悠着点ル・・度を越してはいけません・・、今週の中国語学習
「悠着点ル you1 zhe dian3`er ヨゥ・ヂァ・ディアール」
あまり中国語のテキストには出てこない割には一般にはよく
使われている中国語のひとつです。
最初の字“悠”は日本語の悠久の使い方と同じ、久しい、更には
のんびりしている、の意味を持ちます。
“着”は、その状態の持続を表す為の字でして、ちょっと中国を
おやりになった方にはこの“着”は御馴染みです。
更に“~点ル”もまた中国語学習者でこれを知らないと、
「ちょっと」困るの、その「ちょっと」です。
ということで、全体は「もうちょっとノンビリして」の意味で、
転じて、この「度を越さないように」の意味として使われます。
別累壊了、悠着点ル干。(訳は宿題それぞれ考えて!)
もう一つ、
不要那強打、請悠着点ル打行不行?
(されこの文が会話文だとするなら、どんな状況の二人?)
といった文ができます。
で、昨日のわたしの「不諧和的風景」もそうですし、
この間わたしは、中秋節の月餅のパッケージがやたらに最近
立派になったことをとりあげ、
子供たちの宿題が余りに多すぎてそのカバンの重さが子供
が背負うにはあまりに重すぎるだろう、と書き
交通事故の取締りが急に厳しくなり、
中国のゴミ問題、クルマ社会への移動などなど・・書いてきた。
ここで、わたしの言いたかったのは、ニンゲン丁度好い・・その
加減が難しいんだ、ということだ。
例えば、
液晶パネルで案内が出て、中に入ると自動
で女性の声が案内してくれるらしい。
んん~、いいんですがね・・・でもそのホラ
こうした超最新式のトイレが一つだけあってもね・・・そのすぐそば
のトイレはどうなのよ?途中がないのね、途中、中間が。
何事も行き過ぎるのは好ろしくない。どうもその極端から極端へ
向かう傾向にある、でしょ?
本来?中国には「中庸」という考え方があったハズ!
いい加減、というのがその・・・おざなりにの意味ではなく、
本当の意味でいい加減、があるんですよ、風呂の温度のように。
好い塩梅、と言ってもいい。ちょうどの塩味加減は難しい。
これ見ずらいですが、右の案内表示板には
「トイレまで1m」の表示、左には「トイレまで2m」
の・・・いるか?コレ!
ということで、
悠着点ル と言いたい。
蛇足:
わたしにとってもう一つの「悠着点ル」はコレ
度数56度
こんな度数のお酒は危険!
これを〝乾杯!!〟
している中国の人たちを見るとつい・・・
「悠着点ル口巴!」と、心の中で叫んでいます。
お大事に!!
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