中国のゴミ問題 ② - 垃圾的問題
中国のゴミ問題、大変だぁ~・・というところで昨日は話が
終わってます。で、この先その解決策を示すとか、なんぞ良き
提案があるとか、そういうことはないんですね。わたしは専門家
でもありませんし、そんな画期的?アイディアがあったなら、
わたしより賢明なみなさんがお気づきになってるはずです。
ここでは、中国のゴミ問題の現状?というか、わたしの見えてる
範囲でのゴミ問題を取り上げてます。
案外、この問題に限らず中国のことは知られていない、というか
知らないというか・・・その割にどうでもいい?情報は入ってはくるの
ですが、先ずは知っていただく。
それって、なんでそうなの?ということもできれば探りたい。
で、昨日まずお知らせしたのは、
中国の人たちのゴミに対する感覚がちょっとわれわれとは違います。
それって、その社会制度が激変してからの社会のありようがそうだった
ので、み~んなおしなべてそんな感覚でよかった。
つまり、ゴミはポイ捨てが基本?でそれを片付ける人が片付ける。
ディズニーランドの園内ではゴミ箱なんか気にしなくていいん
ですね、そこらに例えばポイとゴミを捨てると、数分後には
ちゃんと巡回のそのエリアの担当者が来てそのゴミを処理します、
いつまでもゴミがあるのはそれを捨てた側ではなく管理する側に
問題があるわけでして、どんどん捨てて貰って構わない・・・とか
ディズニーの人も話してました。
これを「国」としてやっていたのが中国です。
中国は、国丸ごとが、ディズニーランドだったわけです。
この欠点はその管理の為の莫大な費用にあることは一目瞭然。
ディズニーランドのように、高い?入場料をその都度取ってれば何とか
成り立ちますし、あの限られたスペースでは成り立ちますが、国とも
なればそりゃむりでしょ。
めいめいが片付けた方が速し効率的。
やっとそのことに気付いたが何せ習慣というやつは気づいたから
といってすぐ止めれないわけでして、ちょっとねまだまだかかる。
それで本題に入って行きますが、
現状どうなってるかというと、数字的なものはまたまた省略しますが、
わたしの勝手な理想のゴミ処理方式としては、
埋め立てる、焼却する、再利用するの大きく三つの方式でゴミを処理
するとして、この割合が均等つまり、30-30-30%くらいがちょうど
いいというか、理想のゴミ処理体制と考えています。
多分この埋め立てるが70%位ですかね・・・全く
確かな数字を持ってませんあてずっぽうです。
埋め立てるといっても、埋めてもいないですね、
ただ集めてきて腐敗に任せている。
山と山の谷あいを大きなゴミ箱にしただけ。
それでもそうした場所を確保できればまだいい方で、その場所も
確保できずもう都市のすぐそばまでゴミは山積みされている状態。
焼く、は多分10-20%くらい。
焼却炉をもたないところもありますし、もっていても寂しい限りの
焼却能力の窯ではどうしようもありません。
この点では日本の技術を役立てて貰いたいと思ってるのですが、
案外この分野での日本の売込みってそんなにないようですけど・・・
本当でしょうか。
これはこの焼却炉の技術を含めた建設ノウハウと炉を是非
売り込んで貰いたいですね、ただの金儲け?と違った意味でとても
大事でやりがいのある仕事だと思います。
資源を回収することでその産業?が成り立つなら
この部分はすぐにでも達成できるでしょう、
ということは、最初のうちはそうしたコスト面で合わないなら政府が
環境保護の観点から多少お金をそこに継ぎこんでもやろうとすれば
できるでしょうね。
大分中国でもそうして兆しは見えてますし、中国政府の中央に
いまいる高級官僚の人たちはそれなりに必ず外国を見てますから
知ってるんですね、この辺の大切さは。
ただ、知っていればやるか?というとそこまたちょっと人間複雑
でして、どうもいま今の中国を見ているとお金にならないと駄目ですね
このリサイクルが、リサイクル精神が育つまでの間そこに何がしかの
経済的措置が必要でしょうねきっと。
先のその理想の30-30-30へ近づけるためには
そうとうなハードルがまだありますね、
そのハードルはその高さよりも、数の問題として中国の前に
立ちはだかっています。
それを何とかしなくちゃ・・・
この話まだ続きます。
| 固定リンク
コメント