそのメニュー

 なんですが、出し物も、歌あり、踊りあり、漫才あり、

 コントあり、雑技あり、演奏あり、手品あり、××あり、

 のちょっと見えてませんが、40種。

  こちらには、書かれてませんが、この演目とは

 別に楽しめるのが、司会者間のやりとり、というか演目紹介までの

 場の持たせ方、これも私は是非評価に入れて欲しい。

  中国のこの番組の司会者は、ただ単に人気があるとか、容姿が

  好いだけでは、絶対駄目です。話術、それも相当即妙の話術が

  求められます。司会者何人もいるのですが、その司会者同士の

  遣り取り、なんかも番組の成否に影響します。

   これも好かった。ただ、これは演目には入らない。

   全体を通して何が一番?と尋ねられたなら、

  私の推薦は迷わずに、どの辺でしょうね・・始まって1時間半も

  過ぎたころにこの番組自体は途中で日本のようにちょこちょこ

  CMは入らないのですが、コマーシャルが入りました。

   このCMが好かった。皮肉でも冗談でも何でもないですよ、

  勘違いしないで下さい。このCM映像の処理といい、春節を

  迎えバイクで広州あたり実家へ帰る集団をず~とこう撮ってる

  んですが、正月気分と、故郷で待つ人たちの期待と、我が家へ

  帰る人たちの喜びとが映像としてとてもよく伝わり、好かった。

  この映像永久保存版として欲しいくらいです。

   CMとしてもちょっと長めのものです。

   私の一押しは、これです。

   ・・・・でもこれもまた演目に入れることはできませんしね。

   長くなるので、明日またもうちょっと踏み込んで?

  この「2013年・中国中央電視台・春節聯歓晩会」のお話を。

  このタイトル長いですが、わざわざこう断ってるのは「春節晩会」

  は各局でやってまして、各地方ごとのこれがあるのと、この他に

  正月番組で様々な「晩会」番組が放映されてまして、そちらも

  見たものもあるのですが、全部は見きれません。

   それに一昨日はまた、「元宵節晩会」何てな特番もありまして、

  実はこれも好かったですが・・・きりがないので止します。

   では、明日は具体的その番組ひとつひとつ?についてを、

  どうぞお楽しみに。


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2013年2月25日 (月)

函館日中・中国語教室・3月の予定、ご案内

   2月も残すところあと僅かとなって参りました。

   大雪ももうそろそろ峠を越した頃と思います。

    昨日は「元宵節ユゥァン・シァォ・ジェ」。

    白玉団子を食べる日ですよ。

Sn2013550744181512aa5d279bb81  お祝いの日です。

 ということで、昨日の北京はまたまた

 こんなです。花火が舞ってます。

  これでまたまた、空気が悪くなっちゃって大変です。

  旧暦1月15日。“平安吉利”“全家団圓”を願って食べる

  “小湯元”これはもち米の粉をこねた皮に、ごま・くるみ・

  さんざしなどの甘いアンが入ってたり、変わり種では、

  ハムや塩味のあんのも食べたことがありますが、

  “元宵団子”を食べて一家団欒を過ごす日だったのです。

   この日、正月15日に雪が降ればその年の豊作を示す、

  と言われこの日の雪は吉兆なんですが・・・・、

   昨日の雪はそれにしても降りすぎでしょ。

  ハコダテも一時前が見えないほどの猛吹雪となりました。

  午前10時頃だったと思いますが、路行く車が皆午前中

  からライト点灯でノロノロ運転でした。

  まぁ・・・吉兆ということで・・・。今年は作物がよく成る年と

  なることを願っております。

   それに昨日は中国で立て続けに地震が発生。

  10時間以内?だったかな、に6個所で地震が。

  結構広範囲ですが、ですが南の広東省からチベット地区まで

  短い?時間に連続して起こった地震にちょっとザワッ!と

  しています。

   さてさて、余計な話が長くなりました。

  今日お伝えするのは、中国語教室3月の予定です。

   今日で2月の授業が終わり、一応一年の期間でスタートして

  おりますので、残すところ、あと一か月となりました。早いですね!

   で、今日はもちろん普通通りなんですが、3月はちょっと変更が

  ありますので、どうぞご注意ください。

   3月第一週目の月曜日、3月4日は場所が変更となります。

   この日のみ、八幡小学校での授業となります。ご注意ください。

   第二週、第三週、3月11日、18日はいつも通りの授業。

   第四週、3月25日、最終月曜日は授業がありません。

   授業はありませんが、この日例年行っておりますように、

   みなさんとの卒業?のパーティーを予定しております。

   場所をお時間その他は教室でお知らせいたします。

    どうぞ多くの方が参加できるように、この日の予定を今から

   調整して空けておいて下さい。

    4月以降のご案内は、来月3月に入りましたら、改めて

   させていただきます。

     まずは、3月の第一週と、第四週のところに、いつもと違う

   場所や行事が入っておりますので、どうぞこれをご覧の同学の

   みなさん、お友達にも知らせてください。

    今日、教室でもご案内はさせていただきますが、

    教室にこの時期おこしになれない同学の方もいらっしゃいます、

   また、一方、このブログをご覧になっておられない方もおいでに

   なります。どうぞお仲間同士連絡を取り合って、行き違いのない

   ようお願いいたします。

     3月の函館日中友好協会・中国語教室のご案内でした。

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  2013年2月25日

    函館日中友好協会

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2013年2月23日 (土)

北海道日中青少年交流協会・2013年・新年交流会へ、

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  あっという間に一週間が過ぎて終い、

 お礼が遅くなりましたが、丁度一週間前

 のこの土曜日、

 北海道日中青少年交流協会の

  「新年交流会」にお招きをいただき、参加して参りました。

    青少年交流協会の皆様、ありがとうございました。

    高橋会長ありがとうございました。

 

P2160002 こちらの「新年交流会」、すでに毎年恒例の

 会となっておりまして、在函の留学生を招いて、

 日本のお正月気分を味わっていただこうと、

  留学生が和服を着て参加しております。

   留学生もこの企画を知り、愉しみにしているようです。

   なかなか、和服は着る機会がないですし、着ようと思っても

  着せてくれる人がないと着れませんので、本当に滅多にない

  機会ですから、留学生のみなさんはこの日を記念の日にしよう

  と、待ち望んでいたようです。

 

P2160008 これくらい一度に和服をお召しの女性を

 見る機会もそうそうないので、これだけで

 もう会場は華やいだ感じです。

   男性の和服姿はもっと見ないですしね。

   多分、みなさんこの日初めて和服を着てみて、見た目の

  綺麗さからは想像していなかった、その実際に着て見たての

  大変さにお気づきになったと思います。

   見た目はとても綺麗でも、着せられて見れば、歩くのも大変、

  食べるのにも自由にならず、洋服って何て自由闊達?なんで

  しようと思われてことでしょうね。

P2160009_2 ここに日本の文化があるんですが、その辺

 まで気づいて戴けたでしょうか?

  日本人の自制?というか全てを押さえて

   暮らすことの美学があの服装にあるのですが・・・。

   まぁ、それは兎も角、見た目よりも大変だぁ~ということに

   気づいて戴けただけでも、収穫?というものでしょう。

P2160011
 会の途中、ゲームなども用意させていて、

 留学生たちはテーブルごとのチームに

 分かれて競い、楽しそうでした。

   お一人お一人の自己紹介でもお話しされておられましたが、

   この日、参加していた留学生の多くが、日本の学校は春に

   始まりますのでそれに合わせて一年間の留学期間で函館に

   来ている留学生はそろそろその期間を終え、

   帰国の準備をしています。

    最後の日本の、函館の想い出として、和服を着て日本の

  お正月気分を味わえたこの日の想い出はいつまでも彼女・彼ら

  の心に残ることでしょう。

   先日来書いてますが、ここ数日悪天候が続いてまして、

   今、続々と帰国準備に入っている、或はもう帰国しようとして

   いる人たちは、この悪天候を睨み心配しています。

    先週すでに帰国一陣?組が旅発ちましたが、

    無事、天津に戻られたようで安心しています。

    千歳からの便も、韓国・仁川からの便も大幅に遅れている

   ようですが、それでもナントカ無事帰国の連絡を頂きました。

    このあと、三月初旬にまた第二陣・第三陣の人たちが・・・。

   みなさん、どうぞお気を付けて。

     そして、みなさんの函館でのこの一年の生活をどうぞ

   帰国後お近くの方に伝えて下さい。

    ついでに、函館の良さを広めて下さい。






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2013年2月22日 (金)

中国人の「暴買」が世界を席捲する - 搶購

Imageca15bbb0   今日も朝から雪かきですよ。

  すいませんね、毎日この話題で。

  雪はねをしながら考えましたね、

  この作業これでなかなかに重労働ですし、時間もかかります。

  つまり、これに取られる時間も毎日となると馬鹿にならない。

  だから、ボヤクわけですよ、ここでも。それも、大概朝一の仕事が

  コレ!ときているので、ボヤクボヤク。

  それで、何を考えたかというと、北国は北国でこうした大変な面が

  ありますが、南国は南国で暑い日の続くその不快さはまた大変

  だし、梅雨の鬱陶しさとかあるわけですよ。

  で、暑い地方の人たちはその夏の過ごし方が北国の冬の過ごし方

  と対応するわけですが、夏の過ごし方ってこうした雪はねのような

  しなければならない重い作業って別にないですよね・・?

   耐える、暑さに耐える。その必要はあります。北国だって寒さに

  耐える。でも、暑さが厳しいからといって何かそれに伴う作業がある

  わけじゃない。となれば家人が言うように、夏暑い地方の方が良いん

  じゃぁないの・・・?・・・と言うわけですよ。

  此処ですね、ポイントがここに。つまり羨ましいと、ある条件の元に

  置かれた者は別のものに憧れ、羨む。比べる。

  これを国として見てください。つまりここにあるんですね私が言いたい

  のは。どっちが良いとか、どうだとか言って余り意味がないですね。

  そこに生まれ、ましてそのままそこで育ったなら、好い悪いでは比較

  できない。暮らしがそこにある。

    国だと文化がそこにある。私が書き続けているのはそういうことです。

  良いか悪いかではなく、こんな違いがあるということです。

   北国に春の訪れるのもそう遠くないでしょうが、その時のあの春の

  北国独特の解放感は、一年中夏のような地方では味わえないわけ

  でして、そういうものだと考えてます。

   今日も前振りがながくなってしまった。

  ということで、今日も中国と中国の人のことを書きますがこれまた、

  「良い悪い」判断基準ではない眼で見てやってください。

   そして、これからもずっとそうした目線でお願いします。

   春節休みと共にドット世界中に繰り出した中国富裕層と呼ばれる

 人たち。それでなくとも目立つんですが、この人たちの買い物の様子

Sn20134911554315122f7bf34cf41がまたまた世界各地で話題になってます。

 こちらは朝早く?から 夏奈尓シャネル香港店

 の前に行列をつくり、今かいまかと開店を待つ

  人たち。一頃の日本人に変わって今はもっぱらこうしたお休みを

  利用して本土から観光を兼ねてくる大陸のお金持ちが多いという。

Sn20134911553115122f7b3cf72e1_2こちらは、イギリス何とかって?某有名デパート

に押し掛けた中国人買い物客。そんなに慌てて

一人で何点もバックを押さえなくとも、そのバック

  一個一個が高いのでそうそう買う人はいないと思いますけど・・。

  もし、買うとしてもきっと貴女のお仲間の中国の人だと思います

  ので、身内?で調整されたら如何ですかね・・・。

Sn20134911552715122f7af986b81 こちらはバーゲンらしいのですが、ブランド

 香水に群がる?ひとたちです。

  で、ですねこれらの画像はまぁ私の文を

 ただ読むより画で見た方が分かり好いだろうと思ってのサービス

 でして、要するに世界中でアメリカ・ロスからの画像もありますし、

 何でそんな所で?と感心したドバイのナントカ?ってこれまた

 お金持ちなら分かるショッピングモールがあるらしいんですが、

 そこでも大量お買い上げ??の画像が届いてます。

  店長さんがインタビューに答えて「中国語版のパンフも

 用意しましたし、飾りつけも中国のお正月に合わせました」と

 にこやかにあれは何語で答えてるの?下に字幕がないと判らん

 言語で答えていた。どこも同じことやってんだなぁ~・・と感心。

 

  それで、ここから見えるのは、

   一つは、もうご存知でしょうが、この方たちが中国のいまの

 普通の人、というわけではありません。逆です。少数派です。

 それもかなりの。ですが毎度言ってるようにあの人口ですので、

 ちょっとの少数派が日本のある「層」の人数位にはなります。

   その日本のある「層」の人たちもつい数年前は同じように、

 香港に、パリにお買い物に出かけていたわけです。これをいま

 お読みなっているあなたがその「層」であったかどうかは分かり

 ませんが、その当時わたしにとってはそうした日本人の話題も

 他人事であったように、多くの中国の人にとってはこの話題全く

 の他人事でしかありません。

  二つ目、日本人も買い物をする時、自分のモノを買うのも勿論

  ですが、日本人はお土産、プレゼントをよく買いますね。

  一人のモノだけだとその消費は存外しれてます。それがお土産

  だとプレゼントとなって数が必要になります。

   この点では中国の方も同じですが、それに加えて違う点が。

  それは中国の人の買い物には、頼まれ物が多い。

   出国自体がまだまだ煩わしい問題があること、自国の製品に

  信頼がおけず外国の確かな品を持ちたいこと、自国にもその品

  は手に入るが、税の問題とニセモノ問題があって、国外で買う

  ことに安心感がある。だから誰かが出国するなら頼む。

   金持ち?の持ってるお金もぜ~んぶ自分のものとは限らない。

   三つ目、この手の買い物の人は、そのブランドを買うんですが、

  品物そのものよりも、その買う場所とそのお店の包装紙や紙袋に

  意味がある、というのはこれまた日本人の一頃と同じでしょ。

   結論、結局以前に日本人もこんなようなことをやり、

  世界の顰蹙?をかっていたことがあるんです。

  でも中国の人のそれが目立っちゃうのは、自分の姿はあまり

  見えない、見えたとしても自分の醜い姿は鏡で直視はしたくない

  というのと同じ作用が日本人に働いている点、それと圧倒的情報

  の量のコントロールが自分たちの手にある、からだと思います。

  




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2013年2月21日 (木)

家路をいそぐ人々 - 急忙赶路回家

Imageca3pcemk   まだ雪の話をしていいですか?

   昨日、雪の話をしました。昨日の大雪で、

  またまた街はスッポリ雪に覆われ一面の銀世界

  へ逆戻り。冬景色。

   これって、住んでいる者にとってはやれやれですが、

  これが旅する人にとってはまた別の感慨があるようですし、

   台湾からのお客様などはこれこそが求めていた北海道の

  イメージでしょうから、今日あたりは愉しんでいただけるのでは。

  函館山から市街地を見おろし、陽光が射したりすると、それはもう

  綺麗なんですよ、冬の函館はまたそれで美しいのです。

   冬の函館も良いですよ、どうぞいらして下さい!!

   ----「函館」宣伝終わり。

   この寒波による雪は、中国でもあちこちに雪を降らせています。

  安徽省の知人からはこの時期こんな大雪は無かった!と言って

  きています。街路樹が緑の葉をつけたまま雪の重みに耐えかねて

  折れ曲がってる写真を添えて。この辺の雪は多分水分を多く含ん

  でいて重いのでしょう。

   ---- 雪の話終わり。

    この雪の話は前振りでして、つまりこの「雪」のように同じもの

  であっても立場が、その考えが違えば、当然全く違ったものとして

  我々はそれを見、それに対処したり、しているわけです。

   ということで、今日はこの春節の間に私が見た主に中国の子供達

  の可愛らしい姿を一挙公開?

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 この子はちゃ~んと、お父さん?かお母さん?

 のお手伝い。一生懸命押してますよ、パンパン

 に膨れている旅行鞄を、偉いですね。

  将来もキット親を助けるお嬢さんに育つこと

  でしょう。

N20134115015351189761af63c_140x1051  こちらは、列車での別れのシーン、

  こんな小さくともちゃ~んと分かるんですかね、

  その今置かれている状況が、分かれてまた

  いつ会えるか分からないお父さん?を慕って

  ますけど。どの駅のホームでも恐らくこうしたシーンが春節の間

  見られたんだと思います。

Sl201350140923151246893230461_3 こちらは双子ですよ、双子。哈哈哈!

 そっくりだ!!一卵性双生児ってやつですよ

 きっと。お父さん、お母さんに連れられて、

 幸せそうな一家ですね。それにしてもお父さん

  やけに軽装ですから、かなり南なんでしょうね、でもお嬢さん達は

  しっかりダウンのコートを着てますし、お母さんはこれ?

  ですかね??お金持ちなんだぁ!!

   こんな可愛い二人を連れていたら、中国の旅の途中はとても

  とても親切にされますよ。子供にはみな親切にしてくれますから

  ね~、中国では。その分は大人にはキツイですが。

Photo_2 もう一枚。こちらはともすればそのお母さんの

 背負っている荷物に目がいきますが、前には

 子供が。分かります?それにしても凄い荷物。

 お母さんお一人でお帰りになるんですかね?

 誰も付添はないらしく、手にもまた別に荷物が。

   どの国でもそうですが、母は強し、です。

    多分自分が子供が好きなせいでしょう、写真を見ていても

  ついつい子供たちの様子に目がいきます。

  もっと沢山の写真があるんですが、全部紹介していたらそれは

  それでまた大変ですので、今年春節の家路を急ぐ子供たちの

  写真を選んでみました。

   言えることは、これらの写真はそこだけ切り取られていますが、

  この周りにもまた春節の移動期間ですから沢山の人が、子供達

  がいて家路を急いでいるわけでして、このことから、中国の子供達

  はこ~んな小さい時から鍛えられ強くなるんだ!

   ということをわたしは言いたかった。



   

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2013年2月20日 (水)

日本は、北海道は地上が大変です!-雪的波涛!一個白銀的宇宙!

  昨日、中国はいま、大気(上)も地下水(下)も大変だ~!

 という話題を書いた。この点で言えば、みなさんの地方は

 どうか分かりませんが、わたしの住む北海道はいま積雪が

 例年より多く大変です。その意味では北海道は地上が大変。

Tnca5qeovl_2
 こんなロマンチックな雪だといいんですが、

 今日の地元紙でも今年に雪の多さに触れ

 報じております。

 んん・・・多いですね。確かに・・・。

  まぁこんなに多くとも、東京で降る10センチの雪ほども公的影響

  がないので、余り騒がれないようですが、多いです。

  私の住む道南・ハコダテも多い。こんなはず?じゃぁなかった。

  去年秋口には今年の冬は暖冬との話しも聞いたような気が・・・、

  するのに、見事裏切られました。到るところ雪の山です。

   ハコダテですと、今季が例年と違うのは、年前にドット雪が

  降る、そういう年もあるんですが、その後年末に持ち直して大概

  その雪は消えるかグ~ンと少なくなるかして、路面が覗けるよう

 になり、年を越して一月中旬あたりから連日の雪・・、が多かった

  のですが、今期はその年前の雪のあと寒い寒いが連日続き、

  除雪されて雪と路面の雪が溶けないまま年越し。

  日本の正月を迎えても寒さが去らずそのまま凍結。そして

  中国の正月(春節)を迎えたあの日もそう、大雪でした。

   つまるところ、例年ですと途中何日か必ず暖かな日があり、

  マイナス(雪が溶ける)があるのに、今年の冬はプラスばかり、

  ということで、この積雪量です。

  南国の方には分からないでしょが、これが大変なんですよ。

  今日も私は朝出がけにまずクルマの雪をはねのけ、店に。

  店に着いたら今度は店の前の除雪。その雪をまたのけて積み

  あげる。その積むところが既にほぼ満杯。

  そして、やれやれ・・・と思って、ちょっとこのブログを書き終えて

  外を見ればまたまた積もってるじゃないですか・・┐(´-`)┌

  勘弁して下さい!とお願いしたくなりますけど・・・。

Tn7_2  大気汚染で話題の中国ですが、雪の

  話題はそう聞こえてこない。が、

  寒いようです。広い国ですので寒い地方は

  もともとがマイナス30度の世界もありますが、

  そこは別にして、普段余り寒くない地域でも

  寒いようでして、こちらは路面が凍結しての交通事故やら、

  電線の着氷による事故とか、雨が夜に凍ってその重みによる

  建物の倒壊事故などのニュースは目にしました。

Sn20134912051215122f9f8a448d1 昨日は普段余り降らない南京・江蘇の

 あたりでも大雪が降って大変だった

 ようですが、南の雪は水分も多くきっと

  今日の午前中にはもうなくなるでしょう。

   みんな、雪降って傘さして歩いてますしね。
 

   上(大気)も下(地下水)も大変なのに、その上、積雪(地上)

  などあったらそれこそ大変ですよ。

   今日も帰国する留学生がいて、昨日その移動のお手伝いを

  したり、これからも続々、帰国組がいるんですが、大変だぁ~、

  ところで今日は千歳からの便が普通に飛んでるのかなぁ・・・

  北海道の冬はこれがあるので、移動も大変です。

    まぁ中国へお帰りになれば、この積雪ともお別れできて

  いいんですが、その代わり大気汚染の中に身を置くことになり

  ますねぇ・・・どっちがいいんだ??

    雪はもうあと少しでなくなりますから・・・。

    陽の暮れるのも遅くなってきましたし、

    日が長くなって、少し得したようにも思えますし、

    陽射しにもちょっと変化がみられます。

    北国にお住いのご同輩!あと少しです、ガンバッテ!!

 

    虽然还要持续一段时期,

    不过春天即将来临.

     大家请多保重身体!

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2013年2月19日 (火)

中国・上も下も大変! - 大気汚染と地下水汚染

   昨日ちょっと最後のほうで触れたんですが、昨日のその北京の

 またまたの大気汚染の様子が、今日は日本の報道でも取り上げて

 いたらしく、「見ましたよ~・・」の連絡が知人から入った。

  私は見ていないが、テレビで春節後の北京の大気汚染の酷さ

 が深刻!との報道と、その日本への影響は如何に??ってな

 内容の報道だったらしい。見なくとも大体想像がつくのでまぁそんなん

 だろうな、とは思う。

   昨日私が後ろでちょっと触れたのは、中国科学院というところが

  「雾霾检出危险物」と公式に発表したのでこれはかなり深刻だなぁと

  思ったからでして、霧きり、二つ目の字は靄もやに当たる字で、日本

  にもこの字はあるはあるんです。霾バィと読むらしいです。調べたら。

  使わないなぁこんな字・・・。

114709973_title0h1_3 その発表もあり、この画像もあって、以前よりかなり

 深刻な状態かな・・・というので触れましたが、

  こんな、大気汚染の中をマスクもしないどころか、くわえタバコで

  カメラの前を横切る大胆?お兄さんも映ってました。

    多分、こちらの日本での報道の眼目?は日本への影響や

  如何に??ってな視点でしょう。

   中国の報道を見ていても急に何だか

   二氧化氮 二酸化窒素 とか、

   二氧化硫 二酸化硫黄 とか、

   耳にしたこともない、化学物質をすらすら使ってインタビューに

  応じているオジサンなどを見ると、もっと怖くなります。

   こんな化学物質が一般の人が覚えるほど浸透?してるって

  証明でもあります。

Imagecadlpor2_2 実はもう一つ、こちらは日本の報道では余り

 騒がれてませんが、中国、分かりやすいように

 北京なら北京と言ってもいいのですが、

  今、問題なのは地下水の問題があります。工場からの不法

  廃棄による汚染が主な原因ですが、地下水が深刻な汚染状態

  にあります。その一部が河にも流れ出たり、どこか魚の養魚施設

  にも流れ、大量にそれらの魚が死んじゃった、というニュースなど

  もあり、早い話、中国はいま上(大気中)も下(地下水)も汚染問題

  を抱えて大変な状態です。

    経済も大切でしょうが、健康はもっと大切です。

   これはナントカしなくちゃいかんでしょう。

   多分中国政府も何らかの手立ては打つと思いますが、それが

  果たして効果あるのか?どれくらいの期間で効果が見込めるか??

  中国政府の対応や如何に?というところにかかっています。

Sn2013460834421511ed4224c7fb1 こちらは春節休みを終え、バスターミナル

 に集まってきた、職場へ戻るひとたちの

 行列です。こんな大変な思いまでして

  戻ったら、北京の空はこんなですもん、大変だなぁ・・・・。

  庶民は。みんなガンバッテ働いてんのに。

   そっちの話題で書きたかったのですが、朝に急遽

  「見たかぁ~!!テレビ!!」の声で変更いたしました。




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2013年2月18日 (月)

春運返程、「中国式離別」-春節を終えて職場に戻る

Sb2013470926201512031bc933951_2  長かった?(一週間)の春節休みも終わり、

 ぞくぞくまた故郷から職場に戻り、今日あたりは

 どの職場でも、やれやれ・・のため息が聞こえてきそう。

  心配しいていた大きな事故も、混乱もなく春節が明けました。

  新しい年の始まりです。

  故郷へ帰れば帰ったでまた、いろいろ煩わしいこともあったでしょうが、

 故郷で迎えた年老いた両親は、それはそれは息子や娘の帰りを楽しみに

 していたでしょうから、先ずは一安心。

   高齢の両親はその独居の問題が、今後この問題を抱えて中国でも

 この点でも問題が大きくなるでしょう。

  そうした老人の元へ帰って安心させれる機会が今年はあと何回あるか

 が既に老人たちの話題になっています。それには大型連休ですが、もう

 ことしの祝日休日のカレンダーは決まってますので、それを見てまた

 息子や娘が孫を連れて帰る日を待ち望むことになります。

Photo 今年はお年寄りの方を結婚した新居に迎える

 というのも多かったようでして、そうした高齢の

 方への鉄道局のサービスがこちら。

  更には、自分たちは時間が取れず帰れない

 ので、子供だけを飛行機に乗せて、お爺ちゃんお婆ちゃんの元へ

 一人旅をさせ、それをサポートする飛行機会社のサービスが紹介

 されてました。日本でもやっている、アレです。

   チケット購入の際にそのサービスを申し込んでおけば、搭乗口で

 機内で、降りてからも職員が対応してくれる、というサービスも始まった

 ようです。

   あとで、またいろいろ各機関からこの2013年春運ツゥン・ユンの

 数字なども発表になるでしょう。また、部内的にはそれぞれ反省会の

 ような会合が持たれて意見が戦わされることになるのでしょう。

   前にも書きました。これくらいの規模の人数を移動させるとなれば、

 そりゃぁもう細かいところで様々ご指摘もあるでしょうし、当事者にとって

 はご不満もあることでしょうが、わたしなんかが見た限りでは、中国

 毎年のことながら好くやってるな、と思ってますけど・・・。

   今年はコンピュータ予約の部分でちょっと不都合があったのと、

 相変わらず鉄道職員が特権を使ってんじゃないの?疑惑などが

 取りざたされてました。

   鉄道局が主力というか、目立つんですが、毎年新機軸なども発表

 し、それを取り入れやってます。それがまた、新たな問題を引き起こしたり

 もしますが、それはまぁ・・・やってみなくては判らない部分ってのが

 何事もありますからね。何かを取り入れると必ずその欠陥部分を見つけ

 てそれでまた悪いこと?をしよう、ってな輩は居るんですよ、いつでも。

   ということで、2月に入る前から始まった「春運」の往路と、

 先週、14・15の復路が無事?終わりました。

Photo_2 前に書いた、民工ミン・ゴンの人たちが

 手に手に持っていたあの丸い塗料缶の

 中身は何ナノ?というお問い合わせですが、

 あれってその時書きましたように、何でも

  いいんですが、容れ物として身近にあったのを使ってるだけでして

  中はそれぞれ何でも詰め込んでるんですね、その証拠写真?が

  こちらです。

   そろそとわたしの中国のお正月にまつわる話題も切り替えて、

  普通の話題に戻りたいところです。

   中国またまた、とりわけ北京で大気汚染が酷いようですが、

  今回は日本では前回騒がれたきり取りあげられてませんので、

  そっとしておきますか・・・。







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2013年2月16日 (土)

中国のお正月休みも終わりですー春節長假終于結束了

Photo  長かった?「春節」休みも昨日で終わり、

 おまけに?昨日は高速道路無料利用最終日、

 この土日の休みを先取り?している人もいる

 ので、中国はまたまた昨日あたりから民族の

 大移動が始まっています。

  思い足を引きずって?職場に戻る人たち、

 つかの間の?家族との再会もアットいう間ですね。

  帰り?は来る時より多少はその移動の人がバラけて込み具合も

 ほんの少し緩和されています。それは、ホラッ!例えば学生なんかは

 休みが長いですから、急いで帰る必要もありませんしね。建設現場

 なんかも少し長めの休みを取ったりしますので、来る時よりは少しは

 まし?かな・・・。

   そう言えば一昨日だった、四川の高速道路でちょっと大きな事故

 がありました。かなりの台数の玉突き事故になってましたけど、

 気を付けて欲しいです。

Photo_2 来るときはこ~んな荷物だったのも、帰りはこんな

 にはないでしょうしね・・・。

  それに何より、来るとき(帰郷の際)は思いっきり

 力が入っていたのものが、家族とも会い、お正月を

 一緒に過ごし、肩の力も抜けたでしょうしね、あの来る時の緊迫感?

 は駅で並ぶ人たちにも無いようです。

   ちょっとここでそれを話してると先に進まないので端折りますが、

  中国の列車の切符はなかなか色んな事情があって往復買えない

  ので、帰りは帰りでまた並んで買うことになります。めんどクサッ!

   何とも何をするにしても大変です。

   国内各地の人出も凄かったようで、たまたま天候にも恵まれた

 地域はどこも超満員。

St2013341546481510f6768a6c111 ちょっと初詣?に出かけても人の山。

 お寺の中はお参りをする人でゴッタ返し

 あげるお線香の煙で、ニンゲン燻製が

 できそうですけど・・・。

St2013341545371510f6721a15591_2 こちらは、久々に童心に帰って??

 コマ遊びをする人。先週ご紹介しました。

 中国のコマはこのように空中で回して

 遊びます。

 お正月映像が沢山入ってきてわたしとしては嬉しい限りです。

  中国のお正月の間、ず~~と中国のテレビを見続けて、

 わたし自身もすっかりお正月気分でのんびり休んでましたが、

 そろそろ動き出さないと・・・。

   今年の中国のお正月の様子は来週おいおいお知らせ

 します。どうぞお楽しみに!!


 




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2013年2月15日 (金)

「日中友好キョーザに込め」-取材ありがとうございました、北海道新聞社様

001_2 中国は、今日が春節特別措置での高速道路

無料が終わりますので、マイカーの人たちの

Uターンラッシュが始まります。

  列車での移動も今日あたりからそろそろ

戻りはじめます。

 11日の、函館日中友好協会主催、

 「春節晩会」を取材していただいた

 記事が、昨日の北海道新聞夕刊

               「みなみ風」で取り上げていただきました。

               取材に来ていただいた袖山記者さん、

               ありがとうございました。

  こちらも、地域限定のニュースですので、以下掲載の記事をその

  まま全文紹介させていただきます。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

        日中友好ギョーザに込め

             留学生らが「春節晩会」

   中国の旧正月を祝う「春節晩会」が11日、函館市青年センター

 で開かれ、中国人留学生の指導で本場のギョーザを作り、友好を

 深めた。

   函館日中友好協会(東出隆司会長)の主催。同協会は日中の

 文化交流を目的に20年以上前からこの会を開催している。

   今年は函教大の中国語サークルの学生や同協会が主催する

 中国語講座の受験生、函教大や北大の中国人留学生ら約70人

 が集まった。中国では、旧正月の際に家庭でギョーザを作る習慣が

 あることから、参加者は水ギョーザとジャガイモを使った家庭料理に

 挑戦。講師は留学生が務め、本場の味を伝授した。

   函教大大学院で日本語を学ぶ劉朦リュゥ・モンさん(24)は、

 「日本と中国の間にはさまざまな事情があるが、ギョーザ作りなどを

  通して交流が深まっているのを感じている」と笑顔を見せた。

   函教大1年の増森彩香さん(19)は「本格的なギョーザを皮から

 作るのは初めて。料理を学びつつ、中国語も覚えたい」。

   料理は夜のパーティーで振る舞われ、和気あいあいとした雰囲気

 の中、本場の味を堪能した。

   東出会長は「国と国との関係は複雑だが、市民レベルでの関係を

  作っていくことに意味がある」と話していた。

                             (袖山香織)

   --------------------------

   上の写真に4人の方が写ってますが、

   こちら、ちょうどお二人が中国の留学生、お二人が日本人です。

   さて、分かりますかね・・・?

   【正解はこちら】

     ↓  ↓

     写真、左から、中国人留学生 段ドゥァン さん

               日本人大学生 増森    さん

               中国人留学生 陳 チェン さん

               日本人大学生 徳山   さん

   の4人でした。

    お手伝い、ありがとうございました。





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2013年2月14日 (木)

春節 なか日、どこも人が一杯・・・中国お正月報告

   無事?「春節」を、迎えて4日が過ぎた。今日は初五。

中国では元旦から、初一ツゥ・イー、初二、・・・と数えていって、

今日はですから初五ツゥ・ウーとなる。

  因みにこうしていってひと月が過ぎて、日本だと三月の中

に中国(旧暦)では二月に月が変わるとまた、その月の初一となる。

 この4日間大きな事故も無く?ということは小さな事故はあった。

 日本で話題になった、年越しの爆竹・花火打ち上げ放大大会も

すぎ、町は静けさを取り戻したか?というとそこがそうは行かない。

1saobianpai1 爆竹は例年に比べればそうとう大人しく?

なった・・・らしい。よく話題に上るのは北京

なんですが、誰もが口をそろえて例年は

「こんなもんじゃない!!」と言ってますから減ったのでしょう。

  それでも、翌朝の爆竹のカラ??っていうんですか、それを

掃除する様子がこれですから、凄いでしょう。

  この画を見ただけで、わたしは何か匂いまで伝わってきそうな

そんな一枚です。

   まぁ実際例年よりは花火の数は相当少なくなってるようです。

でもその例年が凄いので、少なくなり加減も日本の報道などでは

余り報じられていないようですが、全般的に見るとかなり好い方向へ

いってるようにわたしには思えますけど・・・。

  一般にこうしたもの、とりわけ習慣に根差したものをなくすのは

大変なんです。また、そうしない方が良い面もあるにはあるのです。

  中国ネット上でもこの「爆竹如何にあるべきや??」問題が

取沙汰されてますが、日本で報道されるまでもなく、今回のあの春節

間際の大気汚染は中国の人が何よりも一番応えてますので、この

問題指摘されるまでもなく、み~んながちょっとずつ自粛したら、こんな

だった、というところでしょうか。

  これでまた、お上が上から強圧的に「爆竹禁止令」なんてのを

発すると、今度はそれに人々の心の中の“爆竹”に火が点いて、

大変なことになるわけでして、今回のように少しずつの変革がまぁ

効果はまどろっこしいでしょうが、わたしにはいいかなぁ・・・と。

  ということで、爆竹カラのお掃除のみなさんご苦労様です。

Imageca1sovdxさて、初三くらいまでは、家でじっとしていた

ひとたちもそろそろテレビを見ていても退屈

になって、外へ出はじめるのはどの国も同じ。

違うのは毎回申し上げているその数!!これが半端じゃない。

 ちょっと人が出るともうすぐ数万人になちゃうでしょ。

 四川省・重慶のナントカ?っていうひなびた田舎町がドット

繰り出した人で溢れ、その町の数十倍の人が来ちゃって大変!

なんてなニュースや、どこそこのお祭りに、××十万人なんてな

わたしの住む函館市の人口の数倍の人出あったりして、毎回

驚かされます。でも、中国のニュースとしては余りニュース性が

ないので、こんな話は取り上げては貰えず、かなり変わったお祭り

でもやらないと話題にはならないようです。

  毎回お送りしてた「春運」この一枚(写真)をまだしつこく続けると

Photo 今日のこの一枚はこちら。

 迎える側のシーン。

 久しぶりに再会できたのでしょうね、

 あまりの感激にそのままホームで

 抱き合っている恋人同士と、それを一見?無表情に何の

 関心もないかのような車掌さんの対称が面白い。

   この二人も春節休みが終われば、またお別れか??



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2013年2月13日 (水)

函館日中「春節晩会」、取材ありがとうございます。函館新聞社様

001_2 

 函館新聞社 様:

 函館日中友好協会

 「2013年春節晩会」

 を取材いただき、また

 カラーでこのように

 大きく取り扱っていただき、

 ありがとうございます。

 こちらの記事は、

 「函館新聞社」ウェブ版の今日の記事でも第一面で

 上をクリックしていただけますと、函館新聞社さんの主頁

 とリンクしておりますので、ご覧いただけます。

   ですが、恐らく新聞社さんの主頁(ホームページ)では

  日々ニュースが新しくなりますので、恐らくこの記事がトップ

  にあるのは今日だけでしょうから、上の画像ではちょっと

  見づらいので、矢張り以下、記事全文紹介致します。

 ------------------------

      留学生招き交流深める

        日中友好協会が春節晩会

    函館市内で学ぶ中国人留学生を招いた函館日中友好協会

  (東出隆司会長)主催の春節晩会が11日、函館市青年センター

  で開かれた。

    留学生と同協会メンバーや学生約60人が集まり、日本の

  お正月に当たる中国の春節を祝った。

    旧正月に合わせて開く恒例行事。参加者は昼ごろから集まり、

  ギョーザや鶏肉に煮物、ジャガイモ料理、沖縄料理に挑戦、中国語

  や日本語を交えた会話を楽しみながら和気あいあいと作業を進めた。

    その後は東出会長の音頭に合わせて、乾杯。皮から手作りした

  ギョーザに「モチッとしておいしい」と学生から声も。中国の紅白歌合戦

   ともされるテレビ番組を見ながら完成した料理を味わい、両国の

   交流を深めた。

    留学生の劉朦リュゥ・モン(24)は「みんなと一緒に新年を迎え

  られてとてもうれしい。楽しい」と笑顔で話していた。

   -------------------------

    添えられた写真もご覧のように当日の雰囲気がとてもよく

   伝わってくるような一枚でした。

   取材に来ていただいた平尾記者さん、ありがとうございました。

                      函館日中友好協会

                       2013・2・13





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2013年2月12日 (火)

二度目のお正月を祝う、-「春節晩会」参加ありがとうございます。

Tn5  函館日中友好協会主催

  「2013年春節晩会」

  昨日、無事終了致しました。

  参加いただいたみなさん!

                 ありがとうございました。

  昨日の函館、予想外の大雪でしたが、それが

午後に会場に入って厨房でその夜の餃子づくりを留学生と

一緒にしていて外を見る余裕がなかったので、会を終えて

から外に出て驚きました。大雪でした。

P2110577  まずは、お礼です。

 昨日参加いただいたみなさん、

 とりわけお手伝いいただいたみなさん、

 ありがとうございました。

  それぞれに楽しいひと時を過ごして

 いただけたことと思います。

P2110574_2 こちらは午後から始まった厨房

 での餃子づくりの様子。

  もうこの時点でかなり賑やか。

  中国語日本語が飛び交って

楽しそうです。餃子の他に数品の料理を手分けして下ごしらえ

をし、留学生が中心になって次々に手際よく仕上げていき、

ほぼ時間前には出来上がり。

  6時が近づくと次々と他の留学生やお客様が。

P2110579_2縦にずらっとテーブルを並べたら

こんな長~いテーブルの配置と

なり、向こうが見えない??状態。

 長い長い宴席は、前にテレビで

見たあの中国・雲南省の少数民族の宴席のようですね、

などと話してました。

P2110586_3  始まるともっと賑やか。

  中国語と日本語が同時に聞こえて

  きます。

   食べて、飲んで、お話して、

  の交流が続きました。

 笑い声が絶えない会は、とても気持ちを明るくして

くれます。

  結局3時間あまりも続いた宴会でした。

  お昼の準備の段階からお手伝い戴いたみなさんには、

  もっと長い時間になりましたが、

  別れ際にみなさんが、

  「今日は楽しかったです!」と言っていただきましたので

  こちらも楽しい時を過ごすことができました。

   重ねてお礼申し上げます。

   またの協会の何か催しのときにお会いしましょう!

  ありがとうございました。

                      函館日中友好協会





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2013年2月11日 (月)

新年快楽!! 迎接2013年!!

Photo
  新年好!

  我謹向各位到以

  拝年了!!

 

           消逝的是悠悠的岁月,

           留下的却是你的友谊,

           温暖的心,

           人间最珍贵的

           莫过于真诚的友谊,

           无论你身在何方,

           我的祝福将时刻随着你,

           新年快乐!!

        日中友好协会

        会长   东出   隆司

Imagecau1lfhm

 函館日中友好協会

    今晩開催の『春節晩会』の参加お申し込みは締め切らせて

    いただきました。

     お申込みありがとうございました。

    今夜お会いできるのを楽しみにしております。

    留学生が22名、総勢で60名程度の晩会となりそうです。

     たのしい夜となることでしょう。

      これからその準備です。

    まずは、留学生と一緒にギョーザづくりの材料を買いに

    行かなくてはなりません。

     午後にはそれらを料理して、夕方の開催を待ちます。

     函館は今日は時折白いものが舞ってますが、概ね太陽

    も顔を出して穏やかな日を迎えております。

      それでは、夜パーティーに参加のみなさん!

    どうぞよろしく。

      今回は残念ながら参加できなかった方はまたの

     集まりの機会にどうぞご参加ください。

  よいお年を!!

                    函館日中友好協会

                  会長   東出 隆司

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2013年2月 9日 (土)

2013年春節、「団圓飯」 - 今夜は一家揃って・・・

  もうそろそろみ~んな着きましたかね・・・故郷へ。

着いた方には、お疲れ様でした!!今移動中の人には

ガンバッテ!もうすぐそこですよ!これからの方には、

みんな待ってますよ!お気を付けて!!

 と声をかけてあげたい。いよいよです。

B20133610474915111c45564afe1 今日の「春節」一枚はこちら。

 こんな故郷へのお土産を両手にした人を

 駅の周辺や、バスターミナル近くになると

 沢山目にします。あぁ~お土産ね!って

いうのが一目瞭然。その時々でこれも流行があるらしく、その年

よく見るパッケージや、あの町ではよく見る、この時期よく見る、

ってなのがあります。中国はまだまだ地域レベルでの名産が多数

ありますから、この時こそそうした物を故郷へ!と思う気持ちはよく

分かります。それにしても上の画の人はまだこんな数量ですが、

途方もなく同じ商品を重ねて持ってる人を見ると、この人そんなに

親戚多いのかぁ・・・などと感心して見ていたりします。

  さて、今日は、除夕ツゥ・シィ(大晦日)。

いよいよ明日は「春節」です。

  そこで、今日は恐らく中国中で故郷に帰った人たちを迎え、

一家揃っての夕食となります。

  これを「団圓飯トゥァン・ユァン・ファン」と言います。

このお話、遅くなりましたが丁度今月号のウェブ版「わたしの見た中国」

 2月号 茶館『隗かい』 の     「団圓飯」 一家団欒の食事を   

 で、書きましたのでそちらもお時間がありましたらどうぞご覧ください。

   今日はその今夜行われる儀式??「団圓飯」のお話です。

 それで、2013年この辺の事情が依然と相当変わってきているのは、

Tncaup49e9まず顕著なのは、ちょっと生活にゆとりがもてる

ようになりました。外で働いて帰ってきた人を迎え

最近とみに多いのは、家で食べるよりも外で

食べようよ!という人達が増えた。

どの国も同じです。ちょっとお金を持って、普段食べれない御馳走を

となったら外食ですよ。自分で作るのも面倒さもない。

 となれば、今夜位は街に出て外で・・・と考える人が増える。

増えるとどうなるか、それに合わせて店がそう急には多くはならない。

Tnca20n7sb_2となって店が混む、混むというより入りきらん。

それにあh事前に予約です。この予約だってもう

想像がつくでしょうが凄い数なんですよ。

み~んながこの日の夜を狙ってる。それも一席が大人数の予約が

入る。店の方だって入りきれる数もさることながら、作る方の人数

だって限りがあるし、厨房の能力にだって限度はあるし、服務員を

アルバイトで増やすにしたって、その人たちだって過年グォ・ニェン

(新年を迎える)だ。コックさんだって家族と過ごしたいくらいだ。

  どの店も超満員。

  旅の途中この日にあたると、かなり悲惨です。

  火鍋屋さんなんか、店内の鍋から立ち上がる湯気で向こうが

見えません。店の窓は曇って外からも内からもなんにも見えません。

店内は、乾杯!乾杯!!の嵐。店内のアルコール充満度

も上がり、飲まなくとも酔いそうです。大きな声で談笑する

人達の声で店中が共鳴しています。

 哈哈哈・・・楽しそう、賑やか、幸せ??

  これぞお正月!ってな雰囲気にのまれてしまいそうです。

 そういえば、一度だけ美味しい??思いをしたことがあります。

店の入り口で断られ続け、何件目かのレストラン。案の定ここももう

既に満員。大体予約が無いと入れない。この日に予約が無いのに

入ろうなんてなんて厚かましいの!!みたいな小姐の冷たい視線。

そうは言ってもこっちだって旅行中だし・・・二人で悪いけどどっかに

潜り込めるところはないの?と超超低姿勢でお尋ねしてるのに・・・

 断られてスゴスゴ引き返そうとしたその時、

  私と小姐のやりとりと聴いてた入り口のオジサン、

  かなりもう酔ってると思いますけど、一緒に食べよう!と言って

くれました。丁度突然来れなくなった人もいるそうで、二人なら

好いよ、一緒で構わなければどうぞ!!と言ってくれた。

 もう歩き疲れていたのでご厚意に甘えて、一緒に食事を。

 ありがたかった。とてもありがたかった。

 それも御馳走になっちゃって、

 更によかったのはあの日のあの料理超美味しかった。

 どの国にだった好い人はいるんですよ。それもトビキリの。


 

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2013年2月 8日 (金)

2013年春節故郷へはマイカーで、 - 中国でも?高速道路無料化

Sb2013360913386200501_2   早速ですが、「春運」今日のこの一枚は、

 車窓、これは多分車両の連結部分の窓ですね、

 そこにジ~トたって、曇って見ずらい車窓の景色を

 眺めている青年。この一枚です。

  彼は一人旅のようですし、着ているものからしてそう長い距離の

移動ではないようですが、多分列車の座席指定券がないのでしょう、

よくこの連結部分にも人が溢れて乗っています。

 多分彼のふる里にはもう間もなく着くのかも知れませんね、見慣れた

景色に車窓の風景が変わってきたとき、安堵する何かが去来する

そんな時間かも・・・。

  さて、2013年の春節、何が変わってきているかと言うと、

この「春運ツゥン・ユン」での移動にマイカーの人が増えています。

Photo
まぁ当然と言うか、普通の成り行き

でしょうね、マイカーを手に入れた、

列車も飛行機も切符を手に入れるのさえが難事業、となれば

家族も一緒に運べるし、気兼ねなく移動できる、クルマで里帰り。

  これを中国国内クルマ産業も後押ししています。

  クルマがあればホラッ便利ですよ。

  「春運」も煩わしさも回避できますよ・・・との甘い囁きが。

 中国の人のマイカー事情も以前ちょっと書きましたが、その時の

ことを少し振り返って思い出していただくと、

  もう相当数の層の人も頑張って?ちょっとお金を貯めれば

マイカーは手に入る経済状態のところまで中国は来ました。これは、

誰もが買えるというわけではありませんが、このガンバッテ?のところ

の理解はそうそう金持ちでなくとも買える時代になったと理解下さい。

 その辺に中国経済というか一般的な所得者がいて、さてクルマを・・・

と思った時に何がネックになっているかと言うと、「養車ヤン・チュゥ」

の問題だと言いました。「養うクルマ」はクルマの維持管理費と捉えて

戴いて構いません。その中の駐車場の確保、ガソリンが意外に高い、

任意保険の掛け金などが大きな柱になってますが、ガンバッテ・・・

ということは買う時にその少し無理?をしてるわけですが、その先に

またこうしたハードルがあるというが、乱暴に言ってしまえば現在

中国のマイカー購入にさいしての隘路なわけです。

  それと余り買いたい新車を持つ人が多いのでここでも排隊

パィ・ドゥィ(並んで待つ)ことが都市部では求められます。

  ですが、そんなものはモノともせずにお買いなった人たちがもう

すでに相当いますし、何度も何度も申し上げておりますが、全体が

13億という数で回ってますので、この何割かの人が車を持つちゃう

とそりゃもう大変なことになるわけです。

  数日来騒がれてる北京の大気汚染にも一役買ってます。

  交通事故も右肩上がり。

  ガソリンの値段も上がっている。

Tn11 そんな中、実は去年も実施したんですが、

 この「春節」期間中の高速道路無料化!

 なんてな日本の先の政権のような方針を

打ち出した。これでクルマでの帰省を促進させ、他の交通機関の

緩和を計ろうというのだろうか?

 それとも、「春節」の国民への「紅包ホン・バォ」(ご祝儀)だろうか?

これで次なる心配はご想像の通り、

  大交通渋滞。これはまぁいい?自業自得というか・・・

  大気汚染。これはちょっと困るかな、でも日本人も車には

  同じように乗ってんだしね・・・。

  わたしがこの高速道路無料化で気になっているのは、

中国の観光地など行くと或いは飛行場でもいいですが、かなり

白タク(営業車でない自家用車でのタクシー)が横行してます。

  この高速道路無料化は一般マイカーに限りとなってますが、

一見したところこの白タクは判りませんからね、これに便乗して

またまたこんな新手の商売が出てきそう。

  そこで心配なのはやはり事故です。白タクの人たちもこの時

が稼ぎ時となって無理しそうですし・・・。

何をやっても、それを金儲けに変えようという人はいるんですよ、

これがまたこうした人たちは頭もよくてすばしっこくて小回りも

効くんですよ。

 まぁみなさんが中国でそうしたクルマに乗ることなんかない

でしょうが、危ないですから・・・お気を付け下さい・・・、って

一体誰に言ってるんだ・・・?












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2013年春節、ふる里へはマイカーで

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2013年2月 7日 (木)

2013年的春節 - レンタル恋人の世界

 毎日書いてますけどね、いよいよです!何がって?その、春節が。

今頃中国では、毎日ざっと1億人の人が移動してますよ。毎日ですよ。

Photo 毎日。今日も、明日も1億人。明後日はきっともっと。

 ・・・・ということで、今日の一枚はこちら。

 待合室ですね。もっと凄い混みようの写真も実は

 あるんですが、それだともう余りに混み過ぎていて

 どっからが人間か、引いた画ではもう分からなくなる

くらいです。これがどの都市でも同じように見られる。

F2013020514341918648942021「春運」さて?どうやって帰りましょ?

と言われたってそりぁもうめいめいが

その距離やら経済的状況やら家族の

好みやらでまちまちでしょうが、統計

では見たことないんですが、中国の

人にだって、というか、中国の人、飛行機がダメ!っていう人も結構

いそうですしね。上の図それぞれの予想される数なんかもちゃんと

出てるのですが、細かすぎて見きれませんね。まぁ見ても余り現実感

が無い数字ですので、興味がある方は自分で調べて貰うことにして、

   あと数日に「春節」を控え、これまで中国のお正月の様子などを

書いてきましたが、今度は今年の傾向と言うか、新しい動きなどに

ついて書いてみましょう。

  2013年春節に流行るもの、2013年春節話題のもの、ですね。

ということで、今日の話題は、「租男女ズゥ・ナン・ニュゥ」の話題。

  「租」は日本語にもその意味があるように、貸借の問題。借りる。

ですので、「租男女」は、わたしの訳では「恋人レンタル」となる。

  主に電脳上ですが、そのいよいよふる里へ帰るとなってですね、

気になるのは普段から両親や親せき周りから言われている、早く

恋人を見つけて結婚しなさい・・・攻撃?

 これが結構厄介。言われるのが厭なのもあるが、両親を安心も

させたい。でも、まだ恋人もいない。帰ったら又言われる。

  そこで、この春節の帰省の間だけ、「女朋友二ュゥ・ポン・ヨゥ」

中国的には女の友達というよりも、もうシッカリ恋人或は婚約者、

を見せとけば安心するし、煩く言われずにすむ。

 ニセもんですが、まぁバレはしないだろう、と。

 ここの需要と供給のバランスが成り立って、結構繁盛してるらしい

この「租男女」商売。男性には女性の恋人を、女性には男性の恋人

を準備してくれる。当たり前か。

Tncac1dyojそして、これまたネット上で申し込んだりするらしい

ですが、ご多聞に漏れず詐欺まがい?が横行。

どこまで儲けたいんですかね。そんな話題も目に

しましたが、そんな話題があるくらい需要もあるということの証明でも

ありまして、流行ってる??らしい。

  ちょっとそんなサイトを覗いて見たりもしましたが、どうも怪しい。

値段設定がかなり複雑。そりゃまぁ基本一緒に行って顔を見せるわけで

時間給的なものがベースになるのは判ります。例えば一日幾ら、と。

そして、遠かったらまたその遠距離用割増料金をプラス。

  家族の前でオプションがいろいろ細かにあって、

一緒に食事をして幾ら、手を繋いで幾ら、肩を抱いて幾ら、どんどん

高くなる。その親密度を深めれば料金は高くなるという相関関係にある

らしいこと位は判る。

  コンピューター画面で細かに設定されているそれらオプションを

チェックしていくと、最後は一体幾らになるのかわかりませんが、合計

金額が画面上に現れ、相手の女性・男性を写真で選び、日と時間を

予約し、「租男女」契約完成!!カードで決済もできる。便利だ!!

  の商売に騙されないように、という番組まであるくらいです。

  ところで、ここまで見てきて、わたしの疑問は、

そんな話題になるくらい、テレビでもこんな話題が取り上げられるくらい

なら、その田舎で息子の娘の帰りを待ってる両親だって見てるでしょ、

このテレビやそうした話題。

  疑わないんですかね??自分の息子・娘が連れてきた恋人が

ホンモノかどうかは。

  こんな話題を知らなくとも、中国何かと偽物が(山寨サン・ザァィ

の話も書きました)が多いんだから、そのへん用心していそうなもん

ですけど・・・。それとも、更にその上をいって偽物としりながら

息子や娘に恥をかかせないようにするんですかね。

  もう一つの問題は、これが堂々と?商売になってる点ですが、

中国でも良心的な?弁護士からは、このやり方は・・・ってな話しは

でてますが、法的に取り締まろうという動きはないようですけど、

大丈夫なんでしょうか。

  2013年今年流行って、上手く行ったら、来年もっとこんな怪しい

商売がのさばることになりません?





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2013年2月 6日 (水)

南の春節 ー初夏のような陽気の下で年越しを

  今朝、テレビを見ていたら関東地方、東京近辺で雪が降る、

というのを長々と幾つかの中継地点を結んで、ホラッいま雪が!!

の画像まで添えて、それも全国放送の枠内で時間をかけて伝えて

いた。何でそれっぽっちの雪をそうも大げさに伝えなくてはいけない

のか?理解できない。

 違う局へチャンネルを変えたらその局もこのニュースだった。

日本はオカシイ!こんなのは関東ローカルニュースでやってくれ~!

 という前置きは、実は此の間ず~っと中国の「春節」模様を書いてる

わけですが、ある人から、「あんたの春節はみんな北のそれですね」

と言われた。

  スルドイ!!

  そうなんですよ、これまでいろいろ書いてきましたが、その多くは

中国の東北部を中心とした、北の「春節」。そのこともあって、

北と南の関係をちょっと意識してたのかも知れない。

  当然あんな広い国でも、南にだって「春節」はある。

 だが、悲しいかなわたしは北の人間なので、ついついクリスマス、

と言えばホワイトクリスマスだし、過年グォ・ニィェン(年越し)と言えば

寒い時期をそのままイメージするわけでして、水着姿のクリスマスは

わたしの中にはない。

 ということで、今日は無理して?中国南方の「春節」を紹介します。

  と、その前に、毎日お贈りしている今日の「春運」この一枚は、

Photo こちら。いよいよ近づいてきました。

 で、いまはどこも、どの列車もこんな

 状態です。凄い混雑。これはまさに今

 列車に乗り込もうとしている母娘とお父さん。

 大変だなぁ・・・荷物も多そうだし・・・。画像で分かりますかね?

 お父さんの左手がそっと隣の荷物から我が子を守ってます。

 お父さん、阿迪達斯 アディダスのバック、前にも横にも抱えてます。

 小さな子供を連れての長旅はほんと大変ですよね。

   こうして帰る人は北に帰るばかりではなく、南に帰る人もいる。

そして、ご存知?のようにあの広い中国、南は南で、もうほぼ亜熱帯

に位置してますので、まるで2月のこの時期でも景色が違う。

 これが一つの国で一度の?見れるんだから面白い。

  さて、わたしの南での過年、「春節」の経験は一度しかない。

  たぶん、やってることは大体同じ、普段家にいない人が「春節」で

帰り、一緒の大人数での食事をして「団圓飯トゥァン・ユァン・ファン」

を。「圧歳銭」が貰えて、“市”へ出かける。

Photo_2そういえば、この“市”が北とはまるで違いました。

“花市”ですもん。正月を迎え南のひとは家に飾る

花を買い求めに出ます。それもナマ花。

“市”には、色とりどりの鮮やかな花が所狭しと並べたてられ、日本の

門松の役割をしていそうな、アレは専門的には何という名なんでしょう、

訊き忘れましたが、一対になって玄関口に飾る専用の花があった。

 当然それを求めに来ている人たちの服装も、地元の人にとっては

冬?だから寒いのか上着を着てますが、わたしは上着は必要ない、

日盛りの中なら半袖でもすみそうな、そんな陽気のなかを人々は

そぞろ歩いている。そこには北国のあの肩に力が入るような厳しさ

もなければ、家路を急がなくては堪らない寒さもない。

  のんびりと、という感じが一番ピッタリしている。

そこらを歩く人たちの表情も穏やか。これに一番南らしさを感じる。

Photo_3一番印象に残っているのがこうした花屋と、

街に緑が多いことだ。青々とした緑の中の

「春節」。人々は外でお茶を飲み、語らい、

夜には夜店まででて、2月だというのにブラブラ歩ける。

  もう一つ印象に残ったのは、大晦日の夜、北の人たちほど

南の人は爆竹を派手に鳴らさない、なぜ?わたしのいた

地方がたまたまそうだったのだろうか??少数民族の人が多かった

から??それとも、

 北の人たちのようにヤケに?なって鳴らすほど

 爆竹に執着していないのだろうか・・・?などと考えながら、

 暑い夜にホテルのベットで横になりながら、

 イカンこれでは春節の気分がまるで出ない、

 と思いながら年越しをしたのを思い出している。



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2013年2月 5日 (火)

♪お正月には凧あげて・・・、ついでに中国のコマについて

Photo いきなり、今日の「春運」この一枚は、

 ← コレです。

背負ってる竹製の籠は普段見ませんね

これ。子供はしっかりカメラ目線ですが、

お母さんが向こう見ちゃってますから

ちょっとはっきりしませんが、このお母さんひょっとして、少数民族の方?

前にも「春運」一枚に子供が写ってる画がありましたが、当たり前ですが

「春運」で、この子連れのシーンはよく見かけます。歩けるような子供は

ほぼ荷物に埋もれた形で手を引かれて人に押しつぶされそうになってる

のを見ますし、それより小さな子は完全に荷物状態です。

 中国のこうした小さな子供たちは一体におとなしいですね。余り愚図ったり

してる子を見かけません。この写真が選ばれたのは、わたしの中では、

中国のお母さんたちは多くは子供は背負わずに、抱っこしてることが多い。

それもこの写真のように手が自由に出るような形ではなく、布団や毛布で

グルグル巻き状態にして、なんか海苔巻の真ん中の具みたいに。

 たまたまでしょうが、この背をわれている子は、キッ!!とカメラを

にらんでますよね。中国の子供たちの表情はどこか日本の子供たち

のそれに比べて生き生きしているように思えます。

  さて、この母娘一体どれくらいの時間をかけてこれから移動するので

しょうか?お母さんは写真では見きれてませんが、両手に荷物を持って

いそうですね。かなり重量。どの国も母親は逞しい。

   昨日は、中国の凧揚げのタコについて書きました。

ついでに?ちょっと中国のコマのことも書いておきましょう。

唄でも♪・・・お正月には凧あげて、こまを回して遊びましょ ♪と

唄われてますから。

 コマを漢字で「独楽」と書くんだと知ったのは小学校高学年?だった

と思います。図書館で借りた本で見てたら「独楽こま」と振り仮名が

ふってあったのを初めて目にして、これは読めないや!と思いました。

 中国語では全く違って、陀螺tuo2luo2 トゥォ・ルゥォと言います。

ところがこの「陀螺」で遊んでいる子供を中国でわたしは一度も見た

ことがないのです。

 つまりその日本式コマですね。中央に軸が通っていてそれに紐を

絡めて地面で回す。あのコマです。見ていない。

中国でのその光景をご覧になった方、ご連絡ください。

 台湾では一度見ました。こちらは、日本のコマからは想像できない

ようなとても大きなコマを、大人一人がやっと一抱えして立ち上がる

くらいの巨大?コマを何人もして紐を巻きつけてエイヤッ!てな具合

に回すんですが、何か競技みたいでして遊んでる感じはしません。

それにやってるのはみ~んないいオジサンたちでした。

  中国にもあるらしい??んですがね、見てない。

  実は日本だってわたしが子供の頃わずかに記憶があるだけで、

♪・・コマを回して・・・・遊んでたのは遠い昔のことですからね。

10002025_31その替わり?と言ってはなんですが、中国式

 コマがあります。こちらです。

 空竹 kong1zhu2 コン・ズゥと言います。

 この鉄アレー型の竹製コマ。真ん中が

 くびれてます。ここに棒に糸を渡した

 やつで何度か巻き付け、こちらのコマは地面につけません。

 つまり空中でこれをブンブン廻します。廻しますと、鉄アレー

横の竹部分の一部に穴が開いてるのが見て取れますね、

あそこに空気が入って、回転してますのでギュン!ギュン!!と

音がなり、その音は回転の速度が速まると共にどんどん激しく鳴る

わけであります。唸る、といった感じの音です。

  更に、この棒と紐のひっかけ具合や、その時の持ち手の態勢や、

両手を使ってのアクロバット的コマ回しの技術などが披露されます。

  コマを廻すこと自体はそう難しくなくちょっと練習すれば誰でも

できます。ちなみに、わたしだって出来ます。

  ですがその、時に回転させながら紐からコマをヒョイと空中に

投げ出しまた紐で受け取ってそのまま回転させたり、複雑に紐を

交差させて回転を続けていくなどの技はかなり難易度が高いです。

  中国ではあまりこの「空竹」正月とは直接関係ないようですが・・・?

昔はこうした玩具も、お正月の時期に売られていた、という話はものの

本で読んだことがあります。

  この「空竹」曲芸廻しは中国の方ならお出来になる方が多い

ようですので、ひょっとして留学生の中にだった出来る人がいるかも

しれませんね。

  誰か来週の「春節の会」で披露してくれませんかね。

 「空竹」の実物を見たい方、やってみたい方は、茶館『隗』にあります

のでちょっと試してみて下さい。

  


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2013年2月 4日 (月)

放風筝 フゥン・ヂェン - お正月には凧揚げて・・

  春節まであと、一週間。民族の大移動?は日増しにその苛烈さを

加えておりますが、今年は此処へ来て、大気汚染による濃霧の発生!

などがあり、「春運」の運行にも大きな影を落としています。

Photo 今日の「春運」情景一枚はこちら。

多分思い通りの切符が買えたのでしょうね、向こう

側の小姐お二人の嬉しそうな表情。安堵感が伝わって

きます。そして、その切符を販売している男性はかなりお疲れぎみ・・?

何処国も何処でもそうですが、片方にそういう人がいれば、それを

支えている人たちがいるわけでして、「春運」の間、この人たちはそれを

円滑に進める為、鉄道局は勿論「春運」特別態勢で臨みます。

今年もかなり鉄道局に対する辛辣な悪評コメントがコンピューター上では

見られますが、まぁ・・・そういう改良すべき点もお有りでしょうが、現場の

人達は総じてよくやってくれていると思うんですけど・・・、甘いですか??

   今日の、お正月話題は、凧揚げ。

♪ お正月には凧あげて・・・・と唄にもあるその、凧揚げです。

中国語では、風筝フゥン・ヂェンといいます。

 日本の凧揚げのこの「凧」の字は日本人が創ったヤマト字ですね。

中国語のこの「筝」の字は日本語では古典楽器です。中国のタコは、

音を出すように作られているので、風で音を出すという意味でこの

字が当てられていると思います。

Imagecaudvuw2ご覧になったことがおありでしょうか?

日本のタコと違うのは、まずデザインが。

お正月ですので、目出度い図案を取り入れ、

となれば例えば中国では蝙蝠ビィェン・フゥですね、これまた

「福」のフゥの音と重ねての地口落ちになってます。

 案外人物デザインというのも多くて、孫悟空とか天女とか

楊貴妃(と売り手の叔父さんは言ってましたのでそうだと思い

ますが、とりあえず美女を)も見た。

  そういえば、ドラエもんタコも見たなぁ。

 ムカデ式デザインの、連凧も。多分目出度いんだと思います。

 とはいえ、近年では凧揚げ風景はさっぱり見られなくなりました。

 公園でのどかに、凧揚げしている老人や、糸を引いて喜んでる

子供の姿なんか、もう見られなくなったのかも。

Imagecacyq32i_2北京の街中で、風筝を売り歩く姿なんてのはもう

これまた「小沢昭一的」世界になりつつある。

 こうした物売りの人たちは訛りがきつくて、

わたしもタコを買い求めた時、オジサンが何度も尋ねる、

「軟翅」ルゥァン・チィ?と「硬翅」イン・チィ??の

意味さえ分からず、音も取れず、字を書いて貰ってもまだ分からず、

「軟翅」は折りたためるやつで、「硬翅」は折りたためないやつの

種類が存在することすら知らなかったのでエライ手間取ったのと、

持ち帰るのを考えて、一番小さなやつをさんざん交渉の末に買った

のだが、オジサンはそれよりサイズの大きいのをサービス?だと

言ってコトバも通じない哀れな?日本人に恵んでくれたが、これが

存外かさばって困ったのを覚えている。

   大気汚染なんかあったら、なおのこと外での凧揚げなんか

してられませんよね。

 困ったものです。

 ついでですが、中国山東省濰坊ウェィ・ボォという町で

 「世界凧揚げ大会」が開催され世界中からタコ好き?が集まって

 世界中のタコが見れるそんな会がありますよ、これ、この大会も

 さることながら、この街もちょっと面白くてお薦めです。

  但し、田舎ですのでそのおつもりで、お出かけください。



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2013年2月 2日 (土)

秧歌 ヤン・グゥ - 踊る民族

  中国での大気汚染のニュースが大きく日本でも報じられております。

 その話はもう先日いたしました。で、昨日はそれがあって、正月の

爆竹自粛論が取沙汰されてます。かなり熱くなってますが、どうなん

でしょ。もうみ~んな、正月に備えて大量の爆竹を買っちゃって、

持ってるんでしょうからね・・・。ガマン?できるのかなぁ??

北京では、これによる濃霧の発生で交通事故が一日2000件。

人身事故もあり、直接的影響と、人体に及ぼす影響などが心配

されてます。

L2013311324251510b5189c33601 こちらが、その自衛策。

 かなりものものしいマスクをしてますが、

 こんなんで防げるかどうかは疑問?

 更にはちょうどいま話題にしている「春運」

の輸送量にも航空便、鉄道、高速道路で影響が出ています。

Tn10 さて、今日の「春運ツゥン・ユン」この一枚は

 この写真ちょっとかなり作られた??もの

 ぽくってどうも余りにこのシーンが映画の

 ようですもありますが、バスや列車から降りて

更に我が家までは歩きですよね。それも相当田舎路を歩かなくては

ならない。そして、買ってきたお土産。後ろの男性は振り分け荷物に

なってますし、前の女性は家に飾るであろう大きな額を手にしてます。

  まるで、映画『過年グォ・ニィェン』のワン・シーンを思わせる・・・

と言っても普通の人は見てないか・・・この映画。

  雪が相当降ってますから、これ中国東北部。吉林省とか黒竜江省

とか、そちらでしょう、恐らく。

  そんな家路を急ぐお二人の写真が今日の一枚です。

   それで、同じようにその北方のお正月、中国の人たちの、

お祭りの時に躍る、「秧歌ヤン・グゥ」というのがあります。

 これは独特の音楽と、独特の振りで、街を練り歩くのですが、

Photoこれがまた、お正月気分を盛り上げて

くれます。正しくは?こちらは元宵節

(ユァン・シャォ・ジェ)正月15日に躍る

ものらしいのですが、正月近くともなる

とどこかの町内会?の集まりなのか公園

などでこの踊りの練習をしている一団や、朝早い公園などでも

練習してる風景に出合うことがあります。

  もともと躍ることがお好きな民族らしく、躍っているみなさん

はかなりノッテいて、楽しそうです。

  この音楽とこの躍る人たちが、正月気分を盛り立てます。

  団体ごとに競っているそんな何かもあるのかも知れません。

Photo_3こんな竹馬?を履いたような難易度の高い

踊りに挑戦する人たちも。

 総じて言えば、元々は労働の為の

労働歌であり、踊りであったのでしょう。

 どの国にもありますし、歴史があります。

  じっくり調べればかなり深いものがある。

「小沢昭一的世界」がそこにはあると思います。

  わたしにとっては、この「秧歌」もまた、何故か

中国のお正月を印象作るひとつではあります。

  日本の、「よさこい」みたいなもんですかねぇ・・・。

  コレッ!日本でも流行らないですかね・・・。

  






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2013年2月 1日 (金)

庙会ミィァォ・フィ - 縁日の賑わい

  毎日、一枚お贈りしている中国「春運ツゥン・ユン」今日の一枚、

毎日特選?した写真を一枚選んで、その一枚の写真から中国の

エネルギーを感じていただいておりますが、今日の一枚は、

B20133009413115109cbcbd82b11「春運」で移動する人のカバンの中身です。

何せ長い移動になることが多い広い国土。

列車の中にも食堂車やお弁当はあります。

ですが、それってどこもちょっと高いし・・・。

「火车盒饭为何又贵又难吃?」列車の弁当は何で高くて不味いの?

と、いま論争?が起こってますから、かなり不評です。

 となれば、自衛策として持ち込みますよね。ご存知中国では列車

に限らず、何処へ行ってもお湯(開水)には困らない。お湯はついて

まわる?ので、お茶は困らない。もう一つ、インスタントラーメンが。

カバンの中央にもありますね紅いのが。こんなのか最近はあの容器

に入っていてそのままお湯を注げばいいやつ。列車の車両中にその

インスタントラーメンの匂いが充満していることがよくあります。

  余談ですが、あの容器、日本のものよりちょっと大ぶりですね。

   で、今日の話題は「庙会ミィァォ・フィ」。前の字は「廟」の字です。

廟・寺の縁日のことです。

  これまた、昨日のお話と繋がってますが、日本の様々な習慣は

そのまま中国からの借り物?と言えます。

  ここでも、余談ですが、そうした古くは日本はあらゆるものを中国

から倣い、今風に言うなら、コピーして使っていまして、殆どがその

コピーで出来ています。そんな時代はそうした最近の言い方でパクリ

にも煩くなかったので、誰も何とも言いませんが、日本文化は確かに

パクリです。それが今逆になって、中国が何か真似するとすぐに

パクリだと言われるのは心外!と中国の人に言われた事があります。

   ですので、この年明け「初詣」もまた中国からのものです。

北京「白雲観バィ・ユン・グァン」の縁日は今はどうなってるんでしょう。

以前のような賑わいはもうないのでしょうか。暫く行ってません。

ここでも、日本のどっかで話題になっているような、その年一番に線香

を!と気負いこんでる人がいるわけであります。これまた同じ。

Photo 昨日書きました「磕头」をして祈るはどの国の庶民も

同じ、家内安全であり、家族の健康であり、明日の暮し

がより好くなるよう、祈ります。

 そして、これだけの人が出ますんで、市がたちます。

いろんな屋台が出て、この時ならの玩具や縁起物や食べ物、記念品

が並び、活気づく。

Photo_5中国のお線香日本のそれよりデカイし太い。

あげごたえ?がある、って言うんですか。

このへんにも、いっぱい日本に伝えられたそれぞれ

の習慣や言い伝えがあるようです。

  ただ、わたしが思うのは全く関係ないですが、

この縁日でとりわけ北京で売られるものの代表に

Photo_7こちら、「糖葫芦タン・フゥ・ルゥ」があります。

サンザシに飴をかけたものですが、

これがわたしの中では春節廟会を代表する

もの、なのです。

 この紅い色がまた街で目立つんですよ。

   更に更にまたまた余談ですが、最近ではこの「糖葫芦」に、

サンザシではなくイチゴバージョン?とか色んなヤツが出回って

ますが、やっぱり、「糖葫芦タン・フゥ・ルゥ」はサンザシでしょ!!

 これは日本に入らなかった。日本人はパクらなかった。何故か?

理由は簡単です。サンザシの実を食べるという習慣が余りない。

でもこの点は売り出しさえすれば、美味しければ、克服?できます。

最大の問題はそこにはなくて、日本の冬は北京のそれよりも暖か

すぎて、その砂糖を煮溶かしてかける飴が暖か過ぎて溶けちゃう

からですよ。外で売っていられない。だからでしょう。独断ですが。

Photo_9廟会までの道すがらなどでもよく見られるこの

提灯飾りもそうですが、やっぱ

中国はこの「紅」色ですよね。

これで街が覆い尽くさる頃、新しい年がやってきます。

 あと9日です。






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