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2012年5月 8日 (火)

中国人のお弁当

    また一つ思い出したので、中国人とお弁当の話題を続けます。

Hefan
日本のこのようなお弁当。「幕の内弁当」は

芸術的ですらある、というのは、われわれも

 うすうすは感じてるのでしょうが、これが

   外国の方が初めて目にされるともう、それはちょっとした衝撃。

     それは、私にも理解できる。

     それに、この方面(お弁当業界)でも日本では激烈な競争の

   の中にあって、昨日も書いたように、コンビニでもしかり、デパ地下

   食品売り場でのお弁当しかり、列車内販売や駅売りお弁当しかり、

   日々競争の中で培われどんどん精鋭化されていっているので、

   上の写真のようなお弁当を、しかもそう高くはないお値段で買える、

   これってやはり日本だけでしょ。

     台湾と韓国が似た環境にはあると思うのですが、多分その

   違いは、例の冷たい食事に対する抵抗感と、外食産業の発達で

   外での食事が容易と言う点にあると思います。

     日本はそのお弁当産業もさることながら、奥さんの作る、或は

   お母さんのつくる、愛妻弁当などがあるので、その底辺が違います。

     隗ホームページの 「わたしの見た中国」 帯盒飯ダイ・フゥ・ファン

    (米この盒の中国語読みはカタカナでは本来表記できない音です)

    に書きました中国の人のお弁当話題と、もう一つ私の経験で、

    思い出しました。日本での話なのですが・・・。

    中国から日本へやってくる研修生と呼ばれている人たちがいます。

   ご存知かと思います。道南ですと多くは水産加工の会社などにやって

   きますが、農業の研修生もいれば酪農の研修生や様々なかたちで

   日本にやってきています。その人たちに、日本語を教える、というか

   来日まもない彼女らに(何故か女性が多かった)日本のさまざなこと

   を教えるというお仕事をしていたことがあります。

     その時のことですが、

     授業形式で普通に、日本語の勉強などがあるのですが、会議室

    のような場所で、朝から午後まで授業が毎日あります。

     で、そこには食堂もありませんし、毎日のことですので、彼女らは

    寮生活をしていますが、朝自分で作ってお弁当を持参してきます。

      その会議室の横には給湯室もあり、お湯は大丈夫。電子レンジ

    もあります。ですが、そこそこの人数です。お昼、ともなれば、

    学校と違い、大体12時を見計らって、では「お昼にしましょう!」と

    私が言うと、一斉にお昼になるわけです。

      初日、二日目ぐらいまではよかった。季節はまだ春。室内は

    暖房が入っていた。お昼ともなれば当然彼女らの今の楽しみは

    仲間とワイワイガヤガヤ食事をすることだ。そして自分の持ってきた

    お弁当はこれまた当然全員温めて食べたい。

     電子レンジはひとつ。先を争う。チンするまでの時間が待てない。

 

     そこで三日目あたりからが大変でした。

    どうなったか?

     誰もがみな持ってきたお弁当を窓際の暖房設備の上に置いておく。

     そうするとお弁当は、授業中、ジ~ンわりと暖められる。

      昼には丁度いいくらいの温まり方。これは彼女らに大好評。

      だが、私には不評。分かります?

     この暖められた彼女らのお弁当の匂いが何ともいえず、鼻に着く。

     なにやら中国的香辛料の匂いが授業中いつでもしている。

      それが毎日だったのを思い出した。

      中国人とお弁当といえば、わたしはこの時の匂いが思いだす。

      そして、彼女らのいう、「很香ヘン・シャン!(いい香り)」

     という匂いにも民族性があることを知らされた。

    

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