中国の年越し、过年グォ・ニィェン -新年をどう迎えるか
今日の話題は中国の人たちの新年の迎え方です。
年越しをどう過ごし、新しい年をどう迎えるか。
これって、実はもうその始まってまして、その大晦日、除夕
のその日だけの話ではなく、すでにみんなの気持ちはもうそこへ
動き始めていますし、街全体ももうその準備をしています。
その雰囲気をわたしは街がザワザワし初めてると書いてきました。
それが先日来書いてますように、先ずこの「春運ツゥン・ユン」で
ふる里へ運ばれた人たちは、その長かった道中の疲れを家族の
出向かで、吹き飛ばし、長く留守をしていた家にほうほうの態で
辿り着き、家族みんなが揃います。
年越しの夜、家族総出で御馳走の準備にかかります。
“紅色”紅い色が町のあちらこちに。
ですから、わたしの中国の年越しのイメージは
正にこの赤い色で象徴されています。
年越しの夜の餃子はつとに有名ですが。これは北方の人達の
習慣がそのまま紹介され、知られるようになりましたが、南の方では
必ずしもそうではなく、まぁその普段食べれないような、食べない量の
御馳走が食卓に並び、それを忙しく作っては並べ、いよいよ昨日も
書きました、テレビの前に家族が集まり、「春節聯歓晩会」の始まり
です。食べ、飲み、話し、テレビを見、笑い、感動し、時間が過ぎる。
「春節聯歓晩会」が終われば、日が変わります。
いよいよ、この番組がもう終わりに近づくころともなると、もう
12時を待ちきれない人がいて、何処からか音が。
最初は、パンパンとかちょっと遠慮がち?な音ですがこれがその
大音響になってきます。
この後はもう地域にもよりますが街を揺るがす
大音響が続く続く、そのままひょっとすると朝まで、
バリバリ、ドッカン~、ヒュ~~ン、とか打ち合が花火やら何やらもう
賑やかを通り越して、うるさいくらいに。
これを聞いて、目にして、またこの火薬の匂いが町中に充満する
んですが、あぁ~年を越したんだな・・・・と実感。
そして誰もが、この新しい年が過ぎた年よりも
更に好い年であることを、願う。
と、いったところが中国の人達の新年の迎え方。
今年はどうでしょう?ここのところ、北京も大気汚染による霧が数日
続いて発生したりして、それはまぁ工場によるものでしょうが、この
年越しの花火もそういう意味ではちょっと遠慮した方が好いんじゃ
なにの、などと余計なことを考えるのはわたしだけでしょうか。
北京小学校なんかは外での体育の授業が出来ずに困ってます。
何事もちょっとやりすぎる、傾向にある。どうも、
丁度好いというカゲンが難しい。
この爆竹のお話は、前にホームページ茶館隗「わたしの見た・・」
で取りあげております。
をご覧ください。
結構危険なんですねこれ。
子供たちは危ないのがまた好きでして、振り回すやら、高層のビル
の上の方から放す人もいるやら、かなり危ない。
それにこれにかける費用も実は何と月給の何倍とか、ってな話しも
聴こえてくると、そりゃちょっと行き過ぎでしょ!と思うが、
これがまた、この行き過ぎなところも加えて正月気分?を盛り上げて
くれるので、なかなかにどうして難しいのです。
一頃、爆竹禁止令も出てたんですが、そりゃあんまりだろ、
てんでまた元に戻りました。さて、今年はどうなるんですかね??
そうか!今年の対策はもう間に合わないから、今年の様子を見て、
来年どうなるか、ですね。
正月気分も大切にしたいですしね。
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