« 曲がり角の『春節聯歓晩会』-どうなる中国版「紅白」? | トップページ | 中国の年越し、过年グォ・ニィェン -新年をどう迎えるか »

2013年1月24日 (木)

2013年・中国中央電視台『春節聯歓晩会』は何を見る

Tn1 昨日に続き、中国の年越し、テレビ番組

  『春節聯歓晩会』の話題ですが、

  大丈夫かぁ・・・この話題。

 いくら中国で、或いは世界中の中国系の人たちの

 間で見れられていて、10億人以上が見てるオバケ番組でも、日本では

 余り話題にもならないし・・・。知られてないかも。

   実際に見てる人がどれくらいいるのだろう?と、不安になりますが、

このまぁこのブログを見てるような人は、大丈夫ついてこれるでしょう。

  表題に、中央電視台、とあるのはこの「春節聯歓晩会」は各地放送局

でも独自のをやってまして、これまた盛んなんです。ですが、その数も多く

とてもとても見きれません。

 わたしが見ているのはですので、この中央電視台のもののみです。

Tn4
もう何年も、日本の「紅白歌合戦」を見たこともない

くせに、この『春節聯歓晩会』は毎年欠かさず見て

いて、且つ、毎回見た後の感想を此処に書いてる

という変な?日本人から見たこの番組に期する

ものを勝手に今日はちょっと・・・。

   この番組をお創りなっているプロデューサーっていうんですか、

多分お一人ではないでしょうが、その方たちは相当優勝な方たちだと

思います。国民の期待を一身背負ってそれに応える番組造りをする

のはとても大変なことです。視聴率がそれを示しています。逆にその

視聴率あるが故に恐らくこの番組予算もふんだんに持っていること

でしょう。漏れ受け賜れば、その出演者は逆にこの番組に出れるなら

出演料は要らない、とのボランティア希望者も溢れているそうな。

(中国の中央電視台に限らず、テレビはみなコマーシャルが入り

ます。つまりスポンサーが付いてます。因みにこのオバケ番組は

そのオバケさ故に大変なスポンサー料が要求されます。)

そう言う点では、企画・アイディアさえ上手く思いつけば、やりたい

放題?かな??でもそのプレッシャーってんですか、それってかなり

怖いですよね、大変だろうと思います。同情しちゃいます。

Tncaz3rbujそういれば言い忘れましたが、この番組も

また会場に人を入れて公開番組形式となって

まして、会場内の笑い声や拍手がそれをまた

盛り上げることになってます。多分ここに入れる

だけで相当ラッキーな人たちでしょうから、これまた選ばれてある人達

なんでしょう。たまにチラッと会場にカメラが向きますが、お正月とは

いえ、み~んな好い恰好したますもんね、余計なことですが。

  もっと会場を抜いて欲しいんですけど、出来れば会場の人の

話なんかも・・・。まぁそれは事前に仕込むことになるでしょうが。

   中国国内ではすでにこの番組に関する話題は沸騰、

百度バィ・ドゥを覗くまでもなく、凄い白熱。微博ウェイ・ボ ツィッター

でもその話題はかなりのようです。気にはなるんですが、わたしは

あまり見もしないし、参加もしません。

 基本、作り手が出してくれるものを愉しめばいい、と思ってます。

何せ中国もスターは多いですから、そのスターをずらっと出場させた

だけで時間は幾らあっても足りないでしょうし、大物スターばかり

見せられてもねぇ・・・と、わたしなどは・・・。

 今年2013年も宋祖英が冒頭で唄い、成龍ジャッキーチェンも

登場周杰倫も王力宏も毛阿敏も出るんでしょうが、

一昨年あたりから、町の普通の人?ストリートミュージシャンみたい

な人を登場させたりもして、それなりに工夫はしてるようです。

Tncajfdsar 今年も彼のマジックもあるようですしね。

 成功例はどうしても後をひきます。

 これは仕方ない。上手く行けばそれを。

 さらには柳の下を・・、常に新しいものを、と言っても限りが。

  長くなりそうなんで、それで一体何を期待して見るの・・・

という話からスタートしてますので、そこに話を戻します。

 わたしの2013年この番組期待しているのは、

番組始まってすぐのタイトルバックのところの最近はコンピューター

グラフィックを使っての数分の映像、これが毎年凝りに凝っていて

どんどん凄くなるんです。ですが、その中国らしさを忘れずにその

デザインが独特で、正月気分をどう表現するか、時代をどう盛り込む

か、という点などで本のブックカバーと同じですが、素晴らしいデザイン

のものが続いてますのでこれにまず、期待。

  多分実現はしないと思いますが、全体にちょっと賑やか過ぎて、

もちょっとこう・・・ジックリ聞かせる例えば民族楽器の演奏、なんてのが

見たいのですが、踊りの好きな中国人?にとっては舞台狭しと踊り

まくるその躍動感がまた中国のお正月気分のようですから、多分

今年もまた爆発するようなエネルギーの作りになるのでしょう。

 逆に心配事が二つ、

 わたしは大して気にもしてないんですが、世界?は口パクを許さない

ようです、昨日のアメリカ大統領就任式でも・・、わたしには何でかよく

判ってませんが、口パクをやると許されないようです。

 もう一つは誰もが言うパクリ。AKB48のパクリが出そうだもんなぁ・・

どんだけの人が見てんの!!というこの番組で臆せずそういうことを

やる勇気?もなんですが、とりあえずコレ好いな!と思ったのは是非

一回自分の中で自分流に消化した後で、それを見せて下さい、と

願っている。

  終わったらまたその感想を書きますが、

毎年終わってから書いていたこの番組に関する話題をちょっと

今年は始まる前に書いてみました。

  これもまた一つのこころみ、ということで・・・。









|

« 曲がり角の『春節聯歓晩会』-どうなる中国版「紅白」? | トップページ | 中国の年越し、过年グォ・ニィェン -新年をどう迎えるか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2013年・中国中央電視台『春節聯歓晩会』は何を見る:

« 曲がり角の『春節聯歓晩会』-どうなる中国版「紅白」? | トップページ | 中国の年越し、过年グォ・ニィェン -新年をどう迎えるか »