ネットショッピング (網上購物) の現状
先週の「买东西」マィ・ドン・シ(買い物)の話をまだ引きずって
まして、今日は中国の同じ買い物でも、ここのところ凄い伸びを
見せているネットショッピングの話題を取り上げます。
和製英語なんだかよく分からないこの言葉
自体が日本にあってもそう古くはないですが、
中国にあってはつい最近のことなんですが、
それがあっという間に普及しましてた。その充実度合い?もこれまた
あっという間に豊富になりました。
中国のそうしたページを覗いてご覧になったことがおありの方も
おられると思います。
見るだけ、というかひやかし?で覗くだけもその充実度が十分に
お分かり頂けると思います。
中国「网上购物」ワン・シャン・ゴゥ・ウー(ネットショッピング)は
馬雲 マー・ユンという人が始めた電子商取引「阿里巴巴」アリババ
というのがスタートでして、10年ちょっと前ですね。
いまでは「阿里巴巴」は、中国の人は誰でも知っています。
「阿里巴巴」は今では山賊?の名ではなく、中国の人に「阿里巴巴」と
話題を振ると「何買ったの?」と聞かれます。
此処で何でも手に入ります。あらゆる商品がここにはあります。
ちょっと正確ではないかもしれませんが、確か馬社長が言ってたのは
この「阿里巴巴」に登録されている会社数が6000万社とか・・・
ホントかなぁ・・まぁウソを言ってもしょうがないし、ホントなんでしょ。
この傘下にオンラインショッピングサイト「淘宝網」タォ・バォ・ワン
こちらも中国の人なら大概知ってます。中国の人がネットショッピング
といえばここのことを概ね指します。
こちらは掛け値なしに、日本の総人口を上回る数の今風には
ユーザーっていうんですか、その利用者がいて、わたしのように海外
からの発注何かも入れたら一体どんだけの取引が行われているの
でしょう。ちょっと恐ろしい数です。
ここまでが中国「網上購物」の大まかな現状紹介ですが、
こっからが本題でして、
毎回このページでは中国の様々な話題を取り上げております。
もうお気づきだと思いますが、あらゆるそうした問題はそれ単独で
存在することはありえませんので、中国社会というその中で様々に
関連し影響し合って、今があるわけです。そのことをお話したいが為
の毎日の話題なのでして、今日取り上げたこのネットショッピングも、
これを支える中国物流(宅急便問題)、支払(クレジットカード問題)
などなど様々な周辺の要因が整って、今があるわけです。
このことはそうした目に見えるその社会整備もさることながら、
一番の変化は、人々の暮らし考え方に依拠していることを何度も
強調して申し上げております。
それが最大の要因です。人々の暮らしが変わり考え方が変わって
きている。それらが新しいものを受け入れ、その事でまた更にその
影響を受けて変わらざるを得なくなる?
そして今がある、ということです。
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