減り続ける地方都市人口と、増え続けるのか外国人労働者
先日来のお話は、まもなく道内の外国人労働者が1万人越え!
の新聞記事を手掛かりに、外国人労働者(技能実習生)と呼ばれいる
人たちのお話をしました。
実はこのお話、昨日の画像にある新聞記事ともう一つ、こちらは
いま手元にないのですが、同じころの新聞記事で
「小樽市人口13万人割る」
の記事があった。
この二つの記事を目にしてこの話題を取り上げようと思った。
小樽がたまたま切りの?いい数字で、13万を割るから話題になった
ものの、私が住む函館市もまた人口減少に歯止めはかからず、
懸命に市町村合併までしても、30万はとうに割り込んだし、毎月
の統計でも減少傾向が続いている。そう遠くない時期に、
「函館市人口25万人割る」
という新聞記事を目にすることになるだろう。
国の人口そのものが減ってるのだから別に驚くに足らないし、
増えりゃいいのか、って問題でもないので一向に構わないのですが、
二つの記事を見ていて面白かった?のが、
片や、減ったぞ~!!記事で、片や、増えたぞ~!!を
日を置かずして目にしたので、ちょっと気になった。
道内に限らず増えている外国人労働者の実態は
その年代別、地域別、労働者の国別、働く場の
産業別、雇用形態別、様々な統計がとられているので、ちょっと
調べようと思えばいくらでもその手の資料はあるようです。
但し、これも更にその先一歩進んで、例えば、中国人がその
割合でダントツなのは分かるが、ではそうした人たちが一体
中国のどの地域から来ている人が多いのか?とか踏み込んだ
疑問を持つと極端に資料がなくなる。
これはどの問題にも言えて、そんなに深く考えなくてもいい
ですよ、と教えてくれているのかも知れない。
それで、話を戻すと、
小樽に限らず、道内の各地方は人口の減少が続いている。
一方で、外国人労働者は増えていて、それも昨日見たように
思いもよらぬ地方にそうした傾向がある。これはその受け入れ
産業の形態(水産加工や農業)にあるからだ。
もう一つ、この記事では触れられていない、外国の方が日本へ
の形態として、留学というのがあります。
こちらもまた?増えてます。道内ですと2000人を超えました。
ですので、これを足すと道内1万2000人。
これだけの数があれば小さな町になりますけど。
更に、短期であれば違う形での滞在や、
逆にず~と居ることになるのでカウントできない国際結婚組
などまでをいれちゃうと、どうなんでしょ早い話がそっちは・・・
外国人は増え続けている、ということを言いたい。
で、
この話、結論なんてなくて、
単に私が面白い?と思ったから取り上げてだけですが、
実はあの二つの新聞記事を見て、この二つの問題の対比が
つまり片や日本の地方都市人口はこの先もどんどん減り
続けるだろうということ、
でも、この先どうもまだ外国人の居住者数は多分増え続け
るのではないか、との予測が当たっているなら、
何時かは分かりませんよ、何時かどこかの町では、この
数がかなり緊迫するようなことにはならないのか?
とボンヤリ考えている。まさかぁ~とは思うがそのまさかが
存外起きるのだ。
さらに極小の部分的なところではそれはもう始まっている。
別に脅すわけじゃありません。
例えばですね、明日の函館日中友好協会が予定している
中国人留学生との野外交流会では、
なんと、留学生の参加人員数が、私ども協会関係者の
日本人の数よりも多いという逆転の現象が見られるのです。
そんな、遊びの集まりと一緒にするな!というお話ですが
これがどうして、油断ならないのです。
意外や意外、こんなところからも未来は見えるのです。
上の話は終わりにします。話しは変わって明日のことです。
ということで、明日の交流会参加ご希望のみなさん、
凄いですよ、中国人留学生だけで33名も来ちゃいますから、
一気にこんだけの人と会うと私も一度には覚えきれないんです
よね・・・。天気もどうやら雨の心配はないようです。
では、明日お会いしましょう!!
明日一日、青空?のもと、大いに交流を愉しみましょう!!
どうぞよろしく。
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