« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »

2012年10月31日 (水)

朝日出版社 様:お礼と、お見舞いと、激励

    先週くらいですかね、最初ちょっと耳にした時も、アレッという

  違和感があったんですが、最初わたしが耳したのは確かご本人

  (橋本大阪市長談)ではなく、マスコミの方のコメントか何かで、

  その・・・橋本市長さんが「朝日出版」に厳重に抗議したとか?

  ナントカ?

    あれ??「朝日出版」さんどうしちゃったの?

    と、思っていたら橋本市長さん週刊朝日とケンカ?中だったらしく、

  その映像は朝日新聞社の方と何か揉めてましたけど・・・

  取材をその社に限って拒否するという話を丁々発止やってました。

  それをまたその社が受けてああだらこうだら言ってるその映像が流れる

  という彼(橋本氏)特有の?演出なんでしょうが、何で取材拒否される側

  のその当人たちがあの会場に入れるのか不思議な画ですが、それは

  見ました。

   その当のご本人がお怒りの週刊誌は関心のなく、見てません。

   要は、「週刊朝日」憎し、だったんだと思います。

    返す刀?で、その週刊誌を問題にしてるらしいのですが、その発行元

  を、朝日新聞社と関連の出版社ということで、「朝日出版」と言っちゃった

  んだと思いますが、名指しされた方は寝耳に水ってやつですか?

    お気の毒でした「朝日出版」さん。

    中国語ではまったくの 冤枉 yuan1wang  ユゥワン・ワン(濡れ衣)

        というか、牵连 qian1lian2 チェン・リェン(とばっちり)ですね。

Asahi_001
 そこで、丁度一昨日その話題の「朝日出版社」さん

 から、お便りと新しいテキストの見本誌を頂きました

 ので、そのお礼を兼ねてわたしがここで「朝日出版社」

 さんの身の潔白を証明しておきましょう。

  哈哈哈 もう橋本市長も誤りにすぐに気づいて

    訂正してるようですしね、わたしが言っても何の足しにもなりませんが

    彼の発言力は影響力が強いですからこんな話題になってます。

     わたしはもっぱら中国語でお世話になっておりますが、

   「朝日出版社」さんはこれ以外の語学関係の出版に力を注いでおられ

   る出版社です。

   中国語でしか分からないのですが、つぎつぎと新機軸を打ち出されて

   「朝日出版社」さんのお蔭で中国語のいわゆる教科書・テキストは

   一気に自分の要望にあったものを選べる時代に入ってきました。

    そんな硬い?出版社さんなんですが、

    なんでまた急にテレビで「朝日出版」の名が・・・・と思ったら

    そんな訳でした。

      多分来年度に向けてお忙しい時期をお迎えになっている矢先の

    ことでしょうから、対応も大変でしたでしょうが、

     これもまぁよく言うように、「塞翁之馬」となりますよう願っております。

     へんなお礼になりましたが、

     お送りいただきましたテキストをいま手に取りながら、

     さぞ、大変だったろうなぁ・・などと正に他人事で申し訳ないですが、

     思いながら書かせていただきました。

       ありがとうございました。

      今後とも「朝日出版社」さんの、よい教科書・テキスト作りに

    期待しております。

      橋本センセイにも見本誌送ってあげたらどうですか
  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月30日 (火)

国際経済セミナーのご案内ー11月13日札幌

   数日前に、函館日中・協会会員の皆様には「はこだて日中だより」

   をお送りしました。

  その後に、北海道日中友好協会よりこのご案内をいただき、掲載が間に合い

  ませんでしたので、こちらでお知らせし、お申し込みをお受けしたいと思い

  ます。どうぞよろしくお願いいたします。

           国際経済セミナーのご案内

            ~中国・アジアの活力を取り込む~

    北海道の経済活性化を図るため、中国をはじめとした東アジア地域の活力

  を取り組むことが期待されております。

    このため、道では、日本と東アジアのビジネスに見識の深いソフトブレーン

  株式会社マネージメント・アドバイザー宋文州氏を北海道にお招きし、中国を

  はじめとした東アジアの現状や海外から見た日本・北海道と、北海道の可能性

  について解説していただくセミナーを開催することにしました。

    東アジアへの輸出に関心のある企業や海外投資の受入関係者の方々に

  とって、最新の東アジア事情を知るだけでなく、東アジアから見た北海道を

  知る絶好の機会ですので、是非ご参加ください。

    日時  11月13日(火曜)15:30~17:40(開場15:10)

    場所   札幌ガーデンパレス 2階 丹頂(札幌市中央区北1西6)

    内容   ・「中国・アジアから見た北海道」

         ソフトブレーン株式会社 創業者マネージメント・アドバイザー

            宋  文州 氏

          ・ 施策説明

    主催    北海道(事業委託先 パシフィックコンサルタンツ(株)

    共催    北海道経済産業局、北海道国際ビジネスセンター

           ジェトロ北海道貿易情報センター、北海道国際交流・

           協力総合センター・北海道日中友好協会

           北海道華僑連合華人連合会

    後援     中華人民共和国駐札幌中国領事館

             北海道商工会議所連合会、札幌商工会議所

    参加     無料

    定員     150名(先着順、定員になり次第締め切らせていただきます)

    宋  文州 氏紹介

       1963年中国山東省生まれ。84年、中国・東北大学を卒業後、

      85年、日本に国費留学。91年、北海道大学大学院を終了後、

      日本で就職するも3か月で倒産。92年、ソフトブレーンを創業、

       社長に就任、その後会長へ。2000年12月に東証マザーズ

      上場、2005年6月東証一部上場を果たす。2006年8月、

      会長を退き、同社のマネージメント・アドバイザー。

        著書に『やっぱり変だよ 日本の経営』『社員のモチベーション

       はあげるな!』など多数。

       参加ご希望の方恐れ入ります、お早目にご連絡ください。

      夕方には道日中主催の交流会もございます。

      こちらへも参加可能です。

       同じくガーデンパレスホテル4階が会場となっております。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2012年10月29日 (月)

中国・広州交易会・2012年秋季

Thumbcan011 中国・広州で毎年、年2回行われている

 各国のバイアーを集めての中国最大の

 貿易商談会「広州交易会」が開幕して

 いる。

   こちらは日を置いて三期に分かれての

 開催方式を取っておりますので、このあと

     最後の第三期が執り行われ11月初旬に終えることになるのでしょう。

       今年の秋季「交易会」は恐らく異例づくめ、

     そんな様子を協会機関紙『日本と中国』から抜粋します。

      機関紙10月25日号

      表題は  

              広州交易会が開幕

     日本人バイヤーの参加は減少「日中関係の改善」望む声も

       尖閣諸島を巡る日中の対立が両国間の経済活動にまで影響を

     及ぼすなか、広東省広州市で10月15日、中国最大の貿易商談会

     「広州交易会」が開幕した。

       同交易会は貿易促進を目的に中国政府が主催。1957年から

     毎年、春と秋の年2回開かれており、今回は国内外から約2万5千

     社の企業が出展する。日本からは毎回約6千人のバイヤー(中国

     製品を買い付ける人)が集まることで知られている。

       しかし、先行きが不透明な経済状況に、日本のバイヤーの多く

     が今回の参加を見合わせているようだ。毎回、参加する企業を

     サポートしている日本国際貿易促進協会の担当は「今回は声を

     掛けても断られるケースが多かった」と振り返った。

      一方、中国市場に製品を売り込む出展は、青森県や宮城県など

     の機会や部品メーカー、計17社が参加し、前回よりも増加した。

      参加した日本の企業関係者からは「(日中間で)最近はいろいろ

     な問題があるが、引き続き中国で商売がしたい。早い解決を望ん

     でいる」との声が聞かれ、経済面での、日中の相互補完関係の

     深さをうかがわせていた。交易会は11月4日まで開かれる。

              日中経済連携の重要性、理解も

       7月に発表された日中の民間団体による世論調査で、日本人が、

     中国にプラスの印象を持つ理由で最も多かったのは、「中国経済の

     発展は日本経済の発展に不可欠な存在になったから」だった。

      一方、中国人の日本に対する場合は「日本製品の質が高い」が

     最多で「日本の技術は先進的だから」が次に続いた。

       両国の国民は、経済面での日中の補完関係の重要性を互いに

     理解していると思われる。

       本来、政治面でのトラブルは経済活動とは無関係だ。世間で

     言われている「政冷経冷」といる言葉に惑わされることなく、日中の

     企業は、これまで続けてきた経済活動を大局的な視野に立って

     進めてほしい。

      -------------------------

      と結んでいます。

       ちょっと中国側の報道も覗いてはみましたが、現地の報道では

     余りこの点(日本のバイヤーとの話題など)には触れらておりません

     ので、残念ながら提供できる情報はないのですが、

       中国側も事態を予測してかなり多めに日本以外の国に招待状

     なんかを出したりはしているようです。

       どうでしょう、今回のこの「交易会」がこうなることはある程度予想

     できましたし、ある意味しょうがない部分があると思います。

       いま考えているのは、来春の「交易会」ですね。

       これがもし、まだこのような状態だとかなり深刻です。

       今回は誰が様子見、ですよね。それは中国側も同じです。


| | コメント (2) | トラックバック (2)

2012年10月27日 (土)

中国・毎年25万人の自殺予防

   最初にお断りしておきます。週末に相応しくない話題で申し訳ありません。

  また、周辺にそうした事例があって不愉快な思いをふたたび思い起こす

  ことになるような方、先にお断りしておきます、でもこれは自殺予防の観点

  から書かれておりますので、どうぞその御つもりでお読み下さい。

Tn 昨日は自殺者の数などについて書きました。

 この事自体は毎回どこかで取り上げられて

 おりますし、より詳しい数字や資料が沢山

 ありますので、そちらにお任せすることとして、

    話を先に進めます。

       と、ここで一つだけ。

    これらの資料を私も読んだことがありますし、目にしています。

   ただ、これらの資料をお作りになる方も大変でしょうし、この資料を基に

   論点を展開さている文を拝見するたびにわたしがちょっと思うのは、

    この数の問題ですが、確かに多いんでそれに目をうばわれそれに

   驚き、その分析に熱心になるのは分かるのですが、そこに抜け落ちてる

   この数倍の(多分ですが)自殺未遂者がいる、という視点です。

    そこまで調べるのは難しいでしょうし、ある意味未遂ですからそこには

   至らなかったので、良かった?良かった??ということでいいのかも

   知れませんが、これにもちょっとだけ心に留め置いていただきたいと

   思います。

Zsgy1    さて、各国頭を悩ますこの防止対策ですが、

  中国もやってはいます。余りどの国も手が無いと見えて

  独創的な動きは見られないのですが、それなりに特定の

  期間をそうした強化月間にしたりの運動や、有名人を

      そのキャンペーンに当てるなど似たり寄ったりの手です。

       研究などもされてるようです。その結果が昨日書きましたように

     原因のトップが「うつ病」だというのです。

     これはちょっと危険ですね、これで片付けるのは賛成できない。

     確かにそうなんでしょうが、「うつ病」で片付けられてはたまらない。

      その一方で個々の自殺の要因はその数だけありそうですから、

     これまた難しい。個々の問題に矮小化しそうですので、これまた

     賛成できない。

000cf1a48f870a29a12d2c1 書店ではこの問題の特設コーナーも見かけ

 ました。出版物もいろいろ出ています。

  「うつ病」だとするなら、「うつ病」の画期的

 治療薬が開発されたならこの問題が霧消

     するかといえば、多分違う名前の病名が取沙汰されるように

     なるのではないでしょうか。

     それなら、お前に解決策はあるのか?と言われそうですが、

    わたしにあるはずがない?のでして、そんなものは無いのですが、

    わたしが考えているのは。

     自殺者と文明と経済の関係で、どうも社会が発展?すると

   自殺者が増えるらしい。だとするならこの発展過程に問題があるの

   だろうと思う。社会が一方で便利になり快適?になっているハズ??

   なのに死にたい人間が増える。問題はここです。

     この対処法はわたしが今言えるのはこれには西洋医療的治療

   ではなく、これこそ、東洋医学、そう、漢方的治療が一番だと思う。

     その根本のところに目を向け、それを治す必要があって、

    単に目の前に現れた患部をその時治すことに右往左往していては

    なんの治療にはならない。

     となれば、社会そのものを見直す必要があるわけで、一体これを

    誰が何時、手を掛けるのかが問題だし、

     多くの人が賛成してくれるかどうかも分からない。これは治療に

    えらい時間がかかりそうだし、病んでいる本人にその気があるか

    どうかが一番の問題だ。

     でも、漢方的治療をいまから取り入れて貰いたいですね。

     とりわけ、その本家本元中国で。







| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月26日 (金)

中国 も 増え続ける自殺者、手立てはあるか。

     先月10日が「世界自殺予防デー」というのを初めて知った。  

   それもあってか、昨日ラジオでこの話題に触れているのを聞いた。

   その番組でも、多くは日本のその自殺者についての話題でしたが、

   後半、世界の、亜細亜の自殺者に触れ、韓国と中国の自殺者に

   ついての話題が話されていたので興味深く聞いた。

    それで、日本の自殺者については時折話題にもなるし、何処かで

   今年も3万人越え、というのを耳にされている思う。つまり一年間の

   自殺者の数がもう8年だったか9年ずっと3万人を越える数だという

   のだから驚くとともに悲しい。

     変な話だが?自殺者が全くいないという世界も考えずらい。

   でも、3万人は多すぎる。ではでは、適正な?数ってあるの?という

   話だがないでしょ、それは。ではどの辺から多すぎると感じるの?

   は個人差?でしょうが、何の根拠もなくわたしは例えば日本なら

   全国で一日ですね、この日本中で10人の方が自殺されたとします、

   と×365日で、3650人・・・ん~これでもちょっと多いかぁ・・・

    でもでも、この桁が千人の単位ですよね、3千。これくらいかなぁ・・

   これくらいであって欲しいな、と。

 

     さてさて、この辺はこれをお読みのみなさんの方がお詳しかったり

   この手の資料や、著作が相当あるでしょうから割愛。

     で、私が取りあげたいのは中国の自殺者。

W0200609114172596022911 かなり深刻です。

 まぁご存知のようにというか毎回ここにひっかり

 ますが、なんせ人口が多いのでその数も、

驚きますよ、数だけだと毎年25万人を超してます、

    ややもすると、私の住む函館市の人口丸ごとの人が一年でいなく

    なっている計算になります。

      なんと恐ろしい。

      中国だっていろいろ手立ては行っていますが、これがなかなか・・・

    これまた中国に限らずそんな特効薬?があればもうとっくにそれを

    使って世界中がその方法をとるでしょうから、無いのです。

       でも、なんらかの手立てを講じないわけにはいきません。

     オンラインでの自殺防止センターも開設してますし、相談窓口も

     どの国もやっているとのと同じようにその手は講じています。

       日本が3万人越えといいました。中国が25万人なんですが、

     中国の人口は日本の13倍ですから、比率的にはまだ日本の

     それより少ないとは言えます。

      なんでもこの世界では、人口10万人当たりの自殺者数というのを

      基準になさるらしいのです。

       それで見ますと、

       日本は25・8位だそうで、中国は22・6位。

       近年問題になっているのはお隣・韓国の自殺者数がこの点で

       いいますと、31・2とかダントツに増えています。

       なぜにそうなるの?の問題はこれまた専門の方がいらして

     いろいろお調べになっておられるんだと思いますし、そうした発表も

     されておられるのでしょう。

        どうなんでしょ、やはり増えているにはそれなりの原因が。

      そしてその原因が簡単には取り除けないという事情があっての

      この状態なんでしょう。

       中国での自殺の原因の多くは、調査では、「うつ病」ということで

     片付けられています?が、それって研究家としてはそれでいいんで

     しょうがその肝心の「うつ病」の要因は調査しなくていいんですかね、

     別に誰もうつ病になりたいわけじゃないんで・・・。

        もう一つの観点があるんですが、

      長くなりましたのでこの続きは明日に。

      すみません、週末にふさわしくない話題ですが、たまたま

      こうなりました。

        ではまた、明日。

Image1
 (自殺者を出した中国某

 通信関連機器工場での

 追悼会)



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月25日 (木)

中国人が見た世界 ー 隣国関係ではロシア重視

    ある中国の新聞社の調査。

   そこから見える、中国人の外(国)や世界は?

   この調査、2つの回答(それぞれに2国上げれる)

   を選択できる質問の形式で、

   「中国への影響が最大の国はどこ?」というものと、

   「隣国関係でどこの国が一番重要か」との質問がされている。

   「中国への影響が最大の国は?」の質問は予想とたがわず

   大よその人がアメリカ(美国メェィ・グォ)と答えている。

    ほぼそんな答えでこれはうなずける。むべなるかな。

    数年前には日中関係何ていう答えも多少見られたが、

    それも少なくっている。

    もう一つが興味深い。

    「隣国関係でどこの国が一番重要か?」では

    約50%のひとが 中ロ関係を指摘し、

    その後の半分のさらにその殆どが 中日関係となっている。

    中ロ関係がここでは、中日関係を上回っているのは

W0200801285294610117981 隣国関係という意味ではその

 国境線を長く持っているロシアとの

  関係が気になるのか、

  経済的には日本の方が気になるのか

    その狭間にあるということでしょうか。

    中国は「隣国」としては他にもたくさんあるんですが、

    まぁ、この2国に絞られることは分かるのですが、

847012044861868121 どうなんでしょう、何処から見てこの

 中ロ関係が重要との判断が来ている

 のか、その理由については書かれて

 いませんので分かりません。

    中ロの関係もその時々の情勢を反映して着いたり離れたり

   の繰り返しですが・・・。

     その先に、

    「最も行って見たい国は?」と

    「最も好きな国・地域」といのもありましたから序でに?紹介

     しておきましょう。

    「最も行って見たい国」トップは、これまた美国で20%強、

    続いてフランス、日本、オーストラリアと続きます。

     「最も好きな国や地域」では、またまた美国13%

     フランス、オーストラリア、シンガポールと続いて

    日本は更にその下でした。

    これをもって、、中国の人がどれだけ世界が見えているかを

    推し量るのは難しい。

    何故なら、同じ質問を日本で調査したならどんな結果になるか、

    或いは同じ質問を受けたら自分がどう答えるだろうかを、考えた

    なら分かるように、ちょっと難しい。

     ただ、言えることは、

    中国の人の見ている世界はまだまだ狭い。日本のように誰もが?

    何処へでも行けるようにはなっていなし、何処の国のニュースも

    まんべんなく入ってくるようにはなっていない。

     つまり、根本のところで、この調査余り意味がないのですが、

     まぁそれはそれとし、ある時点、ある年の、その情勢を反映した

     記録としては意味があるのでしょう。

     それにしても、ロシア重視ねぇ・・・

     調査対象の年代にもよるのでしょうが・・・。




| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月24日 (水)

お礼はきちんと言いましょう!-中国人船員64人を救出

121023rb1_2  日本のメディアでの扱いも小さいものでしたので、

  見逃している方、お気づきにならなかった方も

  多くいらっしゃると思います。

     そこでまず、これから述べる事故の事実をお伝えすると、

   「沖縄本島の南東約150キロの海峡を航行中の大型貨物船

    で火災が発生し、日本の海上保安庁の巡視船が21日(日曜)

    中国人乗務員64人全員を救出した。」

    というニュースです。殆どがベタ記事で目立たない小さな記事で

    載ってます。

     続きがあります。

    「第11管区海上保安部によると船尾部分で煙を確認。午前

    2時半頃に巡視船「あわぐも」が救命いかだに乗っている21人

    を救助、付近にいたパナマ船籍の運搬船に一時移送した。

     船首部分の甲板上に避難していた残り43人も午前3時45分

    頃に救助、約3時間後に64人全員を巡視船「もとぶ」に移送

    した。」 

     というものです。少し要約してますがほぼ記事の通りです。

     事実を淡々と述べています。これで良いんだと思います。

     何のコメントもしてませんが、そうした事故があって救助活動

     をしたという内容です。

      ですので見逃された方も多くいらっしゃるでしょう。

    それでこの事故で問題にしたいのは、

    同じこの海上での火災事故の救助活動を昨日になって

    『中国青年報』というところが記事として扱っています。

    でもこれがイケません。全く話になりません。

     “礼”を欠いているどころかこれでは

      ちょっと“恥”だということに中国が気づかなくてはいけません。

         「日本救助中国船員与主権問題無関」

     と題してこの青年報が伝えているのは、事実関係は同じです。

     更に少し詳しいくらいの内容で書かれています。

     ここまではいいのです。

      この青年報はさらにこれにコメントを付け加えています。

     全体ではかなりの量になってますので、全文をご紹介できませんが、

      言いたいのは、“生命的意義超越国界”だとか

     ・・・こうした状況にあるならいかなる国だろうと必ず手を差し伸べる・・

     とか、話を無理やりそっちへもって行って、

     このことと、尖閣列島問題は別もんだ!との論法をはってます。

     更に時あたかもその尖閣列島の問題で日本の海上保安庁は4艙

     の中国船を見張る為に付近海域にたまたま?いたからの事で・・

     言いたいのはたまたまいたから助けただけで・・・?

     の論調にいたっては話になりません。

      駄目です。何があっても、どんな状況にあっても、人として国として

     きちんとお礼を言うべき時はお礼を言って、それから自分たちの

     主張でも何でもしてください。

       どうしてそんなことが出来ないのですか。そんなことが分からない

     のですか。

       64人もの命を救ってくれたその行為を先ず賞賛すべきです。

       きちんとお礼は言うべきです。

        また、この事実をきちんと国民にも知らせるべきです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月23日 (火)

中国・男女比の偏り、ー3千万人も多い男性

    手元に資料があるのですが、これは中国・人口計画生育委員会

  略して(国家計生委)というのだそうですが、こんなお役所?があること

  自体、この国の大変さが伝わってきますが、日本とは反対に?中国では

  ず~と人口をいかに抑えるか抑制するかをスローガンにしてきたんですが、

  その問題とは別に、この男女の比率の偏りというのも頭の痛い問題

  であります。

    片や手当?を付けても生んで貰いたい国家と、

    国家予算を投入しても抑制に努めなくてはいけない国と、

    なかなかにこの人口問題というやつは悩ましいものです。

Pyramide_chine1
   こちらがそのグラフなんですが、

 早い話が、女性に比べて男性の数が多い。

  それも、その数およそ3千万人。

    この3千万人という数をどう理解したらいいかというと、

    日本で言えばおよそ日本の人口の65歳以上のお年寄りの総数

    がこんな数ですから、その分すっぽり男性の方が女性より多い

    ということになります。

      それで、この調査は0歳から26歳くらいまでを対象にしてるん

    ですが、この傾向はまだ当分続くだろうと言ってますね。

      世界の人口大国というか、世界中の国というレベルで見ても、

    男女の新生児数がこうした傾向、これほど男性が多くなるケース

    はまれだ、とも言ってますね。

 

      話には聞いてますが、これほどとはちょっと驚きです。

    この傾向は、チベット自治区を除く大陸すべての市や自治区でも

    見られ、その傾向が特に顕著なのは、江西省、安徽省、狭西省

    の3省だそうです。

      つまり都市部よりもそうした地方にその傾向が強い。

     更にはこのナントカ委は、この傾向は5歳以下の男女の死亡率

    が女児が男児に比べて高いと言ってます。

200907162055081_3

  生男生女一様好・・・・

ション・ナン・ション・ニュゥ・イー・ヤン・ハォ

  なんていうスローガンを掲げなくては

    いけないくらいだということが、この問題の深刻さを表しています。

      で、ここまでが事実というか、現状の紹介です。

    ここから何が見えるかというと、

    最近の結婚事情とか、結婚しない女性が増えているとか、

    独生子ドゥ・ション・ズ(一人っ子)の問題とかが、

      この上の事情を知ったうえでご覧になるならばまたちょっと

    違った観点でご覧いただけると思い紹介しました。

 


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月22日 (月)

只有一枝梧葉、不知多少秋声 - 秋の色が濃くなってきました

    今朝、店にやってきたら家の前は落ち葉で賑やかでした。

  秋です。今年は夏が少し長かったというか強烈だった分、秋を冬の

  間が短くなりそうな予想をみなさんおしゃってます。

   そうなんでしょうか・・?

   紅葉の季節です。今週が道南は見ごろだと思います。

   北京の気温を見ていると、私の住む函館とそう変りないですね。

   今日も最低気温が3度、最高気温が18度、これが北京で

   函館は最低気温が6度、最高気温が16度と予想されています。

   北京の方がほんの少し上も下も幅があるようですからそれだけ

   朝夕の寒暖の差が厳しいのでしょう。これは、その日の天候に

   よっても多少変わりますから、この程度の温度差ですとほぼ

   似かよった気候と言えると思います。

1021s11 そこで、こちらは昨日日曜の北京っ子の

 郊外へ出かけるバスが混んでいる様子

 何ですが、バスの696の行先掲示が見て

   とれますかね・・・、左に「香山 シャン・サン」と書かれてます。

    このバス、いわゆる路線バスです。

    普段は全く込み合うことなどない、郊外への路線バスが、

     北京で紅葉と言えばこの場所「香山」です。

     そこで昨日はどっとこのこの人出でした。

     市内からざっと20キロぐらいあるでしょうか、もっとかなぁ・・

     ハゼの樹が多かったようなように思います。

     楓ももちろんありました。多分、北京でもこの日曜はちょっと

     まだ早くて、次の日曜はちょっとその美しい盛りを過ぎていそう

     ですので、ねらい目は矢張りこの日曜だったのでしょう。

    北京っ子の紅葉狩りスポットとして有名な「香山」は古くから有名で

    中国タバコのブランドのひとつにも「香山」があります。

     函館だと、大沼公園へ紅葉を見に行くような感覚でしょうか。

       この騒ぎ?がすぎると、北京も冬の支度に入ります。

3129575185_b6c0c189aa1 実はもう当たり前ですが、北の山々は

 初冠雪を被り、とっくにというか先週あたり

 ぞくぞくその便りがとどいてます。

  驚くにはあたりません。

     先週でしたが、一気に初雪ニュースが中国から届いてます。

Photo こちらは先週、一週間前の16日火曜に

 降った、張家界ジャン・ジャァ・ジェという

 湖南省、分かりますかねぇ・・・世界遺産でも

 あるこの地域、山間ではありますが、

     この湖南省という位置をちょっと確かめていただければ

    分かりますが、わたしの言いたいのはこの場所、位置的には

    かなり南なはず?なんですが

     これが中国の不思議なところで、

     その北京っ子たちの紅葉狩りも考えればちょっと不思議で、

     そんな不思議なことが沢山ある国、それが中国なんですね。






| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月20日 (土)

好好学習、天天向上は その昔・・・

01
  昨日の「好好学習、天天向上」はその昔

  毛沢東が提唱した標語です。

    どこの教室でも以前は掲げられていたもの

  ですが、近年では中国の人より日本人の中国語

  学習者の自戒の念としてよく用いられているようです。

    中国の人は誰でも知ってますか?とのMさんのご質問ですが、

    そういうことになってます。知らないとすれば、知らないふりをしてる

    か、その話題が好みでないということだと思いますが・・・。

    若い方で実際に見ていなくともこの標語は知っていそうなものです。

11
  これで、教育の話題を一度終えたいと思いますが、

  またまた結論だけ先に言っておくと、

  わたしは、教育に正しい教育というのはない、と

  思ってまして、ただ、間違った教育というのはある

  だろうと。

     これがわたしの教育に関する基本的な考えです。

       どの国もその教育に力を入れ、またどの家庭も我が子の

     教育に心をくだいている。

       だが、どの国もこれで良いという教育の制度は示せないし

     どの国も何度もその制度を見直したりしている。

12 それでもなお、いまなお、問題は山積している。

 恐らくこれからも同じことを繰り返すのでしょう。

  それだけ教育というやつは難しい。

  ここでは、学校教育のことを言っているが、それに

 加えて誰もが社会の一員でもあるわけだから、その

     教育とは別に、また人として教えがなくてはならないはずだ。

     そちらもどうやら上手く行っていない。

13  制度としての問題。 それを取り巻く様々な問題。

  教える側の問題。教える人の問題。

   どれもどうも上手く行っていない。

   もっと立ち返った方が好いのかも知れない。

  最先端のものを教え、最新のものを追いかけ

    過ぎてはいないか。戻る勇気?

    でも、どこまで戻ればいいのだろうか?

14  教えなくてはいけないことは実はそんなに

  多くないはずなのです。とりわけこうした

  小さな子供たちに教えなくてはいけない事

  学んで欲しいことは実はそんなに複雑でも

    なければ、難しくもないはず?なんです。

      そこんところを飛ばして何やら難しいことや最先端のことを

    取り込もうとするから、なお難しく?なっちゃう。

     まぁ、一番最初に結論を言ってますが、中国に限らずですよ、

    教育って結局みな正しいと思ってやってますが、結果それは

    どうも違っていたぞ、と気づくまでちょっと時間がかかりますね。

      これ何が言いたいかというと、直接的ではないにしても中国

    がとってきたいわゆる「反日」教育というやつですが、

      いつもかならず敵を作ってそれを対象に分かりやすく物事を

    考えようとするのは無理があるということですね。

      中国に限らずそういう人、そういう教え方、ありますよね。

       気づき始めていると思いますが。

       ということで、「好好学習、天天向上」は今でも必要だし、

     ものを見る“眼”を養わなくてはいけません。

       最後に、オマケ。

15_3 こちらがその“眼”を大切にしようということで、

 中国であみ出された?「眼球保健体操」の

 ポスターというか、図です。

  これも今でもやってるのかなぁ・・・

   どうなんでしょ、以前はどの学校でもやってましてけど・・・。
    


 

 

  








| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月19日 (金)

中国の小・中・高生たちー好好ル学習、天天向上

   中国の大学生の話題や、大学受験に関する話題、留学生の話題など

  は時折目にするし、割と取り上げられることが多い。

   一方、小学生はまだあるほうだが、中国の中学生や高校生の話題が

  大きく取り上げられることは存外少ない。

    これは、何故か。

    話題性として、この時期のこの年代の中国の子供たちは受験に追われ

  それどころでない、というのが一つ大きくあります。

    その難関(受験)を突破して初めて話題としてあれこれその動向が、

  現代若者の代表として取り上げられる機会が多いので、こちらも目に

  する機会が多くなる、ということではないでしょうか。

   小学校からの所謂、6-3-3という小学校6年中学3年高校3年の

  教育機関は日本と同じです。また義務教育と言われている9年間の

  部分は同じ。

    以前は、教育する側の教員の質の問題や、その逆の教員の

   置かれている環境(給与を含めての職業的地位など)の質の問題

   の両方方向で教員の部分に問題があった。

     その両方がようやくほぼ解消されつつあります。

      やれやれ。

E20122911525501507faefe1ce1d1 今度は逆に先生たちに力が入りすぎて?

子供たちは宿題に追われている、といったことを

先日書きました。この問題はまだ・・・。

 中国の小学生の数も少子化の影響があり、

少なくなってきています。とは言え、昨年でも

   1億を割り込んだことが話題になるくらいですので、まだまだ日本の

   総人口に近い数の小学生がいるという驚きの数です。

      この点で、先に問題になった学校への送迎バスが相次いで

   事故を起こし、定員をオーバーして載せている問題はちょっとなりを

   ひそめてますが、まだ存在しています。

Photo_2  先月小学校に上がったばかりの子供たちに

教科書を配布する様子ですが、近年の問題は

義務教育の部分で国家がお金を出して賄って

いる部分以外で、なんじゃかんじゃと名目を付けて

   お金を徴収しているようですが、負担が大きくなりすぎてるように

   思えます。

     もう一つは、これは教育とは関係ないのですが、学校そのもの

   学校という建築物が食い物にされているようで、相当数の学校が

   恐らく手抜き工事で建てられているという点に中国政府も既に気づ

   いてはいるようですが、手だてがありません。

     危険な建築の学校が相当数存在しています。

     これは何かあるとかなり危険な状態です。四川の地震のような

   大きな災害でなくとも、極端に言えばある日突然学校が崩壊する

   なんてことが今後起きそうです。

     子供たちをそんな危険なところに置いておいてはいけないのでは

   と思いますが。現状そんな調査もされてないようです。

     中学生・高校生の新たな問題は、社会が急激に変化を遂げ、

   情報が依然と違う形で取れるようになり、この年代の子たちの“性”

   の問題が時折問題になり、そうした面での学校教育として取り組みも

   されているのですが、これまたどうもアジア諸国はこの問題の特に

   教育での取り上げ方、その方法など必ずこれがまた新たな問題を

   生み出しています。上手く行ってません。なかなか難しいです。

    ますまず物質的には恵まれた環境で育つ若い世代は、次に

   求めるものが当然これまでとは違ってきます。

     価値観が、物事の善悪が、変わりはじめたとき、教育の果たす

  べき役割はどこにあるのでしょうか。

     昨日も書きました、教育は国家の大計です。

Photo_3 そんなことは中国だっていの一番に考えてる

でしょう。ここでも数の問題が大きく立ちふさがります。

こちらは、マンモス校での式典の様子ですが、丁度

日本の今の団塊の世代が学校に通っていた頃の

   様子に似ているかもしれません。

    今でも小学校の教室の黒板の上には

    「好好ル学習、天天向上」が掲げられているのでしょうか。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月18日 (木)

増え続ける博士、と博士のタマゴたち

     昨日は、中国人留学生のことについて書きました。

   今日はその当の中国人大学生の事について触れたい。

  ちょうど、9月に入学した大学一年生たちは、一か月を過ぎ、

  先日の国慶節大型連休も過ぎ、またまた学園生活に戻りちょっと

  学校にも慣れてきたところだろうと思います。

   一か月前。

Photo いつも?言われていることですが、その最近の

大学生は独生子(一人っ子)の影響もあって我がまま

とか、同じことでしょうが依頼心が強いとか何とか、

これまた数日前に書きましたように、誰もがそれを

ある“包装”で包んで簡単にしようとしてますが、実際は

  そんな傾向はあるにしてもそんな簡単な問題ではないでしょう。

  大学入学は即、寮生活を意味します。そしてそれには夜具が必需品。

   これで足りるかな・・・と心配そうなお父さん、が上の写真。

Photo_2 こちらは、入学者数も多い大学ではどこも野外に特設

テントを張って入学生を迎え撃つ?母親が心配そうに息子

の手元を覗いて書類に目を通してますが、多分両親の

期待?をも担って無事大学入学を果たした息子・娘は自慢

でもありますから多くの親御さんはこうして入学の時は付き

   沿ってくるのでしょう。

     これって彼らの甘えではなく、親の方の甘え?なんですが・・・。

    

   それで、今日書きたかったのは、こちらは大学の入り口?ですが、

   出口の法?、大学を卒業してそのまま大学に残る生徒の数が急増して

   いるらしい、ということを書きますね。

     またまた数の話になって恐縮ですが、

    大学院生の数が、58万人を超えてるらしい。

    博士課程に約7万、修士課程に51万。

    これの比較対象の数字として、ほぼ10年前の数字をあげると、

     そのころ2002年くらいには、26万人といいますから倍増ですね。

     この要因の一つには、大学側でこれまではなかった学科にも

   博士課程を新設している、という実情がありますね。

    この裏側はわたしにはよく分からないですが、大学側のハク?の

   問題はあるでしょうね、加えて予算的なものの何か特典もあるので

   しょうかね・・・。

     いつも中国のどこを取り上げても、いま中国はダイナミック?な

   変革の時を迎えていますが、教育現場もしかり、とこのことからも

   言えます。

     これを続けて行くとこれはこれでまた可笑しな現象を生み出す。

    卒業せずに大学に残る生徒たちの数。

    とりわけ中国でトップクラスに位置するブランド大学、

    北京大学、清華大学、復旦大学、浙江大学などなどの

    大学院生の数がですよ、院生の方が本科生の数と同等或いは

    逆転などという現象になりつつあるらしい。

      大学の入学者数を大幅に増やしたり、

     こうして博士課程の新設を急いだり、

     かなり教育改革??に熱心なのですが、これは中国に限らない

    ことでもありますが、日本だった教育の場をいじることはこれはこれで

    入学試験制度を含めて何度もやってますが、どうしてなかなか難しい

    もののようです。

      ただ、教育は当たり前ですが、国家の大計でもあります。

     人を育てる。それをほおっていては国家はなりたちません。

     基本中の基本です。

     その基本が誤ったりあるいはちょっと問題があるなら、

     それは大きな問題となります。

 

      ここでも人の多さが多少問題にはなるでしょうが、

    でも教育の根幹はそうそれに影響されないことを願ってます。

   


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月17日 (水)

近場へ・・留学のきざし、ASEAN各国へ留学する中国人留学生

   先ごろ、中国で初めての「留学青書」(日本は白書)が発表した

  ところによると、これまでの傾向とは別に、亜細亜諸国、とりわけ

  ASEAN諸国への近年になって留学生が増えているという。

739095271  以前は?と言えば、それはもう圧倒的に

   美国(アメリカ)ですね。

   ほぼ、上の方を英語圏、つまりは習った

  英語で、或いは更に英語を・・の留学先が

    多く。アメリカの次が加掌大(カナダ)澳大利亜(オーストラリア)

    くらいの順で、とにかく英語圏への留学が多かった、という感じは

    わたしも持っている。

      これは美国(アメリカ)側の受け入れの姿勢というか態勢にも

    にもよるのでしょうが、世界的傾向としてこれはあるようですし、

    多分今後もこの傾向はそう大きくは変わらないと睨んでいます。

    今回発表された青書が注目されているのは、そんな中にあって

   これまでは余り人気?の無かった近場の国々への留学希望者が

   増えていることにある。

      数としては、

      ASEAN全体で6万人規模。この数はそう多い数ではない。

    因みに対象を何にとればいいのか分からないが、

    現在日本で学ぶ中国人留学生の数はおよそ9万人に欠ける位で、

    日本一国の留学生の数より少ない、ということはわたしの感覚では

    それほど多くはない。

      でも言うところの前年比だとか、以前と比べるなら伸びている。

     これも様々要因があるが、アメリカ留学は流石に留学させる子を

     持つ家庭にとってその経済的負担が重過ぎる、というのがある

     でしょうね。日本から留学しても、というのはその賃金格差とかを

    考慮して・・・の意味ですが、相当大変なのに、余りに負担が大きい。

    それだけの研究テーマや目指す分野があるならともかく、或いは

    親が飛びぬけてお金持ちとか超がつく高級幹部の家庭とか、かなり

    限られたものになる。

      もっともこの「限られた数」がみなさんの理解するその数字よりは

    あの人口を抱えてますのでおそらく一桁は多い数字なのですが。

      時々話題にもなり、ここで例を出すのが適当かどうかも

   分かりませんが、間もなく中国政権交代劇でトップにくるであろう

    習近平シュゥ・ジン・ピィンの子は勿論?アメリカ留学。

    先日来話題になっている?薄熙来ボー・シィ・ラィも子供は

    みんな合佛大学(ハーバード)ですしね。

     話を戻します。

    この青書、

     新加波 シンガポールへ、 3万4千

     泰国   タイ         1万6千

     馬来西亜 マレーシア      6千

     といいますから、増えてこの程度、と思えますが、でもまぁ

    傾向として近場が見直されている、という点と、留学先の多様化

    という点でわたしは好いことだとは思っています。

     ところで、日本に限って言うなら、

    日本に今いる留学生の総数が大体14万だとすると、

    その半分以上の9万人ほどの中国人留学生がいるのですが、

    この「尖閣列島問題」が影を落として、さて今後どうなりますか?

     一時的には影響が出るんでしょうねやはり。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月16日 (火)

過剰包装と森口氏 

Image9  上の森口氏、というのはこの方です。

 この方の登場過程がわたしなどは今一つ判ってないのですが、

 にわかにここ数日取り上げられているのを見て、わたしが

   感じたのは、丁度昨日書きましたように、“包装”の問題をまざまざと

   見せつけられているようなので、今日はちょっとこの話題を追いながら

   昨日は中国の過剰包装について書きましたが、どうやら日本だって

   そうとう過剰包装気味なんじゃないの、といったことを書いてみたい。

     この方の本来の?問題となっている部分はわたしは余り詳しく

   ありませんし、関心もありません。
   

     ここで取り上げるのは、昨日もお話いたしました、“包装”は、何も

   品物だけに限られたものではなく、われわれはあらゆるものを、“包装”

   された状態で見ている、ということをこの森口氏という方は身を持って?

   証明してくれた。

     多分、最初の段階で、新聞社がこの方を最初取り上げなければ誰も

    知らないくらいの話題であり人なわけです。当然です。

     そして、取り上げる際の新聞社は彼を様々な、“包装”から見て

   ナントカ大学だとか、客員研究員だとか、東大だとかの、“包装”紙

   を通して彼の言っていることをその紙上で取り上げた。

    それを読むわれわれは、新聞という“包装”を通して理解しその事

   を認知する。そしてさらにそれをテレビだとか他のマスコミも追いかけ

   その上にまた“包装”がかぶさる。

     ところが、それらの“包装”をみ~んな取り払って見たら何の

   ことはない中身はそんなものじゃなかった。

   それが今回のこの、多分マスコミも発覚以降彼の事をどう位置づけ

   肩書きも使いづらくなったので、肩書きそのものがまた“包装”になる

   ことに怖気づき、肩書なしの森口氏となっているのだと思うが、だから

   ここでも森口氏と言ってはいるが知り合いでもなんでもない。

     おそらく、あと数か月もすれば、いやいや来月には彼の事など

   誰も記憶していないかも知れない。そう言えばそんな人がいましたよ

   ねぇ・・・何て名前でしたかね・・・と、なってるのでしょう。

     結局なんだったのこの大騒ぎ。

     大騒ぎはおおむねそちら側がしていることで、これまた

   火を点ける人と火消しにかかる人が同じ人、という図式ではあります。

     で、今回の教訓は、

    誰も気づかぬうちにそうした“包装”を通してわれわれはある品物を

   見ているのですが、この“包装”をする側も案外気づかずに自分では

   “包装”などしたつもりがなくともその“包装”に手を貸していることが

   ままあって、結果当初予期しない何重にも“包装”された状態で目の

   前にあることがある、ということを学びました。

 

     では、これを防ぐ手があるか?というと、ほぼないです。

     今回は新聞やテレビといったマスコミがした“包装”、本人も多少

   してるでしょうが・・・、まずまずはその権威ある?新聞社の“包装”紙

   に包まれてました。シンブンガミですが。

     ではでは、一切のマスコミから遠ざかったならそれは防げるか?

    駄目でしょうね、多分。

     “包装”の数はその分すくなくなるでしょうが、

     あるモノがわれわれの目の前に全く裸の状態で置かれている

   ことは現代社会では奇異なことですし、

     そうあったにしても、われわれは自分の心の中で既に“包装”

   しようとしている動きがありますから。

     多分われわれは、“包装”なくしては落ち着いてそのモノを

   見ることができないようになっているようです。

     ただ一つ出来るのは、そのこと、今見ているのは“包装”なんだ、

   ということを意識することだと思います。

     更に、ともすれば、“包装”はすぐに先走って、

     過剰包装になるんだ、ということも心しておきたい、

     という教訓を彼は、新聞社は与えてくれました。






















| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月15日 (月)

中国の包装について考える - 中国的包装

    先週、10月10日、毎月その月と同じ数の日に更新しております

  ウェブ版、茶館「隗」ホームページ、「わたしの見た中国」2012年10月号、

  お知らせが遅くなりましたが、更新致しました。

   どうぞこちらから、→ 「包装 バォ・ズァン」 これって過剰包装・・・

   をご覧ください。

    いつもご愛読ありがとうございます。

   10月号のテーマは、“包装バォ・ズァン”について、です。

    また少しだけそれに纏わる書けなかったお話をここで少しさせて

   いただくことにします。

    中国の“包装”がここのところ急激に変わって・・・のお話は、別段この

   “包装”に限らずですね、中国はいま変化の時にありますから、その中

   にあって、“包装”が変わってくるのは何の不思議もありません。

      ここでも書ききれてませんが、実はこれに限らずわれわれは、

   あらゆるものを“包装”して、暮らしてるんだということも書きたかった。

    “包装”は品物だけに限らないですね。情報もある“包装”がされて

   われわれの前にあることを意識されている方がどれくらいいらっしゃる

   でしょう。われわれは、自分そのものもある種“包装”して暮らしている。

     そんなことを書き始めたら収拾がつかなくなりますから、今回はその

   目に見えて中国の“包装”が変わってきている、ということをその商品の

   包み具合について書いております。

Photo それらは、中国旅行に行かれた方はみなお感じになれて

おられると思います。綺麗になりました。豪華にもなり、

それで購買欲を注がれることもあります。

  でもそれは、全て“包装”が成せるワザ?です。

 中身はどうなのかは問われません。

    ある意味、こんだけ包装に労力とお金をかけちゃって中身は・・・

    と勘繰りたくもなります。

      以前はわたしは、これもっとちゃんとした“包装”で売られて

    いたならわたしは買うが、これではちょっと・・・と二の足を踏む

    ことが幾度となくありました。

Photo_4 以前の中国の“包装”事情をご存知の方に

とってはこれはまさに急激な変化といえます。

 でもこれって、どっかの時点でどうやら行き

過ぎちゃったのではないか、という感じは中国

    の方もお持ちのようですし、そんなことを書かせていただきました。

    では、いまこそ行き過ぎたそれを戻すことができるのか、これが

   なかなか難しいですね。

     それが一つ。

    もう一つ、では以前のあの何もない“包装”から、今のどうよ!!的

   “包装”に移行?するまでの間に、丁度好い時期、があったのか?

   というとわたしは無かった、あるいは短すぎて気づかなかった、と

   思っています。

      それでこの、丁度好い“包装”って、何処にあるの?という

    問題が一方にあります。

      ニンゲンも“包装”してるんだ、と書きました。

    その一例を、女性のお化粧に例えていいですかね・・・、

    どんどんお化粧が濃くなるように、過度な“包装”へ向かうのは

    似てますかね・・・・

      んん~ちょっと違うか。

    というような、中国の“包装”事情を取り上げてます。

    どうぞ、茶館「隗」ホームページ、遊びにいらして下さい。

    謝謝!!


 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月13日 (土)

ノーベル文学賞受賞者・莫言と函館 - 諾貝尓奨・莫言来過函館

  昨日の続きで、ノーベル文学賞を受賞した莫言モー・イェンですが、

Imagecao5wbet その喜びの新聞(ニュース)は大きく取り上げられて

 おります。

  恐らく、日本人の10人中9人の方はご存じない

   でしょうね、この作家。日本語に翻訳された彼の作品も数点出版

   されてはおりますが、これまたもっと実際にお読みになった方は

   少ないことでしょう。

     まぁ、そんなもんです。私もたまたま彼が中国の作家だから知って

   いたり、読んだことがあるという程度です。

     この前の文学賞を取ったお名前も忘れた確かペルーの作家さんの

   作品どころか、どんなジャンルの作品を発表されておられるのか全く

   わたしには分かりませんので、ノーベル賞作家の認識度というのは

   まぁまぁそんなもんだと思います。

     ということで、たまさか中国の作家だというだけでここでも取り上げて

   昨日もちょっと紹介しました。この作家意外?にも北海道に来ていて、

   函館も訪れてことがある、といった昨日の続きのお話を。

     この作家、莫言というこのペンネームで分かるように作家さんって

   そういうとろことがあるし、わたしなどはそうあって欲しいと思っている

   方の者ですが、なかなかに視点がちょっ特異です。

001こちらが、その彼が北海道旅行を振り返って中国で

出版した本です。

  奥付を見ますと、2006年1月の発行となって

 おりますから、帰国後一年を経ての作品です。

 かなり写真が多用されております。

    10日間でおよそ3000キロを移動して北海道を縦断しています。

    季節は冬です。年が変わろうという年末・年始の旅です。

    12月末に北海道・女満別をスタートし、ほぼ北海道の下側半分

    を車で移動して、元旦を札幌で迎え、函館には05年1月3日に

    入っています。

001_2  函館の項では彼は、

  「函館ー情人的城市」という文をはじめ、

  「温泉旅館」

  「最后的武士」

  「飢餓的海峡」 他の文を掲載しております。

    どうでしょう?というのは、この日函館に居ればお会いできた

   かどうか・・・。丁度この頃恒例?の中国旅行に出ていてわたしは

   この日函館におりませんでした。

     後でこのお話を、といかいらっしゃる前にこのお話は先に伺って

   おりましたが、もうその時は既に自分の中国旅行を組んだ後でした

   ので、そちらを優先してしまいましたが、いま思えば残念か?と

   問われれば残念といえば残念ですが、作家さんという人種?は

   お会いしてお話を伺ったからといって、必ずしもプラスになるかどうか

   は限らないどころか、逆のケースがこれまでは多いので、作品を

   読むにはお会いしない方がいいとの考えです。

     函館を訪れての彼の感想はやはり、彼の若い頃に見た映画の

   それに大きく影響を受けているようです。

    上の文で、函館の夜景に触れ、ロマンチズムを駆り立てられ、

    五稜郭公園では土方歳三の武士道魂について、

    七重浜で映画・飢餓海峡を思い出し、 

    居酒屋では函館の新鮮な魚介類に感嘆しています。

     この本は日本では出版されてないでしょうね。

    この機会に見直されて、出版されたりしますかねぇ。

    それはないでしょうね。

 

 

 






| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月12日 (金)

莫言・獲得諾貝尓文学奨 ー ノーべル賞受賞に喜ぶ

70efe2d3f9a45171722c1a224a89476c1   2012年ノーベル文学賞を

   莫言モー・イェン氏が受賞した。

    中国メディアも早速大きく取り上げ、

  本人もインタビューに応じている。

    おめでとうございます。

    受賞もさることながら、先の中山教授のノーベル賞受賞の時に

   ちょっと触れて書いてますが、こんなにも直ぐにそれが実現する

   とは思っていませんでした。

     その時、わたしが言いたかったのは、中国人が諾貝尓奨金を

   受賞するかどうか、も関心があるでしょうが、それよりも望みたいのは

   その受賞を中国そのものが、中国が全体で喜べるようなそんな

   受賞で有って欲しいしそうでなければ意味がない、ということだった。

     前回、諾貝尓平和賞を受賞したときは、中国そのものは喜ぶ

   どころか、諾貝尓のそのもとのスェーデンの物を買わないという

   不買運動までしている。平和賞をいただきながら中国の取った措置は

   平和とは反対の動きだった。

     そして中国はその受賞を祝福どころか、隠すような動きまであって

   大いに失望させられた。

      そうした経過もあって毎回中国人が諾貝尓奨金の候補にあがる

    だけで何故かちょっとハラハラさせられる。

 

      今回はこの点だけでもよかった。

    まだ政府の正式なコメントは出されてないと思うが、とりあえず反対?

    はしていないようだし、早くも、何故か?賞を受賞したことで得られる

    賞金は無税扱い、というなんでここなの??という予想外?の点で

    話題になってます。

     この作家の紹介も、短く上手く、という点で求められればしょうがない

    のかも知れませんが、「性と暴力」を書いてる作家だ、という簡単な

    紹介が多いですが、これまた致し方のないことなのかもしれません。

      地元、北海道新聞には彼(莫言)が北海道を訪れた様子などが

    紹介されています。

      そうなんです。彼は04年に北海道に来ています。

      函館にも立ち寄っているんですね。

     そのお話は、また明日させていただきます。

    まずは、受賞おめでとう!!

    ということと、中国全体も一緒に受賞を喜べるそんな契機に

    なって貰いたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2012年10月11日 (木)

過剰包装について考えるー今月号、ウェブ版「わたしの見た中国」

   今月号、ホームページ隗の「わたしの見た中国」テーマは

  包装バォ・ズァン 包装についてです。

    どの話題もどうしてもそうなりますが、中国は急速な発展?

  途上にある為、つい数年前と今を比較しても雲泥の差にある、

  そんな事象が多くあります。

    で、結論を先に言わせていただければ、

   なんで、あんな状態からまたこんな状態に!というのが感想です。

   何が言いたいかというと、あんな状態も余りに酷かったが、

   それが改善されて、こんな状態にはなったのですが、それがまた

   ちょっと行き過ぎて、こんな状態までくる必要?はなかったし、

   これはこれで、問題!という意味なんですが、分かりますか?

   これで。

    包装でいいますと、以前は中国その・・・包装そのものがまるで

   なかった。もう見事に包装など期待できなかったし、

   包装レベルにもいかない、買い物を持ちやすく、という買ったあと

   のサービスもなかった。

     買ったおとどうするかは買った側が考えることで、

   売る側は売るところまでのところでしか相手をしてくれない。

    ということは、買う側が事前に、マイバックを用意するなりして、

   それに備えていないと大変な?ことになる。

     例えば、市場で桃を買う。

     量り売りだ。持ちきれる分だけ買おうと最初は思っていても、

    売る方だって必死だ。この時とばかり売りつける。最初の予定が

    三個になり四個になる。それが更に六個ともなるともう何か

    入れ物がないともうもう抱えきれない。当然でしょ。

      そんな時、最初から桃を買うつもりでそこに来ている客は

    いいがわたしのように気まぐれで通りがかりに美味しそうな桃を

    見つけふらふらと近寄って全く予定になった買い物をすると

    どうなるか・・・。これがかなり悲惨です。

      売る側はお金さえ受け取ってしまえばもうこっちのものと、

    持ってって・・・と言われる。そう言われても何も包むものがない。

    何か袋に入れてくれるものと思ったら、それは甘い。

      結局わたしはすべてのポケットというポケットに本来ポケット

    などには入るべきもない桃が入りきらずに半分だけ入って、

    いまにもこぼれ落ちそうなのに注意を払い、なおかつ両手には

    一個づつの桃が握りしめられ・・・というとても日本では考えられ

    ない姿で、ようようご帰還となる。

      他の日はまた違う果物かなにかで、たまたま来ていたセーター

    のお腹の辺りを手で引っ張ってグ~ンと伸ばし、そこにカンガルー

    よろしく貯め込んでご帰還、などという苦い?経験がある。

      それがどうだ。最近は、何かお土産のお菓子など買うと、

Photo こちらはこの時期つきものの月餅だが、

 箱入り、更にこれを包んでくれる。中国らしい紅色

 の包装紙で。それを手のついた紙袋に更に入れて

    ハイどうぞ!と渡される。

       この違いがちょっと疎ましい。

     以前のあんな状態も、どうよ!!と言いたいが、

     いまのこんな状態も、中身より立派じゃない!!と言いたい。

     結論。

     ニンゲンなかなか丁度良く、出来がたいものらしい。

     ということで、只今アップしようとしようしてますが、ちょっと

    電脳が不調で上手く行きません。もうちょっとしたら更新になってると

    思います。

 

      

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月10日 (水)

ふたたび、ゴミ問題ー長期暇的垃圾

Photo  先日、中国のゴミ問題について、数日に渡って

  書きました。ゴミ問題そのものについてはそちら

  を ご覧いただきたい。

   今日またそのゴミ問題に立ち戻ってきたのは、

     この10・1国慶節・建国記念日を挟んでの中国の大型連休で、

     それがまた大きな問題となっている。またまたゴミ問題について

     書くが、ゴミ問題とは言っているが早い話が賢明なみなさんはもう

     お気づきでしょうが、これはゴミに問題があるのではなく、ニンゲン

     の方の問題であるわけではあります。

       連休中、中国はどこも凄い人出だったお話はこれまた書いた。

    その凄まじさは映像で見て頂ければ一番分かりよいのだが、有名?

    な観光地という観光地点はどこも人また人の賑わい?でした。

      で、人が出れば食べなきゃいけません。

      後楽の一つの楽しみはこの食べるにもあります。

      普段食べれないものや、その土地の珍しい料理を食べる。

      或いは単純に空腹を満たす為に食べる。

      いずれにしても、ニンゲン食べなくちゃいけません。

      食べればゴミもでる。

Photo_2 こんな具合です。

 こちらは、連休特設の食堂だと思います。

 向こう壁が例の青色ビニールシートですから

 普段はここ何もない場所に壁を作り、屋根が

     あるかどうかまではこの写真では分かりませんが恐らくない

     でしょうね。手前のテーブルがいやに明るいですし、鮮明な

     画像を見ればわかると思いますが、影が映ってますからこれ

     は、外の大きな空地を急ごしらえでテーブルを並べこの連休

     期間中の大食堂となっているのでしょう。

       食器は一応?あるようですが、これだけの人の食事を用意し

     提供するにはどんだけの厨房がこの後ろにはあるのでしょうか。

       厨房まで急ごしらえというわけにはいかないでしょ。

       更にわたしの心配はこれだけの人が食べ終わったそのゴミ

     と使い終わった食器を洗うだけの場所があるのか・・・といった

     心配です。どうなってんでしょうね、その辺のとこ。

Photo_3 また、一枚目の写真に戻ります。

 これだと、ほぼゴミの中で食事をしているような

 ものでちょっと耐えられないかもしれません。

   ここも野外です。使われている器が基本、

    使い捨ての紙のような容器のようですので、それらが全てゴミと

    なり散乱している画です。

      ゴミ箱がこの映像ではどこにも見当たりません。もっともそれが

    あったところで、そこに食べた後それぞれ入れてくれない事には、

    ゴミ箱は飾りになるだけですが。

     という意味で、最初のゴミ問題はニンゲン問題だと言ってます。

      わたしの中国での旅のスタイルは街をブラブラして行き当たり

    ばったりのところで食事をすることが多いので、勢いレストランでの

    食事とは限らず、こうした屋外の出店や屋台のもので済ますこと

    も多くあります。その際の一番の心配は衛生面。中国料理は基本

    火を通して処理されていますので、提供される料理そのものは

    その点では割と?安心なんですが、問題はそれをよそう容器です。

     外だとそれを綺麗に洗う場がない、ということです。この点で、

    使い捨ての一回限りの紙製や石油製品系容器が急激に普及し始め

    てまして、これだと安心?です。

     ところが、そうした面ではいいのですが、一方で大量のゴミを出す、

   という問題が。ゴミが大量に出ることも問題ではありますが、今日の

   テーマ?はその処理の問題です。

     それを上の写真が証明しています。

     折角?衛生面で幾らかましになったと思っても、これではまたまた

   そこらへんに捨てられたゴミが不衛生さを増してることになります。

     つまるところ、ニンゲンが何とかするより他に方法がないので、

   その処理をより軽減化するための、ニンゲン様の方の倫理観とか

   道徳観とかそうした目には見えないものを早く植えつけ育てる方に

   向かわないと無理ですね、この問題は。

     まさか、ゴミの問題を法で処理するというわけにはいかんでしょ。

    いや、しちゃダメですよね。何でも法で取り締まろうなんて考えると、

    そこにまたまた新たな問題を派生させることになるのであります。

     今回の連休でのゴミ問題、ある意味とてもよい勉強の場では

    あったのですが、どうでしょう・・・活かせるといいですがね、この

    長期連休ゴミ処理能力問題対策員会、なんてな長い題の会議

    が今頃持たれていることを期待してますが。







| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 9日 (火)

諾貝尓奨金獲得 ー  ノーベル賞受賞

     今日の話題は何といってもコレでしょう。

  諾貝尓ヌォ・べィ・アール と この字が充てられます。

  中国でのこの賞の認知度?はかなり低い。

  何故か?それがこの賞が話題になると大概は中国政府にとっては

  あまり喜ばしくない人が?多いからだろう。

 

    大体が、化学・物理分野での候補者が少なく、これまでは

  平和賞(危険だ!)文学賞(危険性がある)などが話題にあがること

  が多く、その事自体、つまりは候補に上りそのことが話題になること

  そのことさえ好ましくないので、この賞自体が危険性をはらんでいる。

Imageca2xj6xy ちなみに、2010年に諾貝尓奨金を獲得した

 彼の名前がすぐ出てくる人は少ないと思う。

    劉暁波 リュゥ・シャォ・ボォ

    ノーベル平和賞受賞者です。

    ですが、彼の受賞が中国では歓迎されない?という不幸が

    中国にはある。喜べない。素直に歓迎できない。

    世界では評価しているのに、唯一その自国が評価しない、

    ここに彼当人はもとより、中国の不幸が。

     最近も文学賞で、ノーベル賞に近い文学者として

    莫言 がいる。

     ノーベル賞の他の分野での中国の人が候補にあがらないのは、

    何故か?

     先ず、ノーベル賞っていうのは5分野で受賞が決まる、というのを

    押さえておいて、

     「物理」「化学」「医学」のあとの三つで話題にものぼらないのは、

    結局この分野まだまだ中国では先進国の技術を追いかけている

    状態ですので、多分これからですね、独創的なものが生まれてくる

    のは。まだその域に達していない、ということです。

      日本だってそういう意味では、その模倣や追いかける状態から

    ようやく近年になってそこを脱して、先端の独創性をもったそうした

    人たちが現れ始めたということではないでしょうか。

      ということで、中国はその分野ではこれから・・・、ということです。

      問題は、

      中国で次にこのノーベル賞が話題になった時は、是非、

     国民みんなで喜べるそんな賞になって貰いたいと期待してます。

     ということは、ノーベル賞は今後も変わらないでしょうから、

     中国が変わるよりない、ということです。

      いつ来るんですかねぇ~、そんな中国国民が心から喜べる

     諾貝尓賞受賞者が現れるのは。

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 8日 (月)

函館日中・10月の予定

    中国・国慶節8連休もようやく?終わりました。

   家路につくのがまたまた大変で・・・お疲れ様でした。

   どこも恐ろしい様な?人出で大混雑、大混乱。これくらいなら

   家でジッとしていた方が・・・と考えるかどうかはまた人によってでしょう。

   まぁ、何事もお勉強です。こんな連休が続いてこんな天気だとこんな

   人手になってこんな大変なことになる、というのを学んだわけです。

     その他にもこのお目出度い日を狙っての様々な動きがありました。

     例えばここを狙って10月1日はお日柄もよく、結婚式ラッシュ。

     更にはあわよくば丁度この日に我が子が生まれてくれれば・・・

N201228007431215070c2105650b1ということで、出産ラッシュ?そんな上手く行き

ますか?と思うでしょうがそこが親心。

 何とこの日は多かったようですよ矢張り??

 お祝い事をすべてこの辺でやっておこうとの

    考えのようです。

     というわけで、みなさんお疲れ様!!の

     10月第一週の中国でありました。

      前振りが長くなりましたが、函館日中の方は10月は以下の

    ような予定になっております。どうぞよろしく。

   10月8日祝日まず、今日の協会の中国語教室は授業がありません。

          どうぞご注意ください。お休みです。

      10日 「中国語検定試験」お申込み締切日となっております。

          まだ未提出の方はお急ぎください。

      11日  留学生ご招待感謝会、協会関係者のみ

          6;30~ご案内の会場で行われます。こちらは一般の

         方の参加はできませんので、ご案内を差し上げている

         関係各位・留学生のみなさんどうぞよろしく。

      中旬   日にち未定。「地球まつり」準備打ち合わせ会議

          関係者およびお手伝いいただける方ご連絡いただければ

          ご案内を差し上げます。

           第4週になるかも知れませんが、茶館「隗」での事前

          準備の為の軽い打ち合わせとなります。お手伝い戴ける

          留学生のみなさんと協会関係者の会合です。

            ボランティア希望で参加ご希望の方も歓迎いたします。

      下旬  ここまでの様子を掲載する『はこだて日中だより』

           発行予定。

 

          以上が10月の予定です。どうぞよろしく。

      --------------  以下は中国語教室のみなさんへ、

                  ということで、今日夜は中国語教室がありませんので、

       ついでに?ちょっとここで中国語のお勉強を。

         この国慶節連休で中国では高速道路や各地観光地での

       入場料が無料になるなどしました。

          その 無料 ですが、中国語ではこれは書いてもきっと

       通じないですね。 まずこの  が中国では全くお金の意味

       がなく、内面の話、素質とか器量の意味でなら使うんですが、

       意味が通じず、 の字は今簡略化されて  こんな字に

       なってまして、まるで届きません。そこで覚えて欲しいのは

         免費 mian 3 fei 4 ミェン・フェィ

     を 覚えましょう。これが 無料、ただ、に当たります。

         (ここまでが、初級クラス)

        では、逆の 有料 は何ていうの?には答えれますか?

         答えは、 

            付費 fu 4  fei 4  フゥ・フェィ

         もしくは、立場が変わって払う方ではなく受け取る方なら

            収費  shou 1  fei 4    ショゥ・フェィ

          となりますよ。

        では、次の文を訳してみて下さい。

        ○ 普段は有料の道路もきょうは無料で通行可能です。

         ということで、今日のお勉強は終わり。

       来週またお会いしましょう。

        下星期一見!

          ーーーーーーー



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 6日 (土)

お急ぎ下さい!「第78回中国語検定試験」お申込み

Cimg1975_2
  先にお知らせいたしました、

  「第73回中国語検定試験」はこの回に限り

  函館での受験が可能となっております、

    近くでの受験が可能となっておりますので、どうぞ

    この機会に受験を検討されている方はお申込み

    ください、お待ちしております。

      すでに函館日中の中国語教室のみなさんには周知をし

    ご希望の方に受験申込書をお渡ししておりますが、その後

    まだお手元にお持ちの方、受験の申し込み締切日が迫って

    おります。お急ぎください。

       会場設定がこの回限りですので、他の会場でのお申し込

     といくつか違った点がございます、どうぞご注意ください。

    一、お申し込み締切日を、協会の締切日とは別に10月10日

      に設定しております。ですので、いくらか早い締切日となって

      おります。こちらは函館は地区での一括申し込みとなっており

      ますので、その為の処置です。どうぞご了承の上、10日まで

      にお申し込みをお願いいたします。

    二、受験地番号は、協会の受験地表示にはありません。こちらも

       独自となっておりますので、お申し込みの際は「6062」と

       ご記入ください。無記入でも構いません、こちらで処理致します。

    三、地区で一括の申し込みとなっておりますので、重し込用紙記入後

       郵送なさらずに、直接お持ちいただくことが条件となっております。

       お間違えの無いようにお願いいたします。

 

       ご面倒でしょうが、何かのついでの時にでも

       千代台町「隗かい」までお届けください。

       お写真を忘れずに。

       以上が「中国語検定試験」のご案内です。

005  では、受験の方はそれそれ頑張って

  ください。

    受験日までまだあと一か月余り

  あると思います。

   先ずは寒くなり始めてますので風邪など

       ひかないように体調維持に努めて下さい。

          何か受験のことで不安なことなどありましたら、

       どうぞご相談ください。

        受験者のみなさんだけでなく、

        いま中国語を学んでいる人に、

        中国に限らず何かを学んでいる

         みなさんに次の詞を贈ります。

          少而好学,如日出之阳;

         壮而好学,如日中之光;

         老而学好,如炳烛之明。

       人はいつ学んでもいいし、

       ずっと学び続けなくてはいけないと

       教えてくれています。

          

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 5日 (金)

「不到長城非好漢」、長城に登らずば・・・、ということでこんな様子です。

     昨日に引き続き中国・国慶節連休話題を書きます。

  お伝えしましたように、8連休中の中国。ばらつきこそありますが各地

  まぁまぁの天候にも恵まれ、何より、例えば北京ですと暑かった夏が

  ようやく終わり、秋の匂いがする爽やかな季節を迎え、そこへもって

  きてお休みが続くとなったらもう何処かへ出かけたくなる、というのは

  どの国も同じです。外へ外へ。

    そこまでは、いいのですが・・・?この出かける人の数がみなさんが

  想像するような、そんな数ではないんですね・・・。

    日本でも黄金周のあの混雑はありますが、日本はもう大分そうした

  ことに手慣れてきてますし、成熟してます。

     さて、中国。

1 「不到長城非好漢」 ブ・ダォ・

  チャン・チェン・ フェイ・ハォ・ハン

 と、毛沢東という偉い人が詠った、

     その、北京郊外の八達嶺バァ・ダァ・リンという場所です、こちらは。

     みなさんも北京観光に行かれれば必ず行く場所の昨日の様子です。

       万里の長城というよりも、人間の長城って感じですけど・・・。

2  まぁ・・概ねおのぼりさん?地方から首都・北京へ

   やってきて、或いは北京近郊から、

   「不到長城非好漢」長城に登らずば男子に非ず、

  と言われてますので、男性たる者・・・女性もたくさん

  登ってますが、それってんでこの休みに来てみたら

     こんなんですよ。発表された数字では8万人と言われてますが、

     例によってこの数字、何を持って8万人なのか?多分ここも一応?

     チケットがいりますので、その数じゃないかとは思いますが・・・

     まぁまぁ約そんな数の人が、ドット押し寄せた、ということです。

        わたしは恐らく中国の人よりも多く万里の長城に登ってると

     思いますが、何年か前の秋晴れの日、たまたま混雑してる日に

     登ったことがありますが、それにしてもこれ程では・・・。

3 これは、此処万里の長城が最高の人出であった

 ということではないんですね、北京で言えば幾つ

 かの観光地点がありますが、その何処もがこんな

 かんじで賑わって?いたということです。

      無論、人は一か所だけ観光するわけではありませんので、北京

    市内の観光地ではこの万里の長城を訪れた人が同じく、時間を

    違えて故宮にも頤和園にも現れているのでしょう。

      ですが、これは北京のお話です。

4  ついでにもう一か所。

 こちらは杭州という町の有名な西湖シー・フゥに

 かかる堤をそぞろ歩く観光客たちです。

  こちらも中国観光に出かけて行かれた方も

    沢山いらっしゃると思いますが、堤のず~っと向こうまで人が連なって

    ます。

      蘇東坡もビックリというやつです。

      この一句で意味が分かる人は相当中国通です。

       それで、お話はまたまた昨日と同じところに戻るのですが、

     この様子をご覧になってお分かりのように、この国を纏めこの国を

     治めることの難しさを、この人出の多さを例にとってお伝えして

     います。

       何度も申し上げておりますが、管理が難しい。

       これだけの人が一気に出てその人たちを安全にかつその目的を

     達成させて無事帰すには、相当の管理が必要なのですが、それが

     難しい。何かちょっとあるとすぐに数万、数十万という人の数になる。

       それで、ちょっと話は飛びますが、つい先日のあの尖閣列島騒ぎ

     のあのデモを思い出して下さい。これも前にも申し上げてますが、

     北京のあの所謂「反日デモ」に日本の新聞・マスコミ報道では、

     千人規模のデモが・・・と書かれていて大変なことのようにその数を

     伝えてますが、このちょっと休みの日に人が出たら数万人の数と

     比較してみてお分かりのように一桁数が違います。

       その事はいつも中国の何かを見るときにちょっと頭の片隅でも

     置いといて下さい。

      各地で大きな問題にまでは発展しませんでしたが、観光地各地で

     小さな問題は発生しています。

       今日あたりからこの人たちの帰郷ラッシュが始まります。

       地方へドライブで出かけた大都市の人たちのUターンが

       始まります。

     観光であちこちへ出かけた人たちは、お土産とこの各地の人出の

     多さに辟易した体験を持ってそれぞれの家庭に、職場にお帰りに

     なることでしょう。

        これだけの人が出た、動いたという経済効果もさることながら、

     同時に影の方の処理、大量のゴミや交通の問題やモラルの問題が

     論議されることも期待しています。

      






| | コメント (1) | トラックバック (0)

2012年10月 4日 (木)

63歳?を迎えた中国 ー 国慶節・中日なかびに思う

Photo  国慶節(10月1日)を迎え、中国は

  只今連休のちょうど中ほど。

   国慶節、おめでとうございます。

     63回目のお誕生を迎えたこの国は、国の歴史自体は

   数千年の歴史を掲げておりますが、国の成り立ちからして

   いまの中国(中華人民共和国)が誕生してからはまだ

   63年しか?経っていない訳でして、その意味では若い国

   なんですね。

 

     そして、このおめでたい日に余り相応しくないので割愛

   しますが、その60数年のうちこの国が世界とお付き合いを

   始め関わりを持つようになったのはもっと短い時間でして、

   経済という方面から注目され始めたのは更にそれより近年

   のお話だ、ということだけ触れておきます。

 

Photo_2 数日好天にも恵まれ、お目出度い日の

 連休ということもあって、どこも大変な

 人出だ、というニュースが伝わってきて

 おります。

    そういうことは日本ではあまりニュースにはなりません。

   中国のごく普通の人たちの幸せそうな画はニュースとしては

   成り立ち難いのでしょうか。

Photo_3 人々は近年になって年ごとに暮らしが

 豊かになった?その豊かさを謳歌しょうと

 ドット外へくり出しています。

      上は、連休初日の天安門の朝まだ早い国旗掲揚式を

    見ようと繰り出してきている地方からの観光客。

     下は、それがさらに昼頃ともなれば広い広い天安門広場で

    さえ人で埋まってしまいそうなそんな様子です。

      何度も何度も申し上げておりますが、中国、人が多いです。

    北京もそうですが、東京クラスの1000万に近い人口を抱える

    町が幾つもありますし、その周辺さらにはその奥に住んでいて

    自国の首都ですね北京をまだ一度も訪れたことががない、という

    ひともそれはもう沢山います。

       まだまだ北京に行って天安門に立ちたい、万里の長城へ

    登りたい。登ったことがないひとが億の単位でいるでしょうね。

Photo_4  で、今度はその中国の中心首都、北京に

 住む人たちは、というと郊外へ出かけようと

 豊かになった人たちはクルマで颯爽と出かけ

 たのは好いのですが、この通りの大渋滞。

     これも先ほど申しましたように、北京クラスの大都市は各地に

     多数ありますので、どこもこんな様子です。

      更には目的の観光地に着いたならそこも、クルマクルマで

     まるで動かない。

      高速道路を無料化したのは良かった?のですが、全然

     高速?道路ではなくそこでも大渋滞。

     そうしたニュースや送られてくる情報を見て、わたしが思うのは

    改めてこの国をコントロールするのは大変なことだな、という思いです。

     普段は政府のコントロールなどない方が・・、簡単に言ってしまえば

    “自由”な方が好ましいし、良いと思う。

      だが、何かあった時、この人の数をコントロールし、それをきちんと

     動く?ようにするのは至難の技ですし、それは政府の役目でも

     あります。

       この国の難しはここにあります。

      国の年齢と人間の年齢は同じに出来ないでしょうが、

      犬にはその犬の年齢と人間の年齢をすり合わせた

      その犬の“歳”があるように、ケン年齢というんですか?

      国にもそうしたものがあっていいと思いますが、

      はて、この国の63歳というのは人間で言うと何歳

      なんでしょうか。

        人によっては、10代だという人もいれば、

      いまが青年期20代だという人もいたり、

      そろそろ30代に入ってる頃のはずだという人もいます。

        でも誰もこの中国の63歳はそのままの年だという

      人はいません。

        わたしは、勝手に国の歳は、5年1歳説を唱えてます。

      ですので、中国は今12歳!!??

        道理で元気なはずです。










| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 3日 (水)

今年(2012年)第8回「地球まつり」は更にパワーアップ

001
   今年、第8回目を迎える

  「地球まつり」毎年多数の方に参加いただいて

  おりますが、今年2012年は、

   11月3日(土曜日)の開催となります。

   この日は祝日です。

             場所は去年と同じ、「青年センター」全館

      貸し切っての一日となります。あと丁度ひと月、どうぞ

      お愉しみに。

       昨日、この「地球まつり」の準備委員会が開催され参加して

      参りました。各団体の方もお見えになっておりました。

       すでに、ポスターやチラシも出来上がり、昨日の打ち合わせは

     当日の細かな調整がされ、あとは本番を待つばかりとなりました。

      函館で活動している国際交流団体が一堂に会しての展示や、

      在函の外国の方のスピーチコンテスト、

      当日ステージでは、

      アフリカ音楽や、手回しオルガンの演奏、ジャズ演奏、

      アルゼンチンタンゴなどが予定されております。

      また、函館日中では今年、2階の世界の料理店に出店します。

     フィリピン料理やアフリカ料理も同時に楽しめるようになってます。

       中国料理ではまたまた留学生のお願いをして水餃子を提供

     する予定です。まだ決定ではありませんが他にも何か 「点心」

     お菓子のようなものをお出しできないか検討中です。

       あの、「はこだてグルメサーカス」で留学生の本場皮から

     作る水餃子を食べ逃した方、どうぞご期待ください。

       ・・・・と、言ってまたまた想像を超えるような沢山の人がいらし

     たら、どうしましょ?との不安はありますが、今度は前回の失敗

     を踏まえて、よりスムースに出せるように工夫しようと思ってます、

     それでも売り切れはあるでしょうが、どうぞみなさん1回の催しと

     2階の食べるコーナーで、眼も舌も愉しめますのでいらして下さい。

        全体の会議は昨日で終わり、あとは各団体がそれぞれ

      その準備に入ります。

       函館日中も一階のブースの飾りつけと、

       二階の料理コーナーを具体的にどうするか、

       独自の会議をしなくてはなりません。

       事前にご要望、ご意見などございましたら、どうぞお寄せ

     ください。事前にお知らせいただければ、その会議の席上検討

     させていただくことが可能です。

       最近、時の経つのが本当に早くて、一か月はあっという間に

     またきちゃうんですよね。

        ちょうどあと一か月です。

     どうぞご期待ください。

     沢山の方の起こしをお待ちしております。

       第8回「地球まつり」のお知らせでした。

                                函館日中友好協会

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 2日 (火)

「游弦コンサート」後の交流会に参加

Yuugenn_001  「游弦コンサート」終了後、演奏者を交えての

  交流会がそのまま同じホテルで場所を変え

  もたれました。その交流会の様子を紹介させて

  いただきます。

          演奏会を終えたばかりのお二人がそのまま

         会場に。全体で30人に満たない小さな集まり。

          それが却ってとても好かったです。

    企画して下さった、北海道国際交流センター池田さん、

    ありがとうございました。

P9300527   最初にちょっとだけご挨拶をさせて

  いただく機会がありましたので、私は

  「・・・恐らくお二人ともいろいろな場での

   コンサートを数々これまでこなされている

   ことでしょう。千人規模の事もあれば、

    一万に近づくコンサートだって大きな会場で経験されて

    おられることと思います。今日は多分その10分の1位の

    観衆なんですが、聴く側から言わせていただくと、今日の

    ような演者の息遣いが、弓の動きがすぐそばで見れる、

    一番遠い席にいたところでその演奏の姿がよくみえ、

    マイクを通さずに、ナマの楽器の音色を聴けるそんな

    演奏家を愉しむことができ、大変嬉しい。こうして見ると

    日本人は食べ物だけでなく、ナマが好きなようで・・・・」

     と、話させていただきましたが、私が言いたかったのは

    演者と聴く側の距離がとても近い、気持ちもそんな距離に

    ある打ち解けたコンサートが嬉しかったということです。

     そして、この交流会はご本人たちがすぐそばにいて、

    一緒にお話しできましたので、より打ち解けてとても和む

    会でした。

P9300529_4 それは多分、演奏後、お疲れになって

 いたでしょうに、辛抱強くわれわれの

 話に付き合い、全くの素人の的外れな

 音楽方面の質問にも根気よく答えて

P9300525     くださったお二人の愉しいお話が会場

     全体の雰囲気をそうしてくれたのだと思い

     ます。

      チェロ奏者の中条誠一さんは、この通り

     イケメンで、会場でもツーショット写真の為

                にあちことで引っ張りだこでした。

P9300532 

  こんな感じで。

  お二人ともご挨拶の中で、ハコダテの

  印象をお話になられてました。

  また、この交流会、留学生も参加して

    おりましたので、ときおりシュウミンさんの中国語も聞こえて

    きていました。

     更にはこの会には、二胡を習っているひとや、中国語を

    習っているひとなど、それぞれがそうした話題であちらこちら

    で笑い声の絶えない、集まりとなりました。

P9300521_3  いやいやいや・・・演奏会でもう充分に

  愉しませていただきましたのに、

  その後にすぐこんなに楽しい時が

 更に過ごせるなんて、とてもラッキーな

     一日でした。

    場を盛り上げ、お話にお付き合いいただいた、

    シュウミンさん、中条誠一さんのお二人の演奏家に、

    そして、すぐ次の予定が詰まっていて演奏終業後急ぎ東京へ

    戻らなければならずこの交流会には残念ながら参加していた

    だけませんでしたが、ピアニストの外川真里亜さん、

      素晴らしい演奏を、ありがとうございました。

 

     そして、このコンサートを企画し、函館日中に機会を与えて

    くださった、北海道国際交流センターHIFさん、

      ありがとうございました。

      代表して、お礼を述べさせていただきます。

      またこのような機会がありますことを願っております。

                            函館日中友好協会

     










| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年10月 1日 (月)

二胡・シュウミンさんのコンサート、終了

   財団法人 北海道国際交流センター(HIF)さん、主催の

   日中国交正常化40周年記念公演

   「游弦コンサート 2012」が 昨日、国際ホテルで開催され

   終了いたしました。

     会場へいらっしゃった方はもうお分かりでしょうが、とても

   愉しい、コンサートでした。鑑賞にいらした多くのみなさん、

   ありがとうございました。

    コンサートの内容はおそらく

   北海道国際交流センターさんのホームページでご覧いただける

   ことと思います。上をクリックしていただけますと、HIFさんの

   ホームページをご覧いただけます。HIFさんの活動はこれ以外にも

   多岐にわたりまた不断に活動を続けられておりますので、これ

   以外の活動でも案外興味の持てる活動があるかも知れません、

   是非一度覗いて見てください。

     コンサート会場の中の様子は当然ですが撮影禁止となっており

   ますので、写真がありません。

Yuugenn_001  游弦ゆうげん、は造語だと思いますが、

  中国語にもありません。

   游ヨゥ、この字は日本の 遊 の字と同じ。

   意味もそうした意味やサンズイですので、

   水に遊ぶ、つまり およぐ の意味などを

     持っていますし、遊ぶからもう少し広くとって固定していない、

     交際するなどの意味があります。

       まさにそうんな演奏でした。

     演者 が 弦と遊び、弦と語るそんなコンサートです。

     更には、游弦はこの音と同じ、 幽玄にかかっていそうです。

     ひととき、日常を忘れさせてくれる音の調べを愉しませて

    いただきました。

      曲目も、二胡のために書かれた古典的二胡の曲から、

    誰もが知っている日本の曲を二胡様にアレンジしたもの、

    クラッシック音楽を二胡で・・・と多彩なないようでした。

      また、会場がホテル一室という音楽環境としては決して

    優位なものではない場所で、演出も途中で二胡奏者

    シュウミンさんが、会場の一席にこっそり座っていて、

    突然のその場で演奏が始まられるなど、そうした楽しさも

    演出していただきました。

      このコンサート終了後、

    シュウミンさんと、チェロ奏者 中条誠一さんが演奏終了後

    そのまま駆けつけてくださって、

     部屋を改めの交流会をなりました。

     こちらの様子をお伝えしようと思って書き始めたのですが、

     ちょっと、コンサート終了報告の内容だけで長くなりました。

      明日、そのコンサート後開かれた、

      内輪の交流会の様子をご紹介します。

    よかったですよぉ~・・・

    今回残念ながら機会を逃した方、本当に残念でした。

    また、次回何かありましたらどうぞ、ご参加ください。

P9300522こちらは、コンサート終了後

彼女のアルバムCDに

サインをしていただき、

ついでに?握手なんかして

もらってるところです。


     コンサート終了のお礼でした。

     ありがとうございました。

                           函館日中友好協会

 

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »