網評被害について、-中国ネットショッピングの問題点
それで、お約束の? 「網評被害」 についてですが、
お断りしましたようにこの言葉はわたしの造語です。
「風評被害」のネット(中国語では網ワン)版です。
これがちょっとネットショッピングのある意味隘路になって
いるし、これからもなるだろう、というのが私の予測であり、
中国のネットの一つの特徴だと思います。
で、基本の中国「ネットユーザー」の数的なお話はちょっと
させていただきました。まぁざっくり凄い勢いで増えているんだ、と
いうイメージで結構です。これまた毎回のことですが、あの人口
ですので、増えないでどうする!と私などは見ています。
それに伴い中国「ブロガー」(博客ボォ・クゥ)の数も当然増えて
まして、08年北京オリンピックが終わったあたりの秋口ですでに
日本の人口は超えてるはずです。
これまでは、自前の電脳を持たずに
こうしたワンバー、ネットカフェからの
発信などをしてました。
で、最近はご存知の通りこれが手機(携帯)でもネットに入れる
ようになりました。そこでまた数が爆発的に伸びています。
中国の若者なら誰でも知ってる「QQ」。
こちらは中国の某ポータルサイトが運営
している、インスタントメッセンジャーとか何とか
言ってますが、早いはなしがチャット(網上聊天ワン・シャン・リァオ
テン)ですね、これで情報交換をやってます。
状況説明が長くなりそうなのでそちらはこれくらいにして、
もっと知りたい方はそれこそネットで調べて下さい。
で、その表題の問題に入りましょう。
中国ネットショッピングのとりわけ日本のブランドが晒される危険は
思わぬところから攻撃されることにあります。
それも大概はいわれなき誹謗であったり、品質や会社の製品とは丸で
無縁のところで“火が点く”ことにあります。
これは企業にとっては本当に理不尽です。
理不尽なんですが今のところこれを防ぐ?のは勿論無理ですし、
この“火が点いて”からの有効な対抗手段もありません。
この点を指摘しておきます。
先月でしたか、台湾人気歌手・王宏力ワン・リー・ホン、カメラ問題?
や、ちょっとしたこと?でも“火が点く”のと、
いまのところ?日本企業というだけで火種を抱えているという、
まるで理屈には合わない、そんなところに置かれています。
日本企業でなくとも、中国企業でもちょっと日本がからんで?ると
先日の春秋航空の「0円」航空券問題?知ってますか??
これなどもそうです。
ネット情報の特徴でしょう、匿名性が強いので書いている人達の
論拠も説明も無茶苦茶なものが多いのに、何故か過激な内容ほど
受け入れられる傾向にあります。
ですので、「網評被害」は「風評被害」より怖いです。
まだこの話続けていいですかね・・・
明日はその春秋航空の例をちょっと取り上げて見ますね。
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