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2012年6月30日 (土)

中国テレビドラマは、何処へ向かおうとしているかー「家産」を見て

    日本のテレビドラマが中国でどれくらい見られているかというと、

   ちょっとお寒い状態にある話を昨日しました。

    では、そうした国外のテレビドラマが歓迎されていないのかと

    言えば、それは違う。むしろ見たい人は沢山いる。

    それは、日本でもそうなように韓国ドラマがある意味証明して

   くれてもいる。

    日本のドラマが中国へ入っていけないのは、一時期それも

  かの江沢民時代の“反日”のせいだとする意見を目にしましたが、

  それはちょっと余りに穿った見方でしょう。そこまで中国政府は

  やらないと思います。韓国ドラマが入り始めた頃、日本のドラマに

  それに対抗するだけの、一つは品質がなかったこと、いま一つは

  価格が折り合わなかったこと、が最大の原因。韓国ドラマは見事に

  この二つをクリアして中国に入り込み、いま尚一定の枠を持って

  いるし、これからも続けるだけの余力がありそうです。

     もっと日本のドラマ制作者に頑張って貰いたい。若い人たちが、

   確かにテレビというメディア媒体から離れだしている現状がある。

   だからと言って、それがすぐ質を下げる原因になるとは思えない。

   良い“本”と“役者”と“演出家”が居れば、“視聴率”の取れる番組は

   今後だった現れるでしょう。現れて貰いたいと、期待している。

     中国のテレビドラマにもついでに?ちょっと触れておきたい。

   中国はテレビ局数も多いので、恐らく年間造られているドラマの数も

   相当多いですね。私は日本人の中では飛びぬけてその中国テレビ

   ドラマを見ている一人だろうと思います。

     年間どれくらい見てるのでしょう。ディスクで買い求めて見る。

   衛星放送で放映されたものを録画して見る。この二つが私の中国

   テレビをみる方法です。

     ネットでダウンロードしても見れるのですが、上の二つの方法で

   見ているドラマだけでもう十分時間がとられますので、これ以上は

   望んでもいません。

      で、中国ドラマいま向かっている先は何かと考えると、

    ドラマがしきりに、中国の“いま”を時代を捉えようとして追っかけて

    いるように思えます。そうした作品が多い。

     時代が大きく変わり、自分たちの生活に大々的な変革がやって

    きて、これまでの価値観、倫理観、人生観が崩れ始めた時、

    中国の人たちが今知りたいのは、では、一体他の人たちはこれに

    どう対処しているの・・・という問題を解決するために、そのヒントと

    いうか、方向性を示す番組がドラマとして完成度が高いと思います。

    これは多分に私の好みも入ってますので、そうしたドラマが視聴率

    が取れるかというと、高視聴率かどうかは私も調べてませんが、

    一定の支持は受けているようです。

Jia_chan_001
 一つ例を示しましょう。

 こちらは、2年前放映のドラマ「家産ジャァ・ツァン」。

 物語は、ある日突然亡くなった父親が残した財産を

 巡っての、その三人の息子と娘、更にその子供たち

 の荒く言ってしまえば財産争いのお話。

   最後は結局、さんざん揉めたあとの一家揃って

 の結束が一層硬くなる、という目出度し目出度し、

     の終わりが最初から読めるドラマですが、

       この財産争いに絡めて私の言い方では“脇筋”といいますが、

     孫たちの適齢期を迎えての恋愛観だとか、不動産バブルの中での

     残された家の価値、バブルといいながらそれでいて、仕事につけない、

     いい仕事が見つからない息子たちと、子供たち家庭の中にもある

     格差の問題、などなどを添えて提起され、一体自分たちにとって

     本当に大切なものは何なの・・・?の問いがテーマです。

      そういえば、このドラマに登場する長女の息子はテレビ局勤務で

    経済的には安定してますが、視聴率に追われる様子なども描かれ

    ています。

     前にドラマ「老大的幸福ラォ・ダァ・ダ・シン・フ」のことを書きました。

    一度お金に向かった自分たちの価値観を、覆す登場人物が「老大」

    でした。

 

      こうした傾向を私が好んで見ている点も加味して、私がいま

    中国テレビドラマについて言えることは、

      このように中国テレビドラマは現実を追いかけてるわけですが、

    中国の現実の変化の激しさから、その現実に追いつくにはまだまだ

    相当時間がかかりそうです。

       だから当分の間この制作方法で中国テレビドラマは安泰と

    いえます。ただ、ず~とこれだと現実に追いつけないドラマにいつか

    視聴者の方が飽きてしまうことはあるでしょう。

     でも時代が大きく動いているうちは、その動きに合わせてそれを

    描いているだけでドラマチック。

      でしょう??だから当分制作には苦労しないと思います。

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2012年6月29日 (金)

では、中国で日本のテレビドラマのナニが見られているのか

    昨日のお話は、私が中国で買い求めてきた中国はVCD方式と

  いいますが、DVDよりちょいと解析度が劣る画像での録画方式で、

  その代わりディスク一枚に入る容量が飛躍的に伸びます。そんな

  VCDの日本のテレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」を見終えての感想

  などを書きました。

    多分このドラマ、昨日もお話しましたようにとても長いドラマですので、

  中国のテレビ放送局で直接番組として放映されてはいないと思います。

    ですので、見ている人は多分少ないでしょうね。

    その意味ではちょっと残念ですね・・・・

     表題の、「中国で日本のテレビドラマのナニが見られているか」、

   ですが、結論を先に言うなら、日本のテレビドラマで見たいもの、

   見られているものは、変な言い方ですが ニホン を見たいわけです。

    私が中国ドラマに期待するのは、どれだけチュウゴクを切り取って

   ドラマと言うかたちで、それこそドラマチックに、目の前に本当の

   あったことのように展開してくれるか、を愉しみたい。

    今人気の韓国ドラマも同じだと思いますよ。そりゃぁやれイケメンだ、

   綺麗な女優さんだ、の売りはあるでしょうが、筋が本命です。

    で、結論は、ニホンニホン的なるものを、期待されてるわけです。

    それには、日本人の思考とか嗜好とかが上手く紹介されている

   という意味で、先の「渡る世間は鬼ばかり」が放映されていないのは

   残念、ということです・・・。話が一巡しました。

 

     先に進みますね。

    これまで、中国で物議を醸しだした日本のドラマが幾つかあります。

   アニメ作品を除きます。日本のアニメ作品は、その映像の美しさ、

   ストーリー展開の素晴らしさなどから、中国に限らず世界中で人気です。

     ドラマに限定すると、これまた私の知り得ている少ない範囲での

   情報ですが、古くはもう伝説と言ってもいい、NHK「おしん」。

     これは亜細亜各国に衝撃をもたらしたようです。

     次は、「東京ラブストーリー」ですかね。これは日本の若者の恋愛

   感覚が中国のその世代と、その上の世代に衝撃を与えました。

     日本でこんな女性の生き方もあるんだ、というやつです。

      「白い巨塔」は、大陸に限らず、同じような問題を各国抱えていて、

    多分大陸の人は第2作目の「白い巨塔」(役者がそれぞれ若くなってる)

    見ているはずですが、この作品の焼き直し?がそれぞれ、台湾でも

    韓国でも、大病院を舞台にしての葛藤を描いた作品が造られるくらい

    社会的な意味でも話題を呼んでました。

Photoそのあと、この「ロングバケーション」も

もまた、主演の木村拓哉の人気に負った

部分もあるのでしょうが、私が見た中国の

     いくつかの文章はそれよりは、その周囲の女性の生き方に共感

     または、カルチャーショックを受けての、人気だったように思えます。

      暫く、これと言った日本のドラマの話題を聞かなくなりました。

    「牡丹と薔薇」というテレビドラマを私は見ていないので、分からない

    のですが、中国の報道でかなり不評だったのは知っています。

      何かはっきりは分からないですが、このドラマ内容も何で中国で

    わざわざ買う?ほどの惹きつけるものがあったのかどうか、ちょっと

    中国の報道だけを信じるなら、中国中央テレビ局がわざわざこれを

    選んだ理由が分からない、くらいのできのドラマだったらしいです。

      まぁ当たり外れは、あってもいいんです。

      実はいま、中国も日本と同じでして、

    中国のテレビ局が流しているドラマの外国産のその殆どが

    韓国ドラマです。

      これは、もう有名ですから書くまでもありませんが、韓国政府の

    政策としての自国のドラマ売り込みに、アジア各国が乗っかっている

    かたちでして、日本でも朝から韓国ドラマが見れますし、時に同じ

    時間帯に別々の局が韓国ドラマを放送、なんてなことは珍しくなく

    なりました。

      日本のドラマの質の高いドラマを、他の国の人にも見て貰いたい、

    とりわけ、私などは中国の方にもっと見て貰いたい。

      そのことが、日本を理解していただくのにとても重要な役割を

     果たすし、近道だと考えております。

      ですが、問題は二つ

     一つは、その質の高い好いドラマがどうも出てこないらしい。

    そして、いま一つは、言われているように色々制度上に問題なども

    あるのでしょうが、どうも日本のドラマは買うには高いらしい。

       まずはこの二つの問題を解決しなくてはならない。

      私は殆どテレビの放映されている番組を直接見ている時間が

    少なく、多くはそのDVDなどで何かを見ているか、衛星放送で

    放送されたものの記録を後で見ているかが多いため、いま

    どんなテレビドラマが人気があるのかが全く分からない。

      それで、時に学生などに、いまこれは面白いという番組が

    あったら紹介してくれるように頼んでるのですが、若い人も

    この番組は必ず毎週欠かさず見たい、と思わせるような番組は

    どうやらないらしい。

     んん~、これは困った。

     海外での鑑賞に堪えうる番組、ドラマがそもそも無いんじゃ

   どうしょうもない。

     本当にないんですかね、あったら是非教えてください。

     長くなりました、明日もほんのちょっとこの続きを・・・。

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2012年6月28日 (木)

テレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」を見て、- 中国人の目に映る日本

Watarusekenn_001  昨日の続きです。

 ←こちらが中国で買い求めた

  テレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」

  の中国語吹き替え版、

  「冷暖人間」と中国題はなってます。

   それで、昨日はこのドラマの余りの

  長さに驚くとともに、見終えた後の

  達成感?に一人自分が酔ってそのこと

    だけを書いて終わってしまいました。

     今日はその先を。

     まず、これは私の個人的な感想と言うか見終わっての

   感じですが、実は私はこのドラマを見る前には自分なりの

   イメージで、勝手に泉ピン子という役者さんがやっている役が

   この「鬼」役で、ドラマが展開するのかとばかり思ってましたら、

   もうこのドラマをご覧になられた方はご存知の通りその逆で、

   彼女はそれとは反対の位置にいました。

     岡倉家のドラマはその5人に娘のそれぞれの嫁ぎ先での

   家庭の問題を抱えながら、いつでも父である岡倉大吉、母の

   岡倉節子の距離とをドラマ化しております。

     その事すら分からずに見始めましたので、脇筋?も含めて

   この物語が成るほど長くなるはずだ、と思わせるのは、その

   5人の娘一人一人の家庭にそれぞれの問題を抱えてくるから

   でもあり、加えてこの岡倉家もまた様々な問題が・・・・という

   予想外のドラマでした。

     私の感想はそんなですが、

    さて、これを中国語吹き替え版で見たわけですが、

    いろんなドラマを中国語見てますが、このドラマの翻訳の人は

    見事ですね。日本の家庭のかなり細かな込み入った部分の

    話しも見事に訳してます。

      それに加えて、吹き替えの声優さんが見事です。

    特に岡倉節子(山岡久乃役)の声優さんは、勿論その声質が

    似ている方を充てているのですが、まるで山岡久乃本人が

    中国語を話しているかのような錯覚さえ覚えるくらいに、

    あの声で、あの話し方なんですね。あの独特の後ろの方の

    間の取り方とか、ため息のつき方まで見事にこの声優さんは

    その役を演じきっておりました。

      実はこの他にも長女である弥生(長山藍子役)もまた、声と

    いい、話し方のスピードといい間の持ち方といい、とてもよく

    本人?と似ている声優さんが担当、回りの殆どの人たちも同じ

    ように声だけならその日本の役者さんがそのまま中国語を話して

    いるかのような錯覚を覚える、声優さん揃いです。

      これって、この制作会社のキャスト選びが優れているという

    ことだけですかね・・・・。

      私は多分この制作会社の人、相当日本に永くいたか、日本

    のことをかなり詳しい人ですね。

      単にドラマの筋を訳す、単にそれにあったセリフを話す人を

    充てるのは難しくないのですが、これほど気を使って?ここまで

    日本の元のドラマの雰囲気を大切にしてそれを再現しようと

     していることにある種感動を覚えました。

      残念なことに唯一、五月(泉ピン子役)の声優さんは彼女の

    声とは似てませんでした。沢山出演者がある中でのお一人だけ

    似てないのは探せかったんでしょうかね。

      もう一点、

    このドラマ、食事シーンが多いんです。

    それもレストランの食事シーンもあることはありますが、

    日本のごく一般の家庭の普段の食事ですね。

     それで、多分役者さんにとっても食事シーンはある種の

    難しさは有ると思うのですが、それとは別に日本の普通の家庭の

    食事を知る機会と言うか、それが出てくる映画などは極めて

    実は少ないんですね、その意味でも、もし私が中国人だったら、

    このドラマ、こうした食事に代表される、日本の一般家庭の中の

    ゴタゴタがそのまま見れるという点でも、

     択一した日本ドラマの一つかも知れません。

     ただ、このドラマ永いので、ディスクも何枚も入ってましたから

    お値段も少し高かったように思います。

     一体どれくらいの中国の人がご覧になってるのでしょう。

    

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2012年6月27日 (水)

「渡る世間は鬼ばかり」を見終えてー 看完「冷暖人間」

Watarusekenn_001  いやはや、昨日の夜どうにかこうにか、

  漸くこのドラマを見終えました。

   「渡る世間は鬼ばかり」

   長かった。

   中国での題名は「冷暖人間 

            ロン・ヌァン・レン・ジェン」

     このドラマ日本で放送している間もその後も話題になったりして、

    名前は知ってました。そして長くやっているドラマだというのも、

    ぼんやりでしたが知ってはいました・・・・。

      ですが、これほどとは・・・(;´▽`A``

 

      私は日本のドラマを中国で買い求め、それを家で見る、

    ということをしばしばしております。

      ですので、私の見ているドラマは皆、総じて古い。

      何年かたって中国で吹き替え版が出て、それでもすぐに

    買えばまだ少しは、数年おきで見ていることになりますが、

    このドラマ「渡る世間・・・」は、日本の放送が後ろの説明書に

    よりますと、1990年10月開始とありますから、

      22年も前のを、それもこのドラマ放送開始から17年も

    やったようなことが書いてありますが(本当ですか??)

     まぁ、第何部・何てな作りになってますから、お休みしていた

     期間何かもあるのでしょう、きっと。

       その辺の所は私より、日本での放送を直接ご覧になって

     おられる方が居られればそちらの方がずっとお詳しいでしょうが、

     私が言いたいのは、これを見終わるまでにエライ時間がかかって

     しまった、ということを言いたい。

       時折時間が無くて見れない夜もあるのですが、基本かなり

    頑張って?見ました。それに一日にドラマはきっと1時間もので

    しょうが、これまた頑張って?一日に数時間見ていても、あるは

    あるは、数か月かかってしましました。

 

       ということは、数か月かけても見るだけの惹きつけるものが

    このドラマにはあった、という証明でもあります。

      ディスクで何枚だったでしょう。その1枚のディスクにも

     無茶苦茶何話分(何週分)ものお話が、入ってるわけです。

      いやいや、これまでもこうして同じように日本のドラマを中国で

    買い求めてかなりの数見てはいますが、これはちょっと異例の長さ

    でしたね。

       それで、最初の所に戻るんですが、

     そう何となく知ってはいたんです。このドラマ、長いぞ、と。

     また、このドラマをこうして一気に見ようなんて人はそうそう

     いないでしょうし、見ない方がいいです。

       これで私も、言葉の勉強の為という目的がなかったなら

     途中で挫けそうなくらいの大変さでした。

      いま、自分でそのよく見終わった、という感動の浸ってます。

      それで、此処にもちょっと書いておこうと・・・。

      全体の印象で言うと、

      私はこのドラマを見る前の噂や、何らかのイメージから

      かなり自分で勘違いしていることを知らされましたね。

       橋田壽賀子、作品ですよね。

       ホームドラマです。題名が「渡る世間は・・・」で、

      そんな、嫁姑の葛藤を描いたものだろうと・・・勝手に想像。

      確かに、そんな仕立てにはなってるのですが、ドラマの本筋

      はそこになかった、というのが意外。

      「渡る世間は鬼ばかり」の題名のつけ方も上手いと言えば、

      上手いのですが、「渡る世間に鬼はなし」の逆説ですが、

      そのまま捉えていたので、そうなんだぁ、そんな大変な物語

      なんだぁ~と、見る前は思っていたのですが、こちらはまんまと

      騙されまして、結果は矢張り「渡る世間に鬼はなし」でしたし、

      「鬼」は自分の中にいる、というお話だったわけでして・・・。

        ドラマを実際にご覧になって居られない方には何のことやら

      も分からず、退屈なお話しでしょうが、

       かと言って、レンタルビデオ屋さんでも行って(多分あるとは

      思うのですが・・・)借りて見た方が好いですよと、とは

       先の理由から言いづらく、別に見なくともそれはそれで

      どうと言うこともないのです。

        それで・・・・あぁ~・・・長くなりそうですね。

      明日にしますか、この話。

      ということで、明日またこの名作?ドラマ「渡る世間は・・・」

      のお話です。

       日本のドラマファンみなさんは、そのドラマを見た当時のことを

      思い出してみてください。

       途中ですが、また明日。

       

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2012年6月26日 (火)

中国での、一昨日(24日)の地震

   昨日、24日(日曜日)中国・雲南省と四川省との境目あたり、

  日本でいうと県境のような位置のところで地震がありました。

   今朝の新聞を見てみましたが、どこにもその報道はありません。

  また、日本のテレビ報道ではどうなのか、未確認ですが、

  至って冷静?というか、ここのところの地震報道なんかちょっと

  以前と変わりましたね。

Dizhen
無くなった方が4人、

重傷を負われた方が20数名、

被災者約4万人、

 これらの数は決して少なくありませんし、

   倒壊家屋も相当あるようですので、今後まだこの被害は拡大

   しそうです。

     マグニチュード5・7との発表です。

     日本だけでなく、中国での報道もどうも余り大きくは報じられて

   おりませんで、通りいっぺんのニュースとしての扱いは見ることが

   できましたが、それに割いているニュースの量も、扱い方もどうも

   なんでしょう、以前のこうした地震が発生した後の扱いと違うように

   思えます。

     これって、日本のあの3・11が影響してるのでしょうか。

   あれに比べれば、報道はこんなもの、ということなのか、

   それとも別に要因があるのかは分かりません。

Dizhen2
余震が続いていて地域住民を不安にさせて

いる、というのを見たのですが、

  その後の、その余震がどの程度で、

どの割合という報道が探せません。

     いずれも中国のネット情報ですが、

     そういえば、今日はまだ中国のテレビ報道をチェックしてないので

   そちらで取り上げているかどうかはまだ確認しておりません。

     いずれにしても、こうした地震報道、余りに扱いが小さすぎでしょう。

   これって人々を不安にさせない為に・・・とかの配慮?なんでしょうか。

    だとするなら、それは逆の効果もあります。

    これだけ情報が溢れている時代に、そのある特定の情報が得られない

   なら、それはそれで、違う不安をかきたてることになりますけど、

   違いますか。

     ちょうどこの地震発生時に、この辺境のあたりを訪れていた

   台湾旅行客のグループがあったようで、その方たちも怪我をされたか

   何らかの、被災をされておられるようです。

     それならば、と。台湾のネットも覗いて見ましたが、矢張り同じように

   ごく表面的な事柄しか知ることができません。

     んん~、何ともないと良いんですがね。

     ということで、大元が分からないので、ここでの情報もそれを

    なぞるだけのお話でしたが、

     まぁその、地震があったことすら知らないよりは、

     そんな地震があったことだけでもここでお知らせしておきます。

    この地震、発生時刻が現地時間朝というか午前の10時くらい

   らしいのです。

     地震もこれで、こちらが加減は出来ませんが、発生時間帯に

   よってその被害は大きな差がでますので、

    今回のこの時間帯だと割とこの点では好かったのではないかと。

     ですが、どの程度の余震がどのくらいの割で続き、

     中国政府はそれを受けて何か手を打ってるんですかね・・・。

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2012年6月25日 (月)

函館日中・中国語教室7月の予定

   今週で6月も終わり、7月に入ろうとしておりますが、

 北海道は季節が少し戻ったような寒い日が続いております。

   さて、

   函館日中友好協会・中国語教室に通われているみなさん、

   同学们!7月の教室の予定をお知らせ致します。

   7月は、月曜日が5回ございますが、うち最後の月曜

   第5月曜の 30日 を お休み と致します。

   ですので、7月は、2・9・16・23の4回となります。

   特に16日は祝日となっておりますが、教室はお休みせず、

   30日が夏休みとなります。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    初級クラスのみなさんは、今日で漸くテキスト4月号の終了。

  これから本格的に、語彙を増やし表現法を身につけ、簡単な

  会話ができるように、頑張りましょう。

    7月号のテキストが書店で販売になっております。

    こちらもこのあと順に使っていく予定ですので、各自事前に

  お求めのうえ、お手元にお持ちになってください。

    今年は初級クラスの人たちには当初お約束しましたように

  毎回映像を見ていただいて、中国語や中国事情の勉強も兼ねて

  勉強をしております。

    今後は、中国の映画や記録映像などをご覧いただく予定です

   どうぞお楽しみに。

     中級クラスのみなさんは、新しいテキストに入り、新しい先生との

   授業にもそろそろ慣れた頃と思いますが如何ですか。

     于老師は今年夏に、中国へ帰国予定ですので、夏以降また

   先生が変わられます、ですので、于老師との授業も恐らくあと

   ひと月余りとなりました。残り少ない先生との授業の時間を大切に

   出来るだけ多くのものを学び取ってください。

Image4 教室のお知らせは以上です。

  この他に函館日中では7月に

  野外での中国人留学生の交流会を

     予定しております。

     日にちは、7月8日日曜日

     場所は、赤川水源地

     これから、在函の留学生にご案内をし、

     沢山の方に参加して戴き、一日青空の元、交流をしたいと

     思っております。

      教室のみなさんにも是非参加して戴きたいと願っております。

    教室でも改めてご案内いたしますが、

    参加希望者は氏名報告が必要ですので、今日25日の教室か

    来週7月2日の教室で出欠をとります。

      ですので、教室にこの二週来られない方、

    出欠報告が教室では難しい方はお電話またはメールを下さい。

     更に具体的な内容などのお問い合わせも

     個別に電話またはメールでお願いいたします。

     協会会員のみんさんにはすでに

    郵送をもちまして、お知らせのご案内がお手元に届くはずです。

   どうぞ、そちらをご覧下さい。

     では、

     もう7月いくらなんでもそろそろ暖かく?というか

    暑くなってもらわないと、今年も半袖の服を着る機会を逃して

    しまいそうです。

      もっとも、街にはもう半袖の人は見かけますけどね・・・。

      天候不順です、どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。

 

                             函館日中友好協会

      

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2012年6月23日 (土)

シュワッチ挙手以外の挙手についてー世界の子供たちはどうしてるの?

   中国の子供たちの挙手の仕方を、シュワッチ挙手と名付け、

  そんなことを面白がってる私は、他の国の子供たちはこの問題、

  「先生!私その問題わかりま~す!!」という時の意思表示を

  どうしているのか?に関心がある。

     ありません?・・・ないですか・・・いやいや無くとも全く

  構いません。そんなことに関心を向ける方がどちらかと言えば

  少数派だろうくらいの見当は、いかな私でもついてはいますから。

    各国の事情の詳しい方にお会いした時など、折に触れて伺って

  はいるのですが、まさかお会いしてすぐにいきなりこのカードを出す

  わけにもゆかず、そうそうこの手の問題をお聞きできる人は周りに

  はいない。で、この研究も進んではいないのですが。

    ネット上だって意外に、日本に限らずその例えば学校の中の

  様子を知らせる写真は少ないのです。

    それは、誰もがプラット行って教室に入れる訳でもありませんし、

    また、それを写真に撮るという行為はまた一段普段とは違った

    行為です。ですので、大概は特別な授業、国際交流で訪れた

    とか、その日の授業が特別のもの、などの理由がないと撮影

    はしませんし、許可ならないかも。

    ましてやそれを何処かに出して見せるなんてことは少ない。

   と、言ったような理由から普段の他国の学校の授業風景を見れる

   機会は実に限られています。

     何が良いたいのかと言うと。つまり、誰も余り知らない、

   ということです。

Nihonnそれで、このような日本の正しい?

肩から真っ直ぐ真上に腕を挙げて

「ハィッ!」何て言っちゃう挙手が

世界の基準だと思っていたら

大間違いです。

 んん!!でも待てよ、この画だと

    何やら指をピースマークで挙手をしてる子がいるじゃないですか、

    それに正しく?手の平を相手に向けて挙げてる子が少ない。

     なんだろうなぁ~その三本指挙げ??は。

     先生は注意しないのかなぁ、このへんのとこ。これは中学生の

   ようだからそうなのかなぁ。ちょっとテレがあるのか??

     まぁいい、細かいことは抜きにして、日本の正しい挙手の仕方は

    肩から直接真上に手を高く挙げる。斜め挙げも本当はいけない。

Etiopia ほらほら、こちらは向こうの子が

手を挙げてますが、先ず角度が

いけません。二人しか挙げてないのは

難問だということか?

 手のひらも指を揃えることはなく、

何やら人差し指が伸びてるのか、これ。

      多分この画から分かるのは、この手を挙げている約二名の生徒の

     もともとの姿勢が良くありません。多分体を斜めにしてる。

       そんなことは注意しないのかなぁ・・、この先生は。

Hitosasiyubi こちらは私の調査?で一番多い

 人差し指挙手。

  肩から上に手を挙げるのは同じ

なんですが、こう~人差し指を伸ばして、

私は「この指とまれ方式」と言ってますが

昔懐かし鬼ごっこなんかやっていた幼少

     の頃を思い出します。

      こうして見てもやはり、昨日紹介した中国の

Photo この シュワッチ挙手はやはり独創性があって

 なかなか捨てがたい。

    それに昨日も書いてますが、これが小さい子供だとホント

    可愛いんです。 老師シュワッチ!!としてる時のあの子供たちの

    挙げた手からは本当に目に見えない光線が出ているようです。










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2012年6月22日 (金)

老師!シュワッチ!!の証明写真 - これが、シュワッチ挙手だ!

Photo ←

 ← ホラ、ホラ~

 この写真見てくださいよ!

    子供たちが揃って、シュワッチ!!としてるでしょ。

     かねて私は、中国語の授業の折などに、中国の学生の、

   とりわけ小学生の挙手の仕方が変わっていて面白い、

   という話をしている。

      それは、片方の手の肘を直角に曲げ、

      もう片方の手のひらをその下に添える、

      そえなくても別に構わないが、そうした

      子が多い。

    これを分かりやすく言えば、

    ちょうどあのウルトラマンがウルトラ光線を出すときのあの

    ポーズと同じ。そして叫ぶ「シュワッチ!!」と。

      なので私はこれを「シュワッチ挙手」と名付けている。

      それを努めて紹介している。だからどうだ、というのではない、

    小学生のその、老師!!ラォ・シィ  せんせい!と

    言って手を挙げるその姿が、シュワッチ!していて可愛いという、

    紹介だ。

      ところがだ、普段の言動が災いして?誰も直ぐには信じて

    くれない、大概がまたまた・・・・的な反応だ。

      これはいたく私の心を痛め、そのためにそれを証明するべく

    茶館『隗』のホームページ、「わたしの見た中国」でもこれを取り上げ

    書いている。

      それでちょっとは安心して?いたのだが、どうもいまひとつ、

    納得していない人がいる。

      写真が悪いのだ、と思った。

      それにもうそれを書いてから二年の月日が経った。

     たまたま昨日中国の某ホームページを見ていたら、

     「小学生が出来ることは、大人は当然出来なくちゃいけないでしょ」

     キャンペーン?でその、学校内での小学生のシュワッチ挙手

     載ってましたので、嬉しくなって?今日はそれを紹介している。

       中学生も時にやってるし、

      大人になってからだって一旦ついた癖?は抜けないので

      会議の時など、青年シュワッチ!や、小姐シュワッチ!

      見れるし、老年シュワッチ!だって見れるが、

       何と言っても可愛いのは小学生シュワッチ!だし、

      小学生シュワッチ!が一番似合ってる。

       可愛いんだこれが。

       それも例えば先生が「この問題分かる人は手を挙げて」

      何て先生が言うと、クラスのほぼ全員が一斉に

      「老師!シュワッチ!!」 となる。

       これねぇ、教師冥利につきる。中国の先生は幸せだ。

       その辺のところは、二年前に書いた

     「請挙手! 老師! シュワッチ!!!」

     の2010年7月号「わたしの見た中国」を上をクリックして

     ご覧ください。

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2012年6月21日 (木)

中国人民銀行、金利下げについてー一難去ってまた一難

   一難去ってまた一難、は私のことで、中国人民銀行のこと

 ではありません。

   私が、一難去ってまた一難、と言っているのは、もうこの手の?

 経済の話から離れたいと思っているのに、許してくれないからです。

  別に拘束?されてるわけではないが、毎日此処に書いたものに

 関するご質問を受けたりすると、気の弱い?私はそれに応えなくては

 ならないのかと思い、ここ数日先に進めないでいる。

   もう十分にお分かりかと思いますが、私に“経済”を語らせたところで

 全く的を得たようなことは言えませんので、余りお役にたたないと思い

 ますが、それでも尚、からかいなのか、私に言わせておいて自分の方が

 よく知っているという安心感を得たいのか、またまた、先の中国人民銀行

 の利下げについて、知ってることを書けとのご用命ですが、

   沢尻エリカ式に「ベツニ・・・」と言いたいところです。が、乗り掛かった船、

  どうせ新聞報道のようなことは期待してないでしょうから、書きますね。

Yinhang1 日本の新聞報道ではこのニュースあっさりしてました。

「中国3年半ぶり利下げ」がタイトルで、「0・25%景気減速

を阻止」がサブタイトルでした。

 そこで、まず基本中の基本ですが、

   中国の銀行、知ってますか。まず、五大国有銀行があります。

   中国工商銀行・中国農業銀行・中国銀行・中国建設銀行・中国交通銀行

   がそれです。

     これが国有大手銀行。

Yinhang3この他にもここ数年で中国は小規模銀行が乱立、地方へ

行くと失礼ですが?私などは目にしたことも聞いたこともない

名の銀行が今は沢山あります。もっとも、日本だって地方銀行

   は沢山あるんですから、同じで、中国の人が知らない日本の地方銀行

   なんて幾らでもあるでしょうから、その点では同じでしょうが、懐疑的な

   私はこうした中国の地方銀行はどうも・・・敬遠します。

Yinhang2
それで、何といってもやはり「中国銀行」ですよね。

でその、中国人民銀行はその親分ですが、6月8日に発表

    したのは、金融機関の預金金利の変動幅の上限と、貸出金利の

    変動幅の下限をいじった?ということなのであります。

      これを受けて、所謂市中銀行がそれぞれの預金・貸出金利を

    微調整に入ったというとろです。

       それで、お尋ねの件は、多分どういう影響があるか?

     という趣旨だろうと思いますが。

      結論を言えば全く我々には影響ありません。  でしょう!

       中国の景気について日本の新聞は言及しえていますが、

     まぁ金利をいじればそりゃぁ多少景気に影響はします。

     ですが、この度の金利下げは、そこに狙いがあるのではなく、

     中国の銀行のこれまでは、貸出金利と預金金利のバランスから

     言えば、銀行が余りに好い思い?をし過ぎていた、というところに

     あって、ちょっと、あんたら暴利?だろうと。

       もう一つは、中国の銀行はよく言われる日本の銀行が

    護送船団方式と呼ばれるその横並び、とは違って、多少縦並び

    なんですが、それに更に拍車がかかるということにはなるでしょう。

     ですので、この問題、中国国内の銀行温存がちょっとだけとれて

    各行で少し力をつけなさい、とのお達し利下げ、と理解してます

    けど、私は。

Yinhang4_2早い話、他所んちの銀行のことです、

 そうそう関わる必要もないでしょう。

 それよりも日本の銀行を・・・。

 と思いますが、

     これ以上書くと愚痴になるので

    お終いです。

     どうです、何の参考にもならなかったでしょ、

     だから言わんこっちゃない。













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2012年6月20日 (水)

人民元為替改革は、日本にとってプラス?

  またまた、このような難題を私にふっかけて喜んでる人がいる。

 駄目だ、と言ってるのに、分からないと本人が言ってるのにです。

 いやいやそんなことは・・・と、おっしゃるが、謙遜でも何でもなくですね、

 分からないのです。いろいろ情報はそりゃぁ皆さんよりヒマですし、

 中国のことばっかり(これは認める)のお前なら・・・、と言われても

 そりゃ無理というモノです。

    昨日も書きました。この為替の問題なんかが私にすっきり分かるなら

  私は大金持ちになっちゃいますよ、それでもいいんですか?そうなったら

  貴方たちとは友達でなくなっちゃうかも、と脅してる?のに、何が何でも

  お前が説明しろ、その義務?があると言われ、何の義務がどこらにある

  のかも分からず今日も為替の話です。お付き合い下さい。

    多分今日のこの私の分からなさ加減が分かれば諦めるでしょう。

Renminbi 命題は、「人民元為替改革はどうよ?」ということですが、

 どうもこうも、改革ですからいいんじゃないですか、それは

 やってもらったほうが、ねぇ。

      これで終りたいのですが・・・。これが結論ですが。

     人民元改革はイコール人民元値上げと理解するなら、

    中国は日本最大の輸出国ですので、人民元の購買力が上がれば、

    それを使っての取引が盛んになり日本経済の回復基調をもたらしなんか

    して、好いと思いますよ。

      中国が日本の輸出国であると同時に、中国にとって日本が主要な

    輸出国というこの二国間の関係ですね、中国の日本向けの商品がです

    その価格が実質上がることになります。例えば百均で売られている中国

    製品が百円では無理になって、百五十均なんて名前になるかも知れない。

     それでも直接の消費者はまた別にして、国として見た場合は、これで

    日本のデフレが多少止まるなら、デフレ対策効果としては国は望んで

    いるでしょうねきっと。

      だから、日本にとって・・というならプラス。

      直接われわれにとっては何度も言いますが分からない。

Renminbi_2 どれくらい前からでしょうね、中国人民銀行は人民元レートの

 改革をちょこちょこ小出しにやってまして、その都度ちょっと

 円安になって騒がれたこともありますが、またすぐ戻しますよね、

 これらは、人民元値上げは中国人民銀行が緊縮政策を講じた

       のと同じように、中国の経済成長にブレーキをかけることになり、

      市場が本来予測している人民元値上げが国内需要を刺激して

      世界全体の経済を活性化させ上向かせるという期待?を裏切り

      ます。そうしたことから、だれもがリスク回避に向かい、ここでも

      日本円がもてもて、という状態になるわけです。

       まぁこの自国の為替相場はその一国に限らず影響が大きいです、

     ましてや今人民元はかなり世界の経済に関わります。

      なのに、というかまだ人民元は自由変動ではありませんので、

     この点も相まってややこしい問題があるわけですよね。

     ほら~、ここまで話してきても誰も分からないでしょう言ってることが。

      だから、無理だと言ってるのに。

       そんなことより、私の関心は

      一体人民元毎年毎月、どんだけ刷ってですかねあの100元札。

      13億人が使う、13億の経済活動に対処するお金の量ってどんな

      なんでしょう。

        更に、中国も日本の2000円札と同じ様に、20元札というのを

      後になって発行したんですが、

         日本の2000円札もあまり見かけないし、不評のようでもあり

      ますが、中国の20元札もそういえば余り見かけませんけど、

      これって同じ理由ですかね、・・・・

        などと、全く関係の無い方に関心が向かってます。




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2012年6月19日 (火)

中国経済情報ー最近の動き

   昨日もはっきり申し上げました。私には経済のことはわかりません。

  ず~と中国の様子を見ているからそちらも多少は詳しいだろうと、

  評価していただけるのはありがたいですが、本人が言っているので

  間違いないと思います。経済のことは全く分かりません。

    昨日書いたのはその、中国との取引形態が多少変わったこと

Imageca82lo1c をお伝えしただけでして、そんな私見はあまり?入って

ませんし、それに対する見解なども別に申し上げてません。

 その上で、私には経済のことは分からないのだ!と

 宣言までしているのに、

    それを知ってなお、あれこれ尋ねてくるのは、私をからかってる

   のか、あるいは、判らない同志?で安心しょうとの目論見なのか、

   もっと詳しく、と言われたところで、あのニュースはもうあれ以上の

   ものはありません。哈哈哈!残念でした。

    まぁ、折角ご連絡をいただいたので、中国関連ニュースはまめに?

  集めてますし見てますので、今日は最近目にした中国関連の

  経済ニュースで注目したものを紹介しておきましょう。

    何かの?参考にしてください。なるのかなぁ・・・。

    一つ目、

    中国の通信機器メーカーらしいのですが、ある中国企業、名前

  出した方がいいんですかね、「華為公司」という会社の日本法人の

  会社ですねそれが、日本経済団体連合会の会員企業に参画した、

  というニュースですね。日本経団連に外国企業が加盟したのが

  珍しいのではありません。皆さんの方がお詳しいでしょうが、経団連

  には誰もが知ってる外国、欧米企業が多数、日本法人として加盟

  しております。ですが、中国企業が加盟するのがこの会社が初めて、

  ということです。

    このニュース取り扱いが小さくて誰も注目しないようですが、

  どうなんでしょ、経済に詳しい人にとってはこっから何か見える、

  あるいは推量されるものがあると思うんですが・・・。

Image8 もう一つは、日本の銀行の中国進出、

 それも地方銀行が増えていること。

    こちらもは、これが初めてではないのですが、

    日本の地方銀行としては、横浜銀行が最初、次に山口銀行、

    そして、名古屋銀行がと、支店を中国に出しています。

     相談室や事務所でなく支店であることがポイントなんですが。

      中国への企業進出の形態もこれまた皆さんの方がよくご存知

   の通り、取引銀行を介在しての中国への進出はよくある形態です。

     名古屋銀行が南通市(江蘇省)に進出するにあたっては、その前

    に、この銀行を仲立ちとして中国に投資した企業が相当なければ

    ならないわけです。

      そして、地方銀行ゆえに、選んだ都市が日本の方が聞いては

    すぐに分からないこうした都市だ、というとこのもまた、経済が

    分かる方なら、これだけで分かってもらえると思います。

       以上です。

     情報提供になったでしょうか。

     これ以上私に経済のことを尋ねても無駄です。

     全く分かりません。私がもし多少なりとも経済の事が分かり、

     中国の動きも読めるのなら、もうとっくにそうした方面にすすみ、

     大金持ち?になってるはずではありませんか。

       更に、もし私が経済を読めるのなら、わざわざそれを他人に

    知らせるようなことはせず、逆に秘密にしとくと思うんですね、

     何も美味しい話をみすみす他人に知らせることは無いから。

       ということはアレですかね・・・

     中国のことで中国経済を予測してあれこれ書いてる人が

     いっぱい居ますけど、アレってみんな私と同じレベル?

     ということになりますかね。

       いずれにしても、中国経済のことをこれ以上私に

     訊かれても無理です。ということで、今日のはオマケです。




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2012年6月18日 (月)

人民元と日本円の直接取引が可能にー6月1日からの新制度について

Renmingbi_001  新聞紙上などで、先日大々的に報じられておりましたので、

  このニュースはご存知かと思います。

   ごく簡単に言えば、

   日中双方が人民元と日本円を直接交換する取引を

  6月1日から始めた、ということでして、

       昨年の末に野田首相が訪中した際にすでにこの話テーブルに

       のってましたので、事務方の協議にほぼ半年費やして今回の

       実施というのが流れです。

        別にこのことに対して、私には特別のコメントもありませんし、

      この問題に特別詳しいわけでもなく、ましてや、そうした直接取引で

      なんらかの利便が得られるというような立場にもおりません。

       ただ、周囲の人からあれはどういうこと?・・・という

      質問をいただいて、どういうこと?と言われても、あれはあれだけ

      の話でして、別にどういうことでもない・・とは言ってるのですが。

         ただ、私が見て、新聞報道と違う点があるとすれば、

      新聞報道などでは、当然ですが、新しく始まるその日本との関係

      つまりは、日本円と人民元の関係に限定して言及している感が

      あります。しかし、

        多分、あの根っこというか、主に中国側だけの問題ですが、

      人民元と米ドルとの問題がまずあって、の問題と思います。

        これくらいで、経済に詳しい方はお判りいただけると思います。

      詳しくない方には、そのまえの人民元と米ドルとの関係の所から

      説明しなくてはならないので、かなり大変ですので、ここでは勘弁

      してください。どなたかお書きになっていると思います。この問題。

        今年に入っても、春先に元の米ドル相場の変動幅をアメリカの

      かなりの圧力で、中国側がそれをいやいや?のみ、変動幅の拡大

      なんてなことをやってますが、それ位じゃアメリカは許して?くれ

      そうもなく、このつばぜり合いまだまだ続くでしょう。

         そこで中国側はアメリカに一矢報いる為?実は日本だけでは

      なく、韓国ウォンともちょっとそんな気をもたせたりして、

       ちょっとアメリカを牽制?といったところがあってのこれでしょう。

        市場関係者の、二重手数料が廃止されよかったよかった、の

      お話は、表面上はそうですし、いまいまの直接の効能はそうですが

      わたしにも本当のところは分からないのですが、経済というやつは

      もっともっと複雑でそんな簡単なお話ではないはずでして、

        多分、この物を介しての貿易というか、経済のところでは

      そんなレベルでしょうが、これとはまた別に世界経済はいま、

      世界中を飛び交っている実態のないマネーにおびえているわけ

      でして、相場というやつですが、こっちの方が怖いでしょうきっと。

        ということで、何が分かったかというと、

      私には経済のことは余り分からない、ということが分かり、

      私に経済の質問をするのは、どうやら無駄だということが

      お分かり頂けたと思います。

        ですから、この手の問題はどうぞ他の方に質問して下さい。

      お願いします。

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2012年6月16日 (土)

「90年后」的留学生 ー 中国人留学生の変化

Imagecaxsicma  今日もまた、話題は、中国の1990年後に生まれた

  若者たちのお話です。

   1990年生まれの人だと、今年22歳。

   全てのこの後ろの人を「90年后」は指すが、

    まぁ、概ねこの90年以降数年間に生まれた人達がその対象と

    なっている。

       それで、昨日も書いたが、1989年の天安門事件が一つの

    ここを分けるメルクマールとなっているのは確かに分かる。

      この年、1989年の翌年から、中国のGNP成長率が一桁に

    落ち込み、改革開放路線にちょっと黄色信号が灯もり始めた。

      さらに、91年には旧ソ連解体となり、いよいよ中国の黄色

    信号も赤に変わりそうな雰囲気があった。

       これを教訓に中国は大きく舵取りを、経済に変えてくる。

    1992年の第14回党大会での「社会主義市場経済論」という

    鄧小平の分かったような分からんような理論を持ち出す。

    人々が分かったのはこれからは経済(お金だ!)ということに

    気づいた。お金が全てだ。これまではお金があったところで自由に

    ならない、手に入らないモノが多くあったが、これからはお金さえ

    あれば、あらゆるモノが手に入る、ということを知った。

      それまでは、お金持ちは罪悪だったが、お金持ちがヒーロー

    になれることを知った。

      その知った世代が、この「90年后」の親たちだ。

 

    そして、この頃生まれた人たちがいま社会へでしょうとしている。

          今日は日本へ来ている中国人留学生のお話ですが、

Imageca7qpmlc その今日本にいるこの「90年后」留学生が

 以前の留学生と何処が変わっているだろうと、

     考えると、思い浮かぶのは、誰もがおっしゃっていますが、

     「以前の留学生のようなハングリー精神は見られない」と

     いう。私もそれは感じる。でも必ずしもそれはいけないこと

      ではない。気負いがない分、良い面もあると思う。

      学生の本分が、勉学にあるとするなら、そこにも以前の

    ようなギラギラした意欲を感じさせる留学生はもういない。

    フラットやってきて、フラット帰る、というのが私の印象だ。

    多分、何が何でも日本でなくともよかったのだろう。

    たまたま来れたから、来ました。といった感じは、ある意味

    肩に力が入らず、普通に色々な面が見えることにもなり、

    もしそうなら、それはそれで、とても良いことだ。

       独生子ドゥ・ション・ズ(一人っ子)が多いこの世代は

    そればかりではないでしょうが、矢張りその特性から免れる

    ことは出来ず、どうしてもちょっと甘えがあります。

      私には以前であれば我慢したであろうことも我慢できず、

    最近気付くのは、この留学生同士の関係が、以前であれば

    異国にあって多少の意にそわないことも中国人同士で何とか

    仲良く、または自分たちの間で解決、が基本でしたが、それが

    できず、中国人留学生同士で諍いがあったりは、以前は考え

    られないことでした。

      これも、実は一つには数の問題もあるのです。以前は喧嘩

    しようにも、そんな人数が私の住むような地方都市にはいなかった

    ので、その問題自体が発生することはありえなかったのですが、

    いまや数も増えました、増えれば性格もあって、合う人もいれば、

    合わない人だっているでしょう。

      そこで我慢ができればいいが、それも自分の育った環境の

     中で培ってこなかったので、持ち合わせていない。

       それが「90年后」だ。

      中国の高度成長はこの「90年后」世代の父母の代が原動力

     となって、此処まで引っ張ってきた。今や中国自身も自国の経済

     を「小康を得た」と評しているように、やっと少し落ち着けるところ

     まで来たんだと、分析。

         そしてこの先をバトンタッチしようとしているのですが、

       私にはやっぱり昨日お話したように、

      そのバトンは、いきなり「90年后」に来るのではなく、

      一回「80年后」が受けるんだと思うんですね、

      で、この「80年后」の方が、「90年后」より中国にあっては

      その変革の波を、それも大波を被ってきた世代といますので、

      先ずはこっちに注目です。

    




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2012年6月15日 (金)

中国の新人類たち ー 90后を語る

     先日から、この世代の人たちがちょうど大学を卒業して

   目出度く?社会にでるようになった、その若者たちを中国では

   「90年代后」と呼び、時折話題に取り上げている、

    ということでその事を書き始めたら終わらなくなってしまった。

     今風だと、ジェネレーションギャップというやつ。

    この前に、同じ様に「80年代后」というその10年を一区切りにしての

   先輩?がいるのです。

    中国の変化の激しさと、時代の流れの激変に晒されていたのはむしろ

   この「80年后」の人たちで、私自身はこの年代にはとても興味があって

   いろいろ注目して見ていたりはしていました。

     でも、別段専門家でもなければ、中国人でもない私にとっては、

    どこか他人事で、どちらかといえば面白がっている部分があった。

80nenndaihou_001 一昨年だったろうか、旅の途中で買った

 この本は、面白かった。中国の寝台車で

 ず~とこの本を読んでいたのを思い出す。

   この本はこの世代の人たちが、

 何を自分たちのヒーローとして育ち、

 どんなテレビ番組にくぎ付けになり、

 どんなスターに憧れて、何を想い、

    どう過ごしてきたかが記録され一冊の本になっている。

      この本は、中国で出版された本として、そのものの、つまり

    本のブックデザインからして、これまでの想定を打ち破る、新たしい

    ものを感じさせて、まるごと、80年代后に生を受けた自分たちを

    表現しようとして、あがいているところがあって、楽しい。

       それに比べると、「90年代后」はその続き?と言える部分が

    多く、物質的は確かにまた一段の変化は認められるが、私には

    どうしても「80年代后」の続きの人たちにしか見えない。

      「90年代后」の一つの区切りとして、中国の人たちが言うよりも

    国外の人たちがよく口にする「天安門事件」以後、という言い方も、

    確かにあの事件が中国の一つの大きなメルクマールとして、大きな

    座標とはなるでしょうが、でも「90年代后」にとってはその事自体を

    知らないわけでして、最近日本を騒がしている、オーム逃亡犯が

    捕まった捕まらない事件も、若者はその大元のオーム事件そのもの

    を知らないのと同じで、ご当人たちよりも回りがというか、それを

    知っている世代が、知らない世代が存在することに衝撃を受けて

    いるだけで、別に当の世代にとっては、ごくごく普通のことでしょう。

       学校の先生という職業が面白い?のは、

     毎年毎年、先生をず~とやっていればですね、例えば大学生を

     それも新入生を教えていると、相手は何年たっても同じ年なんで

     すね、当たり前ですが。ず~と18歳なら18歳。ところが自分は

     一年一年の年を重ねていくわけで、そうなると、どうなるか。

      年齢差が開くわけですよ。どんどん開く。相手はどんどん自分の

     知っている、ごく一部の、それも近い時間でしか共有する時間・

     時代がありません。共有できない部分が多くなり続ける。

     と、自分が知っていて相手が分からない時間の方が当然多い。

     更に、若者は新しいものはどんどん取り入れますので、こちらが

     受け入れられずにいる新しいものを若者は積極的に取り入れる。

      ここでも両者の差が開く。世代とはこういうものだと思います。

       で、それを私が一番感じれるのは、コトバです。

     若者のコトバの使い方は、その年代と共に常に変化し、

     私には受け入れがたい、使えないコトバが多くなってくる。

      実はこのことは中国も同じでして、

     中国語も変わってきています。

     此処でも先日「A・A制」の話などもしました。

     これまでにない概念をどう言葉にするか、

     これまだとは違う自分たちの感情を何と言って表現するか、

     それらは理屈ではなく、説明もできない、漠然とした雰囲気で

     使われ、定着して、その世代を表現しているのだと思います。

     日本の若者が多用する「マジ!」とか「マジッカ?」のやりとりも

     あの人たちの他者を信頼切れない、けども、相手と何かを

     共有したい願望の表れと見ることはできないだろうか。

     中国で数年前に流行った「給力ゲィ・リィ」は、それが欲しかったし

     それが無ければ息苦しい時代へと突入したことの現れだった。

       では、この「90年代后」を代表するようなコトバは何か。

      それがまだ現れていない。これからなのかも知れないし、

      今後も出ないのかも知れない。

       それより心配なのは、この世代の上の世代がこの人たちが

     「90年后」の名付け親で、そう呼ぶことでこのコトバ一つでその

     世代を何か表しているような感じを受けていますが、

      これで終ってしまうんでしょうか「90年后」は。

Imagecaxd6gxy
 ちょっと先の「60年代」の中国は

 こんな感じで、帝国主義打倒をスローガンに

 燃えていました。

       そして、30年。

        中国のこの30年は確かに、10年をそれぞれ一区切りに

      して、はっきりわかるほどの変化が見られます。

       でも、どの時代も若者は、その前の世代が造り上げた世界に

      生を受け、生まれたと同時に、回りにそうしたモノがあるわけで

      そこからは逆にこの若者たちは逃れることができないわけです。

        私が言いたいのは、

       若者の様々な言動や現象を、古い世代は眉をひそめて

       見てますが、その若者が育つ土壌を創り上げたのがそもそも

       自分たちだということに、ご本人が気づいていないということです。

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2012年6月14日 (木)

90年代后・卒業のその先にはー2012年卒業生・就職事情

Imageca4vumxo
  わたしの知り合いのお嬢さんは、今月卒業して

  某建築設計会社に無事就職。

    彼女はもともとがそうした大学でも建築学という特殊なところに

   おりましたので、おのずと就職先もそうした限られた場になるらしく、

   かなり以前に、卒業の就職先は先輩の紹介でもう決めてある、と

   いったような話は伺ってました。ですからこうした子は問題ないで

   しょうが、卒業生が100%就職できる、または就職先が決まる、

   なんていうことは現実には無いわけでして、あり得ない、のです。

     よしんば、景気が良すぎて?そうした条件下にあったにした

   ところで、就職を望まない人もいれば、就職先に一定の拘りの

   ある人は必ずいますから、その割合はあるにしても、どの国でも

   どんな時代でも、大学卒業生に限らず、学校を終えた世代が

   そのまま全員、希望の場へ付くとは限らない。

     逆の立場からは、企業が就職希望学生を選び放題?の時も

   あれば、企業がかなり無理をして条件を下げてもなお学生に

   見向きもされない?時代もあって、この問題、相互のバランスが

   上手く行っている時期は極めて少ない。

    それに加えてその時々の景気にも左右される。

    今年の発表はまだですが、中国の所謂失業率は、昨年も

   公式発表は一桁のパーセントを示してるが、そんなわけはない。

   少なくと二桁10パーセント以上でなくては実態と合わない。

    また、この話題で、日本で紹介されていた中国“蟻族”の話は、

    以前に此処に、日本報道を見る目をちょっと変えた方がいい、

    と書いたので、今回は省略。

      就活(就職活動)で日中の違いは大きい。その事を書く。

    すぐに思い浮かぶのが日本のあの学生たちの揃いも揃っての

    黒いスーツに身を包んでの、大挙して訪れる様子が思い浮かぶ。

      あの画が日本の就職事情と中国の違いをよく表している。

      何が言いたいかというと、

      中国ではあんなに個性のない人たちは採用しない。

      日本では少しでも違うことを恐れる。

      日本ではつまり、“色”の無い人を雇って、その上で、

      自社の”色合い”に徐々に教育をしながら育て上げる

      ことを目指す。その企業が、家庭ともいえるような制度。

       一方中国では、もうある個性をもっている技能を持っている

      人を採用したい。即戦力となる人。

        ということは、大学新卒者よりも、中途採用の方が良いくらい

      で、積極的に企業を渡り歩く、能力のある人の方が人気がある。

        それほど新卒ということに拘りはない。

        若者は転職の機会をいつも狙っている。

        例えばこの点を取っただけでも、日本と中国の就職に

      対する考えも違えば、雇う側の基準もまるで違っている両国、

      その二つの国を単に、

        失業率、大学新卒者採用率、を数字だけであれこれ

       比較することに何ほどの意味があるのかが私には分からない。

 

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2012年6月13日 (水)

90年代后的卒業生たちー中国・卒業の季節

   刘   琪:

        毕业,是人生的十字路口,  以后的路将有多种选择,

        不管选择哪条路,  只要充满 ,  都能成功.

         我相信你一定是一个生活的强者,

         一定会达到胜利的彼岸,

         祝你享受今天的欢乐幸福,

         愿你得到明天的每一个良机和幸运.

                                                                 恭祝  !!

                       東出

 

      このお祝いのコトバ、知り合いの彼女だけでなく、

     いま卒業を迎えている、みなさんに贈ります。

 

     さて、昨日の話題がそうでしたが、いまちょうど中国は

    卒業シーズンというわけで、そのお話の続きを少しだけ書きます。

     教育の制度そのものはそんなに違いがありませんで、中国も

    6-3-3-と来て、日本の短期大学にあたる学校や、専門学校、

    そして、4年生大学があります。

     昨日から話題にしているのはこの大学生の卒業について、です。

      卒業式は日本ほど堅ぐるしい物はありませんで、

     学部ごとの卒業式のようなかたちのところもあれば、全体を一度

     講堂や借りた施設などに集めての卒業式もありますが、

     日本の卒業式のように、例えば女子の学生が最近でしょうか、

     和服を着ての卒業式が目立ちます。羽織袴の様相ですが、

     あれだと因みに中国では全員がチャイナドレスを着用して臨み

     そうですが、そんなのはまだありません。

Biyezheng
 でも、卒業証書はやっぱり、赤“紅”色のカバーで

 なくてはいけないようで、証書は同じですから、この中に

 二つ折りで一枚の証書が収まっております。

         最近は変わった?卒業式もあるようですが、それらが

     話題として取り上げられるのは、そのこと自体にまだ話題性が

     あるという証明でして、このことからもこうした珍しい卒業式は

     例外中の例外と見て差し支えありません。

Biye_2_3  校庭で、或いは式典の場でこのあと卒業生

  が揃って、この学帽を思いっきり上に投げ

  上げている画は見たことがありますが、

   あれも結局はアメリカの卒業の様子を

      真似たものだと思います。

       卒業式の形態はともかく、

     今日書きたかったのは、今年卒業のこの人たちこそが

     中国で、90年代后と恐れられている?

     1990年以後にお生まれになった、若者たちです。

      ついこの間まで80年后、が話題になってました。

     世代間の隔離というやつです。これはどの国にもあります。

     中国はこの80年代90年代に劇的な変化を遂げていますので、

     一層のこと、この分け方が印象に残るわけでして、

      早い話が、この若者たちよりも私の方が中国の昔をよく

     知っていることになり、その変わり様も目にしている、

     ということになります。

       中国では革命第三世代と言ってもいいのですが、

     大体は区切りとして、1992年1月のあの、鄧小平の「南巡講和」

     が、その分かりよい区切りとなっているようです。

       この「南巡講和」から劇的に中国は歩む道を変えます。

      ここから物質的なものが洪水のように中国にあふれ出します、

      それは国外からももたされ、また、時代が作った新しいものも

      同時に怒涛のように押し寄せ、そうした時に生を受けた人たち

      が、いま、大学を卒業し、社会へ出て行こうとしているわけです。

       その若者たちが次の中国を背負って立ちます。

       そしてまた新しい時代が生まれるわけです。

       生まれた時からの環境の違いはなんとしても埋まらないもの

     です。ですから、埋める必要などないのかも知れません。

       でも人々は日々、その埋まらない溝に、

      時に驚き、

      時に憤慨し、

      時に理解不能となり、

      90年后よ!

      のため息になるわけです。

 

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2012年6月12日 (火)

別れの季節・卒業ー 中国は卒業式、シーズン

Photo
  卒業シーズン。

  中国のお話です。

  中国の大学はこの時期

    卒業の時期を迎えます。

      先月あたり5月の末がそのピークでして、各大学ばらつき

    がありますので、6月に入ってからの学校もありですが、

    そろそろもう卒業シーズンを終えようとしています。

      そして、この後に控えているのが“高考ガォ・カォ”例の

    大学修士への準備へと入って行く中国。

    この“高考”がよく毎年のように話題にはなっています。

      今年もそろそろ話題の中心がそちらへ移りそうな、

    いま、中国はそんな時期です。

       知人の娘さんも今年、無事卒業されたようです。

     就職活動も順調に済んだようでして、親元からはちょっと

     (ちょっと、といっても中国の場合はすぐに800キロくらい

     離れた都市へ転居しての一人暮らしだそうです。)

      離れた都市での新生活を始めるようです。

     ですが、このお嬢さん、大学生活を始めるときもう既に

     親元を離れられているので、大学の寮生活と、会社の寮

     生活の違いはあるものの、初めて親元を離れての暮らしという

     ことではありません。

       ご存知の通り、中国の大学では基本寮生活ですし、どの

     大学も地元学生よりも各地から受け入れてる学生が多いようです

     ので、大学生になった時点で親元を離れる暮らしには慣れて?

     いるようです。

        この知り合いのお嬢さんもそうらしいですが、最近の大学生

     (ということは以前はそうでなかった、ということですが)大学生活

     中に恋人を見つけ、学生生活を楽しみながら恋愛も、というカップル

     が増えているそうです。

       それだけ、学内での生活が自由になったということの証明?

      でしょうか。

       また、学生の側にもそうした余裕ができてきた、ということの

      証でもありますし、

       更には周囲がそうしたカップルを以前であれば、その数も少なく

      かなりあれこれ中傷したりの時代があったのですが、そうした

      抵抗?も無くなってきたということでしょう。

        ということで、晴れて?知り合いのこのお嬢さんも

      大学で知り合った男朋友ナン・ポン・ヨゥと、別れがたく、

      男朋友の実家があるその地方都市に就職するそうですし、

      男朋友もまたその都市のすぐとなりの町の会社務めだそうで、

      このお二人には、卒業が別れにはならずに済んだ、

      というわけです。

      ですが、それはそれで、このお嬢さんの父親である知り合いの

      私の友人は、かなりいろいろ心配のご様子です。

      でもこれはまぁ、どの国の親御さんも同じことでしょうから、

      そんな年頃のお嬢さんをもった親御さんは別に中国でなくとも

      同じだと思います。

        この時期、卒業と同時に、別れなければならない大学生の

     恋人たちがいるのか、数は分かりませんが、それはもうたくさん

     いるでしょうね。

       とりあえず、友人におめでとう、と声をかけ、

       別便で彼女には何かお祝いの品を贈っておきますが、

       これからがご家族も大変です。

      そんな、そうだ中国はいまが卒業シーズンだったんだ、

      というのを友人からの手紙が思い出させてくれたので、

      書いてみました。

 

 

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2012年6月11日 (月)

アメリカに漂着する日本のゴミ問題ーゴミは片付けましょう!

Photo  こちらは、中国で報道されている

  日本から太平洋を渡って漂着した

     浮き桟橋、というんですかね、ですから相当大きなものです。

    手前に人が立ってますのでそれと比較されればお判りいただける

    と思います。

       つまり、あの昨年の3・11以後、あらゆるものが海に流され、

     近海を漂い回収されたものもあるでしょうが、そのまま海流に

    のって、遠く太平洋を隔てての対岸戦に、一年とよっとを経て

    辿りついたもの。

      すでにこれまでも相当いろいろなモノがアメリカの海岸戦では

     拾われているのだそうです。

       で、あまり日本のテレビなんかを見ないものですから、日本

     でもこうした報道はされているのかどうか分かりません。が、

        まえに偶然に見たテレビ番組では、数年まえですが、

     韓国から様々な漁具の類だったと思いますが、日本の海岸線に

     漂着しそれらは、わざと投棄されたものも含めて日本の漁業生活者

     に影響を与え、迷惑だ、といったような論調の番組作りでした。

        今回はこの逆です。

      日本が、アメリカ一国には限らないでしょうが、これからもどんどん

     そのゴミが押し掛けるというんですから、

      何か手を打っているのでしょうか?

      人を配置してるのでしょうか?

      ごみ問題はちゃんとして欲しいですね、

      日本がその手本となってほしいですけど・・・・。

     ゴミをほっといてそのまま、という国家にはなって欲しくないのですが。

     自分で出したごみはちゃんとしましょうよ。

      そんな声が日本のマスコミからは聞こえてきませんけど・・・。

      他国には厳しいが、自国には甘い国にいつからなったのですか。

      ごみ問題、国が手本を示せないようでは・・・駄目でしょう。

      国もいろいろやることは沢山あるんでしょうが、

      ゴミの後始末位できなくてはちょっと恥ですが。

      そのことを、よその国から指摘されてから動き出すよりも、

      自分から手をかけて行って貰いたいと願ってます。

      さて、先の中国の記事ですが、

     そうした漂着物がつぎつぎと現れているという事実を報じています。

      それに対する中国の人たちのコメントがこれまた・・・・

      「一年以上もかけて太平洋を渡りなお壊れもしないこんな大きな

     建造物を造る日本の技術は流石だ・・・」

        これって素直に誉めてるんですかね、それとも・・・

      「この建造物、このまま使えそうだから売ることができないか・・・」

        え~!!こうなってまだ儲けたい?!!

        といったような不思議なコメントが付いてましたよ。

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2012年6月 9日 (土)

中国の人と名刺・番外編ー私の名刺

     まだ、名刺のお話です。

   私は、中国の方の名刺を相当もってる方だと思います。

   今でもそういうところはありますが、中国の方、もともとは

   そんなに名刺をお持ちになる方ではなくて、つまり、名刺交換

   が大好き?なのは日本人と理解している。

    このことは中国でもかなり知られていて、ある国政交流活動で

   訪日が決まった知人が、日本に行くにあたって、どれくらい名刺を

   刷り、どれくらい持っていけばいいか?を相談された。

     その団の行動予定を知りたかったのですが、それを聞く間もなく

   100名でどうだ?と向こうから尋ねてきたので、まぁ単位としては

   100枚くらいからだろうし、団員全員の名刺を揃えるので、全員

   同じデザインの名刺をこれから作るのだという。

     だとすれば、全団員が20人近かったようですから、これが

   100枚が200名になると、総数が相当大きくなるので、そうね

   100枚あれば、とりあえず・・・と、答えておいた。

     その後、訪日のその途中で連絡が入り、彼は笑いながら、

   日本人がこんなに名刺好き?だとは思わなかったし想像以上

   で、100枚の名刺は訪日日程の半分を過ぎる前に使い果たし、

   名刺を切らしてると失礼なのでコンピューターで急ごしらえの名刺

   を間に合わせに使っているが、これも凄い勢いで減るのでちょっと

   怖い、と彼は言っていた。

     中国の人の名刺話題で一番に思い出すのはこの話し。

     もうひとつある。

    それは直接私の名刺に関する話題だが、

    私の名は、彼らは中国語で ドン・ツゥーと読む。

    日本語ではナント読みますか?と聞いてくる人もたまにはいるが

    彼らは余りそうしたことに頓着しない。

     第一、どうも ヒガシデ というのは彼らは言いにくいらしいし、

    覚えずらい?という。別に覚えて貰わなくとも構いませんが。

      衝撃だったのはある日、友人の友人と会った。

    友人を介しての紹介された彼は、某ファション店の店長さん。

       先ずは名刺交換をした。互いにほぉ~などといい、互いの

    名刺について一言二言。

    中国の人にしてはなかなかセンスのいい服装センスなのはそのせいか、

    と思い当たり障りのない最近の日本の服装の流行について、多分

    彼の方が私より詳しいはずなので彼の話に合わせていた。

       何でも日本人客も時折くるので店内にちょっと日本語で書いた

     案内のようなものを作りたい、との話だった。

       そこに、電話が。彼はその電話に出て、仕事の話をしている。

     私ともう一人の友人は、その間に違う話をしていた。

       電話の彼は、何だって!!とか、そうとう入れ込んでいた。

     まてまて・・と電話の向こうの相手の話を止め、メモをするようだ。

     もう一回言って、とペンを胸ポケットから、メモを書く紙はと見ると、

     なんと私が今渡したばかりの私の名刺の裏側にしようとしてる。

       あの~・・・別にいいんですが、それは私の名刺であって、

     メモが紙ではないわけでして、

       それで、その当の本人が目の前にまだいてですね・・・・

      いやいや居なくとも駄目だと思いますが・・・

      まるで普通にメモしてますけど・・・

      まいったなぁ~と、思う私。

      横の友人を覗くと、そのもう一人の友人も別段このことは

     全く気にもなっていないようだ。私だけ?ショックを受けてるのは。

      これがもし全く逆でもこの人たちは気にもしないんだろうな、

     と思ったのが今でも印象に残っている。

       中国人の変わった名刺をここで紹介したかったのですが、

     個人情報とやらが何やら煩し時代ですし、私の全く個人的な

     お付き合いの方の名刺は名がでては流石にまずいだろうと

     思いますのでご勘弁ください。

       そういうお前の名刺を見せろとのご要望ですが、

     そんな期待するどのものもありませんが、まぁ自分のなら

     いいかなと思いますので、ちょっとお見せしますか・・・。

Mingpian1_001_2   私の名刺はこんなです。

  写真は中国の黄山 ホァン・サン

  有名な安徽省の山です。

   ここの景色がいたく気に入ってずっとこの

         デザイン。

Mingpin2_001 実はもう一枚、本当はあと二枚というか

 三種類の名刺をもってまして、

 会う方によって会う立場によって使い別け

     ています。下はお店の関係でお会いする時の名刺。

     こちらも写真は、黄山です。

       お前の名刺こそが地に色が入り、前には中国簡体字

     で書いてましたので、中国人の名刺のようだ、と友人には

     言われています。

        あと一枚は、学校用ですので流石にこちらは白地に

     黒文字のごくごく普通?の名刺。

        上の話題は一枚目の、名刺の裏が白でして、

      それをメモ代わりに使われてという思い出です。

        二枚目のやつは、ビニール被膜と言うんですか?

      紙に加工がされていて濡れても大丈夫、メモなど

      できません。こっちだったらどうするんだろうなぁ。

 

    






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2012年6月 8日 (金)

中国人・名刺の肩書き

     ホームページ『茶館・隗』6月号の「わたしの見た中国」

  今月号は、中国の人の名刺の話題です、「名片ミィン・ピェン」

  となっております。どうぞ、『隗』ホームページもご覧ください。

    さて、昨日はその名刺そのもののお話でした。

   今日はその名刺に書かれている肩書きについてちょっと触れて

   見たいと思います。 

    ほぼ日本の方も中国の会社でのそれぞれの呼び名はお判り

   と思います。呼び名が違うものもあれば、同じものの。

     例えば、「経理」は社長のことだ、ぐらいは有名ですから大丈夫

   ご存知と思ってお話していますが、大丈夫?ですか。

Imagecai960zx
学校関係もほぼその呼び名が同じですので、そのまま

いけると思います。

  教師に「高級」とつくのは中国の制度として、教員に

    ランク付けあるということでして、お医者さんなんかもそうなんですが

    この手のは、まぁこれがついていたならワンランク上だよということ

    を言いたいのでしょうから、そのままとっていただいて、それに対応

    する日本の肩書きがありませんので、クラス別だと思って下さい。

    「特級」というのもあるのですね、多分「高級」が上だと思うんですが、

    明確な基準が分かっておりません。

      私の経験で、この肩書きで困るのは、中国の政府機関の人たち。

    更に、日本語に訳しづらいのは

      まずは、「主任」。これが困る。何故ならややこしいことに日本に

    だってこの肩書きはあるわけでして、ちょいと油断するとその日本の

    主任さんと中国の方の名刺にある「主任」さんを同クラスと見てしまい

    がちですが、これがどうして全く違うものです。

      相手方の中国の機関(単位ダン・ウェイ)」の大きさと言うか規模

    にもよりますが、中国の「主任」さんの持っている権限と社会的地位は

    日本のそれよりも大体は相当高いところにあります。

      中国の「主任」さんは、ある部署の責任者意味合いですので、

    時に日本のそうですね、部長クラスのひとがいます。

 

       もう一つ訳しづらいというか、なかなか伝わらない、伝えにくい、

    「副」があります。中国は部署が大きいと必ず「副××」の人がおられ

    ますが、「副」だからといってあなどってはいけません。

      それも「副」の付く人が何人もいたりします。

     日本にもこの「副」の人はいて意味するところはまぁそんなには

    変わらないのですが、権限や地位と言った面では、日本の「正」と

    いうか、何もつかない「×長」がいて、それに対する「副×長」です

    から、下だと思いがちですが、中国のこの「正」と「副」のところの

    差は極めて近いです。これは感覚的なものですので、訳すのは

    ちょっと訳しづらく、そのまま「副×長」ですと、ご本人も名乗り、

    名詞の肩書きにもそう書いてはございますが、こちらもあなどり

    難いものがあります。

      で、この二つが合わさったりして、

      「副主任」などという肩書きですが、日本ですと序列がぐんと

    下がりそうなものですが、中国ではそうではない、ということに

    ご注意ください。

      経済界では、会社の中の、組織図との関係もあったり、

    以前ですと、中国側の方の名刺の作り方にも乱雑なところもあったり

    で、その経営権の問題や、代表の意味するところ、役員会での発言権

    などなど細かなところで違う役職名も、結構大雑把に使っていたり

    しましたが、こちらは大分落ち着いてきましたので、そろそろ日本の

    それらに対応する名が、名刺の肩書として掲げられるようになる

    でしょう。

      日本でもそうでしたが、以前のように、これでもかぁ~と、

     小さな字で肩書きが溢れんばかりに刷り込まれている名刺は激減。

     沢山の役職についておられる方も、そのうちのご自分を代表される

     一つ二つの肩書きを刷り込むようにはなってきました。

     名詞にも時代は反映されるわけです。

       名詞というやつは面白いもので、

      実はそれより更に偉くなっちゃうと、

      肩書きがないのであります。

      お名前だけ。住所もご自宅なんかは知らせませんから、機関の

      住所と代表の電話番号だけ、

      やたらに空白の多い名刺。

       実はこの上がありまして、

      名詞いらず。ご自分の存在そのものが名刺です。

      知らぬ人がいないその人は名刺をお持ちになっていない。

      つまり、人から名刺を貰うばっかりの人。これが究極かな。

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2012年6月 7日 (木)

中国人の名刺に関する考察ー今月号「わたしの見た中国」

      ウェブ版、6月号「わたしの見た中国」は、

    中国の人の名刺(名片)に関する話題です。

   『隗かい』ホームページ、6月号更新致しました。

  いつものようにこちらから→「名片ミィン・ピェン」を

  ご覧になってください。

Mingpian  さて、名刺ですが、中国語では名片ミィンピェン

  と言います。

  皆さんが中国の方の名刺と接する機会がどの

    程度おありなのか、分かりませんが、留学生と交流している

    レベルでは当然のことですがあまり必要なく、やはりビジネス

    ですね、商取引で中国の方とお会いになる、そこに名刺の

    やりとりが発生します。

    或いは中国のお役人ですね、政府機関の人と会う、となれば

    ここでも名刺が。

      まず形状から言って、大きさや紙質などはもう殆ど変り

    ありません。何故名刺はあの大きさなのか分かりませんが、

    偉いからといって大きな名刺ということもありませんし、たまに

    ちょっと小ぶりだなと思う程度の名刺はありますが、ほぼ定形。

      紙で出来ているかどうかはあとは個の問題でしょうから、

    中国の方から紙でない名片をいただいたこともありますし、

    紙でも、これ何か加工してありますよね、というのもありました。

      奇をてらう人はどこにだっていますから、それは置いといて、

    その一枚に込められた日中の違いを書いてみました。

       大きさが同じ、形が同じ、材質が同じ、

     それで違うのはどこかというと、

     まず、最近どんどん中国でも白地に黒の印刷名片が増えて

     まして、面白くない?のですが、以前は中国の方の名片は、

     という名片 も が正しいでしょうが、ハデでしたね。

      多くは白地の紙ではなく、地に色が入っていた。カラフル。

     一時、縞模様の名刺をもらい続けていた時期がありましたが、

     あれは今はもう見られないようで・・・。縞模様もいろいろでして、

     その組み合わせで、キラキラ光線の加減で光ったりなんかして、

     視覚的には注目度満点でしたが、名刺としては見づらかった。

      今も手元にありますが、長い年月を経てその名片はもうその

     キラキラ光線も出ず輝くも失せ、アレッ!こんなだったけ!!

     という感じです。

      その後も何処かに色を入れたがってましたね、会社のロゴ

     マークだったり、どこかに色をワンポイントで使う名片時代が

     続いてたのですが、多分日本人の名刺の影響だと思います、

     最近では日中双方、白地に黒で印刷した名片が中国の方の

     それにも多くみられるようになりました。残念。

      残念かなぁ~・・・まぁ残念、ということで。

      では、なぜに以前は白地に黒の印刷は嫌われていたかの

     お話は書きました。そちらをお読みください。

       特筆すべきは、中国の方の名刺でこれまた一時流行ってた

     んだと思いますが、香り・ニオイ付名刺です。

       紙に香りを加工してある名刺ですが、香りはどうしても時間の

     経過と共に飛んでいってしまいますので、そのせいだと思うのです

     が、最初はあれ多分キツイ香りというか強めにつけてると思うん

     ですね、ですからかなり強烈に香る、或いは匂うわけでして、

     一番最初の頃はへぇ~とか感心して、鼻に近づけて香りを嗅いだり

     もして、その事を話題にもし、盛り上がったりもし、楽しめた。

       楽しめなくなったのは何故か。

      お一人ならまだしも、名刺交換する人する人の名片に香りが

     付いていてごらんなさい、結構香りも喧しい?ものでちょっと

     邪魔になる。

       また、香りにだって好き嫌いはありますし、心地よさ悪さは

     あるわけでして、相手にとっては芳しい匂いでもこちらにとっては

     ・・・・ということだってままあるわけですよ。

        そうして名刺ももう相当何年の前のものですが、手元にあり

     ます。それらを手に眺めながら、今頃のこの人はどうしてるかなぁ

     などと思いを馳せて、一枚一枚見ていると、いつの間にか時間が

     相当経っていて、これはイカン!となるわけです。

       なんでもそうですが、日中双方でこうしたものが、時代と共に

     そう違わないものになると、一抹の寂しさを覚えるわけでして、

     かと言って、あまりに違いすぎるその頃は、何でこうなのよ??

     と、文句なんかも言ってたこともあり、人間って勝手だなぁ~と

     思っています。

       今はなんでもかんでも同じになっちゃって、

     同じ方向へ向いていて、面白くない。じゃぁ面白ければいいのか?

     というと、これまた不安。

       勝手なんですよ、ニンゲンって。
 

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2012年6月 6日 (水)

花より団子ー避虚就実

    先ずは、昨日のクイズ?の回答から。

  どういうわけか、続き物になってますが、訳の分からん方は

  ちょっと昨日の文も覗いていただけると、お分かり頂けると思います。

    花の名です。中国語で、孔雀草 は何の花でしょう?が問題で。

  答えは、 マリーゴールド でした。

    正解者には・・・・何も出ません。

    「花より団子」は、上手い日本語だな、と思う。

   これまた中国語ではその説明に入るので言い方はいろいろある

  のですが、直訳型だと、舎華求実

   不求風流但求実恵 などがあるが、

   普通に分かるのだと、 講究実恵  くらいがいいのかも。

     「花の無い時代」を過ごした国家は珍しく、人類の歴史上でも

   珍しい、花を愛することを禁じた国家、それが中国だ、

     と言ったのは誰だったか忘れた。

     社会主義建設下にあった時代の中国はまさに「花の無い時代」

   があって、食糧生産も覚束ない中国で、「花づくり」は無視?され

   違う意味で、「花より団子(食糧)」だった。

     そういえば、この直接の時代は私も知らないのだが、そのすぐ

   後ろの90年代初頭でもまだまだ「花より団子」で、街に花は見られ

   なかったし、人々の服装も、灰色か紺色一色で、街全体が色のない

   中国を見て知っている。

Tian_anmen 加えて、電力不足から夜ともなれば、はやばやと

 暗くらくなる街がいっそう色をなくしていた。

  別段中国人民が特に花が嫌いだったわけもなく、

    たまたまその余裕がなかっただけのことでしょう。

      ですから、その誰だったかは忘れましたが、「花の無い時代」

    が、中国に確かにありましたが、それって、この方の言うように

    人類で唯一ではないと思いますよ。

       いま、この現代だって戦下にあって、花どころではない国が

    実在している現実が悲しいかなあります。

     それは条件が許さなかっただけで、中国の人が花が嫌い、

    ということはありませんし、逆に近代になって、花卉産業が

    伸びてきて、どんどん発展し始めれば、これまた花の多くを

    中国から輸入する、切り花の生産地としての中国がすでに

    注目されている思います。

Imagecad9chlm
ただ、そうした産業に結びついた部分だけでなく、

そろそろ一般の家庭の人が気軽に園芸を楽しめる

そんな方向へもう少し中国が向かってくれることを

          願ってます。

     なぜなら、こして花を育て自分たちで愛でる、ということは

    その国が平和だという一番の証ですから。

      そんな時代が長く続いて、そんな国が増えれば、

     地球上の争いも減るでしょうから。



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2012年6月 5日 (火)

中国での花の名前をー孔雀草って何?

    花のお話をもう少し。

   日本で花といえば、「桜」でしょう、では、中国では・・・。

   国を代表するという意味では「ボタン」ですね、

Hua1 実はこれは、正式には国花としては認められて

 ませんで、「牡丹」を国花としていた時代もあった

 のですが、なかなか一つには決められないよう

 でして、ですから、国花としてではなく、国を代表

   する花というような言い方になっていたと思います。

     その決められないもう一つのライバル?は、

Hua_2  ご存知「梅」です。こちらは中国の

 暮らしの中に溶け込んで、古来より

 漢詩に歌われたりもし、人気が高い

    ようです。

      更にこれらに、「菊」があるじゃないか、中国には

    中国の「蘭」があるじゃないかの花が参戦に加わってかなり

    揉めています。適当に揉めていただいて全く構いませんので

    それは置いといて、

      もともと、「花の名」というやつは当たり前ですがそうした

    ことに関心のない人にとってはまるで無縁ですから存外花の

    名を沢山知っている人はそう多くはないのであります。

     これがまた中国になりますと、ホント一般の方は花の名を

    知りませんね。かく言う私はこれで意外?に花の名には

    詳しいほうでして、そこそこ分かるんですね。

     但し、日本語です。

     この日本語の名も、大体お分かりと思いますがカタカナ名が

    多いのであります。

     これはその花の学術名だったり、外来種だったりの要因が 

    そうさせていますので、致し方ない部分があります。

      ですが、何度も申し上げておりますが、漢字しかない中国。

    先の外来語の時にも触れましたが、あらゆるものを一旦消化

    して、漢字に置き換えなくてはなりません。

    これでまた、中国で花の名を尋ねた時の複雑さが加わります。

     あまりない機会ですので、以下ちょっと中国で花の名を

    テストしてみましょう。中国語で五問花の名を書きました、

    さてこれらの花は一体なんでしょう。

     (ヒント、どれもがだれもが知っている花々です)

    ① 杜鵑    ドゥ・ジェン

    ② 仙客来  シェン・クゥ・ラィ

    ③ 一品紅  イー・ピン・ホン

    ④ 波斯菊  ボォ・スー・ジィ

    ⑤ 万寿菊  ワン・ショゥ・ジィ

    それでは、正解を・・・。の、その前に、

     横にカタカナで音を示したのは、この漢字でさえなかなか

    判読できないのに、中国の人に花の名を尋ねると、この音で

    帰ってくるという更なるややこしさがあるわけでして、大変です。

     ということで、

     正解を書いておきますが、五問全問正解者は凄いです。

    多分あなたは普通の人ではありません。

   ①ツツジ②シクラメン③ポインセチア④コスモス⑤マリーゴールド

     となります。

     一門も分からなかった、あなた、それで普通です。

      ここでお気づきの方もおられるでしょうが、ではでは

    表題で使われている「孔雀草」は何の花でしょう?

     これ、明日までの宿題にしておきますか。

      



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2012年6月 4日 (月)

中国の公園には花壇がない!?ー花の飾りつけについて、

    中国の公園の話題を書きましたところ、ある方から、

   「中国の公園は花壇がないですよね」と指摘されました。

   「花壇がない」とそう断定されてしまうと、ちょっと・・・、

   「いやいやありますよ・・」、と答えたくなる。

     だが、待てよ・・・と。確かに日本のように公園に必ず

   花壇が・・・とはならない、最近でこそそんな公園も見られる

   ようになったが、そう言えば・・・以前はなかったかも・・・。

      そして、この方のイメージがどこにあるのかは私にも

   分からないですが、若し、私と同じだとするなら・・・

Hua これでしょ!!国慶節(建国記念日やその他の祝日)

 などに中国に突如として現れる花壇ですよね。

  これはご存知のように鉢植えの花を並べてデザイン

    されたりしていまして、日本の花壇とはまた違っています。

    国慶節10月1日が近付くと、あの天安門広場もこうした鉢植えの

    花で埋め尽くされ、一面が綺麗な花壇となります。

      あれは全て一個一個が鉢植えでして、実際に国慶節の前に

   あの膨大な数の鉢植えを人海戦術で正に並べようとしているところ

   を見たことがあります。

 

     公園でも時々同じようなことがあって、普段はな~にもなかった

   ところへ、一夜にして色とりどりの花で埋め尽くされた花壇が出現

   することになります。

     多分この印象がお強いのでしょう。

Hua_2
 中国の公園は低木の樹が、歩道の道なりに植わって

 いることがあっても、そういえば、以前日本のような

           花壇は少なかった。確かになかった。

       では、それは、何故か?

     この問題、ちょっといろいろ考えてみたのですが、

     まず、この以前はというわたしの20年ほど前の中国ですね

     つまり1990年代。この頃の中国の花卉生産は多分かなり

     お寒い状態で、街にも花屋さんはチラホラ、まだ花にうつつ?

     を抜かす余裕がなかったのが一つの理由。

       もう一つは、中国全土でいうとどうなのか分かりませんが、

     中国の土ですね、普通に公園でも街の何処かでも、こう

     掘り返しているとき覗いたりしてたことがありますが、あれは

     日本と違って土が堅そうですもんね。ふわふわした腐葉土と

     まではいかなくともとてもじゃないが、園芸には向いてなさそう

     な土でした。土に問題ありです。

       大学の何かの記念行事で、紀念の植樹というんですか、

     何やら学会のお偉いさんがきて学内の緑地に樹を植えようと

     いうのをカメラ片手に出かけたら、その植える穴を掘るのに

     お偉い学者さんではとてもスコップでは歯が立たず、学内の

     用務員のような人が出てきて、力任せに穴を掘ってようやく

     植える樹の根回りぎりぎりに穴が掘れる、といった按排でした。

 

       多分、多分ですが公園の土も似たり寄ったり、

     また、雨も少なく、降水量が絶対的に足りてない、

     ですから乾燥がひどい、

       この条件に長く耐えられる花がない、

     となれば鉢植えですよ。これならば管理はらく。

     だから、必要な時だけ、鉢植えの花をどこかから運んできて

     飾り付ける。一夜にして立派な花壇?が出現する。

       こんなくらいが私の思い浮かぶ回答ですね。

     公園に花壇をつくるのが難しかったんですね、

     今は違いますよ、土の問題も多分、園芸用の土を花壇となる

     ところへ入れて対処しているはずです。

       花もやはり“赤”色がお好きなようで

     サルビアの“紅色”が青空によく映えて、綺麗に咲いています。



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2012年6月 2日 (土)

朝の公園、中国と日本の違い

    公園を散歩するには最適の季節となって参りました。

   私には朝、公園を散歩する習慣?趣味??があります。

   もうかなり長いです。また、年と共に朝の目覚めが早くなり

   ますます、朝の散歩に磨きが?かかってきています。

    家の近くに五稜郭公園という大きな公園(城跡)があります。

   そちらの堀割りをグルット歩くのが私の定番です。

     中国へ旅行へ行ってもこの好習慣は途切れることはなく、

   ホテルから朝出て、近くに大概公園がありますが、そうした場所

   を一回り、が旅先での日課でもあります。

     さて、その毎朝の散歩で日中の公園の利用のされ方で

   気づくことがあります。

     公園そのものの造りの違いなどもあるにはありますが、その点

   はまた別の機会に譲るとして、公園に来ている人たちのその公園

   の過ごし方の違いを主に見て見ましょう。

Gongyuan_1 まず、違いは人が多い。どの公園も朝から沢山の

 人が出てきて、日本だと今日は何か特別の日?

 って感じですが、中国ではこれが日常ですね。

    そして、集まってきた人々は思い思いに公園の中で自分の好きな

    何かをして時間を過ごします。ダンスだったり、太極拳だったり、

    団体遊戯だったり、その種類も多いですね、これに加えて純粋

    散歩の人や、ジョギングの人に、ペットを連れての散歩の人も

    います。犬を連れての散歩は日本ほど見られず、まだ小鳥を

    つれてその籠を片手の散歩の人が見られます。

      人も多い、つまりは利用客が多いのと、これだけ多様に利用

    されている公園はある意味、公園として役割を十分に果たして

    いるように思えて、中国の公園はその価値があるなぁ~といつも

    思っています。

      日本の公園は折角あるのにその利用され度においてちょっと

    かわいそうかな、と思いますね。

Gongyuan_2  前に書いた、「地書」の人たちなんかもいてさながら

 中国の朝の公園は、体育会系も文化系も一緒に毎日

 活動をしているその活動の場としてあるような感じです。

     一方、日本の公園は、私の愛用する五稜郭公園も、園内での

    ラジオ体操目当てにその時間、年配の方がまとまっていらして、

    その時間だけちょっと賑わい?ますが、あとはワンちゃんを

    つれての散歩の方たちですね、

      多分、中国だって日本だって朝の公園のメンバーはほぼ

    毎日同じような人がきて、同じようなことをしてるのでしょうから

    その点では同じでだと思います。

      そうだ!朝の公園はやっぱ若い人が少ないもんなぁ~

    若者は何処の国でも朝、起きれないんだよきっと。

      でも、やはりあの中国の朝の公園の賑やかさは羨ましい。

    日本の公園はどこかうら寂しく、勿体ない様な感じを持ってます。

Goongyuan_3
 ついでに紹介。

 日本ではあまり見かけない、こんな遊戯器具が

 中国はいろいろありますね。健康志向なんでしょうね、

     たまに、その方の使い方があってるのかどうかは分からない

     のですが、前々からあの器具はどうやって使うんだろうと、

     疑問に思っていた器具を使ってる人を見て、

      なるほどな!と納得の時と、

     えぇ~、コレってこう使うんだぁ~!!(適切かどうかは不明)

     の時がありますが、

     総じて言えることは中国の朝の公園、覗いて見る価値はあります。

     ツァーで行かれても、朝少し早起きをしてどうぞ公園へ。

     迷子にならないようにね!






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2012年6月 1日 (金)

観光客に、無礼な国ランキングー観光客に親切な街・はこだて

  世の中には不思議なことを調べたりする人がいるもので、

   この「観光客に無礼な国・ランキング」のもとは、

   ドイツのあるメディアがやっている調査です。

   ドイツの旅行予約サイトが、世界1200人の観光客を

   対象に調査をした結果を発表。

    観光客に対して、「親切」「人助けをしてくれる」「明るい」

  などの観光客にとってありがたい観光地がある反面、観光客に

  「無礼な国」もある、ということでその順位付をしています。

    その結果、

    なんと晴れて?第一位に輝いたのは、フランス。

    19.29%の得票を得て、一位。

    イメージとしては、ワインとか料理とか、芸術などでどちらかと

   いえば、ロマンチックな感じをもたれがちですが、この調査では

   観光客に対して非常に「無作法」と評価されて、酷評。

    惜しくも?第二位は、ロシア。

   ロシア人は観光客に対して、現地の天候と同じで「寒い」と。

   つづく第三位が、イギリス。

    イギリス国民は観光客のことなどまったく顧みず「冷たく」

   国民はお酒とサッカーにしか興味がないとこれまた酷評。

    第四位がこの調査をしているドイツ。

    ドイツは観光大国の質が欠け、国民が親切ではない。と

   自らを評価。

     私の注目の?中国は、惜しくも??第5位。

    これは駄目ですね・・・もうちょっと頑張ってもらわないと。

     日本はランクインすらしてません。

    で、この調査、ドイツが・・・というところが味噌でして、違う国の

    違うやり方で調査すれば恐らく全く違って結果になるでしょうね。

      さて、こっからが、我田引水なんですが、

    日本はおそらく「観光客にあたたかい国」上位入賞確実ですね。

    それはもう調査をやらなくともわかってる。

     さらに、私の住むハコダテは、観光客の印象抜群のところです。

     こちらは国内の「行って見たい観光地」調査などでも証明。

Hakodate_1
  まぁ、実際に一度来ていただければお判りいただける

  と思います。新緑の季節となりました、先ずはどうぞ、

  一度来てみて下さい。

Hakodate_2
  一度いらした方はまた来てみたいと思ってお帰り

  なられたと思います。前回の季節とはまた違った

            季節に、また、前回とはちがった旅の仕方で、

            市電を利用されたりしての観光を楽しんでください。

Hakodate_3
   ハコダテといえば、もう夜景ですが、これも季節を

  違え、時間を違えれば全くちがう表情であなたを

  お迎えいたします。

    ということで、函館観光PRに一役かったところで、

    またまた、中国との関係ですが、

    中国での知名度はまだまだですね、台湾では可なり知られるように

    はなりました。ですが、大陸のお客様にはまだまだ知られてません。

      知られるには、一番良いのは馮監督のような監督に函館を舞台

    に映画でも撮って貰えれば一番手っ取り早いでしょうね。

      何度かお願いしてるんですが、私のような個人が書いたところで

    ファンレターの1通くらいにしか思われてないでしょうしね・・・。

      中国のネット上でもハコダテを訪れての感想などを書かれた博客

    ブログなども以前よりは増えてはいますし、どの方もハコダテ観光に

    満足されてお帰りになっているようすが分かります。

      ただ、外国からのお客様に親切か?というと、

     ハコダテ人は根が親切なんで、その点での心配はいらないのですが、

     どう親切にしていいか分からない?ということはあるでしょうね。

      でも親切心は通じるんですよ、言葉ができなくとも、

    言葉できればそりゃあもう、もっと便利、盛り上がりますよ、

    その為には簡単な中国語も習ってください。

      「ニーハォ」は誰でもご存知、「ホヮン・イン」の一言が、

     たったそれだけの一言がその都市の印象を大きく変えたりするん

    です。このことは逆の立場でご経験になられた方も沢山おられると

    思います。

     街のあちらこちらで「ホヮン・イン、!ホヮン・イン!!」の声が

    聞こえて来るようになることを願ってます。




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