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2012年11月 7日 (水)

万里の長城遭難事故、もう一つの視点ー 変り始めている“旅”のカタチ

    まだ昨日の万里の長城遭難事件、のところに話題はいるのですが、

  ちょっと事故そのものからは外れますね・・・。

 

   その前に一つだけ・・・、中国でも今回の事故報道はしています。

  ネット上ではいろいろ論議もされてますし、特集?記事も見られます。

    で、結論?というか、残念だったのは何といっても当日の天候が

9483160年ぶりだったか?そんな位の珍しい?

この時期の大雪に要因がというもの。

 それには、中国としては事前にこうした

「暴雪警報」をちゃんと出してましたよ、と

言ってますが、そりゃそうでしょう、日本国内

    の多くの山での事故もそうした警報はちゃんと出ているのにそれでも

    事故が絶えないのは正にここに要因があるのは誰も分かっている

    のですが、今回もその判断ですよね。

     で、昨日も申し上げましたが、この事故を起こした会社の今回の

   計画が当初から滅茶苦茶か?と言われれば、わたしはそんなことは

   ないと思ってます。

     ですが、とりわけこうした自然を相手の旅行計画にあっては、常に

   自分たちの都合より自然に合わせた形でしか行動できない事は特に

   山登りをする方たちはわたしなんかよりよくご存知だと思うので、

   そこの問題に関してはこの会社、問題ありです。

     それで、今日の話題は、こうした特殊な“旅”についてです。

    今回の場合もツアーと呼ばれ、“旅”として扱われております。

    確かに“旅”ですが、この“旅”は、最初に自分なりの目的ありき、

    です。その目的に即した場所が中国だった、というだけの話。

     旅先よりも“旅”の目的・形態に重きがある“旅”です。

    ですから求められている“旅”の形が従来のような単に風光明媚

    な所や、誰もが行く観光地からちょっと変わりはじめてきています。

     そうしたお仕着せ?の旅で満足できない人たちが増えている。

      今回の人たちはこうした所謂トレッキングが目的。

     中国語ー巡回山麓游覧 シュン・フィ・サン・ルゥ・ヨゥ・ラン

    という漢字表記になりますが、世界中のかなり特殊な所へ日本人

    に限らないでしょうが行ってます。また、それを扱う旅行社が

    少なからずあるということです。

      その事は何の不思議もありませんし、今後もそうした傾向は

    ますます強まるでしょう。

      それで、その時の今の問題は、そうした普通の?旅ではない

    “旅”の需要はあるものの、その“旅”が特殊であればあるほど、

    それに参加したいと思う人の数は少なくなります。その時点で

    旅行者として旅行計画を組んでツアーとして売り出した時にその

    人数の確保と採算性が問題になるわけです。

      今回も4人という少人数。それにガイドを付けて、ガイド兼

    通訳でしょうが、付いて、現地ガイドを更に雇って、会社としての

    利益もなければなりませんから、当然少し高いものとなります。

      ツアー代金が高くなれば、企画には興味が持てても参加を

    躊躇される方が増えます。この兼ね合いですよね。

      恐らく中国はああいう広い国ですし自然の広い分だけ様々

    ですので、今後ますますそうした特殊な“旅”は企画されるだろう

    と思います。

      またこの企画は恐らく日本人の発想で日本の旅行社が考え

    だしたものが主流になると思います。何故なら中国の人はまだ

    自国のそうした魅力に自分では気づいておりませんから。

      例えば、わたしなんかが旅行社にいて、

     中国満漢全席の旅、とか、中国各地料理食べ比べツアーや、

      中国の川下りを自分のカヌーでする旅の企画

    なんてのをすると、それが趣味の人には魅力あるんだと思います。

     ただこの企画した人が一体どれくらい中国事情をきちんと

    知っているかが問題です。日本の常識で?考えてこれでイケる

    だろうと組んだのでは、既にここに問題があります。

      日本の様には行かない数々の問題が中国側にあるということを

    どれだけ認識できている人が、企画計画したか、が問題です。

      とりわけ最初の二つの、食べるだけのツアーはまぁこう言っては

    なんですが、ナントでもなると思います、

      但しその「川下り」となったり自然を相手にしたときは全く別で

    すよね、その事をこの会社はあまり考えていなかった。

      多分これ以外にもこの会社、トレッキングの様々な企画の“旅”

    を提供して成功されておられると思いますが、

   その成功ってたまたま天候に恵まれていたり幸運だっただけのことで、

   その成功体験をもってして、今回も望まれたし、今回の事がなければ

   この後も続けられたのでしょう。

    でもそれも、前回の事故でこの会社は学んだはず?だったのに。

     今後、こうした変わった“旅”の商品は確実に増えるでしょう。

    その場合、自然を相手の旅は何も中国に限らず、物見遊山?

    の旅とはまた違った視点が当然必要だということを申し上げた

    かったわけですが、それって別に取り立てていま今の発想で

    はありませんし、ごくごく普通の事だと思いますけど・・・。

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