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2012年12月27日 (木)

希望大家过个好年!

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 向大家致以寒冬的问好!

  这几天特别寒冷,

  据报纸和电视报道,

                全国都近来的寒冷是创记录的,

                而且开始出现恶性病毒流行的征兆,

                请大家保重身体.

                   今年已经剩下的日子就四天了,

                希望大家过个好年!

                 今年年初承蒙大家惠予种种申请厚意,

                 向大家深厚谢意!

                  希望明年也尚祈加倍指导!

 

                          函馆日中友好协会

Tncaciuo83   各地から記録的寒さのニュースが

   伝えられております。

   また、ノロウィルスなどというありがくない

   流行の知らせも届いています。

    みなさん、どうぞ健康には留意され

              好いお年をお迎えください。

              今年ももう残すところ僅か4日となりました。

                今年一年わたしども協会に賜りました

              ご支援、ご協力に感謝を申し上げます。

              そして、新しい年もまた旧に倍しての

              ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

                       函館日中友好協会

 

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2012年12月26日 (水)

中日交流友誼之樹常青ー何時の日も青々と繁る両国の交流

001   『2012年

   訪日交流活動紀念冊

  北京師範大学球海分校弓道部

   聨合国際学院弓道部』

   の冊子をお送りいただきました。

   内藤先生ありがとうございます。

  そして、先生の日本国外務大臣表彰

    の知らせにおめでとう、を。

    今年の夏は先生と残念ながら、お会いできませんでした。

    団の記録を見ますと、大阪から入って、千葉・群馬で交流

    活動をされてから、北海道(札幌)へ入り道内は札幌のみ

    の滞在だったようです。

      なかなか何名もの生徒サンを連れての団体行動は、

    移動などが大変ですから、その苦労がよく分かります。

 

    内藤先生がこの間中国に蒔いた種は「弓道」の種ですが、

   それが実をつけた時は、「弓道」の実かどうかは限らない

   わけでして、そうでなくとも構わないというか、先生の蒔いた

   種が確実に何らかの花を咲かせ、実をつけはじめているし、

   更にその実が、種となってなって中国の地にまた新たな花

   を咲かせていることでしょう。

     その証拠にこの冊子には卒業生からの文も寄せられて

    いるので、それを紹介しましょう。

     北京師範大学球海分校卒業生

        任 俟霖  さんの 「光」 という文です。

     (原文で載せたいところですが、ちょっと長いので訳文で。)

       孔子曰く:師は道を伝え、業を授け、惑いを解く所なり。

     私にとってはこの言葉こそが内藤先生のイメージにぴったりの

     師の解釈だと思う。今年はその尊敬されるべき先生が中国で

     17年目の活動の年です。先生はすでに古稀のお年だが、

     その間一度も諦めることもなく中国の地で弛まず「道」を伝え

     育ててこられ、そしてそれが暖かい光を輝かせている。

        信念の光

      多くの人は七十歳の老人がこの十数年もの間、異国の地

     で弓道文化の普及に続けてこられたものだ、と驚くだろう。

     中国でのこの十数年に内藤先生が経験したご苦労は想像を

     絶するものだと思う。先生とて疲れを知らぬわけはなく、それを

     支えたのは先生の信念こそがそうさせたのです。 

       先生は、人間の歴史は人間が自分自身を判ろうしてきた

     歴史だ、例えば「人間は何が分かっているか」、「何が創造

     できるか」、「どのように生きれるか」、「人間の生き方」を探る

     歴史であった、とおっしゃる。

      現代社会は様々な不安を抱え、自分人生がままならないと

     不満をもらしているが、果たして本当の自分の生き方を直視

     考えたことがあるだろうか。いつも困難を避け、自分の信念を

     曲げていないだろうか。  

       内藤先生の諦めずにご自分の信念を貫くお姿を見ていると、

     偉い人になるとか、そんなことは考えなくていいと気づかされる。

     我々は自分がなりたい自分になるよう努力すべきだ。その為の

     努力を弛まずするべきだ、自分の足元をきちんとみて、歩みだす

     方向を間違えないようにしなくてはいけないと。

         理解の光

       交流は理解を促進して、互いの隔たりを取り除いてくれる。

     そんなことは誰もが知っているが、実際に本当のそのことを

     分かっている人は少ない。内藤先生はこの簡単な道理を私達

     に教える為に、ご自分の財力と体力を惜しまずに注いで、この

     日中の交流活動を続けてこられた。そして私達は、この交流で

     直接ごく普通の日本の人と接し、一方で中国のことも伝え、

     互いがそれを心から納得して聞けたとき、この交流の重要性に

     改めて気づかされた。

       理解するということはその一瞬の変化だけではない、また、

     理解するそのことだけですべの矛盾が解決するということもまた

     ない。しかし、自信を失ってはいけない、理解するの力を信じて

     一歩づつでも前へ進むことだ。そしてその小さな一歩でも必ず

     変化をもたらす。この変える力の為に先生はこれまで努力を

     されてきました。

        日中友好とか相互理解といったものは遠い世界のものでは

      なく、そうした小さな一歩であり、決して大きな事業ではない、

      そした小さな理解は我々だって自分の力の範囲で貢献できる

      んだということを学んだ。

       私にとって、内藤先生は一縷の光だ。この一縷の光のおかげ

      で私の人生の道が明るく照られている。これからも私は先生の

      教えに従って自分の人生を過ごして行こうと思う。

        こころから先生に感謝している。

        先生のご健康を心より願っている。

       というこの任さんの文でも分かるように、

      内藤先生の蒔いた種はもう各地で花開かせているようです。

        その意味では先生の財産はまさにここにあると言っても

      いいと思います。

        先生!みなさんが願っていることですが、

      どうぞ健康に留意されて、今後も若い人たちを見続けて

      やってください。

         受賞おめでとうございます。

                           函館日中友好協会

       

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2012年12月25日 (火)

内藤敬先生、受章おめでとうございます!

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  内藤敬先生、

 外務大臣表彰の受賞

 おめでとうございます。

   先日、新聞でその様子を拝見いたしました。

   今日、先生からの冊子が届きました。

   お忙しいのに、いろいろお心遣いをいただき、

   本当にありがとうございます。

     地方紙(北海道新聞)掲載ですので、ご覧になっておられない

   方もおいででしょうから、新聞記事をそのままお伝えします。

   ------------------------

     弓道で日中交流の輪 射抜く

   【北京佐藤千歳】 札幌第一高校の元弓道部監督で、1995年

   から中国で弓道の普及に携わっている内藤敬さん(78)が日中

   の民間交流に貢献したとして外務大臣表彰を受け、広州の日本

   領事館で伝達式が行われた。

    内藤さんは同校を定年退職後、95年から天津市などで弓道の

   指導に従事。同市内に弓道場を私費で建設したほか、中国語に

   よる弓道指導書も出版。現在は北京師範大学珠海分校(広東省

   球海市)の客員教授を務める。

    17日行われた伝達式では伊藤康一広州総領事が「中国におけ

   る弓道普及のパイオニアとして、相互理解の促進に大きく貢献した」

   との表彰状を内藤さんに手渡し、出席した教え子の学生らが拍手

   を送った。

     表彰を受けて内藤さんは「日中の多くの友人との協力を通じて、

   国際的な信頼関係の大切さと知った」としている。

       ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    その記事と写真が上の画です。

     何よりも先生の教え子たちの喜ぶ笑顔が目に浮かびます。

    これまで、先生の教え子は一体どれ程の数になるのでしょう、

    恐らく相当の数、先生の教えを受けてはじめて弓道のことを

    日本のことを知った若者がいるはずです。

      先生にとってはその生徒さんたちが宝でしょうが、

    生徒たちにとっては先生は、忘れることのできない日本人

    であり、先生が日本を代表しているのだろうと思います。

      表彰は一つの節目でしょうが、先生のご活躍はこれからも

    続くものと思います。先生の中国に蒔いた種はもう多く華開き

    実をたわわに結んでいます。

      その様子が

001 送っていただいた、この冊子でもよく

 伺うことができます。

   内藤先生!どうぞご健康に留意され

  教え子たちとこれからも愉しい交流を

  続けて下さい。

      改めて書簡でお礼をと思っておりますが、

    先ずはこの場を借りてのお礼と、

    内藤先生の紹介をさせていただきました。

     新聞記事については書きましたが、お贈りいただきました

     冊子の紹介を明日少しさせていただきます。

       先生!おめでとうございます。

                          函館日中友好協会

                       会長   東出  隆司






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2012年12月24日 (月)

今日が今年最後の授業となります。-函館日中・中国語教室

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  函館日中友好協会・中国語教室の

   みなさん!

 今日、24日の授業が今年最後の授業と

      なります。

       今年、一年のご協力とご支援に感謝致します。

    新しい年、2013年もまた同様によろしくお願い致します。

      来年は、1月7日のスタートとなります。

    ですので、実質は31日(月曜の一度のみがお休みと

    なります)ので、どうぞよろしく。

     春から始まりました今年度の教室も早いものでもう

    年末を迎え、9か月が、およそ3分の2が過ぎようとして

    おります。残すところ、あと三か月、教室に通うのも冬

    に入って何かと大変でしょうが、頑張ってください。

      もっとも、この春になったからと言って勉強が終わり

    というわけでもありませんが、一応の区切りとして一年毎

    の教室となっております。

     春にお話いたしましたように、何かしらご自分でその

    愉しめるものをもって勉強をお続けになるのが一番の

    方法と思います。その愉しみは、10人が10人とも違って

    当然のことですし、ご自分で見つけ出すよりない・・・・

    というお話を致しました。

     その考えは今も同じです。

     これまで続けれこられたみなさんは既にそうした何か、を

    見つけられたからこそ続けてこられたのだろうと思います。

       これからも一緒に楽しみましょう!

     ということで、一応の区切りですので、今年一年のご協力

    に感謝を申し上げ、また年が改まりましても同じ様にどうぞ

    よろしくお願いいたします。

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      大家好!

               今年剩下的日子已经不多了。

             年终即将来临,

             感谢大家这一年中给我们的支持和帮助,

             希望新的一年也让我们怀着更大的

             希望努力干吧!

              同时, 今冬的寒冷据说是觉得格外的冷,

             向大家致以寒冬的问好!

                请多保重身体!

            谢谢!

                              2012年 圣诞节前日

                                           函馆日中友好协会

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2012年12月22日 (土)

今年の漢字 「金」 「憂」 「色」 と 「  」

    その年を代表する漢字、一字を選んで発表するという

   そのニュースを毎年のように見ているような気がする。

   そう、この時期の恒例だ。これと、今年一年の流行語大賞?

   だったかも見るとはなしに毎年見ている。

     いつ頃のからこんなことをやってるのかは、知らない。

   そして、誰が選ぶんだろう・・とかそれなりに疑問はあるが、そう

   大して興味ないし、その辺の事情は恐らくみなさんの方が詳しい

   でしょうから、先を急ぐ。

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  今年日本の漢字は、  「金」  でした。

  ここまではご存知の通り。

     ついでに、ちょっと他のところの見てみますか?

    とっても、「漢字」ですからね、そうなれば「漢字」の国に

    限られます。

     ということで、台湾は、

F2012121014101426586238011   「憂」 でした。

   読みは、ヨォゥ   you1。

   因みに、昨年の漢字は「賛」

   「憂」の字自体の意味はほぼ同じですから、

   これが選ばれたのは、

  「この一年、世界終末予言、国際事情、

     欧州債務危機、貧富の格差、減給、物価上昇、民族対立、

     台湾の国際競争力など、憂慮すべきことが多かった・・・」

     からが選ばれた理由。

       更に蛇足だと思いますが、2位以下もちょっと

     「漲」 「転」 「感」 「惨」 「鬱」 「苦」 「怨」 「窮」 ・・

     と余り嬉しくもない漢字がずら~と続いてます。

      言えることは全体どこも、余り明るい話題はないようで、

     勢い選ばれる漢字もそんなのが多いようです。

       もう一つ、新加坡シン・ジャ・ポー、シンガポールは、

     ここが選んだ漢字は

       「色」  です。

      シンガポールは今年が2回目のこの「今年の漢字」だ

     そうで、去年は 「改」 「怒」 「責」 「徳」 だそうで、

       今年の「色」が面白い。

      これは、明らかに上二つの国の雰囲気を無視?世界の

     状況ともどこかあってない。

       では、なんでコレ?かというと、

       シンガポール独自問題です。「色」はそちらの方です。

     そちらの方とは、性的なものを指してます。

   何で?今年を代表する漢字がそんな「色」になったかというと、

   シンガポールでは今年は性的スキャンダルで失脚した政府高官

   や、それを取り巻く問題があとを引いて、財界・政界巻き込んで

   の話題が絶えなかったようで、「色」だそうです。

     と、ここまで書いてきてオヤッ!と気付きました。

    中国はどなってるの?と。

Tn4  左のようなのがその候補?というか

  大方の予測として噂されていました。

  「漲」ヂャン は値上がりをあらわし、

  このへんが有力なんじゃないの・・

  と思ってました。

     それが、そんな予測を裏切って??

     中国で発表した感じは何と

      「夢」  でした。

     えぇ~、どこにそんな夢のような話がありました?

     あっそうか、これからのことか?

     いつでも夢を・・・・という希望なのかも。

      それにしても思いっきり予測を裏切りますね。

 


 

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2012年12月21日 (金)

寒いです! 北京は明後日は-15°に!!

    寒いです~ (。>0<。) 例年より寒くなるのが早すぎます。

  冬の訪れが早すぎて、体がついていきません。

  みなさんのお住まいの地方は如何ですか?

  道南・函館、今日は少しいいですかねぇ・・・昨日は寒かった!!

  マイナスの気温も二桁に近づくと、辛いです。

  発表される気温と、体感温度の違いもありますが、恐らく昨日と、

  一昨日あたりは二桁に近づきつつあるような、この時期としては

  ちょっとまだ早いんじゃないの・・・ってな気温でした。

   厳冬の訪れがいつもの年より早いようです。

   そんなら春も早く来てくれるといいんですが。

   今年も残り少なくはなってきましたが、今からこんなだとちょっと

  この先が・・・(ノд・。) 思いられる。

     北京の気象予報によりますと、

    明後日、23日は恐らく記録的な寒さになるであろう、

   というありがたくないお話です。

    で、その気温が-15°と発表されてます。

    流石に北京でも12月のこの時期の気温としては記録的なんだ

   そうで、もしこれが実現?すれば30年ぶりに12月の最低気温の

   記録を塗り替えるんだ・・・と発表しています。

    過去にはこの12月末に13.5℃という記録がありそれを更新?

   記録には1966年・・・中国はあの文化大革命にまっしぐら?の年

   同じ頃日本では、佐藤栄作内閣が国際飛行場を成田に定めた年

   でもありますが、その年に-18・3℃の記録があるんだそうです。

    いやいやいや・・・北京で-18°は勘弁して貰いたいです。 

    因みに、その前日はというか、明日は-13℃を、

   今日は-9℃を予想しています。

6ceec3e60829ad17ae8c071eedaae0721 昨夜も冷え込み、雪はないのですが、

 北京のあちらこちらで交通事故が。

 これがまた交通渋滞に拍車をかけて

 一層の混乱の様相を。

  北京市政府も懸命の注意と、地下鉄

    を増発したりしての努力はしてるようです。

     この先も積雪はないようですが、冷え込みは覚悟しなさい!!

    というわけです。

     この発表、単にその天気予報だと思うでしょ、

    ところがこれが、それだけじゃないんですね・・・

    分かります?

     この異常気象がまたまた、ご存知ですかね・・・その・・・

    いま噂されている終末論に結び付けられそうで、その点でも

    警戒してるようですが、大変ですね。

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2012年12月20日 (木)

結婚に纏わる、面白ろ画像

    数日、離婚の話ばかり書いてきたので、罪滅ぼし?に、

  多少楽しい話で埋め合わせをしておかなくては・・・と考えて、

  かねてより貯め込んであった、中国の結婚に纏わる面白画像を

  ちょっと紹介しておきますね。愉しめるかなぁ・・・?

   その1

B20122520859461504bea0237fd31_2このお兄さんの来ているシャツですが、

  笑えますかね・・見づらいかちょっと、

  「征婚啓事 結婚相手募集中 と

  書かれている下三行が、才能もある

  気量もいい、テントは持ってるが、

    家はない、」と書いてますね。

      哈哈哈(o^-^o) その家の問題こそが大問題でして・・・。

   前に笑えるTシャツと題してホームページ、「わたしの見た中国」のも

   色んな笑えるTシャツの文言を書きました。これも入れたい。

 

   その2

B2012333123257150b6e579d188d1_2 同じく、「裸婚ルゥォ・フン」の話題もまた以前

 書きました。こちらは、その実践派の人たち、

 文字通り?の裸婚を実践。このまま、この場

 に神父役のような人が来て集団宣誓式の様

    です。こんなのは話題作りでしょうから、何処でもありそうですが、

    まぁまぁタイムリーという意味でちょっと紹介。

   かなりのカメラが周囲で構えてますからこれ何らかのパフォーマンス

   ですよね、何かの宣伝?かなぁ・・・、分かりません。

    その3

Dsc011981こちらも、日本でもありそうですが、ハデ好き

ですからね、街にある大型スクリーンを借りて

自分たちの結婚をアッピール。多分日本だって

あるでしょうね、このサービス?まぁその需要

がどれくらいあるか?の問題ですが、多分

    中国なら大丈夫その心配はいらないと思います。

    たくさんのお申し込みがいただけるのではないでしょうか。

    借り賃にもよると思いますが。

   その4

Photo
派手さでいうとこんな感じのが。

上の風船のようにふくらます部分は

多分使いまわしで、ホテルかどっか

会場が用意してくれるんでしょう。

 その下に、自分たちの名を入れる

    というやつですね、

     どうです、これ、日本でもやったら受けますか?

     ちょっと若い方のご意見を伺いたいものです。

    その5

Photo_2

 最後にオマケ。

 全くのわたしの個人的な好みですが、

 たまたま、です。

 たまたま、同じ姓の「楊」さん同氏が

 結婚された、

  というただそれだけなんですが、

 何故かこの一枚好きなんですね。

     お二人は今頃どうなんでしょうか。

     因みに、普通は中国の方は結婚されても女性の姓が

    男性の姓に変わるということはありませんので、そのままの

    姓をお二人が名乗るという、夫婦別姓が基本。

     で、こちらは単にそのたまたまの例外というか、

     期せずして?夫婦同姓の例です。

    以上ですが楽しめました?













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2012年12月19日 (水)

「已姻独身イー・フン・ドゥ・セン」、望まない別居生活者たち

   昨日の中国の離婚の・・・というか、それに纏わるお話を書いたら、

  それとは別に、「中国の人って別居しているカップルが多いですよね」と

  訊かれて、アレ?サテ??多いですかねぇ・・・、そう言われれば・・・

  の感がなくもないのですが、ハテサテ、本当に多いのかどうかはちょっと

  調べてません。分かりませんが、多くなってるという、そんな感じはわたし

  もしています。

    総体、多いのかどうかは、比べる対象との問題があります。

    日本もその、中国とちょっと違いますが、単身赴任ってやつですね、

   あれがその型に入ると思うんですが、

   中国が多いのはやっぱり人口比で分母が大きいからじゃないですか。

Imagecann5m96 ただ、言えるのは結婚後もそのまま基本お二人ともお仕事

 を続けますので、その仕事のかげんで、転勤を命じられ、

        恋愛中は毎日会えたのに、結婚後、間もなく、離れ

   離れになっちゃって、そのあとは「牛郎織女」彦星、織り姫状態、

   という切ない話は結構あるようでして、時折耳にする。

    その際に、わたしが気の毒だなと思うのは、そのお二人を隔てて

   いる距離があの広い国ですから、半端じゃない。2000キロくらい

   はへっちゃら。北海道の人が九州へ飛ばされてる?のと同じ。

    これじゃぁ、オイソレト会いには行けない。でしょ!

    時間的にも、費用的にも。

   それで何ともなけりゃぁ、そりゃいいですよ、でもそのちょっとした

   行き違いなんかで夫婦関係が不味くなるとこれは危険。

    「已姻独身イー・フン・ドゥ・セン」というコトバは中国語にはない。

   これはわたしの造語なんで、意味はすでに結婚してるが独身、という

   ことで、別居中のお二人を指す。

     折角?指摘していただいたので、この「望まない別居生活」の

    ことも少し書いておこう。

      日本の例としてその「単身赴任」の例をあげました。

      中国でも結局はそれと同じで、結局企業なり仕事の面での

    経済活動が活発な時期はそうした会社の為に移動する人の数が

    増えるだろう、というのが一つ、

      もう一つの面は、その企業なり、組織体の中での地位の問題

    ですね、つまりはその移動によって企業内の組織内の地位が

    上がる、その地位を手に入れる為には望まない移動も甘んじて

    受けなくてはならない、これが二つ目、

      この二つの要因を考慮し、自分たちの生活とを考え合わせ、

    結局二人は別々に住むことになるけど、それも仕方ない、と

    するのがこの「分居フン・ジュゥ」別居の実態です。

     で、また戻りますが、中国でその結婚後別居してる人の数が

    多いと感じるのは、そうした経済活動と中国の社会生活の急激

    な変化のところに、いま結婚する若い?人たちがおかれている

    ということの証明でもあるわけです。

      回答になりましたか?

    もう一つの、中国で「離婚式」というのがあるのか?は

    多分、前にお見せした映画「非誠勿擾フェィ・チェン・ウー・ラォ」

    あの映画の続きのやつ、「非誠勿擾Ⅱ」

Bproductphoto468_201110181302091 これですね、

 これでご覧になったシーンのことを念頭に

 おかれてお話しているのだと思いますが、

 ご存知のようにあの映画は相当お笑いを

 散りばめておりますので、あの冒頭の部分、

 「離婚式」シーンは、実際にあるのではなく

     そんなんだったらどうよ・・・・

     みたいな、のりで作られている部分ですので、本気に

     しないで下さい。

      ですので、流石に「離婚式」はないと思いますが、

    昨日の「離婚体験サービス」は本当にあるんですねこれが。



 

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2012年12月18日 (火)

「離婚体験サービス」って??

    書きたかったことは、二つ。

  一つは昨日の、その「離婚証」の話。

  そして、もう一つがこの「離婚体験サービス」の話。

    早速ですが、どんなものかを先ずは説明します。

    そろそろ離婚を考えている、或いはそうした危機的状況にある

  お二人に、上海での事らしいですが「離婚体験」を提供する会社が

  あるらしい。もうその離婚へ一気に突っ走って、後の始末の部分を

  弁護士さんに頼む、というのは中国でも早くからあるし、世界中どこ

Tn1_4 でもある。腕利き弁護士さんのこんな広告を見た。

  これは珍しくない。

  で、この「離婚体験サービス」ですが、まずは

   その御二人に協議をして貰い、基本は6か月だそうです。その

   期間を冷却期間として、期間内にはお二人に婚姻知識のお勉強

   なんかもして貰いながら、期間満了後にそれでも離婚するか復縁

   するかを決定するのだそうで、何の事はない、半年考えなさい!

   といっれるだけじゃないの・・・?と思ってたら、

    この会社、サービス費用としてはまず1千元も取るらしい。

    え~!!どっちがどう負担するのかなぁこの費用。

    どっちがこのサービスに申し込んだか?によるでしょうね。

    さらにどちらからの要望で具体的仲裁サービスとなるとその費用、

    個個の難易度にもよるが、婚姻維持費用何てな名目で2万元は

    必要と言っている。

      なんか、この会社、別段なんら設備投資も必要なさそうだし、

    専門性も余り感じさせませんが・・・。

     第三者機関として、会社は

    協議約定を両者に課す、

    女性は現在の住居内に住む権利、子供は母親と暮らす、

    父親は面会の権利、期間中は双方を干渉しない、この時点では

    互いの体験離婚中であることを知らせない、期間中は財産分割

    についてなどの約定はしない、協議機関は一方的に離婚手続きは

    しない、

     などなどの協議の上でこの半年を暮してもらうと、

    これまでの成果では80%の夫婦が「離婚体験」後に元のさやに

    収まっているらしい。

      繰り返しになりますが、大したことしてなさそうですけど・・・。

      この情報、この「離婚会社?」から出た情報らしいから、

    どうやら宣伝色が濃いが、

     中国の法律専門家の間でも、

    「離婚体験」は、別居現象のある意味別称であり、

    現在の法体系では別居制度に対して明確な規範が何もなく、

    民間の起業による一種の婚姻問題解決法式としいえるが、

    このやり方で法的保護を受けることは全くない、

      と冷たい。

      んん・・・どうなんでしょ。この「離婚体験サービス」

    これが歯止めになってるのか、これに係るまた一連の

    手続きやら何やらが煩雑で、その煩雑さの故にこんなに

    面倒ならもうイイや!!ってなってんじゃないの。

      日本にはないな、これも。

Tn6_3昨日、今日と紹介しました二つの問題は

最初に書きましたように、中国では近年

物凄い勢いでその離婚カップルが増えてる。

 その事がまずあって、

 そんな、余り好ましくない、というか他人の

    言ってみれば大混乱の中にも、今日のこの「離婚体験サービス」

    業なんてのはちゃ~んと儲ける道を探し出してる逞しさ?

    ですよね、これに関心するのと、

     どうなんです、こんなサービス?ありだと思います??





 

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2012年12月17日 (月)

「離婚証」と、「離婚体験サービス」って??

    まずこの、「離婚」のお話なんですが・・・、勿論中国での。

  余り好ましくない?話題なので、というのは直接は訊きづらい

  問題でもありますし、そうそう身の回りにある、という話題でも

  ないのですが、中国で、この離婚率というか離婚する夫婦が

  増えている、というのは漠然と?聞いてはいた。

   直接、知り合いにそういう人はいない。だが、その知り合いの

  人に尋ねると、ほぼ必ずその人の知り合いには離婚組がいる

  という話にはなるところをみると、やはり多いか。

    そもそも・・・中国で何故に離婚が増えているか?のそもそも論

  は、今回はしません。大分前に書きましたから。今回の話題の主眼

  はそこにはない。

Imageca1icouc   中国でのこの問題を取り上げてヒットしたテレビドラマに

 『中国式離婚』がある。このドラマ相当の視聴率をかせいで

 たようなんで、それくらい関心は高いのでしょうし、それなりに

 身近?な話題でもあるわけではあります。

    さて、それで離婚のお話です。ニンゲンのやることですから、

   結婚や離婚になんら違いはなく、早い話が好きになり、嫌いになった、

   というだけの話ですが、

    ここに法的制度的な問題として、「結婚」と「離婚」という制度上の

   問題がありますよね。

    で、これって制度ですから国によって違いがあります。

   でもまぁ、そういう状態になったら届けるんですよ、大概は役所に。

   その役所の名前が違っていたり、その役所の手続きの仕方が違って

   たりするのは、国を違えていたらそりゃあるでしょ。そこはいい。

    でその、違いの一つが、表題の「離婚証」なんですが、中国には、

   「結婚証ヂィェ・フン・ヂァン」もあれば「離婚証リー・フン・ヂァン」

   もある、というキチンとした??国なんですね。

   つまり、結婚すると証明書を発行してくれるし、離婚しても発行してくれる。

   証明書付。ちゃんとした証明を政府が出してくれる。

    日本だった証明してくれますよ、役所に行って申請すれば。

    それが日本だと紙切れ一枚、ショボイ。ですがこれが中国では、

O06000390108892691701 ホラッ!リッパ?でしょ。携帯できる。常時携帯の

 必要はないと思うけど・・・。

  大きさ?小さい版の手帳ぐらいですかね・・・。

 学校の生徒手帳のような(そう言えば今でも学校で

    発行してるんですかね?生徒手帳??ありますか???

    あれは常時携帯仕様となってたと思います。)

      こん中は写真が貼ってまして、証明印がある。

    提示を求められるかというと、そんな機会?は少ないと思いますよ。

   じゃぁ何の為に?と思うでしょ。そこがその制度の違いなんですよ。

   お役所のお仕事として、届け出を役所のみ自分のところの書類として

   留め置くか、届け出に来たその相手にも発行するかの違いと、

   その発行書類を紙切れ一枚?ですませちゃうかどうかの問題ですよ。

    「結婚証」の方は何度も見たことがありますね、ホンモノ。

   大概は、何かの勢い?で話題がそんなことになり、見せて貰えますか?

   というと、照れながらもゴソゴソ机の引き出し辺りを探して、出してきて

   見せて頂けます。そんな時はちょっと誇らしげで・・・・、

     さらに数年、数十年前のことですので、

     「わたしたちが結婚したこの時代は、・・・当時は・・・」の

    ひとくさりを聞かされることになります。

    「離婚証」はまだホンモノ見たことないんですよ、お願いします今度!

    って、誰にお願いすれば良いのか分かりませんが・・・。

     上にあげた「中国式離婚」のドラマにでも出てきてましたよ。

    だからドラマでは見ました。

     届け出たら(離婚を)必ず貰えるんですね、きっと。

     離婚記念?として。

     で、判らないのはその用途なんですが・・・・

    思うに・・・この離婚した人が例えばですよ、例えば

    離婚前に不倫してたりしたら、その離婚成立後にその新しい

    お相手の方に、ホラね!ってその証明書を見せたりするには

    便利?かも知れませんね。

     或いは、次のお相手が見つかった時、実はわたしは・・・と

    これを取り出すんですかね?

      多分、システム上はその重婚を防ぐ、というところにあるのでは?

    とわたしはにらんでますが、

     それにしても・・・・

    「結婚証」と「離婚証」がほぼ同じデザインで、

    文字の色だけちょっと変えてるというのが、どうも・・・・

     というような余計な話を書いてたら、

    その先の、もう一つの方の面白サービス

    「離婚体験サービス」にまで話が届かなくなってしまった。

     そのお話をまた明日させていただきます。





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2012年12月15日 (土)

今週の使える中国語、 不至于ブ・ヂィ・ユゥ・・・そこまでは・・・

   中国語もそうですし、実は日本語だって、他の言語もそうなんでしょうが、

  習って覚えたその単語や表現方法と、実際に使われている単語・表現に

  は乖離しています。

    早い話が、教科書で習ったその言葉、その表現まちがいではない、

  でも、そう言ってない。

    ということで、毎回そんな余り教科書にはでないが、かなりよく使われて

  いる言葉を厳選?して、これが使えれば便利!!というやつです、

  どうぞ使ってみて下さい。

    ここで挙げる中国語表現は概ね単独で使えますので、

   タイミングを見計らって、ジャストタイミングで使えればこれはもう便利です。

    ということで、今週の一言は、

   「不至于 ブ・ヂィ・ユゥ  bu2  zhi4  yu2 」です。

    大概はこの後ろに 「口巴 バ ba 」を付けますね。

    ですので「不至于吧!」となります。

    不は否定、至はいたる、まで、于は比較対象を、口巴は~でしょ、

    のそれぞれが一緒になって、そこまでは、それほどのことはない

    でしょう!という意味になる。

     何か心配事が先にあって、その結果がそれほどまでの事は

    無いと思いますよ・・・そこまでは・・・という使い方。

     この前振りがないと生きないので、これがあったらすかさず、

    言うんですね、  不至于吧!  と。

    では、練習です。

Ed27d715992767c431063163b772a7ef1  ホラッ!見て!あの人これから配達ですけど・・

  アレは水を運んでるんでしょ、バイクの後ろに

  あんなに積んで大丈夫ですかね・・・?

   真っ直ぐだけ走るならナントカなりそうですけど

  カーブの時にそのまま倒れてしまいません?

             それとも荷崩れしてそこらじゅうにあれがゴロゴロ

             転がったりしたら大変ですね・・・・・

                    「不至于吧!」

 となります。

          頑張って使ってみて下さい。

      よい週末を!!

 

              

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2012年12月14日 (金)

中国の白い巨塔、医療現場 ー TVドラマ『医者仁心』に見る

    実は、どの国もこの医療の問題、医療機関を巡る問題には

  頭を悩ましている。いま現在も。

    何故か?・・・簡単だ。

    ヒトは誰も病気になる。病気になったら治療が必要。その

  治療はタダじゃないんで、お金も人もかかる。それを全て個人が

  負担するかどうかはその国のシステムの問題だが、いずれにしても

  この医療に係る人と、それに費やされる費用をどっかで誰かが

  準備を負担をしなくてはならない。

    そして、医療現場はニンゲンを扱う?ので他とは違う何かを

  そこに求める。

    ちょっとはずれるが、今後の老人の医療問題などはまさにここに

  その問題が根幹がある。それはまた次回に譲るとして、

  その総体がどんどん大きくなれば、そこに関係する人が増え、そこで

  使われるお金がその嵩をどんどん増すことになる。

   そうするとお金がそこで動くので、それにまたそれを目当ての人が

  集まってくる。だからそれを誰がコントロールし、だれがそれを健全に

  機能しているかを見守る必要になる。変な話だが医療問題に関する

  お医者さん役?が必要になる。分かりますよね・・・。

    それが機能していないということでしょ。だから問題が。

 

001  これが最近といっても数か月前に見た中国テレビドラマ

 『医者仁心 イー・ヂャァ・レン・シン』。

   医療の現場を扱った社会派ドラマとでも申しましょうか、

 医療過誤の問題、医療費の負担の問題、医師の素質の

 問題、新薬の問題、医療現場の経営の問題、などなどが

   まぁまぁ適切に散らばめて、その中で、患者と医師が悪戦苦闘する

   物語はなかなかよく出来ていました。

     日本の『白い巨塔』というのがありました。

   あれは同じ医療の現場でもちょっと範囲を大学病院というその世界に

   入っての問題を浮き出させたものですが、反響が大きかった。

   いいドラマでした。あの頃までは日本のドラマの質も高かった。

    その後も何度もリメイク版が造られそれなりに見られているということ

   は、今でもあの問題は、問題提起として通用するのだろう。

   あれを下敷きに、同じ様な設定で、韓国でもその韓国の「白い巨塔」

   が描かれ、台湾でも台湾の「白い巨塔」がドラマ化されている。

     その国の国情の違いや、後で作っている分、後の方の国々には

   それぞれ工夫がされている点でも、興味深いし出来も悪くない。

   これらは日本語版でも見れるはず、機会があったら是非ご覧ください。

     そのうち、中国大陸版「白い巨塔」も出てくるでしょう。

     それを期待している。

     話を戻す。

    『医者仁心』はTVドラマとして2010年に放映されてもののようです。

    ちょっと長いのでその全ては無理ですし、また日本語版が出ている

    わけではありませんので、中国語でしてか見れません。

     あらすじはほぼご想像の通り?で病院で医療過誤の問題が発生、

    訴えられた病院側と、訴えた側の家族の問題、医師個人の問題、

    病院内部の人間関係、などを複雑に組み合わせてドラマは進展

    します。

      ご多分に漏れず、良い医師と、悪い医師が登場しますが。

      良い医師と悪い医師の区別は実社会でもできません。

      また、良い医師と悪い医師を見分けてこちらが選択するようにも

    なっておりません。医者と患者の接点はほぼ偶然が支配しいます。

    たまたまです、たまたまかかった医師がそうだったというだけです。

      名医というのは、その腕前を評価しています。

    技能としてその優れている医者が、それで好いのかという問題。

    医者だって人間だから、医者だって家庭があるし、感情もあるし、

    などなど、医療の問題は昨日も言ったように奥が深いのであります。

     と、もう一点忘れてはならないのは、

    中国の医療の問題はこれとはまた別にその入り口のところに

    大きな問題を抱えています。そのつまり簡単に言ってしまえば、

    現金主義(保険制度の不備)です。

      上のテレビドラマでも軽く?その点での指摘がありますが、

    その制度に慣れ親しんでいるせいか、問題提起としては弱いです。

    政府に気を使っているのでしょうか。

     此処を先ずはナントカしなくては。

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2012年12月13日 (木)

中国の病院・医療制度は問題ありすぎ!-「わたしの見た中国」

   今月号、ホームページ「隗かい」の「わたしの見た中国」は、

  中国の医療制度に鋭くきりこまない :( ̄○ ̄;)!

  「白衣悪魔、バィ・イー・ウェ・モー」という題でお贈りしております

  中国の白衣の天使の方じゃなくですね、悪魔と何故か呼ばれて

  いるお医者様ならびにその医療の現場に鋭く???切り込む

  という文になっております。

   どうぞ、お時間がありましたら、上をクリックしてご覧下さい。

   何故にこのように中国のお医者さまが悪しざまに言われているか、

  というと、それだけの実績があるからですね。

    さて、中国では病院ビィン・ユァンのことを医院イー・ユァン

  普通は言ってますね。病院でも通じます。

    同じくお医者さんは、医生イー・ションといってます。もう一つの

  大夫ダァィ・フでも通じます。

Yidaeryuan2_p1  個人病院というのが少なく、ほぼ公共の

 それですので、これがまたデカイのが多い

 です。まぁ人も多けりゃ、病人だって多いはず

 で、都市人口からしてもどの町にもデカイのが

   必ずあります。加えて最近はお金儲けもお上手と見えてこれが

   立派なヤツがド~ンと建ってますよ。

   設備も急激によくなってきているようです。その点では好いのですが

   問題山積みの最大の問題はここでも所謂格差問題。

    誰もが最低の医療を保障されている、という制度が、制度そのものが

   ありません。ということは、個人任せ。

    駄目でしょ、コレ!! (≧ヘ≦)

    少なくもそんな偏り、金持ちと貧乏人のそうした歪みを社会主義は

   是正するはずだったんで、それを掲げている国がこれではイケません。

    まず、この制度に問題があります。

    多くはこの国の医療制度の問題から端を発してますので、ここが

   改善されれば相当の問題は解決するでしょう。

    国のお仕事です。

     此処から様々な歪みが。それをもろに被るのが、そうでなくとも

   大変な病人でありその家族、ということで余りに酷い。

Tncaswljaz
 何やらお医者さんや病院が悪者にされてることが

 新聞やテレビのそうした社会問題を取り上げた番組

 などでたびたび目にしますが、なんでしょうね・・・

 それ程問題は単純じゃなくって、そのお医者さんを

    そうさせている本当の要因のところを改善しないと、・・・ですね。

     やっぱり、国仕事ですよ。

     でもそれを動かす力が必要かも。

    あっちでも、こっちでも、今日だって、これからだって、

   病院にかかりたくてもかかれない。病気になったが治療も受けられず

   にいる人がいる。

     早くナントカしなさいよ! (`ε´) と思う。

  この医療の問題と、教育の問題に早く手を付けて貰いたい、国として。

   ウソのような、ホントウの病院にまつわる悲惨な話をもうこれ以上は

   聞きたくないのだが・・・。

    時間がかかるんですかね・・・、ここでも。

    好くなってきている兆しがないわけではない。というこの二重否定で

   言わなくちゃならないところがすでに苦しい。

     日本でも時折報道されてますから、ご存知の部分のおありと

   思います。本当に中国の病院は、簡単に言ってしまえば、現金至上

   主義でして、まず現金ありき!!なんですね。ですから何をするにも・・

   と言っても病院ですから早い話が治療するに当たり、先払いというのも

   ちょっと大げさですが、とにかく現金を要求される。

     ということは、現金がなければ治療に入らない。これホントなんです。

   日本のこの医療制度にどっぷりとず~と浸かってますと信じられない

   でしょうが、それが実態です。

    そりゃ、問題が起きないはずがない。助かるものも助からない。

    次に、この現金が常に動くというとこにまた、人間これが弱いんで

   それに絡んで様々な不正が。ありがちでしょ!!あるんですよ。

     あぁ・・・!!この問題書き始めたらいくらでもありますよ。

     でも、解決策は・・・こちら側にはありません。

     ここがまた歯がゆい。

    ということで、今年最後になりました「わたしの見た中国」

   2012年12月号、「白衣悪魔」をご覧ください。

    今年一年のご愛読ありがとうございました。

    来年は更に・・・ということもなく、相変もわらずの様相でしょうが

   どうぞよろしくお願いいたします。

     ちょっと、早いですが、良いお年を!!



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2012年12月12日 (水)

ノーベル賞、授賞式 ー 莫 言的諾貝尓奨領奨典礼

N2012345020220150c623ac7fa991  昨日のノーベル賞受賞式の話題なんですが、

  ここでは、栄えある日本の中山教授の受賞は

 ほっておいて、ここでの話題は相も変わらず

 中国中心ですので、

    中国からの受賞者 莫言モー・ヤン氏の受賞の話題です。

    とは言え、実はあの映像世界中殆ど同じでして、みなさんがご覧に

   なったかどうかは分かりませんが、授賞式でのこの会場の引きの画

   は世界に発信され、同じなんですね。

     ただ、どの国も全部を放映するわけはなく、大概自国の受賞者を

   中心に報道しているだけの話です。

     中山教授の受賞報道をご覧になった方がちょっと注意して見てい

   れば、彼のこちらから舞台に向かって右手、彼の次の受賞者で紹介

   されているのが、その中国の作家、莫言氏です。

     ですので、中山氏を抜いた報道のあの画をちょっと右に振って

N2012345020225650c623b17b23b1_2 貰えればこんな画になるはずでして、ほらほら中山教授

 の隣に彼がいるでしょ。

  中山教授がステージ真ん中で、表彰されるあの画と

 全く同じ手順で表彰状が渡される画が中国では報道され

 ているわけですね。

  中山教授の次に、彼も同じ様に表彰状を手にしてから、三礼してましたね。

   彼、莫言氏については受賞が決まったその時にここにちょっと紹介も

     兼ねて、北海道に来たこともある、というようなことを書きました。

    そちらをご覧ください。かなり前ですが・・・。

      今回は文学賞ということもあって、彼は講演もしています。

N2012345081104150c67a18d323b1_2
そこまでは流石に中国でもそのまま報道されて

ませんが、写真ではその報道がされています。

 また、報道に当たっての各地・各界からの

   おめでとうメッセージもまぁまぁ、どの国もおなじですよ。

     折角ですから?違う点をちょっと紹介しましょう。

   一つは、日本でもどっかでは話題になっていて、わたしが知らないだけ

   かも知れませんが、中国この授賞式に当たり度々受賞が決まってから

   こっち話題になるのが、その奨金ですね。ハッキリ額を出して、この金

   どうするの・・・といった要らぬお世話の話がかなり横行してます。

   もう一つ、

     莫言氏がその授賞式に一体どういう服装で臨むのか、といった

   これまた要らぬお世話ですが、中国人として中国人民服が・・・とか、

   なんじゃかんじゃ煩いのです。何を着ていく話でかなり盛り上がって

   ましたが、なんでしょうね・・・。出発の時着ていた、漢字がプリントされた

   ワイシャツが好評?でしたけど、授賞式はあれ燕尾服と決まってんじゃ

   ないんですか・・・?それに決まっていないとしても他人の着ていく服

   に、更に言うならそんな中年のおじさんの服装にそんな興味あります?

   ワカラン!  この二つが、ネットで見ていて分からんのに加えて、

   日本ではこれはないので、まぁ面白かった。

     最後にサービスで?

   莫言のその受賞記念挨拶の文を、中国語学習者の為に

   下に写しておきましたので、どうぞジックリご覧ください。

   これ、宿題にしちゃおうかな・・・・。

    この最初のとこの原稿を「ホテルに忘れて・・・」の

    くだり、どっかでも聞いたような気がするなぁ・・・。

 晚宴演说

  尊敬的国王王后陛下,尊敬的王室成员,女士们先生们:

  我的讲稿忘在旅馆了,但是我的这个话记在脑子里了。

  我获奖以来发生很多有趣的事情,由此可以见证到诺贝尔奖确实是

  一个影响巨大的奖项,他在全世界的地位是无法动摇的。

   我是一个来自中国的山东高密东北乡的农民的儿子,

  能够在庄严的殿堂里领取这么一个巨大的奖项,很像一个童话,

  但他毫无疑问是一个事实。

   我想借这个机会向诺贝尔基金会,向支持诺贝尔奖的瑞典人民

   表示崇高的敬意,要向瑞典皇家学院坚守自己信念的院士们

   表示崇高的敬意和真挚的感谢。

   我还要感谢那些把我的作品翻译成世界很多语言的翻译家们,

   没有他们创造性的劳动,文学只是各种语言的文学,

   正是因为有了他们的劳动,文学才可以变成世界的文学。

   当然我还要感谢我的亲人、我的朋友们,他们的友谊他们的智慧

   都在我的作品里闪耀光芒。文学和科学相比较,的确是没有什么用处,

   我想但是文学的最大的用处,也许就是他没有用处。

      谢谢大家!

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2012年12月11日 (火)

裸退ルゥォ・トゥィ となるかどうか - 中国の指導者たち

   裸退 ルゥォ・トゥィは、いつですかね~数年前から流行というか

  ちょいちょい目にするようになって、先月の18大あたりでまた

  ちょっと注目されるようになった。それはこの言葉がタイムリー

  だったからです。

   同じように、こちらはテレビドラマで爆発的に火が点いた、

  「裸婚 ルゥォ・フン」、というのがあるですが、こちらも同じ意味でこの

  「裸」の字がつかわれております。

    裸婚のお話は、茶館『隗かい』ホームページ、「わたしの見た中国」

   昨年2011年7月号で  「 裸婚・婚姻届だけの結婚 」 

   題しまして書きました。お時間がありましたら、そちらをご覧ください。

     お気づきでしょうが、この「裸」の字は抽象的に何もない、という

   状態を指すのに使われております。

   日本語の「裸眼」の使われ方と同じです。つまり、メガネをかけない、

   そのままの・・・の意味です。そう離れていないので理解はし易いと

   思います。

     この「裸」の後ろが、最近になって「婚」だったり「退」だったりと

   これまでの語としてなかったものが取られて新しい言葉となって

   います。

     ということで、主にこの「裸退」は、政府官僚やお偉いさんが、

   な~にも持たずにな~んにも求めずに、退くことを表しています。

     これが難しい。それを昨日、書きました。

Photo それで昨日はちょっと温家宝首相に登場して

 貰いましたが、それは彼が自ら、「自分は今後

 完全に引退するんだ、どうぞ自分がいたこと

 など忘れて欲しい」ってなカッコいいセリフを

     言った。あと数か月なんですが、多分そうなるでしょう。

    でも、これもやはり社会的にそうした眼が厳しくなっているから

    だと思います。無論いい傾向ではあります。恐らく首相がそうだと

    その下にも多少?は影響するですしょうからなお結構なことです。

B201233407554127422951   彼、温家宝首相の任期中の最大の問題は、

  中国のマイホームの問題でした。その高騰が時に

  バブルだと言われ、余りに急激な値上がりは社会

  問題ともなり、自分が任期中にその問題を片付ける

  のが使命、と言っていた彼ですが、

     一時の余りの酷い値上がり傾向は、それなりに税負担をある種

    投機の部分に重く掛けて鎮静化に向かったかのようですが、中々

    どうして、そう上手くはいかんもんです。

B201233407554023691591 

  朱鎔基という人と上の写真で握手してますが、

  この間の中国の発展はそのスピードが余りに

  速すぎて、恐らく誰もコントロールできない

  加速が付いていたのだと思います。

   その意味では、よくこれ位の程度で済んで

    いるものだ、と逆に言えなくはないのですが、

Photo_2 別にこの方だけどうこうという心算もないのです。

  昨日からの続きでかれを見てます。彼は

 日本にも来ました、朝の公園で市民と一緒に

   太極拳をしたり、大学生との野球に駆り出されたり、庶民派・首相を

    アッピールしてましたが、

      中国の政治家はホント、日本の政治家と比較して、

    何倍もしたたか。

       これって矢張り人が多いからその中から選ばれてくるので、

    そんなしたたかさがその途中で備わるんですかね。

 

       新しい政治体制、新しい指導者についついそちらばかりに

    目が向きそうですが、

      実は中国の新しい指導者なり体制はもうその日本の選挙を

    待って・・・という形態と違ってまして、数年前からほぼ決まってる

    ことですし、新しい指導者の意向も当然反映はされるのですが、

    これまでの中国ですと、日本では余り取沙汰されてませんが、

    引退した後の前の指導者の影響を色濃く残していたんですね、

    それって、その「裸退」してなかった、ということでもあります。

      で、今中国の人たちの注目は

     胡錦濤をトップとしてこの現政権のひとたちの

     「裸退」ぶり?にあるわけです。

 


  




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2012年12月10日 (月)

「把我忘記・・」私のことは忘れて・・・ - 18大会后

  丁度、一か月前、中国共産党第18回党大会というのが開かれていた。

  その時みなさんは、その関係の報道を沢山目にしているハズです。

   その後、この大会で決まった人事を受けて、中国新体制に関する、

  「習近平新体制」がどうどか、「習近平」はどんな人とか、「習近平」の

  対日感情がどうとか・・・一時は騒がれてました。

    それを受けて週刊誌などは、今後予想される日中関係予想図

  なんてな内容の記事もあったようです。わたしは週刊誌読まない

  ので、新聞の見出しだけ見てるとそんなのが躍ってました。

    まるで見当はずれの予想でしょうから見る必要もないでしょう。

    そんな騒ぎはまだ記憶に新しい、と思います。

    さて、一か月も過ぎればいつものことですが、そんなことはすっかり

   忘れ?その後は報道もグンと少なくなり、平和?な日本に。

   それでは、今中国は・・・の報道が急激に少なくなったが、

   な~んにも動きがないかというと、そんなことはありません。

   とういことで、ちょっとその辺を書いてみます。

    多分、今日だけで終わらないと思います。ご容赦下さい。

     中国指導者の交代劇?が先日行われたわけです。あれは

   党としての人事決定です。つまり共産党ですね。共産党が国の上に

   いる、という組織形態ですので、人事交代は既に済んだといって

   いいのですが、お仕事上は来年3月までありまして、国務院での

   交代をそこでして完了となります。

     まぁ、とにかく来春が彼らの引き際とお考えください。

    いま彼らは静かに?その最後の整理にかかっているところです。

    それで、わたしは天邪鬼なんで、日本の報道の新しく政治舞台に

   躍り出てきたその一人一人をどうだこうだ言うよりもこの去って行く

   人たちのその後の方に興味があるというか、そっちも伝えて方が

   いいんじゃないの?と思えるのですが。

      胡錦濤主席は先週は、貴州省を回ってました、

      温家宝首相はロシアへ行ってましたがもう戻ったでしょう。

     最近の動きとしては、幹部腐敗の粛正に向けて何故か広東省の

   役人が多いのはあそこにそんな腐敗の大きな塊でもあるのか、偶々

   なのか広東省以外の幹部役人もやり玉に挙がってますが、その

   調査と追及が始まってるようです。

     あの大会後一気に、新しい体制の意も組んで、つぎぐぎに?

   悪い人たちが?やり玉に当たってます。

      それで、話を先に進めましょう。

    「把我忘記 バァ・ウォ・ワン・ジィ・・」と温家宝首相が言ったのは

   先々週でしたかね・・・、これちょっと前もありますが後ろもあって

    全文紹介したいところですが・・・骨子の部分は、

    「・・・人々は私のことを忘れて欲しい。だが、私は永遠に祖国と

     人民を忘れることはないだろう・・・」ってなことを言ってます。

B201233407554023691591 上手いですよね中国の政治家のメッセジーの

 発し方は。

  見習った方がいいですよ、日本の政治家の

 みなさん!!

   お偉い方がその身を引くときにですね、その

    後のご自分の位置というか、影響力というか、それらを全て直に

    投げ打って普通の人?になるのはこれまた難しいでしょう。

      回りもほっとかないし。優秀であればそれまた勿体ないし。

    まぁ・・・これまでは余り優秀でもないもう・・・という人に限って

    本人はまだちょっと未練があったり、周りもその砂糖?の味が

    忘れられず、もうちょっと・・・というわけで何らかの影響力のある

    そんなポジションにしがみ付き?たがりますよね。

     一方でこんな人をただ遊ばせて?おくのは勿体ないからもう

    ちょっと・・・と思うような人に限ってスパッといなくなっちゃう。

     いまでもそんな傾向はありますが、まぁまぁこれも時代と?共に

    変わってきてはいるのでしょう。

 

      このおじさん(温家宝首相)画像で見るといつもニコニコしてて、

    どっか好々爺としてますが、それはないでしょう。

      かなり厳しい人だとおもいますよ。

      この人の周りに着いてる人はかなり大変だとお察しします。

     多分、ご本人がおっしゃってるように今後彼は政治の舞台から

     完全にいなくなり隠居の生活?に入るとは思います。

      その事が彼の本意であったかどうかはまた別です。

     ちょっと注目したいですね。胡錦濤も今のところは?全ての

     役?から降りると言ってますが・・・。

      その辺をこうもうちょっと掘り下げて日本の報道もして

     いただけると好いのですが。

      習近平のお父さんや奥さんのお話よりもですね・・・。

      こうした、天下り(中国だって・・というか官僚組織のデカイ

     中国は日本の比ではなくこの天下り問題が深刻)を許さない、

     という意味で、

       中国語では最近 「裸退 ルゥォ・トゥィ」といコトバが

     ときどき見られますが、

       その言葉にそって明日またこの話題の続きを少し。

     

 

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2012年12月 8日 (土)

我能説脏話吗?-何言ってもいいの? 今週の中国語

    今週の中国語はこれ、

   「我能説脏話吗?」途中日本語にない字が組み合わさってますが、

   大丈夫ですか?見きれてますか?

     最初に語句だけちょっと説明しちゃいましょうかね。

    は、いいでしょ・・わたし

    は、 ~できるの意味、これも初級の段階で習う中国語

    は、 話すの これまた基本単語

    は、日本の字だとこんな7「髒」画数の多い字になっちゃいます、

        汚れている、とかきたないの意味です。

    は、 そのまま 話

    吗?は、 中国語疑問詞  ~ですか?

    となって全体は、「私は汚い話をすることができるの?」が直訳。

     音は、 ウォ・ノン・スゥォ・ザン・ファ・マ?となります。

Tn2 これ、ちょっと今年流行ったコトバなんですね。

 今年は去年のようなコレッ!!という圧倒的な

 流行語がなくて小粒揃いなんですが、その一つ。

 何でも、テレビのインタビューの答えようとした

    ヒトのセリフから火が点いたらしいのですが、わたしが知ったのは

    大分あとのことです。そんないきさつを知ったのも最近です。

Tn5 それでテレビ局の記者の「…についてご意見を・・」

 に対して、「我能説脏話吗?・・・」というのが

 カッコよかったんでしょう。それで流行った。

 最初の、硬い訳ですとちょっとその気分が出ません

     ので、そうですねその時々に結構幅広く使われたりするんですね、

     流行語になるということはそういうことなんです。

Tn6  ですからわたしの訳だと、

  「なに話してもいいの?」となります。

  後ろに、今それを話しちゃうとあんたが困る

  かもね、のニュアンスなども含めての

   「我能説脏話吗?」です。

    或いは、ホントの事言っちゃうよ! と訳してもいい。

    これが流行る中国の今の気分が分かるようならあなたは

   相当な中国通です。

     ということで、使えるかどうかはちょっと保障の限りでは

   ありませんが、2012年中国の流行語のひとつを紹介しました。





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2012年12月 7日 (金)

お願いですから、普通話で話して下さい!

    中国・微博ウェィ・ボー 「普通話ベスト・ワースト、ランキング」を

  二日間に渡ってお伝えした。

    あれはあれで、中国の人の間でもその結果発表に、それなりに

  「それはないだろう・・」とか、「なんであそこが入らないの・・」といった、

  かなり反響があった。

    でも、それを傍目で見ているわたしにとっては、このランキング自体

  がちょっと無謀?というか、ランキングを付けるからには先に何かしらの

  基準というか目安というか、そんなものがあっての比較になるはずなのに

  それがな~んにも無くていきなりの、何処?と訊かれても、そうなりゃぁ

  結局個人的な感じでしょ。それってあまりにたまたまだし、その人の

  イメージの問題が大きく作用するんだと思う。

    なのに、ランキングが発表されたらいきなり怒り出すのは、どうも

  その・・・遊びじゃなかったんですね、と逆に驚いちゃった。

    そんなランキングでいいのなら、わたしの聴き取り易い普通話

  ナンバーワンは、もう書きましたが、

Dongbei_0421  東北・哈尓濱 ハ―・アール・ビィンです。

  ここでは普通の人?もキレイな標準語で

  したね。抑揚が非常に正確で、聴き取り

  易い中国語が多かった。

    多分これもイメージでしょうが。ついでに、ここのお嬢さんたちは

    これまたイメージでしょうが、スラット背が高くて、鼻も高くて、

    そんな娘さんたちがハイヒールを履いてオシャレな人が多く、

    欠点はわたしはそんな背が低い方ではなく、ごくごく一般的な

    中肉中背だと思いますが、こうした人たちを話しているとつい

    つい目線が上向き加減、首も少し上げかげんに話をするので

    立ち話は疲れます。ご用心を。

      そして、ワーストワンは

     貴州省ですかね、貴州省・貴州市グィ・ヂョゥ この辺り、

    成都チャン・ドゥもそういえば手に負えなかったな。

     でも、成都の人は辛うじてこちらが普通話しかできないんだ、

    というのがわかると、むこうが普通話に切り替えてはくれた。

    貴州市の人は切り替えていただいた覚えがない。あれでも

    向こうは切り替えた心算?だったのだろうか。

1e6746a01 まぁ状況からおして無理もない、という

ところはある。例えばこうした町の人たちが

買い物をしているところに、ブラットわたしが

立ち寄って、一体誰が目の前に立っている

    こいつが、そんな日本なんて言うところから来ているヤツだ

    何て想像するもんですか。ぜいぜいが見慣れんヤツが来て

    何か買いたそうだが本当に買うんだかどうだか、それも分か

    らん状態で、言ってることは判る、地元の者でないのも分かる、

    旅行者が来ないわけではないので別にそれに不思議はない、

    でも売り手であるこちらの言ってることはまるで通じてない。

    そう言えば学校で娘が習っているのが普通話であれが北の

    人たちの話し方だというのは知ってるし、時々はテレビを見て

    勉強?もしてるが、使ったことがない。かなり頑張って普通話

    を話してるに何故か通じない。隣の売り場の若いのが助け舟

    を出してくれて、相手はとこどころ分かるらしい・・・・。

     と、こんな状態になるわけですね、それでもまだ相手はわたし

   のことをどっか北方から旅行に来てたまたま市場を覗いて興味を

   もった旅人ぐらいにしか思っていない。

     言葉が通じないということに案外慣れっこで、通じないからと

   いって、即この人、外国人?という発想にはならない。

     これまた良い点もあるが、困った点もある。

   この二つの町を挙げましたが、いくらでも通じない場所はあります。

   そっちの方が多いか??

     その点でもう一点、

    日本だと、沿岸都市というか、海に面しえた地域がやたら多いので、

   よく言われるハマコトバ、というのがあって、そこはちょっと・・・・

   ということがありますが、その点でもある人から訊かれましたが、

   中国にはそれはありません。大体考えても見て下さい、中国の沿岸

   は地図で言うと下側にしかありませんので、かなり限れています。

    更に多分昨日挙げたワースト地域に南の地域が有ったのは、

   その理由とは違いますね。明らかに日本のそれとは違います。

     ただ、やはり漁民が多い地域の他との違いはあります。

   上海からそう遠くない?舟山市というところに行ったときは、やはり

   全くお手上げでした。その地域のコトバです。

    でもこれは沿岸地区なるが故、というより、

    上の例でも分かるように内陸にそれよりももっと“分からん地区”

   が一杯あります。

    そう考えると、普通話を普通に?話している地域の方が

   少ないんじゃないの?と思えてきた。

     もう一つだけ、余談というかこの普通話番外編。

    今回も中国の指導者が交代となりしたが、

    このトップのひとたちの話が急に分かりよくなりましたね。

    お気づきでしたか。以前はその出身地の訛り?で話されるので

    ところどころ何を言ってるのか分からんかったものです。

     ですからこの人たちの重要講話ジャン・ファは中国の人でも

   聴き取れないので、よく事前に文章にして各代表に渡しておいて

   それを見ながら話を聴いてないと理解できないくらいなんです。

    交代を重ねるごとに、この人たちもふる里はあるわけですが、

    近代指導者たちはもう大学に入る時点でその普通話洗礼を

    受け、更に仕事で各地に飛びますが、それでも共通語?と

    してはやはり便利なんで普通話。

     ということで、普通話を普通に?話せるようになった。

     普通話が中国語と言われているわけですから、

     これでようやく、中国人も中国を話せるようになった、

    ということです。

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2012年12月 6日 (木)

聴き取れないのも無理がない中国語ー普通話ワースト3

    昨日は、中国語(ここでは普通話、いわゆる標準語ってやつ)の

  キレイなところは、何処でしょ? ベスト3を

   中国・微博ウェィ・ボーの意見に従って紹介いたしました。

   今日は、その逆です。いったい何処の地域の中国語が一番キタナイ

   の?という有りがたくない評価?お話です。

    まぁ、これ大体想像はつくでしょうがね・・・。

    わたしは、中国を学習している生徒さんには、中国旅行などに行って

  「相手の言っていることが聴き取れないからといってガッカリしないで・・・」

   と常々言っている。何故ならそれって多くは相手方の中国語の方に問題

   があることが多いから。

    更にわたしは、「わたしの中国のように分かりいい中国語を話す中国人

   は何処にもいません」とも言っている。

    これって、わたしの発音が特別キレイだとか、正しいとか、そういう意味

   では決してありません。

    言いたいのは、わたしの中国語はあくまでも外国語ですから、わたしは

   習った発音法で、習った単語を使って、母語ではない言語を考えなら、

   その考えるときの頭も中国語仕様で動いてますから、結果、

   わたしの中国語はそんなに早いわけでもなく、使っている単語も教科書

   から出ませんし、省略もしませんし、日本人が考えるような構造の中国語

   です。話題も。ですので、聴き取り易い。

     旅先でみなさんが遭遇?した地元の中国語はこの対極にあります。

   ですので、聴き取れない。それでいいんです!!

    でも、あなたの言っている中国語が相手が理解し、意思疎通ができる

   なら、もうそれであなたの中国語はりっぱに役目を果たしています。

     意思疎通のひとつのツールとしての言語の役割を。

     それってあの広い中国でかなり大変なことなんですね、実は。

    ということで、その聴き取れない、聴けない、訛りの強い中国語

 Kanton1
  栄えある第一位は、

 広東省 グァン・ドン・ション

 カントン省は、これまた広東読みですね。

 ご覧の地図の赤い部分です。

 このエリアご存知のように、広東語エリア

 ですので、当然と言えば当然!

    もともとが北方言語とは違った発音と形態を持ってる地域ですので

    今更?そういわれてもねぇ・・・、ちょっと可愛そう。

    因みに、その海岸線左側の部分が、香港シャン・ガンですが、

   (ホンコンもこれまた広東語読み)そこが外れているのがミソ?

   なんですが、香港は本土復帰以来、普通話普及に努めてまして、

   あの返還を前後して(1997年)中国語??(普通話)学習ブーム?

   が沸き起こりみ~んなして、改めて中国語勉強したんですね、

   加えて香港芸能人が急に大陸市場を意識してか誰もが普通話をこなす

   ようになった、このイメージがあって、外れてます。

Hironisi1 そして第二位は、

 広西省 グァン・シー・ション

   どちらも“広”がついて、東・西で分けて

  ますし、地図的もお隣でして、東がやはり

   西より強かった。

    さて、ここでも広西の名誉?の為に一言、いっておきますが、

   ここも、もともとが少数民族が多く住む地域ですから無理なんですよ、

   普通話とは相いれない地域なんですよ。それが急にその北京語だか

   普通話だとか言われても、使っている歴史の長さが違いますから。

     第三位が

     海南省 ハィ・ナン・ション

     結局ぜ~んぶ南です。このことは昨日申し上げました。

    この三つ、別に異論はありません。

    ですが、やはりなんかしっくりこないのはちょっと可愛そうだよね、

    といった気分がわたしには。

     では、日本のように中国には東北訛りがないのか?というと、

   あります。日本の東北地方いわゆるズーズー弁にあたるような。

   でもそれって、日本の26倍の国土を持つ中国にとってはまだまだ

   北方訛りというレベルの許容範囲にあるわけでして、

     上の三つはそのレベルをはっきり言ってかなり超えちゃってます。

   ですので、中国人も聴き取れない、

    そんなのが外国語学習の手に負えるわけないじゃないですか。

    わたしの経験でいうと、

   上の様な場所はハナから言語形態が違うという頭でいるから

   いいんです。もうそこへ行ったらこんなもんだろうと。

   町の雑踏を歩いていても、買い物をしても、あぁ~分かんないや!

   と諦めてる。でもホラッ、最近は中国も旅行ブームだったりするわけ

   でしょ。でわたしのような旅行者には、その便宜も図るようにはなって

   いて・・・とは言っても、日本語サービスのあるようなところにはいない

   ので、あくまでも、中国語でのお話ですが、普通話で対応するような

   環境づくりはしてるんですね、その業界にあっては。

    でもでも、やっぱり「全く聴き取れない」経験は辛いです。

   そんな旅のお話はまた明日にでも。

     



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2012年12月 5日 (水)

承徳の人の中国語が綺麗 - 中国・微博の評価?

    こちらをご覧いただいている方は、中国を習っている或いは、

  中国語がお出来なる、という方も少なからずおられるでしょうから、

  今日はその話題です。

   中国を習ってすぐに気づくというか、教えられるというか、だよね・・!

  と思うことに、あの広い中国ですから、更に加えて少数民族がどっさり、

  ですので、中国の何処のが・・・正しい中国語?の話は納得がゆく。

   それで概ねわれわれが習うのを、普通話プー・トン・ファと言うんですが、

  所謂、標準語ですね。

   で、これまたどの国も恐らくその国首都の辺りで話されいるのを、まぁ

  その標準語と位置付けて、それをもって全体の代表としよう、とする

  わけですが。永~い歴史の中で、その首都は大概近代に入ってのもの

  ですから、言語的、歴史的には割と新しいですね。

    中国語も例外ではありません。

    首都・北京のその辺り、北方言語を中心とした発音を普通話と

   した、これって新中国になってからですよ、だからたかだか60年?

    でも、バリバリの北京っ子の話す中国語は実はこれと離れてまして、

   アール化音というのですが、語尾をアール化させて、つまりは舌を

   巻き上げて話す北京っ子の北京語は聴きづらい。

    ですので、数式的には、北京語=普通話とはならない。

     ではでは、一体何処の普通話が綺麗というか聴きやすいの?

   という疑問を中国の人も持つらしく、先ごろ中国・微博ウェィ・ボー

   ミニ・ブログでネット上のランキングをとるということがされました。

    これは興味がありますね、あるでしょ?ない??

    で、あってもなくとも、

1_849_5447681  その結果、

  輝く第一位は、

    河北省・承徳 チェン・ドゥ

  となりました。おめでとうございます!!?

    承徳、ご存知ですか?清の時代、歴代皇帝の避暑地として

   北京から夏その暑さを逃れて此処へ来るわけですよ、ですからまぁ

   日本で言うと軽井沢?わたしも一度しか行ってませんが、今はきっと

   もっと速いでしょうがわたしが行ったのは北京から列車で確か5時間

   くらいかかったなぁ・・・普通列車しかなかったような・・・避暑地です

   ので、北京からもそんなにべらぼうに遠いということはない。

    その昔、皇帝は馬車かなんかで一泊すれば着くぐらい距離だった

   のでしょう。あの!西太后なんかも気に入っていた。

     良い街でしたよ。四方を山に囲まれて、緑が多く、避暑山荘が。

     今回は観光案内ではなく、風景でもなくその、普通話での承徳

Lrg_106013841_2 先ほども申し上げましたが、その

 首都北京でその地元に人が話す

 その北京語はちょっとクセ?が

 ありますから、その点で敬遠?

 されて、堂々の一位が歴史的にも

 その避暑地として清朝では、

    公用語を官話と言ってましたらから、その流れを正しく?くむ

    「北京官話」がそのまま地域的にも上手いこと保存された、という

    意味で承徳だったのでしょう。

      中国の人がそう言っているのに何ですが・・・

    わたしは、これに反対はしないですよ、反対ではないです。でも、

    一位の座はちょっと・・・というのが個人的、たった一度の承徳での

    数日の滞在を踏まえての感想ですね。確かに訛りはそう感じません

    が、承徳のホテルでもレストランでも、「この人の中国語キレイ!」

    といった印象はない。・・・でもまぁベストファイブ位には必ず入り

    そうなので、中国の人が言うならきっとそうなんでしょ。

      ついでに?個人的感想を言わせていただけるなら、

    やはり、北に行くほど綺麗というか、逆に南に行くほど滅茶苦茶?

    というのがわたしの大まかな感想なんですが、

     町で挙げろ、と言われるとちと辛い、何故ならまだ行ったことが

    ない町が沢山あるし、わたしが行ったところで旅先での話だし、

    でもでも、一般的?中国の人よりはかなり多く中国の町を渡り

    歩いているので、その点をくんで独断と偏見では、

     哈尓浜ハ―・アール・ビィン かなぁ・・・わたしの一位は。

    北であることが条件で、ある程度の都市でないと駄目ですね、

    田舎の人はホラッやっぱりね・・・だから、ハルピン。

      綺麗でしたね。んん~特に女性が。背が高くて、鼻も高くて、

    容姿が綺麗だったから中国語もキレイに聴こえたのかなぁ・・・

    こう口の開け方とか、例の抑揚とか、舌の使い方とか、

    綺麗な聴き取り易い中国でしたね。

     遼寧省・鞍山でも、この人綺麗!(容姿じゃないですよ)と

    思った人はいる。でもコレってやはりかなり個人的な要素が

    混ざって難しいですよ、どこが一番かを決めるのは。

      大連にだって、学校の先生たちの何人かは惚れ惚れする

    キレイな中国語先生がいました。もっともこの方たちは職業と

    してのソレですが。

       続く第二位は、名誉をかけて? 北京。

     まぁまぁ・・・ね、北京が入らんというのはちょっと考え難い。

     それにホラ、北京っ子どうしではそのアール化でやって

     いただいて構わないのですが、よそ者に話すときはちゃんと

     コントロールしてくれると、それはもうキレイですよ。

      第三位、ネット上でもブーイングが鳴りやまない?

     安徽省。 これホントわたしでも冗談??と思っちゃう。

     だからネットは怖い、・・・って、そういう話では今日はないんで、

     これねぇ・・・多分かなりふざけた一票が沢山入ってのソレ、 

     だということと、それまで市単位だったのが、何で急に

     省単位になるのよ!とわたしなどはツッコミを入れたくなる。

      まぁまぁ、中国のネット上でも相当ツッコミが入ってました。

      ということで、難しいですね・・・順位は。

    でも、このキレイ順は割と難しいですんが、

    逆のキタナイ順は、割とすんなり・・・・

    といった逆のお話はまた明日。


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2012年12月 4日 (火)

再び、万里の長城遭難事故を ・・・ 一か月を経て

    一昨日は日本のトンネル事故、と毎日何かしら事故や事件があって

  忙しい。ですので、ともすればわれわれは、一か月前に起きた事故など

  もう忘れてしまっているか、殆どそのことに注意を払わない。

    今日、取り上げたいのは、丁度一か月前の、中国・万里の長城での

  あの遭難事故。

    事故そのものは報じられた通りで、一か月を経たからといって、何か

  新しい事実があった、というものではありません。

    それでも振り返って見ることはそれなりに必要だと思います。

    たとえつらくとも。

    丁度一か月前の11月3日から降り始めて雪は、

   この地方でも(張家口ヂャン・ジァ・コゥ)でも珍しい大雪となり、

   夜半から4日まで降り続くこととなる。

     一か月前にそのことでは数日を割いて此処に書いてますので、

   その時の様子などはそちらを辿ってお読みください。

     今日わたしが書きたかったのは、その時にも書きましたが、

   改めて、こうした事故が起こるには要因は一つだけではない、という

   ことですね、勿論この大雪が一番の要因です、それは絶対です。

     その他のいくつかの引き金についてはその折書いております。

   さて、その最大の要因となった、本当にあの日一日のあの荒れ狂った

   ような天候がためつがえすも悔やまれる。

     というのも、わたしはあの事故の後、この間ず~とあの地方の

   天候をそれとなく注意して見ておりましたが、本当のあの日一日、

    あの日だけなんですね、あんなひどい天候は。

Photo
  そりゃぁ確かにこんな時期ですから気温が

 グンと下がった日もあります。

  街では急激な気温降下にみな慌てて防寒

 対策している様子がこの写真です。

     でも、この日でもマイナスの一桁の気温。

    譲って、この遭難現場のような山間だともっと気温は低いでしょう。

    ですが、ご覧の写真のように雪は降っていません。

    この日もあの地方も雪は降ってません。

     気温が低くても吹雪でさえなければまだ山歩きは走行に迷う

    程ではなかったでしょうし、行軍は続けられたし、周りの

    状況なんかもよく見れていたと思います。

      繰り返します。本当のあの日一日があの天候だった。

      何とも不運。

      この事も前回書いておりますが、この遭難されたグループの

    日程はあと一日を残すだけだったんですね、つまりこれが一日

    ずれてますと、この人たちのいる位置がまず違います。またあと

    一日の旅ですと恐らく、最後の一日ですので持ち物が違います。

    すべてがそうして、ほんのちょっとずれただけで、変わります。

    この一か月ず~と現地の天気や気温などを見ていて、今更ながら

    あの一日が・・・と、悔やまれます。

      そのことを言いたかった。

    同時に、このことは何をわたしたちにしめしているかというと、

    何事もないわたしたちの毎日の生活も、実はかなり偶然的な

    要因によってそうなっているだけ?で、たまたま何にも無い日が

    続いてますが、それはそれでかなり偶然に左右されている、

    ということでもある、と考えた方が好いのでは。

      ほんのちょっと何かがずれれば・・・、

      そしてその要因は多分、自分たちからどうこうできるものでは

    ないということですね。

      回りくどい話しになってますが、

      毎日、その日、一日、一日を大切に!と言いたい。

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2012年12月 3日 (月)

留学生との交歓の集い、(函館ユネスコ協会・主催)に参加

    先日、と言ってももう一週間以上経ってしましました、

  お礼が遅くなりましたが、函館ユネスコ協会さんありがとうございました。

   11月24日国際ホテルでの「留学生との交歓の集い」に参加

  させていただきました。

Pb240537  会長が新会長になられて、
  土谷 二朗新会長の

  ご挨拶では、ユネスコの活動のうち世界各国での

  いわゆる寺子屋運動、識字率を高めるための

  ユネスコの援助活動などについてお話をされて

  おられましたが、

     確かに、世界ではまだまだ“字”が読めない、イコール学校に

     通えない子供たちがたくさんいて、その点に力を注いでいる

     ユネスコの活動は、素晴らしいと思います。

       この会場にいらしていた各国からの留学生22人は

     それぞれのお国で優秀な人たちが選ばれてこうして日本に

     留学されておられるのでしょうが、みなさん感心して聞いて

     ました。

Pb240542
 会の途中で、各大学ごとにステージで

 それぞれご挨拶されてましたが、例えば

 ここの4人は、4人ともそれぞれお国が

 違います。

     インドネシア、マレーシア、韓国、中国の

     それぞれの留学生です。

      そして、マイクを持って挨拶しているのが中国からの

     留学生ではありますが、何と出身がこれまた内モンゴル。

     ということで、民族衣装を着ておられます。

Pb240556_2
  彼女はたまたま、テーブルで私の隣の席でした。

  会が始まる前、ちょっと雑談をしていて、

  前から知ってますしね、張さんとは前にも

  内モンゴルのお話をしたことがあったとは

  思いますが、こうして衣装を着てこられて

     改めてで・・・、

    その時点でもわたしは早とちりで勝手に彼女は宴の途中ででも

    この民族衣装を着て踊りを披露してくれるものだと思って、

    ず~と会の間そう思い込んでいましたが、

      会も終わりに近づいて、

      彼女が留学生代表のお礼のあいさつをする頃になって、

    ようやく、気づきました。

      踊りじゃなく、ご挨拶だったんだと・・・・・。

    哈哈哈! ちょっとガッカリ(;´▽`A``

     愉しい時間を過ごさせていただきました。

     「函館ユネスコ」のみなさん、ありがとうございました。

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2012年12月 1日 (土)

悠着点ル・・度を越してはいけません・・、今週の中国語学習

    「悠着点ル you1 zhe  dian3`er  ヨゥ・ヂァ・ディアール」

   あまり中国語のテキストには出てこない割には一般にはよく

   使われている中国語のひとつです。

   最初の字“悠”は日本語の悠久の使い方と同じ、久しい、更には

   のんびりしている、の意味を持ちます。

   “着”は、その状態の持続を表す為の字でして、ちょっと中国を

   おやりになった方にはこの“着”は御馴染みです。

    更に“~点ル”もまた中国語学習者でこれを知らないと、

   「ちょっと」困るの、その「ちょっと」です。

     ということで、全体は「もうちょっとノンビリして」の意味で、

   転じて、この「度を越さないように」の意味として使われます。

    別累壊了、悠着点ル干。(訳は宿題それぞれ考えて!)

   もう一つ、

     不要那強打、請悠着点ル打行不行?

    (されこの文が会話文だとするなら、どんな状況の二人?)

     といった文ができます。

   で、昨日のわたしの「不諧和的風景」もそうですし、

   この間わたしは、中秋節の月餅のパッケージがやたらに最近

   立派になったことをとりあげ、

     子供たちの宿題が余りに多すぎてそのカバンの重さが子供

   が背負うにはあまりに重すぎるだろう、と書き

     交通事故の取締りが急に厳しくなり、

   中国のゴミ問題、クルマ社会への移動などなど・・書いてきた。

 

    ここで、わたしの言いたかったのは、ニンゲン丁度好い・・その

   加減が難しいんだ、ということだ。

               例えば、

F2012110911231430035310501 この公衆トイレは上に太陽光パネルを設置

 液晶パネルで案内が出て、中に入ると自動

 で女性の声が案内してくれるらしい。

   んん~、いいんですがね・・・でもそのホラ

    こうした超最新式のトイレが一つだけあってもね・・・そのすぐそば

    のトイレはどうなのよ?途中がないのね、途中、中間が。

 

      何事も行き過ぎるのは好ろしくない。どうもその極端から極端へ

    向かう傾向にある、でしょ?

     本来?中国には「中庸」という考え方があったハズ!

     いい加減、というのがその・・・おざなりにの意味ではなく、

     本当の意味でいい加減、があるんですよ、風呂の温度のように。

     好い塩梅、と言ってもいい。ちょうどの塩味加減は難しい。

B2012333155735150b7156fbe1221 案内板が無いの困りますがね・・・

 これ見ずらいですが、右の案内表示板には

 「トイレまで1m」の表示、左には「トイレまで2m」

 の・・・いるか?コレ!

     ということで、

     悠着点ル と言いたい。

     蛇足:

    わたしにとってもう一つの「悠着点ル」はコレ

A0086270_9455881
 中国のお酒

  度数56度

  こんな度数のお酒は危険!

  これを〝乾杯!!〟

  している中国の人たちを見るとつい・・・

     「悠着点ル口巴!」と、心の中で叫んでいます。

     お大事に!!






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