中国の人と名刺・番外編ー私の名刺
まだ、名刺のお話です。
私は、中国の方の名刺を相当もってる方だと思います。
今でもそういうところはありますが、中国の方、もともとは
そんなに名刺をお持ちになる方ではなくて、つまり、名刺交換
が大好き?なのは日本人と理解している。
このことは中国でもかなり知られていて、ある国政交流活動で
訪日が決まった知人が、日本に行くにあたって、どれくらい名刺を
刷り、どれくらい持っていけばいいか?を相談された。
その団の行動予定を知りたかったのですが、それを聞く間もなく
100名でどうだ?と向こうから尋ねてきたので、まぁ単位としては
100枚くらいからだろうし、団員全員の名刺を揃えるので、全員
同じデザインの名刺をこれから作るのだという。
だとすれば、全団員が20人近かったようですから、これが
100枚が200名になると、総数が相当大きくなるので、そうね
100枚あれば、とりあえず・・・と、答えておいた。
その後、訪日のその途中で連絡が入り、彼は笑いながら、
日本人がこんなに名刺好き?だとは思わなかったし想像以上
で、100枚の名刺は訪日日程の半分を過ぎる前に使い果たし、
名刺を切らしてると失礼なのでコンピューターで急ごしらえの名刺
を間に合わせに使っているが、これも凄い勢いで減るのでちょっと
怖い、と彼は言っていた。
中国の人の名刺話題で一番に思い出すのはこの話し。
もうひとつある。
それは直接私の名刺に関する話題だが、
私の名は、彼らは中国語で ドン・ツゥーと読む。
日本語ではナント読みますか?と聞いてくる人もたまにはいるが
彼らは余りそうしたことに頓着しない。
第一、どうも ヒガシデ というのは彼らは言いにくいらしいし、
覚えずらい?という。別に覚えて貰わなくとも構いませんが。
衝撃だったのはある日、友人の友人と会った。
友人を介しての紹介された彼は、某ファション店の店長さん。
先ずは名刺交換をした。互いにほぉ~などといい、互いの
名刺について一言二言。
中国の人にしてはなかなかセンスのいい服装センスなのはそのせいか、
と思い当たり障りのない最近の日本の服装の流行について、多分
彼の方が私より詳しいはずなので彼の話に合わせていた。
何でも日本人客も時折くるので店内にちょっと日本語で書いた
案内のようなものを作りたい、との話だった。
そこに、電話が。彼はその電話に出て、仕事の話をしている。
私ともう一人の友人は、その間に違う話をしていた。
電話の彼は、何だって!!とか、そうとう入れ込んでいた。
まてまて・・と電話の向こうの相手の話を止め、メモをするようだ。
もう一回言って、とペンを胸ポケットから、メモを書く紙はと見ると、
なんと私が今渡したばかりの私の名刺の裏側にしようとしてる。
あの~・・・別にいいんですが、それは私の名刺であって、
メモが紙ではないわけでして、
それで、その当の本人が目の前にまだいてですね・・・・
いやいや居なくとも駄目だと思いますが・・・
まるで普通にメモしてますけど・・・
まいったなぁ~と、思う私。
横の友人を覗くと、そのもう一人の友人も別段このことは
全く気にもなっていないようだ。私だけ?ショックを受けてるのは。
これがもし全く逆でもこの人たちは気にもしないんだろうな、
と思ったのが今でも印象に残っている。
中国人の変わった名刺をここで紹介したかったのですが、
個人情報とやらが何やら煩し時代ですし、私の全く個人的な
お付き合いの方の名刺は名がでては流石にまずいだろうと
思いますのでご勘弁ください。
そういうお前の名刺を見せろとのご要望ですが、
そんな期待するどのものもありませんが、まぁ自分のなら
いいかなと思いますので、ちょっとお見せしますか・・・。
写真は中国の黄山 ホァン・サン
有名な安徽省の山です。
ここの景色がいたく気に入ってずっとこの
デザイン。
三種類の名刺をもってまして、
会う方によって会う立場によって使い別け
ています。下はお店の関係でお会いする時の名刺。
こちらも写真は、黄山です。
お前の名刺こそが地に色が入り、前には中国簡体字
で書いてましたので、中国人の名刺のようだ、と友人には
言われています。
あと一枚は、学校用ですので流石にこちらは白地に
黒文字のごくごく普通?の名刺。
上の話題は一枚目の、名刺の裏が白でして、
それをメモ代わりに使われてという思い出です。
二枚目のやつは、ビニール被膜と言うんですか?
紙に加工がされていて濡れても大丈夫、メモなど
できません。こっちだったらどうするんだろうなぁ。
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