莫言・獲得諾貝尓文学奨 ー ノーべル賞受賞に喜ぶ
莫言モー・イェン氏が受賞した。
中国メディアも早速大きく取り上げ、
本人もインタビューに応じている。
おめでとうございます。
受賞もさることながら、先の中山教授のノーベル賞受賞の時に
ちょっと触れて書いてますが、こんなにも直ぐにそれが実現する
とは思っていませんでした。
その時、わたしが言いたかったのは、中国人が諾貝尓奨金を
受賞するかどうか、も関心があるでしょうが、それよりも望みたいのは
その受賞を中国そのものが、中国が全体で喜べるようなそんな
受賞で有って欲しいしそうでなければ意味がない、ということだった。
前回、諾貝尓平和賞を受賞したときは、中国そのものは喜ぶ
どころか、諾貝尓のそのもとのスェーデンの物を買わないという
不買運動までしている。平和賞をいただきながら中国の取った措置は
平和とは反対の動きだった。
そして中国はその受賞を祝福どころか、隠すような動きまであって
大いに失望させられた。
そうした経過もあって毎回中国人が諾貝尓奨金の候補にあがる
だけで何故かちょっとハラハラさせられる。
今回はこの点だけでもよかった。
まだ政府の正式なコメントは出されてないと思うが、とりあえず反対?
はしていないようだし、早くも、何故か?賞を受賞したことで得られる
賞金は無税扱い、というなんでここなの??という予想外?の点で
話題になってます。
この作家の紹介も、短く上手く、という点で求められればしょうがない
のかも知れませんが、「性と暴力」を書いてる作家だ、という簡単な
紹介が多いですが、これまた致し方のないことなのかもしれません。
地元、北海道新聞には彼(莫言)が北海道を訪れた様子などが
紹介されています。
そうなんです。彼は04年に北海道に来ています。
函館にも立ち寄っているんですね。
そのお話は、また明日させていただきます。
まずは、受賞おめでとう!!
ということと、中国全体も一緒に受賞を喜べるそんな契機に
なって貰いたいと思います。
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