63歳?を迎えた中国 ー 国慶節・中日なかびに思う
只今連休のちょうど中ほど。
国慶節、おめでとうございます。
63回目のお誕生を迎えたこの国は、国の歴史自体は
数千年の歴史を掲げておりますが、国の成り立ちからして
いまの中国(中華人民共和国)が誕生してからはまだ
63年しか?経っていない訳でして、その意味では若い国
なんですね。
そして、このおめでたい日に余り相応しくないので割愛
しますが、その60数年のうちこの国が世界とお付き合いを
始め関わりを持つようになったのはもっと短い時間でして、
経済という方面から注目され始めたのは更にそれより近年
のお話だ、ということだけ触れておきます。
連休ということもあって、どこも大変な
人出だ、というニュースが伝わってきて
おります。
そういうことは日本ではあまりニュースにはなりません。
中国のごく普通の人たちの幸せそうな画はニュースとしては
成り立ち難いのでしょうか。
豊かになった?その豊かさを謳歌しょうと
ドット外へくり出しています。
上は、連休初日の天安門の朝まだ早い国旗掲揚式を
見ようと繰り出してきている地方からの観光客。
下は、それがさらに昼頃ともなれば広い広い天安門広場で
さえ人で埋まってしまいそうなそんな様子です。
何度も何度も申し上げておりますが、中国、人が多いです。
北京もそうですが、東京クラスの1000万に近い人口を抱える
町が幾つもありますし、その周辺さらにはその奥に住んでいて
自国の首都ですね北京をまだ一度も訪れたことががない、という
ひともそれはもう沢山います。
まだまだ北京に行って天安門に立ちたい、万里の長城へ
登りたい。登ったことがないひとが億の単位でいるでしょうね。
住む人たちは、というと郊外へ出かけようと
豊かになった人たちはクルマで颯爽と出かけ
たのは好いのですが、この通りの大渋滞。
これも先ほど申しましたように、北京クラスの大都市は各地に
多数ありますので、どこもこんな様子です。
更には目的の観光地に着いたならそこも、クルマクルマで
まるで動かない。
高速道路を無料化したのは良かった?のですが、全然
高速?道路ではなくそこでも大渋滞。
そうしたニュースや送られてくる情報を見て、わたしが思うのは
改めてこの国をコントロールするのは大変なことだな、という思いです。
普段は政府のコントロールなどない方が・・、簡単に言ってしまえば
“自由”な方が好ましいし、良いと思う。
だが、何かあった時、この人の数をコントロールし、それをきちんと
動く?ようにするのは至難の技ですし、それは政府の役目でも
あります。
この国の難しはここにあります。
国の年齢と人間の年齢は同じに出来ないでしょうが、
犬にはその犬の年齢と人間の年齢をすり合わせた
その犬の“歳”があるように、ケン年齢というんですか?
国にもそうしたものがあっていいと思いますが、
はて、この国の63歳というのは人間で言うと何歳
なんでしょうか。
人によっては、10代だという人もいれば、
いまが青年期20代だという人もいたり、
そろそろ30代に入ってる頃のはずだという人もいます。
でも誰もこの中国の63歳はそのままの年だという
人はいません。
わたしは、勝手に国の歳は、5年1歳説を唱えてます。
ですので、中国は今12歳!!??
道理で元気なはずです。
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