加藤嘉一 的 邏輯・ルゥォ・ジィ、ロジック
加藤嘉一 よしかず、とお読みします。
彼の話題なんですが、「加藤嘉一」と聴いてすぐにあぁあの人ね!
となるのかどうか、ちょっと不安ですが・・。
でもまぁ、ここのブログをお読みになっている方は一度はこのお名前
耳にはしていると思いますよ。
彼の詳しい紹介をしようというのではありません。
また、彼はこれまたご存知の方はご存知でしょうが、先月末でしたか
今月でしたか、ちょっとした?ことで話題になりまして、それは中国でも
同じように、というか日本よりは中国で有名人?ということでは中国の
ショックが?大きかったのかなぁ・・・。
その話題に触れた文章なりコメントは中国の方が大きかったし多かった
とは言えます。
それって経歴詐称のことを言っている、というのが分かればあなたは
相当の中国通です。
この問題で今日書こうというのでもないんですね。
こちらはもう既にご本人もアッサリ?認められていて、ご本人からの
コメントも発表されております。
一言だけ触れておくと、彼にその必要などは全くなかったと思い
ますよ、だがまぁ、これって必要性?だけでそうなるもんでもないので
しょうし、ご本人だけの問題かというと、周りにもそれなりのそうした
求めるものがあったのでしょう、わたしにはちょっとガッカリ!といった
レベルの衝撃です。そのことで彼の今はそう変わらないと思うし。
だからこそ、それって必要だったの??という話です。
さて、今日の話題は彼の書いた本です。
『日本的ロジック』という本
お借りして読むことが出来ました。
で、先にその本の感想ですが、
この本意は最近の日本と中国の問題に触れて
それぞれの問題での日本的考え方それを見ている中国の眼
などが紹介されております。
特にとりたてて独創的な何かがあるわけでもありませんが、
この本が、というか、彼が、
凄いのはこうした問題をこれまでこのように中国語で論じる
論じることのできる人が余りに少なかった、という点で独創的なん
ですね。
言葉の面では、ご存知通訳さんがいます。
この職業の方は、こちらの言語を一方の言語に即時に或いは
練りに練って翻訳したりはするんです。
ですが、ではこの方たちに、母語以外の言語で自分考えを述べ
る人たちがいるかというとそうそうは居らない。
どういうことかと言うと、通訳・翻訳と、この加藤嘉一氏がしている
ことは、同じように一方の言語をもう一方の言語に直す?作業では
ありますが、実は似て非なるものなんですね。
それをできる数少ない一人だということです。
時々中国語教室の人に言ってますが、日本のテレビ局でやって
いる中国人ゲストを呼んである社会問題に関する討論番組を構成
する場合、ここに呼ばれる中国の方はみな日本語を使ってその議論
に参加させられる?わけですが、その全くの逆の状況で、中国で日本
の主張を日本語を使って論議出来る人は一体どれくらいいるの?
ということを言ってますが、どうも心もとない。
そんな中の数少ないお一人なんで、
その点での今後を期待しているわけです。
是非その「後生畏るべし」と言わせていただきたいものです。
おっと彼の顔をご覧になればなんだ!この人か!!と
なるでしょうから写真も入れておきますか、サービス?に。
前に紹介した「もしドラ・・」
もしも高校生野球部マネージャーが・・
の本を訳したのも彼です。
あの役は上手かったけどなぁ・・・。
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