掃貨 サォ・フォ 買い漁る、今年は欧州?
買東西 マィ・ドン・シィ 買い物話で、先週は一週間を費やして
しまったが、まだあった。
それは、最近日本では「暴買ばくがい」と呼ばれている今の中国の
人たちの主に国外でのブランド品を買いあさるその様を、
中国語では、掃貨 サォ・フォ、という。
掃貨出国游 は、海外買い漁りツアーとでも訳せばいいのか、
その話題があったので、付け足しておこう。
先ず言葉の説明から、「掃」サォは、一掃するの「掃」。
ところでこの字、簡体字では下が全て省略されて、 扫 となります。
多分中国語を齧った?ことがある人は、打扫 ダァ・サォ 掃除するを
習っているので、この字は刷り込まれているはず??
「貨」フォは、品物の意味ですが、ここではブランド品を指しますかね?
兎に角、中国の観光客がやってくるや、品物が掃き清められたかの
ように一掃されて無くなっちゃう、というんですから・・・お店にとっては
ありがたい?というか・・・。
中国建国記念日10月1日を挟んでの大型連休。
今年は日本への足が遠のいた分もあって、
ヨーロッパが混んだようでして、その消費額が報告さてます。
国慶節の一週間のお休みでだけをとって、高級品消費額をとり
だすと、約38億5千万ユーロ(≒4000億円)だったそうで、
どんだけ!!使うんでしょこの人たち。
ヨーロッパに行ける、というそのことがもう富裕層であることの
証明でもありますが・・・それもこの集中する時期に。
『ユーロの対人民元ルートが低下しており、贅沢品を買いやすく
なっていた。それで2012年近年最高となる短期取引額の記憶と
なった。』と、世界高級品協会?という協会があるらしいのですが、
そこではこのように分析してますが、そんな問題かぁ?!
高級品では、衣料品・革製品が消費全体の
半分以上、高級時計・アクセサリーがそのまた
半分、化粧品・香水がそれに近い数となってる。
これって別に発表戴かなくともヨーロッパで高級品、ときたら
こんな品種ぐらいは全く高級品に関心のないわたしでも察しが
付くくらいで、なんかこの報告ちょっと的外れ。
人数とか、一人あたりの消費とか、消費傾向は報告されてない。
年齢層には、25-45歳の間が多く、その他の国での平均の
35-55歳と比べ、平均で10歳ぐらい若い、
衝動買い的傾向と、同じ商品を一度に複数購入するケースが
特徴的と挙げている。
多分、日本と違うのここに家電がないくらいのもので、
やってることは「暴買」で、同じことです。
で、この「掃貨」は流行語ですので、この現象と共に現れ
この現象が落ち着けば無くなるコトバですが、
日本も曾てそうであったように、そんな時期なんですね、
問題はそれを商機到来と目を輝かせるか、眉を顰めてご覧になるか、
です。
それぞれでしょうが、暫くはこの状態だということは知っておいて
いただいて、また、日本と違うのはちょっとその規模がね・・・
何度も言ってますが違いますので、
商機と見る人はその準備を・・・、
眉を顰めるかたは、そんなもんだと諦めて・・・、
もう暫く続くんですよこれが。
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