拝領礼物 バィ・リン・リィ・ウ - いただいたプレゼント
昨日、中国の方に一体どういったものをお土産?としてあげれば
喜ばれるの?の話をした。
但し、昨日の話は一般的な個人と個人のお付き合いと違って、
こうした代表団としていらっしゃる方への「手土産」というよりも
「記念品」と言った趣が強い。ですので、ちょっと一般の方とのやりとり
はまた違ったものがあることは少し触れておきました。
お分かり頂けるとおもいます。
こうした場合、一番の違いは食べるものはあまりふさわしくない、
というか、滅多にない、ということですね。
お菓子なんか、個人レベルでは一番先に思い浮かぶお土産
なんですが、残念ながらここではちょっと・・・。
ではでは、逆にいらっしゃるお客様はどんなお土産?を携えて
お出でになるのか?との逆の場合のご質問ですが、
これ余り表向きにしない方がいいと思いますけど、まぁまぁ
秘密にするほどの事もないので、少しだけ紹介しましょう。
基本、昨日お話したこちらの贈り物のスタンスとほぼ同じです。
日本にない工芸品などが多いようです。また飾り物ですね。
今回もそうしたものをいただきました。
具体的には天津の意匠をあしらった金のお皿。
民芸風の小さな入れ物で、木製のもの。
何かの敷物に使うようです、刺繍が施された織物。
要するに、昨日と同じで大体がそれが反対になったような形で
こちらでは手に入らない、中国独特のものを戴いております。
それで・・最近私がこの贈り物で、贈られて嬉しいものは何か
といいますと、それぞれに訪問団の地元を紹介した資料などが
嬉しいですね。また、多くは政府機関の方が多いので、一般の書店
では買えない、手に入らないそうしたその都市を紹介した本や冊子
パンフの類がとてもよい記念になります。
紹介本です。多分政府発行で一般には出回らない
出版物だと思います。
大きさがA4版でページ数も多く、
印刷の紙質もとても良いもので
中の写真は本当に綺麗で芸術性も高い
写真が最後まで続くという、日本で若しこうした本を発行するなら
或いはこうした写真集を買い求めるならかなり高価なものに
なること請け合いの超豪華写真集です。
これはもう本当にりっぱな本です。
因みに近く、函館市図書館で市との友好交流都市をテーマに
した図書展が開催される予定です。そこに出展され一般の方にも
手に取っていただけることになっております。
どうぞ、その際は図書館で実際にご覧になってください。
天津の様子が一目でわかります。
同じように、時代は紙からデジタルに時代に。
ということで、今回いただいた天津市紹介のDVDが
席上で初めて披露いたしました。
日本語は入ってませんので、中文か英文
での選択となります。
この中の映像も、天津の現在を余すところ
なく伝える美しい映像で構成されております。
機会があれば今後何らかの集まりの際にでも、改めて
皆さんにご覧いただけるように計らいたいと思っております。
今回のお客様にも、これまた逆に中国のお客様には函館
紹介のDVDをお持ちいただいております。
というように、ちょっと個人レベルでの互いのお土産とは
ちょっと違った遣り取りとなります。
個人的お土産のご相談も時折受けますが、これはもう相手の
顔が見てますので、その方に合わせた、その方のお好きな、その
方の年齢に、趣向に、お二人の関係に合ったものをお上げするのが
一番でして、それは一概にコレだ!ということは言えないわけです。
いくら日本酒が人気といっても、お酒の飲めない方にお酒の
土産は的を得てないのと同じで、
個々にお考えになるよりないのではないでしょうか。
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