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2012年5月10日 (木)

東日本大震災とその後の中国人研修生

   東日本大震災から1年と2か月、14か月が過ぎた。

  被災地の復興が一向に進んでいるように見えないのは、

  単に被災地域が大きく広い、ということでは説明できない。

    要因は荒く言えば二つあって、

   一つは、福島の原発・放射能汚染の問題、

   いま一つは、日本の政治というか、政治家の問題、

  で、上の問題にも下の人たちは大きく関わっているので、

  究極、あの永田町に居られる先生たちが大きくブレーキとして

  働いているようだ。

    それとは別に現実は、時間がどんどん過ぎて行くわけで、

  人々の暮らしはできればあの震災前の暮らしに、全く同じように

  戻ることは叶わないにしても、戻りたいし、せめて平穏な日常を

  取り戻したい、との気持ちは痛いほど分かる。

    被災地の企業もぼつぼつ再開し始めている。

   そんな中で、水産加工業などが多いのですが、被災前にいた

   中国人研修生が、帰国後なかなか戻らない。

    日本側の組織「国政研修協力機構」の発表では、

   被災前に2万1000人程度だった研修生は、6000人くらいが

   帰国し、その大部分がまだ戻っていない、という。

     その原因は、研修生の家族がメディアなどを通じて知り得た

    情報で、福島第一原発の事故を目にして心配し、日本への

    渡航に反対していることにあるらしい。

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 中国メディアで取り上げられ、

 中国人研修生の命を自ら

 代わりとなって救った、水産

 加工会社の佐藤専務は、

 日本より中国で知らない人が

 いないくらいで、新聞やテレビ

    が幾度もその話題を取り上げていた。

      そこには、徐々に研修生が戻ってきているらしい。

      それも中国メディアで知った。

     復興の速度が速いか遅いかの感じ方は個人差があるだろうが、

    誰もが一様の遅い、という。

     その遅さが、目に余るほどの遅さなのか、

     まぁまぁ時間はかかるよ、と言う程度の遅さなのかの違いで、

     遅いことに変わりはない。

     国の動きとして伝わってくるのは、

    今日も、某O沢議員にまつわる話で、

    何とも、もういささか食傷気味ですが・・・。

     

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