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2012年5月31日 (木)

中国でも酒酔い運転を厳罰にー飲酒運転一層厳しく、

65f645be7ecdde458e0eb857ccaac8861_2 日本でも先日痛ましい、

 交通事故のニュースが続き

 ました。   

      あの事故の原因は飲酒ではなかったようですが、小さな子供

    たちが犠牲になったりの、痛ましい事故でした。

      当初は毎日報道していた、全国にあるそうした歩道と車道の

    区別もない、それでいて交通量が多い、問題の?道路紹介も

    もうその話題に冷めたのか、全くやってません。

      今日、この日も子供たちはあの狭い危険な道路を使って、

    学校に通っていることには何の変りもないわけです。

     今日の話題は、飲酒運転の取り締まりに関する話題です。

    こちらも先日も、何処でした?福岡かどっかの市が、市として

    市職員に家以外では酒は飲むな!命令を出した、というので

    話題になってました。あれ、期限があったのんでしょうね。

    無いと困りますもんね。もう解除?されたのでしょうか??

      その期間、福岡市では、例えば海外からのお客様とか、

    国内でもいいのですがなにか催しがあって、さて、夜の

    パーティーとなった時ですね、福岡市職員だけ祝杯はノン

    アルコールとなってたんですかね~。

      さて中国での話題です、

     中国でも飲酒運転に対する処罰を厳罰にしよう!ということで、

   飲酒運転には刑事罰が科せられることになって、一年くらいが

   過ぎました。この措置が効いて、かなり減ったようですから、

   その効果は如実と言っていいでしょう。また、罰則が厳しくなって

   当然で、遅かったくらいのものですから、この点に関しては異論はない。

     ここにきて、中国の飲酒運転逮捕で、新たな問題が持ち上がった。

    それは、中国各地でその飲酒運転罰則の法は同じなはずなのに、

    どうも取り扱いが違う、と苦情が出てる。

      それは地域によってなのか、人によってなのか、差がある。

    恐らくその両方でしょう。

      これは勿論駄目ですね。早急にまたこれに対処しなくては。

      どうやら、お目こぼし?が多いらしい。

      またまた、このお目こぼしには、裏金が絡んでるのかも。

      だとすれば、この裏取引を取り締まる人なり部署が必要になる。

     なんでこうなるか・・・、

       早急にこの点の改善しなくてはなりません。

 

       この話(法の施行に差があるという問題)が露わになった

     経緯も、単に、あっちでは駄目でこっちでは・・・・の

     やっかみからこうなったのではちょっとガッカリ。

       そんなことは無いと願ってます。

       飲酒運転がいったん引き起こすその事故の悲惨さの

     啓蒙にもっともっと力を注ぐ必要がありますね。

 



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2012年5月30日 (水)

中国・湖北省 武漢市での洪水

   昨日お伝えした、中国・唐山での地震はその後大きな被害の

  情報などは入ってこないので、大事には至らなかったのでしょう。

    イタリアで地震が発生し被害も出ているようですが・・・。

    今日、お伝えするのは、湖北省・武漢市での水害の話。

0530j121 こちらも街が水没したくらいでの被害で

 人的被害はないようですので、おそらく

    日本のマスコミでは取り上げられることはないでしょう。

     此処で取り上げたのは、この町も多分そうだと思うのですが、

    雨の降り方が、これまでの予想を超える、そんな、何でしたか

    日本では「ゲリラ豪雨」とか名付けられているような短時間に

    一気に降る雨が、そうした備えに弱い、また、道路をすべて

    舗装し人工的に出来上がっている大都市ほど、こうした突然

    の自然災害には弱い一面を見せているのは、どの国も同じ

    だと思います。

     武漢市はお判りと思いますが、上海からず~と長江沿いに

    入って行ける古代からの物流の集積地です。

     古くは三国志でも武漢・武昌の街はしばしば登場。

     武漢といえば、漢詩ファンには「黄鶴楼」が。

    そんなちょっと内陸の長江沿いの街は、開発に乗り遅れない

    よう無理してる部分があるのでしょう、都市開発もそうとう急激に

    進めているようですし、04年ですか地下鉄が開通したそうで・・。

     まだ乗ったことがないんですよ。でも、この町の地下鉄は情報

    に寄れば、地下を走るんではなくて高架上を走ってるらしいでは

    ありませんか。今度行ったら必ず乗って見ます。

      今年春には確かこの町で、建物が崩壊しての工事中の?

    事故があったり、ちょっとここのところ開発がらみの事故が多い

    ように思えますけど大丈夫ですかね・・・。

      武漢、2度行ってますが、

     この町の印象は、本当の残念なんですが、

     1度は、冬、みぞれ交じりに寒い寒い中を歩いた印象と

     もう1回も、たまたまでしょうが雨の日で、2回とも傘をさしての

     観光の想い出しかありません。

       ということは雨が多いのかなぁ・・・。

       でもまぁ観光で歩く街の印象も致し方ないですが、天候にも

     左右されますよね、

       そう考えると、ここ数日とても寒い函館です。

     今日は雨はあがってますが、観光で函館入りしたお客様には

     良い天気の日の函館の印象を持って帰っていただきたいのです

     が、そうそう晴れの日ばかりではありませんし、

        雨の日楽しめる観光、というのも創り出さなくては

     いけませんね。

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2012年5月29日 (火)

中国・河北省・唐山で、二日連続の地震

   日本では報道されてないようですが、

   昨日28日月曜日の午前10時過ぎに、

   今日火曜の、未明朝5時に、

   中国河北省(みなさんが普段ご覧になっている

   地図ですと首都・北京の右下、くらいの位置の市です)

   唐山市で二日続けの地震がありました。

Tangshan_dizheng_2 先にお知らせしておきますと、

 この地震での大きな被害はありません。

  ですので、日本では余り

 話題にすらなっていなのだと

    思います。

      二日続けの地震が珍しいからここで取り上げて

    いるわけではありません。

      ご存知の方も多いと思いますし、

      此処でも前に映画『大地震』の話題で取り上げました、

     唐山市で地震といえば、中国の人にとってはまた別の

     意味があります。

       それは、1976年に起こった、唐山大地震があった

     からです。あの災害から36年。

      当然中国の若い人地は実際にはその災害を知らない

    わけですが、なんといっても語り継がれているその災害の

    悲惨さと、先日の四川大地震で再び注目され、映画化された

    こともあって、若い人も、その映像を見、関心を寄せています。

      昨日もちょっと、留学生にこの話をしたところ、

    やはり、ネットでニュースは見ているようですし、

    中国の知人からこの話題でメールの連絡があったり、

    関心は高いようです。

      メールでは、このところの日本の地震と今回の唐山地震

    は何らかの関係があるのではないか・・・とのお話です。

      多分、専門家はそれがお仕事ですから日本の地震学者

    などはこの唐山での地震も把握しているでしょうし、それなりに

    お調べになっていると思います。

       ですが、マスコミや一般には余り知られてませんし、その

    ことが話題として取り上げられてはおりませんので、

      中国の友人からの質問は、日本ではどのように報道されて

    いるかとの質問と、二国間の地震の関係について何か言われて

    いるのか、との問い合わせでしたが、どちらも今のところ何も

    ありません、と答えておきました。

 

      二日続けの地震はちょっと気味が悪い、ということでしょう。

     因みに、昨日が4・8級、今日が3・2級という震度の

     発表でした。
      

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2012年5月28日 (月)

函館・五稜郭公園の藤棚が見事ですー盛開了藤蘿架的紫藤

   寒い朝を迎えました、函館は、風も強く、朝の時点では

  体感温度はこれは二桁ないです。

   寒いです。もうすぐ6月だというのにこの寒さはちょっと・・・。

   桜は終わりまして、いま、五稜郭公園の入り口にある藤棚が

  とても綺麗です。

Image3 かなりの老木だと思いますが、毎年綺麗な花を

 咲かせています。

  五稜郭公園は桜の樹が多いので、ひと月前ほど

   にはお花見の人出込み合ってました。

     ツツジが満開です。

     今日は藤棚の下を歩いて、その香りを楽しんできました。

    香りがまたいいんですよね。白と紫の花が咲いております。

   もうちょっと暖かいといいのですが、これはちょっと寒すぎです。

Goryoukaku 

 函館の五稜郭公園は、函館へいらしたことのある

 方なら大概訪れておられると思いますが、

     その名の通り、五陵の形をしておりまして、五角形なんですね

     「ミシュラン・グリーンガイド」で、二つ星☆☆に選ばれてます。

      私は冗談で、城跡そのものが星の形をしていますので、

     合わせて三つ星と、中国からいらしたお客様には言ってます。

       同じくこのミシュラン観光の格付けでは、函館は

     函館山からの夜景、三つ星 ☆☆☆ をはじめとして

     星の数総数29個もの観光地点があります。

      これからが、北海道観光の一番良い季節です。

      どうぞ、函館へいらしてください。

     ところで、北京はもう日中は30度を越してるようです。

     さすが、暑くなりはじめると一気にあつくなりますね。

      函館は、この天候がいつまで続くのかは分かりませんが、

     朝夕は涼しく、日中陽が照ってもカラッとした暑さですし、

     梅雨もありません。

       観光シーズン。

       どうぞ、函館へ。

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2012年5月26日 (土)

割り勘のない世界 と AA制

Aazhi 中国に「割り勘」という感覚?が

 ないのは、みなさんもう既にご存知

 かと思い、そのまま昨日、書きましたら

 「割り勘」が無かったらどうするの?

 というご質問もいただきましたので、

 ちょっと案外知られていないのか、

 それとも、そんな事には全く関心を

 お持ちでいないのかが計りかねますが、

    中国ではですから、日本人が「割り勘」を取り入れる?様な

    場合ですね、一番多くは、食事をした後の支払いなんかだと

    思いますが、日本ですとその多くは「割り勘」でいいはずですし、

    別に改めて断らなくとも、「割り勘」でしょう、普通は。

       年配者が若い人を引き連れて「今日はぼくの奢りね!」

    という場合は、その設定の方が特殊?なのでこの一言が

    必要となります。

      それで、デートなんかでも、デートといえるかどうかの微妙な

    関係やお二人の間の暗黙の了解があって、デートでも「割り勘」は

    日本ではあり得るのです。これはちょっと中国の人には受け入れ

    難いかも知れませんね。

       この文化の要因はいくつかあるとは思うのですが、

     わたしが考えているのは、

     一つは、これまでの新中国となってからこっちですね、食事の

     場面、とりわけ外食で少し豪勢に・・は、早い話がほとんどが

     何処かの単位ダン・ウェィ(国の機関)の人が他の部署の人を

     招待しての、官官接待?みたいなものでしたので、自腹が

     痛まずに、招待できたわけですね。

      そんなのが基本にあって、

     加えて、中国の方が大切にされる、「面子ミェン・ズ」の問題

    ですね、此処は私が・・・もあるし、この店と私の関係を誇示

    とか、いろいろあって見せたいわけです。

     あともっと、外食そのものが選べば日本より沢山選べて、

    安いところもあるにはあったりの、細かい理由等も重なり、これまで

    「割り勘」が育たなかった?と理解してください。

      まぁまぁこれで一旦根付けば、「割り勘」便利ですから、そのうち

    中国の人たちだって抵抗感?はなくなるでしょう。

      私が昨日取り上げました「A・A制」の最近の問題は、この

    「奢る」「奢られる」からちょっと進展しまして、今中国で論じられて

    いるのは、結婚されたお二人が、家庭生活においてその掛かる

    費用を二分割してやっていこうという若者の話題が取沙汰されて

    いるわけです。

       これもご存知かと思いますが、基本中国ではまだ、結婚され

    てもお二人ともお仕事を続けますね、早い話が日本のように

    女性が家庭に入って・・・という形は少ないので、お二人ともお仕事

    があり、ということは収入がおありになる、ということでして、

     この「A・A制」が成立するわけです。

       この話題を取り上げたのですが、ちょっと説明が足りなかった

     ようです。

     それと、この訳語の「A・A制」の訳仕方にもわたしが引っ掛かった

    のは、「A・A」かよ!(これも英語の訳からきているという説も目に

    しましたが、どうもそれって後付説明のような気がしますし、誰も

    中国の人たちは英語訳から来てるとは思ってないでしょ)と、

      更に、後ろの「制ヂィ」ですが、「制度」として捉えちゃたんだぁ~

    というのがあって、がっかり。

      「割り勘」は制度じゃないんですね、ここんとこが非常に日本的

    なんですが、互いに言わず語らずの、暗黙の「割り勘」でして、

     レジ前でのあの、「今日はわたしに払わせてください・・・」の

    やりとりも含めて、かなり日本文化ではありますから、

    理解は難しいでしょうね。

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2012年5月25日 (金)

中国・AA制(割り勘)に見る外来語の取り入れ方ー外来語を多用する口癖

   昨日書きましたように、日本人の中には外来語を多少して

  お話をされる癖の方が増えています。

    ざっと昨日紹介いたしましたので、重複を避けます。

 

   そこで、それを受けて、では、中国では・・・のお話に

  いきなり入りますが、

   ご存じのように中国語では基本?漢字しか表記の方法が

  ございません。(最近この後述べますが、一部アルファベット

  表記取入れ型が出始めました。これは中国語学習者には

  直ぐにお分かりいただけますが、ピンインが幅を利かしてきた

  ところにも要因があります。)

 

    漢字ありませんと、日本のように、カタカナでそのまま音を

  取り入れることが困難ですから、あらゆる新しい概念も一応は

  その“本意”を漢字に変えて理解し、それをもって外来語を処理

  しますので、外来語というよりも、新しい概念とは理解できますし、

  どうやら外から来たものであろうことぐらいまでは想像がつき

  ますが、日本語のそれのように耳障り?ではなくなります。

     こちらも礼をとっておきましょう。

   昨日使った、例えばアジェンダーは、議事日程とか議題とかに、

  アカウンタビリティーは、説明責任、くらいの訳になって話され

  そのまま漢字表記は同じですのでこうなって、但し中国語で話す

  場合日本語のそれとは音は離れます。

    ですから、

  わたしが言いたいのは、日本語のように外来語を多用したところで

  一旦、漢字に直すという作業を介在させますので、違和感?は

  中国の中の外来語にはこ手のものはありません。

   あらゆるものを、イノベーションは、技術革新とし、

   ポテンシャルは、潜在的力、潜力、としますから、

   日本人の外来語多用の人のような分からなさ加減と、

   違和感?をもたらすことはありません。

    ここまでは、よかった、よかった、となるのですが。

  これは概念の部分ですが、意外や意外、中国語の中に入って

  外からのやっかいな語としてあるのは、実は日本語が元にある

  ものだということをみなさんはお気づきでしょうか。

    これは余り指摘する人がいないのですが、実はそうなんです。

    最初に例をあげるのがこれが良いのかどうか・・・

   日本のカラオケを訳したとき、「卡拉OK カ・ラ・O・K」

   としたんですが、これがちょっと・・・なんで「OK」なの?

   ですが、もうこれで定着。

     Tシャツというこれまた日本語としても怪しげな、

   Tとシャツを組み合わせて、造られた語を、

    「 T恤衫 T・シュゥ・サン」としました、ここでも

    アルファベットが活躍?

     更に、これまで中国文化にはなかったお勘定の際の

   日本文化を取り入れた「割り勘」という制度?をですね、

   中国は奢る文化だったんですね、それまでは。

    これの訳がまた

Aa_zhishenghuo
 「AA制 A・A・ヂィ」としたのですが、

  双方平等と言う意味での、

  「A-A」らしいのですが、

  こちらは中国では、この訳そのもの

  よりも、若い人が盛んに取り入れる

  ようになった、新しい暮らし方の様式

  として、どうなのよ?

     ということが活発に論議されています。

    ですが、この訳自体が余り取沙汰されない事の方こそ、

     わたしは、どうなのよ?と思ってます。

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2012年5月24日 (木)

外来語が口癖の人ー口癖・番外編

  口癖のことを書いていて、直接この話題とは関係ないのだが、

 ちょっと気になることがある。それはほぼ日本人に限ってると

 思いますが、外来語を多用する人が増えているように感じられる。

 彼らは好んで外来語を使いたがるので、お話の要所要所にこの

 わたしには分かったような分からんような用語が入り、それが

 一つ、二つならまだしも、話の大勢がそこにあるような人のお話

 は悪いが何をおっしゃりたいのかわたしには分からない。

 他の方も大人しくお聞きになってはいますが、恐らく誰もその

 本当のところはお判りになっておられないのではないか、と

 思っています。

 

   例えば、

   某先生は、「オーソライズされるイノベーション社会は・・・」

  と、お話されてますが、わたしにはこの主語が分からない。

   また、イノベーション+社会のその意味するところがさっぱり?

   それが分かってないのに、「ハイグレードなイノベーション社会」

  は、もっと無理!!勘弁してください。 c(>ω<)ゞ

    みなさんの周りにもこうした実例は有ると思いますし、時に

  テレビの中の人や、政治を司る人たちもたまにそんな人がいます。

    口癖とは言えないです。

    ですが、この手のお話も口癖同様、気になるものです。

   「アジェンダーに対するアカウントビリティーについて・・・・」

   のお話は、途中で参戦した評論家先生も、

   「もっとインセンティブを高めて・・・」と言ってましたが、

   お前が先に何とかしろよ!と言いたい。

   「ポテンシャルを・・」は別に、「潜在能力を・・・」で良いんじゃ

   ないの・・・と突っ込みを入れたくなる。

    これでわたしが分かるのは、

   どうやら私は、外来語+活用形+外来語+動詞・・・・」といった

   ように、外来語と外来語が二つ以上重なることをことのほか、

   嫌がる傾向にあるようだ。

     外来語単独使用の活用形というのも・・・厭だ。

    「シュミレーション」に、「する」が付くんですが、

    「シュミレーションしてみて・・・」とか「シュミレーションの結果」

   とかの使い方も余り好まない。

    「やってみたら・・・」と言うのじゃ駄目なんですかね・・・。

 

     この点で中国は、日本とは違い、漢字文化のせいもあって、

  そうそう無制限に外来語を受け入れることはその性格上できない。

    できないのですが、こういう世の中ですので、

    外来語はどんどん中国にだって、押し寄せてはきます。

    中国語だって危ないです。

  そのお話をまた明日少し。

Wei_ge
 ←今日の話題とは全く?関係ありませんが、

「バイアグラ」は中国語では「偉哥ウェィ・グゥ」

と訳したんですが、これは商品名?だから

          いいですが、物ではない概念の外来語を

          どう取りいえるか、が明日の課題です。

 

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2012年5月23日 (水)

中国人の口癖 - 『隗報』91号、わたしの見た中国

Kaihou_1_001  中国情報機関紙 『隗報』第91号のご案内が

  続いております。

    三人目、私の書いたのは、中国人の口癖に

  ついての考察です。

   「口頭語 コゥ・トゥ・ユゥ」といいます。

     おそらく、みなさんもうお気づきとは思いますが、この口癖とは

    本来は“個”の問題ですので、それを“民族”として論じるには

    ちょっと、無理があります。

     ですので、この「中国人の口癖」という題が成り立つかどうかも

    怪しいのですが、それでもまぁ、中国の人だって一般的多い口癖

    は、そりゃぁあるでしょ、ということで書きましたので、そういうことを

    踏まえてお読みいただけますとありがたいですね。

Imagecaxjgiv1  その~、先ずですね口癖ですから、癖といわれるくらい自然に

  時間をおかず、要所要所で、同一のコトバを使うから口癖だ、

  というのが私の理解ですね。

    その点で、文中でもちょっと触れておりますが、

    現代若者の「マジッスカ~!」とか、「マジデェ~!!」というのは、

    上の条件には適合するのですが、これはどうも、現時点ではこの子

    の口癖とは言えますが、時代がそうさせている、というところもあって、

    流行りと口癖の両方の狭間にいますので、多分もう暫くしてこのコトバ

    が流行らなくなれば使わなくなると思います。

      ですので、除外です。

    となれば、また、一般的?国を違えて普遍的にあるものとして

    私が書いたのが「那個、那個、那個ナァ~ガ、ナァ~ガ、ナァ~ガ」

    や、「這個、這個、這個、ヂェガ~、ヂェガ、ヂェィガ」の、

    「あの、あの、あの~・・・」と、「この、この、この~」や、

    思い出すまでのタメですね、「あぁ~~・・」とか「うぅ~~・・」とか

      これですよこれ。

    これは始終言ってますし、お使いになってる人が多い。

    特にご老人ですが。

     あと、本当に“個”的には、私の知り合いで言うと、

    没問題 メィ・ウェン・ティ  大丈夫!!多用の人や、

    随辺 スィ・ビェン      適当に、  の人などおりますが、

     王者はやはり、「あのあの・・・そのその・・このこの・・・」の人ですよ。

     鄧小平という人の、

    訛りの強い「這個、這個、這個・・・・、××、這個、這個~~××・・・」

    も懐かしいです。

  

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2012年5月22日 (火)

台湾旅の想い出「旅のあれこれ」中島一水ー隗報91号

Kaihou2_001
 昨日から、『隗報』第91号の内容を

 紹介させていただいております。

  今日は、お二人目です。

 中島一水さんの文は、前号よりのつづきです

 「旅のあれこれ」が掲載されております。

    中島さんの文章もそうですが、何故か私には台湾のことを

  書かれた文章を拝見すると、大陸を旅して書かれたものとは

  違った、“台湾モード”と自分では呼んでいますが、そんな、

  独特の“匂い”を感じながら読ませていただき、今回もそれを

  十分に感じるとることができて、大満足です。

Taiwan_bas 台湾のローカル線バスの旅?というか移動ですが

 これまた、大陸とは違い、結構親切にして貰った想い出

        が私にもあります。

      それと、どこかやはりのん~びりの時間が流れていまして、

      これも大陸とは違い、好きです。

        そんな移動を、復興フゥ・シンという所へ移動したかった

      のですが・・、いろいろあっての中島さんのお話です。

Denglijun_mudi_2 中島さん、テレサテン鄧麗君ドン・リィ・ジュン

 の墓苑にも行こうとしてますが、

         どうやら今回は、行けなかったようです。中島さん

       これまでにも何回か台湾を訪れているようですし、恐らく

       前にも行かれたことがあるのでは・・・。

Taiwann_denglijun_4   中島さんの旅は春節の頃ですから、まだ早いですが

  これが先日此処にも書きましたが彼女の命日近くとも

  なれば、凄い賑わいにもなり、マスコミの取材合戦なんか

       もあるようです。

         私もその時期は行ってませんが、違うある台湾の祝日

       に行ったら凄い花束の数でした。

         未だ衰えぬというか、ますますの人気ぶりにちょっと

       驚いたのを覚えています。

        ということで、中島さんの台湾・旅のあれこれ

      は台北へ無事?戻り終えられました。

       文中、何度も台湾の温泉に入るのに、水着を持っていくのを

     忘れ悔しがっておられますが、分かるような気がします。

       水着があれば、そりゃあもう真っ先にはいるところですよね。

      妹背さん、中島さん、

     投稿ありがとうございました。


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2012年5月21日 (月)

「青島・チンダオ の想い出」-隗報91号

Kaihou_1_001
  隗報、第91号が発行されました、いつもご愛読いただき、

 ありがとうございます。

  2012年5月号となります、91号、

  いつものように簡単に紹介させていただきますと、

  今・91号の書き手は三人です。

   「青島 チンダオの想い出」と題して、 妹背 幸男さんが、

   「旅のあれこれ」前号よりの続きを、  中島 一水さんが、

   そして、私の文は今回は、「口頭語 コゥ・トゥ・ユゥ」口癖について、

     の三作品となっております。

   いつものように定期購読のみなさんにはすでに発送を開始して

   おります、お手元に間もなく届くと思います。今少しお待ちください。

    それでは、順にこの号の紹介をさせていただきます。

   表紙を飾ってくださった、妹背幸男さんの「青島の想い出」

   もう何度も訪中を繰り返しておられる妹背さんにとって、青島の

   思い出はやはり、そこでお会いになった人たちと、青島といえば

   ビールですので、その話題が。

Pijiu_1 青島ビールの話題はつい先日此処でも、ニセモノの

話題で取り上げましたが、中国ビールの中でブランド中の

ブランドです。日本でも飲めますし、輸出も相当してるようです。

     で、青島でのビールの想い出は、私も同じですが、やはりあの

    ビニール袋で買うビールですよね。今もやってるのかなぁ~・・。

    私の目撃は相当古いですが、妹背さんは2003年の話題として同じ

    ようにあのビニール袋買いが衝撃のご様子ですので、あるんでしょうね

    きっと。

Qing_dao 青島という町はなかなかオシャレな感じの街でして、

  海に面して発展した町は、海を片方に市街地が広がり、

  その後ろは山が、の構成で、海外との繋がりがあったり、

    早くにそうした外国文化が入っていたりで、この町もそうした

    雰囲気をもっていました。

      大連なんかもそうなんですが、どうして、港町の女性たちは、

    ファッションに関心が高いか、ファッションにお金をかけるか、という

    のも私の長年の疑問なんですが、内陸の人たちよりもオシャレに

    関心の高い人が多かったと覚えています。

     あとなんだろうなぁ~、私の印象は、

    青島市庁庁舎が立派だったのを覚えてますかね。

    まぁ大都市ですから当然といえば当然なんですが、まだその頃は

    周囲に余り立派なビルがない状態で、市庁舎だけが高層の物凄く

    立派だったのを記憶してますが、今はもう回りもすべて高層ビルで

    囲まれ、そう目立たなくなってるのでしょうきっと。

     因みにどこか近い山で大理石がふんだんに産出されているらしく、

    建物の内装がすべて大理石だったような・・・記憶です。

      もちろん、妹背さんの印象は私とは違いますし、

    行かれたマッサージ店のことなど興味深く拝見しました、

    みなさんもそちらは直接文を読んでいただいて、

    お楽しみください。

Pijiu2
 

  そういえば、青島ビール祭りにも行きました、

というか、行った日がたまたまそういう日でしたが、

   ビール博物館にも行きましたよ、

   其の事は妹背さんはお書きになってませんが、

   行かれたんでしょうねきっと。

     ということで、妹背さんの 想い出のチンダオ

    をお読みください。

    みなさんの「チンダオ青島」の想い出がございましたら、どうぞ

   『隗報』に投稿してください。中国でのお話を原稿でお寄せ下さい、

   お待ちしております。

      『隗報』は隔月観光のフリーペーパーです。

      茶館・隗で手に入ります。

     発送ご希望の方は、ご連絡ください。

     「隗報」発行事務局、茶館「隗」

    送料を切手でご負担いただければ、発送ごとのお手元に

    お送りいたします。
         

       どうぞよろしく。

       歓迎大家的訂閲!

  






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2012年5月19日 (土)

期待する中国製動物映画の今後ー卡拉是条狗、以後

   中国でのペットの話題から、此処へ来ています。

   昨日はパンダのお話、その前に中国での飼い犬の話を

   しております。

    これでこの話題は一応お終いにしますが、

   ペットを飼ってもいない私が今、中国と動物、という観点で期待?

   しているのは、そろそろ中国発の動物を主人公にしたしっかりした

   映画が出来てこないか、と待っています。

     先日書きましたように、ペットとして犬を飼うようになっての歴史

   がまだまだ浅いこともあってだろうと思いますが、まだ、感動を

   与えるような動物映画が作れていません。

    私が見た中国映画の中では、唯一、

    「卡拉是条狗」邦題があるはずですが、確か「我が家の犬は・・」

    ってな訳になってたと思います。これくらいですかね~。

     これとても、もう10年も前の映画ですしね、

     テーマもこの当時とは、イヌを飼う条件が今は変わってますので

    ちょっと今、中国の方が見ても、感動は難しいでしょうね。

     そういえば、この映画の監督さんその後どうしてるのでしょう・・・。

       こちらは、イヌは主役ではないし、短い時間しか登場

    しませんけど、日本でもちょっとヒットした

      「那山,那人,那狗」 邦題「山の郵便配達人」に出てくる犬が

    いるんです、那狗ナァ・ゴゥと、題名にもあるくらいですからね・・、

    あの犬よかったですけど・・・。

514mbxa5ytl_sl500_aa300_1
 あの犬が主役になってもいいんですが、

 そんな映画がそろそろ中国に現れても

 いいだろう、というか、見てみたい。

  それが出来てというか、そうした作品が

 出るようになったら、中国のペット、動物

    への一つの記念碑になるとは思います。

Image7_2  日本の動物映画に感動モノが多いのは、物言わぬ

  動物と人間の間に交わされる機尾を細かく描くところに

  真骨頂があります。

     でも、人間の感情とは民族を違えても変わらないところは

     変わらないわけでして、その辺を描ききれる映画監督が

     いないわけではないでしょうから、名作を期待しています。

Imagecar4usl6_4  難しいのは、いま、売れることが至上命令の映画界では、

  売れることだけを先に考えちゃうと、結局このように、

      アメリカ映画的発想で、中国と言えば、パンダそして

      カンフー、を合わせて映画作りしちゃうことになる。

        実はこの映画見てはいないのですが、見なくとも分かる

      ような気がして・・・。

      私が見逃している映画で、感動の出てくる感動の動物映画

      がありましたら、教えてください。

       パンダの記録映画で、ちょっと見ごたえのある奴はありました、

      題名も忘れてしまいましたが。

     


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2012年5月18日 (金)

パンダ、大熊猫、ダァ・ション・マォ  話題

Xiongmao1  ペットにはならないが、中国で動物と言えば

  パンダだ。パンダの話もしておこう。

    中国語では、大熊猫という表記になって、

    ダァ・ション・マォと呼ばれている。ション・マォがパンダ。

    最初の大ダァは、取れても大丈夫で、熊猫ション・マォでも通る。

    大熊猫の大は、小熊猫がいるからであって、そのための区別と

    して、付いている、では、小熊猫は何かと言うと、レッサーパンダ

    のことを指す。

      日本でもパンダファンは沢山いらして、かなり熱狂的な方も

    おられるようだ。そうは言っても、熱狂したからといって、ご自宅で

    飼えるようなものでない。

      東京のパンダをまだ一度も見に行ったこともない。

      でも、私はパンダを相当見ている方だと思う。何故なら、中国

    各地の動物園で見ているし、この前の旅行も、ここ数年出入りに

    使う上海・北京といった街での出入りの度の空白の時間をどう

    使うかにもうそろそろ手がなくて、何か興味のある美術展や、

    コンサートがその日にあればいいのだがいつもいつもそう

    上手くは行かないし、博物館はその度に入ってるのでちょっと

    食傷ぎみ、美術館も行くし、図書館にまで行くが、どこも取敢えず

    は見つくした。最近は、また戻って動物園や、水族館なんてのが

    ねらい目になっていて、今回もまたパンダと会ってきた。

      だから、嫌いではない。でも熱中するほどのものもない。

     そんな個人的なことより、先を急ごう・・・。

     パンダ・大熊猫のお話です。

    現在中国にいるパンダの飼育頭数が発表になった。

    総数328頭。どうなんでしょこの数、少ないんですかね、ちょっと

    比較するものが・・・。落語家の真打の数、みたいな故・立川談志

    師匠のような比較の仕方ではなおピンときませんしね。

      日本の動物園にいるゾウの数よりはずっと多いですし、

    中国国内の動物園で見られるパンダの数のほうが、日本の

    動物園のゾウよりずっと多いです。北京動物園にはあそこだけで

    かなりの数のパンダがいますけど・・・。

      328頭は国内で飼育されいるパンダの数でして、この他に、

    日本のように海外にレンタルされているパンダもいる。

      さらに、野生パンダがいるのですが、この調査が大変です。

    ちょっと古いですが、2010年の資料で、何せ調査対象地域が

    広すぎて、省をまたがっていますし、確か1500頭余り。

       全国第4回パンダ調査は2011年に始まり、2年もの歳月

    をかけて調査するそうで、まだその調査結果は出ていない。

    でも、この調査がこれまでのと違い非常に大規模・新システム

    を使っての画期的調査となるはずで、その結果が今後の

    パンダ政策?に大きく影響するでしょうね。

Xiongmao3_4 出たらまたお知らせしますが、でもパンダファンには

 パンダファンの路があって、先にお知りになるでしょうが、

 意外に知らない人もいますしね。

    家ではパンダは飼えませんが、パンダ里親制度?なんてのも、

    ありますけど、ご存知ですか。

        その団体があるはずですから、そちらをご覧ください。

  Xingmao2_2
パンダ写真はもう撮られすぎていて溢れてますが、

私の目を引いたのはこの一枚。

これって、北海道のあのお土産にあるような

    熊の彫り物と、パンダのコラボ?ですかね・・・

    パンダがシャケ咥えてますますけど・・・

     或いは、あの北海道の熊の木彫りに白黒の色を塗った

    だけなんでしょうか。

      パンダグッツも中国では意外にそんなに見かけなくて、

    日本のほうが溢れます。

      パンダチョコレートも飛行場では売ってますが、街では

    見かけませんけど。

     でも、中国だってパンダ人気は相当なものなはずで、

    上海動物園でこの冬出会った子供たちも、パンダを見に来た~

    と言ってましたからね。

     中国のテレビではかなり定期的にパンダ話題が取り上げられ、

    飼育の様子や、飼育したあとのパンダを自然にどうやって

    戻し、野生のパンダと上手くやっていけるようにするか、なんてな

    ドキュメント番組が組まれてますよ。

     機会がありましたら、中国の動物園も訪れてみて、熊猫たちに

    会ってみてください。

      日本で飼われているパンダは余りに大切にされすぎていて、

    ちょっと過保護気味でしょ、

       先日ちょっと上野動物園のパンダ2頭の話が話題になって

    ましたが、その後またぴたりとないのは、何故なんでしょう。

 

 

      



       

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2012年5月17日 (木)

犬を飼う人々ー人口減少と、犬口増加

   朝散歩をしていても、日中買い物に出かけても、駐車場に停めて車を

  降りたら、隣の先に駐車してあった車の助手席に鎮座ましますお犬様に

  吠えられたりすることもあって、犬を飼う人が多くなったな、と感じている。

    多分、またまた正確な数字などを持たずに話してますが、どこかで

  調べればすぐに数字も出るのでしょうが、此処ではそれが狙いでもあり

  ませんし、調べたい方には調べていただくことにして、この後も感覚で

  ほぼお話していますが、

     私の住む函館市などは、月ごとに市が人口の推移を発表しており

   ますが、これが毎月毎月連続の減少です。減る一方。

     多分、一方で私はそれを補うだけの犬の犬口は、増加の一途を

  辿っているのではないかと思っている。犬口は私の造語。ケンコウと

  読むとどうも元気な方の話にとられそうだが。

     単に犬を飼っている人たちが飼い犬を外へ連れ出す機会が増えて

  そう思えるのだろうか?

     それもあるとは思う。以前ならわざわざスーパーへの買い物に

  自分ちの犬を連れて出かけるなんてのは考えなかった。

     今は先にも書いたように、普通にマイカーの助手席には犬が

   いて、犬の方も慣れたもので、窓を少し開けて風に当たりながら

   信号待ちでの横に並んだりすると、目があったりする。気弱な私は

   すぐに目をそらせるが、むこうは堂々としている。

      犬口は確実に増えている。

Image7 さて、此処での話題はいつも中国のことだが、

 中国でもペッとしての犬口は増えている。

  ただ、日本と少し事情が違うのは、

    中国でペットとして犬が飼われるようになったのは、私の記憶と

   感覚では2000年に入る頃、199×年辺りからと思っている。

     ですから、歴史的には(新中国になってからという意味ですが)

   たった10年余りの歴史と言え、ほぼゼロスタートで今は相当の数

   になってるはずですから、その増加率はちょっと恐ろしい。

     基本、一軒家の住まいが少ない中国では集合住宅で犬を

   飼うことになるので、この点の問題。これは日本でもマンションで犬

   を飼う人が増えてるいるから、問題はあるものの解決策がないわけ

   ではない。

     犬を飼う人が増えると、別に中国だけではないのでしょうが、

   とりわけ中国が目につくのは何でも“経済”とすぐに結びついちゃって、

   ペット産業ですね、直接犬の売買から、それにまつわる病院やらグッツ

   の販売、などなどこの辺の話題が多くなってきている。

     どこまでが遊びなのか、よくその加減が分からないのですが、

    自分の犬をパンダ模様に染めたりして、パンダだ!といって

    遊んだり?犬肉を食べる話題もここのところ少しなりを潜めて

    いるが、中国と犬というと、必ず前は取り上げられていた。

      この前の旅行の時も、上海からの旅行客とバスツアーで一緒に

    なり、その家族が犬を連れてきていた話を此処に書いたのは2月

    くらいだたろうか。その犬はとてもおとなしく、ドックフードを与えられ

    ていたようだし、ナントカ?というお高い犬なんだそうで、管理にも

    かなりお金がかかるようだ。可愛がり方はそれはどの国も同じ?

    でしょう。

      街で大型犬も見たこともあるが、何故か日本でそうした大型犬

    とすれ違うよりもちょっと怖い感じを受けた。

      んん~、あの犬には矢張り中国語で話しかけるべきだろうな、

    等と余計なことを考えていた。

      人口も多い中国で、犬口も増えるとなると、

     何か問題が起きそうだが、今のところは、大?問題は発生して

     いない。でも小?問題は山済みで、飼う側のモラルの問題が。

     先の“経済”の話でも分かるように飼わせる側にだって問題が。

      これまた程度の差こそあれ、日本だってあるんだから、

     その点では同じということですかね。

       車に犬を乗せて、窓を全開にするのは止めてください、

     もう犬が体半分乗り出したり、犬が勝手に運転中に動いたりして

     危なくないんですかねアレ。運転中の携帯電話は止められて

     ますが、そのうち犬にも専用シートベルトの時代が来るかも。

      ついでですが、中国語のお勉強を始めた方の為に、

     中国では犬quan3は、単独で使われることはありませんし、普段

     イヌと話すのは、狗gou3 を使っています。

       この狗、あんまりいいイメージはありませんが・・・。

     もう一つイヌがありますよね、戌xu1ですが、こちらは時刻のとき

     と方角に使うのみです。


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2012年5月16日 (水)

日本家電大型販売店、中国進出

   先日の、「ビックカメラ」と「コジマ」合併のニュースに、私は

  ちょっと驚いたが、消息通?の間では、あれはあれでアリ、

  だったようですので、そこまで聞かされても私などは、

  「へぇ~そうなんだぁ~、」のレベルです。

Imagecaoouetr ヤマダ電機が一昨年でしたか、中国遼寧省瀋陽市に

  乗り出したとき、その話題にはちょっと触れました。

  「亜瑪達電気」ヤァ・マァ・ダァとこの漢字を充ててます。

  無論中国への大型家電店進出は、ヤマダ電機には

    とどまりませんし、日本の家電量販店にも限ったものではなく、

    ドイツのナントかというところや、アメリカの家電量販店も店舗

    を展開しています。

      因みにこのお店、7階まであり、売り場面積は2万を超え、

    家電のみならず、生活用品や医薬品なども扱ってます。

     また、ワトソンズやウォルマートといったチェーン企業は、

    自主ブランドを持ってこの家電部門でも、大きな利益を得ている。

    負けじとヤマダ電機にも自社ブランド製品は有るらしいのですが、

    今後はますますこの手の製品を増やしていくことが目標となって

    いるようです。

     というのも、現在の家電業界は利益がそれほど多くないらしく、

    価格競争があちこちで起きていてこれもまた足かせになり、

    業界が発展し、成熟すればするほど競争も一層激しくなり、

    利益がそこで圧縮され、かといって、数を売れるほどの製品も

    もう今後そんな爆発的に売れるものなどでないだろう。

      となれば、売れる先を探し、その結果が海外進出。

      その進出先が中国、というわけである。

     更にこのことは家電業界一つには当然止まらず、

     洋服の青山が、中国での店舗展開100点を目指したり、

     のニュースも確か目にした。

 

       となれば、このことは、中国国内のそれぞれの業界に

    かなりの警戒感をもたれている。

     但し中国ではこれまでこのような自国の大型販売家電の

    店などなかったので、その点でどこかから大きな声が上がる

    と言うことはないが、当然影響はある。

      経営者はもうすでにその先をよんでいるでしょうが、

     大変ですね。

      中国へ進出すればそれでいいかというと、これが

    なかなかどうして・・・・。

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2012年5月15日 (火)

ニセモノ大国・中国、ニセチンダオビール

    ニセモノがないというモノがない、中国。

   哈哈哈(*≧m≦*)変な言い方ですが分かりますよね。

   あらゆるところにこのニセモノが、はびっこっている。

   最大の問題は、食べ物に関するニセモノ、

   健康や命に直結するモノにもニセモノが、

   ごく普通に流通しているところにある、と私は思う。

   先日のインフルエンザ予防にと友人が中国で打った

   抗ウイルス剤「タミフル」にもニセモノがあって、

   このタミフルの原料の一つに八角があり、八角といえば

   中国は産地ですから、容易に?ニセモノが。

    これを後で知って、怖い怖い(≧ヘ≦)

    ニセ食品の問題は語れば、本ができそうなくらい沢山

    あって、此処では書ききれない。

    で、今日の話題は、よく日本製品のニセモノ、ニセブランド品

    の被害による損害が話題になってますが、

     私がそんな時お話しているのは、あとどれくらいでしょうか、

   これらの問題も解決するでしょうと、割と楽観的にお話している。

     それで、その際の根拠は何かと言うと、私の理論では、

   これまでは多くは外国ブランドのニセモノを造り、販売していた。

    それが、これからは中国国内にだってそろそろ国内産ブランド

   企業や製品が育ちつつある。当然、それらにもニセモノが出る。

     極々話を簡単にして言うと、これまではニセモノを造っても、

   それは外国の企業が困るくらいのものだったのが、これからは

   この問題は国内の問題となり、自分たち中国の問題となる。

    その時初めて、ニセモノの違法性がきちんと認識できるように

   なり、やちゃいけない事、やらせてはならない、という制度や、

   法律や、倫理が確立され、徐々に無くなるだろう、というのが

   私の理論。

      それで、そうした兆しがそろそろ見え始めています。

   有名な中国のお酒、茅台酒マォ・タィ・ジュゥは、貴州省の名酒。

   このニセモノが余りにはびこっていて、頭を痛めたこの本家会社

   では、あちこちで訴訟も起こしていますし、ニセモノ撲滅のための

   自衛の策をいろいろ講じていて、この会社がそのニセモノ対策に

   必要とする費用の負担が大きいのを、テレビなどでも報じて

   まして、ニセモノって自分たちが被害を受けるようになって漸く

   大変なことなんだ・・・と今頃?気づいたりしてるわけですね。

Photo それで、今度は今日の話題の

 「青島啤酒 チン・ダォ・ピィ・ジュゥ」の

 話題なんですが、別にこうして一つ一つ

 ニセモノ話題を取り上げているときりがない

     くらい、幾らでも例はあるのですが、これまた、たまたま

     中国国内で取り上げられていたので、紹介しています。

     ブランド、有名であればかならず、売れる、売れるなら

    ニセモノあり、です。

      そして、最初にちょっと触れましたが、こうした酒もまた

    口に入るものですので、こうしたニセモノたちはちょっと怖い、

    困る。速く何とかしてもらいたいものだ。

     中国にだって食品に関する安全規定や法はある。

     国外への輸出には国家品質検査検疫総局などの部局も

   ある。あるが、それは監査・監督機関であって、未然に防ぐ

   のは、食品に携わる企業や従事している人たちの意識の変革

   が必要だ。

     だが、これにはまだまだ時間がかかりそうだ。

     となれば、取り急ぎ、食品と健康に係る部分の、安全を

   確保するだけのニセモノ対策を早急にして貰いたい。

     これは切にそう思う。

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2012年5月14日 (月)

母親節 ムゥ・チン・ジェ

Mama41911 昨日が、「母の日」だった、

 というのを、今朝になって

 ニュースを見て知りました。

     私はもう母を亡くして永いですし、

     我が家には子供がおりませんので、逆の立場になることもなく、

     この手のイベントには、縁がなくなってしまい、感心も余りない

     ものですから、気づかずにおりました。

     中国でも何年前くらいからでしょうか、「母親節」(親の簡体字は

    旁のほうが省略されます)ムゥ・チン・ジェと呼ばれ、

    あることはあるのですが、

      また、同じように花を贈ったりもしてるよですが、この花も

    康乃馨カン・ナァィ・シン、(カーネーション)なのかどうかはまた

    ありますが、お花を贈ってるニュース記事や、話題を耳にした

    ことはあります。

       実際にそうなのかどうかは、知り合いのお嬢さんに訊いた

     ところでは、父母の結婚記念何周年かにあたり、母親という

     より、両親にプレゼントをした、といった話は近くの人に確かめ

     ることはできました。

      お花やさんの前が賑やかになり、そんな広告も目にしましたが、

    実際にそんなに「母の日」にお花の需要があるのかどうかは、

     商売の人たちの方からの情報発信などもあり、どうなんでしょ、

     有るとは思いますが、一般的なのかどうか。

       最近は旅行でしか行きませんので、中国で実際に暮らして

     いる人の情報などを見ていただくしかありません。

       こうしたイベントはイベントとして、

     中国の方の親を想う気持ちは強いものがあると思います。

     これまた、近代化?とともに、だんだんに崩れていくのでしょうが、

     いまのところは、まだまだ・・・。

       何にしても、この日に限らず、こうした記念の日をわざわざ

     設けなくてはいけない、というところに既に危機感があるのですが、

     忘れてはならないことを思い出させてくれる日としての意義は

     あると思います。

        ということで、以下は中国語のお勉強も兼ねて、

     全てのお母さんに、感謝の詞を綴っておきます。

 

        * 如果没有母亲的精心照顾和培育,我永远也不可能

           取得今天这样的辉煌成就。我永远感谢我的母亲。

        * 母亲,是您用心点亮了我的心,以爱栽培了我的爱,

         我的性格里有您的烙印,我的思想里有您的智慧。

           感谢您,生我,养我,育我的母亲!


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2012年5月13日 (日)

5・12 中国・汶川大地震、四周年

512xiao1_2 日本のマスコミでの扱いがどうなっているか

 分かりませんが、

         中国は、四川省・汶川大地震から四周年の

        人迎えた。

        中国ではもちろん、様々な特集が組まれている。

      全体では、

      四周年を経て、なお癒されないこころ、

      四周年を経て、忘れてはならないこと、

      四周年を経て、伝えたい美談、

      一方で、四周年を経てなお、伝えたくないこと

      だってあるだろう

      と、思ってこれらの報道を見ている。

2012574201
   四年が過ぎた。

   だからといって、

   変わらないものは変わらないし、

   一方で大切なものを失った人たちには

             もう戻ってこない命がある。

       中国は変わっただろうか、

       変わっただろうとは思う。

       それは変わるべきところだったのか、

       変わってよくなったのか、

       このことは四年を経て、検証する必要はあるだろうと思う。

       また、このことは日本も同じだが。

 

   



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2012年5月12日 (土)

第44回・北海道日中友好協会定期総会(札幌)

  5月12日、第44回・北海道日中友好協会定期総会、

    札幌市  かでる2・7

    に来ております。

   この日の札幌、寒いです。何度でしょう、街を歩いているとビル風が

  強いせいか、多分多感温度は、一桁。二けた、10度はないと思います。

   街行く人もしっかり着ています。冬のままのスタイルの人を見ても、

  全く違和感はありません。その反対に、近くのお店ででもお仕事して

  おれるのでしょう、半袖Tシャツの若者を見ると、流石にこれは若くとも

  あのスタイルではずっとは無理で、いま今その辺の暖房のきいたお店か

  厨房の熱いところからでも出てきたからいいようなものの、そっちが

  かなり違和感があります。

     会議は「かでる2・7」10階会議室で定刻に始まりました。

   会長挨拶では、先の唐家璇新中日友好協会会長を札幌にお迎え

   してのお話や、すでに取り組みが始まっている、日中国交正常化

   40周年記念行事の、先の「周恩来写真展」のお話や、先の訪中

   で色々な中国側の要人と会って、今後の日中友好運動はただ単

   に会って、友好を深めるだけではなく、更に一歩進んで、互いの

   経済交流や文化交流など実際に実のある活動を強化していか

   なくてはならない、と挨拶。

     早速議題に入り、

    2011年度、事業・活動報告、年度決算報告、

    2012年度、事業・活動計画、予算案が採択されました。

     そのうち、収支決算報告書の中の項目の立て方として、

    懇親会収入をその会費も含めて此処に計上しているのは

    形として不自然なので見直すこと、

     「特別会計報告」は、決算報告がされているが、今後の

    取り扱いも含めて、特別会計は基金的な意味合いで持つのか、

    来る記念行事の為の事前の積立金として位置づけるのかを、

    分けて考える必要があるなどの意見が出され、次期からの

    検討課題となっております。

     規約改正を巡っても、本部の目的とする規約改正の必要性、

   理事会を経過して議題として上がられているが、議案としての

   練り方が足りないのでは、などの意見がありましたが、

     採決の結果、議案の提案のまま可決されました。

     役員改選で、役員が大きく変わっています。

    こちらは、それぞれの新役員のご挨拶があり、

    総会は5時に終了いたしました。

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2012年5月11日 (金)

桜前線が、函館を超えようとしています。

Cimg1952  日本人の桜への思い入れはとりわけ強く、

  南から北へ、徐々に上がってくる桜の開花

  時期を、「桜前線」と我々は言っています。

   留学生から「桜前線」は何ですか?と

                 訊かれましたので、一応説明を。

                  (  是一条由南到北把樱花开花的日期

                                     与地点联结而成的线,就叫-樱前线。)

Cimg1950
     その桜前線が今まさに、函館を通り抜け

  ようとしています。ここ数日気温が低いので

  花が満開のまま立ち止まっておりますが、

  そろそろ散り始めまています。

Cimg1955

     函館の桜の名所のひとつ、五稜郭公園。

     みなさんが、公園へ向かってくるのはこの

     路の向こう側から手前に入ってきて、

     公園入口の、五稜郭タワーに辿り着きます。

                 朝の散歩に出かけると、この時期カメラ

Cimg1951  片手の方が急に多くなります。

    公園の周囲にはこうしたお堀があり、

  このお堀に沿って桜が植えられています。

   数もさることながら、こうして水に映った

                 桜を眺めるが好きです。

Cimg1959
   公園の中に足を踏み入れますと、復元

   された「奉行所」が新たな観光名所と

   なっているようです。こちらはその裏側の

   広場から桜を通しての「奉行所」。

Cimg1958     掘割の中、高台となる間に植わった

   桜。今年は残念がら、満開の時期は雨が

   続き、更には折角の週末も余り良い天気

   とはいえず、公園でのお花見を計画して

Cimg1960   いた、職場の仲間や、仲間同士での花見

   もその丁度の先週のお休みが、天候に

   恵まれず、夜も寒い日が続いていて、夜桜

   見物の方にとってもあいにくの年だったよう

Cimg1957   ですが、今まさに満開。この週末ぎりぎり

   お花はまだ間に合いそうですから、どうぞ

   函館にいらしてください。

    桜が終わっても新緑の北海道、函館は

                 春の花が一斉に咲き始めそれは見事です。

 

Cimg1953    桜前線今まさに函館の丁度上にいます。

  





















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2012年5月10日 (木)

東日本大震災とその後の中国人研修生

   東日本大震災から1年と2か月、14か月が過ぎた。

  被災地の復興が一向に進んでいるように見えないのは、

  単に被災地域が大きく広い、ということでは説明できない。

    要因は荒く言えば二つあって、

   一つは、福島の原発・放射能汚染の問題、

   いま一つは、日本の政治というか、政治家の問題、

  で、上の問題にも下の人たちは大きく関わっているので、

  究極、あの永田町に居られる先生たちが大きくブレーキとして

  働いているようだ。

    それとは別に現実は、時間がどんどん過ぎて行くわけで、

  人々の暮らしはできればあの震災前の暮らしに、全く同じように

  戻ることは叶わないにしても、戻りたいし、せめて平穏な日常を

  取り戻したい、との気持ちは痛いほど分かる。

    被災地の企業もぼつぼつ再開し始めている。

   そんな中で、水産加工業などが多いのですが、被災前にいた

   中国人研修生が、帰国後なかなか戻らない。

    日本側の組織「国政研修協力機構」の発表では、

   被災前に2万1000人程度だった研修生は、6000人くらいが

   帰国し、その大部分がまだ戻っていない、という。

     その原因は、研修生の家族がメディアなどを通じて知り得た

    情報で、福島第一原発の事故を目にして心配し、日本への

    渡航に反対していることにあるらしい。

1
 中国メディアで取り上げられ、

 中国人研修生の命を自ら

 代わりとなって救った、水産

 加工会社の佐藤専務は、

 日本より中国で知らない人が

 いないくらいで、新聞やテレビ

    が幾度もその話題を取り上げていた。

      そこには、徐々に研修生が戻ってきているらしい。

      それも中国メディアで知った。

     復興の速度が速いか遅いかの感じ方は個人差があるだろうが、

    誰もが一様の遅い、という。

     その遅さが、目に余るほどの遅さなのか、

     まぁまぁ時間はかかるよ、と言う程度の遅さなのかの違いで、

     遅いことに変わりはない。

     国の動きとして伝わってくるのは、

    今日も、某O沢議員にまつわる話で、

    何とも、もういささか食傷気味ですが・・・。

     

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2012年5月 9日 (水)

テレサ・テンを偲んで - 5・8鄧麗君的忌辰

Photo  鄧麗君 ドン・リィ・ジュン

  という歌手がいた。

 もう、無くなってかなりなるので

     こういう言い方で間違いはないと思うが、日本ではテレサ・テン

     と呼ばれていた。

      彼女の亡くなったのが、5月8日だそうで、知人から電話が入り、

    「今日は命日。今年は台湾には行けないが家で彼女を偲んで

    一日彼女の唄を聴いてる」、と言われた。

       彼は今年は行かないというその台湾にまでも何年か前に

    そういえば行ってきた写真を見せられたことがある。

       彼に 言われたからどうということもないのだが、

     私もちょっと真似して昨日は一日、店で彼女の歌だけ流してみた。

       途中ちょっと出かけたりはしたが、一応敬意を払い、店にいる

     間は珍しく、他の事はあまりせずに、彼女の歌を聴いていた。

      そろそろ彼女を知らない若い人たちが多くなってきた。

     そのことにも驚く。また、中国もそうですが、そろそろどの世代も

     歌える歌、世代を超えて人気のある歌手が出づらくなった。

     恐らく彼女あたりが最後のそうした歌手にあたるのかも知れない。

     とりわけ、彼女の中国での位置が日本人のそれとは違っているのは、

    ある時代を彼女が代表していたからだ。それは単に彼女の歌がある

    時期流行ったという意味ではなく、彼女の歌がある時代を直接思い出

    させる記念の歌としてある。だからこそ、その年代の人たちは彼女の

    歌を聴いて、その歌詞にも特別の意味を読み取っているところがある。

     この点で、日本のテレサ・テンと、ドン・リー・ジュンは違う。

      彼女のヒット曲は多いので、一日聞いていても足りないくらいだ。

    昨日一日改めて彼女の歌声を聞いていて分かったのは、

      なるほど、彼女の声は、高温のあの綺麗な伸びのある声と同時に、

      ただ高いだけではない、どこか憂いの含んだそんな特徴ある声が

      あれらの曲を上手く歌い上げていたのだ、

    ということに気付いた。

       せっかくなので先のわざわざ電話をくれた知人に、その事を

     伝えた。

      彼も同じ様に一日、彼女の歌を聴いていたはずだ。

      連絡してみると、驚いたことに(驚くに値しなのかも)何と彼は、

     彼女の歌をヘッドホンで聴きながら、都内の彼女のゆかりの場所

     というのがあるそうで、都内にあった彼女の住んでいたマンション

     や、かつてのコンサート会場を回ってきたと言っていた。

       私の感想を彼に伝えると、彼のそれに対する応えは、

     「いまごろ、そんなことに気付いたの!」という避難気味のものだった。

    

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2012年5月 8日 (火)

中国人のお弁当

    また一つ思い出したので、中国人とお弁当の話題を続けます。

Hefan
日本のこのようなお弁当。「幕の内弁当」は

芸術的ですらある、というのは、われわれも

 うすうすは感じてるのでしょうが、これが

   外国の方が初めて目にされるともう、それはちょっとした衝撃。

     それは、私にも理解できる。

     それに、この方面(お弁当業界)でも日本では激烈な競争の

   の中にあって、昨日も書いたように、コンビニでもしかり、デパ地下

   食品売り場でのお弁当しかり、列車内販売や駅売りお弁当しかり、

   日々競争の中で培われどんどん精鋭化されていっているので、

   上の写真のようなお弁当を、しかもそう高くはないお値段で買える、

   これってやはり日本だけでしょ。

     台湾と韓国が似た環境にはあると思うのですが、多分その

   違いは、例の冷たい食事に対する抵抗感と、外食産業の発達で

   外での食事が容易と言う点にあると思います。

     日本はそのお弁当産業もさることながら、奥さんの作る、或は

   お母さんのつくる、愛妻弁当などがあるので、その底辺が違います。

     隗ホームページの 「わたしの見た中国」 帯盒飯ダイ・フゥ・ファン

    (米この盒の中国語読みはカタカナでは本来表記できない音です)

    に書きました中国の人のお弁当話題と、もう一つ私の経験で、

    思い出しました。日本での話なのですが・・・。

    中国から日本へやってくる研修生と呼ばれている人たちがいます。

   ご存知かと思います。道南ですと多くは水産加工の会社などにやって

   きますが、農業の研修生もいれば酪農の研修生や様々なかたちで

   日本にやってきています。その人たちに、日本語を教える、というか

   来日まもない彼女らに(何故か女性が多かった)日本のさまざなこと

   を教えるというお仕事をしていたことがあります。

     その時のことですが、

     授業形式で普通に、日本語の勉強などがあるのですが、会議室

    のような場所で、朝から午後まで授業が毎日あります。

     で、そこには食堂もありませんし、毎日のことですので、彼女らは

    寮生活をしていますが、朝自分で作ってお弁当を持参してきます。

      その会議室の横には給湯室もあり、お湯は大丈夫。電子レンジ

    もあります。ですが、そこそこの人数です。お昼、ともなれば、

    学校と違い、大体12時を見計らって、では「お昼にしましょう!」と

    私が言うと、一斉にお昼になるわけです。

      初日、二日目ぐらいまではよかった。季節はまだ春。室内は

    暖房が入っていた。お昼ともなれば当然彼女らの今の楽しみは

    仲間とワイワイガヤガヤ食事をすることだ。そして自分の持ってきた

    お弁当はこれまた当然全員温めて食べたい。

     電子レンジはひとつ。先を争う。チンするまでの時間が待てない。

 

     そこで三日目あたりからが大変でした。

    どうなったか?

     誰もがみな持ってきたお弁当を窓際の暖房設備の上に置いておく。

     そうするとお弁当は、授業中、ジ~ンわりと暖められる。

      昼には丁度いいくらいの温まり方。これは彼女らに大好評。

      だが、私には不評。分かります?

     この暖められた彼女らのお弁当の匂いが何ともいえず、鼻に着く。

     なにやら中国的香辛料の匂いが授業中いつでもしている。

      それが毎日だったのを思い出した。

      中国人とお弁当といえば、わたしはこの時の匂いが思いだす。

      そして、彼女らのいう、「很香ヘン・シャン!(いい香り)」

     という匂いにも民族性があることを知らされた。

    

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2012年5月 7日 (月)

中国人とお弁当 の考察

   5月5日に、ホームページ 隗かい 「わたしの見た中国」

  5月号を更新いたしました。そちらのテーマが、「中国人とお弁当」

  中国語では「盒飯フゥ・ファン」と言います。

   そちらをご覧いただければ、基本的に、なにゆえに中国では

  お弁当が発達せずに、如何にして日本のお弁当はこうも芸術的

  と言われるまでに発展をし、いまなお、コンビニの売り上げのその

Benntou4成否は「お弁当」にかかっているそうですから、自ずと

その力の入れようも変わって来ようというものです。

  それだけ、お勤めの人にとって、お昼は「お弁当」

   の人が多いということですね。

    その基本は書きました。では、書ききれなかったその他の

   要因もいくつかありますので、以下。

   中国では、「お弁当」を持つというか、「お弁当」の心配が要らな

  かった、と言ってもいいでしょうか。

    まずここにその大きな要因があります。

    更には、お気づきでしょうが、日本はその主食が概ねみなさん

   お米。そしてこのお米が、お米自体が美味しい。それだけでもう

   “食”が進んじゃうくらい、芸術的食品なわけです。日本人のあの

   細かさと拘りをもって、毎日食べるものだからこそもっともっとの

   高みを目指し、その結果が、お米だけでも美味しく感じられる程

   の品質となった。

 Benntou_1
 だからこそ、この梅干しだけがおかずの、有名な

 「日の丸弁当」が成り立つ?この亜流が、塩だけの

   おにぎりや、ノリを巻いただけのおにぎり。

     これらは、“米”の美味しさに助けられて成立します。

    これが成立するならば「お弁当」作りはかなり楽。方策をいろいろ

    講じることができます。・・・で、発達。

     日本のあらゆる文化は、日本がそうあるように非常に季節感を

   大切にしますし、そうすることが生活の一部でした(曾ては、これから

   は分かりませんが、それでも中国と比べるならまだまだ季節感を

   持っているといえるでしょう、それは風土が培ったものです)。

     食べることに関しても常に季節を意識、季節と共になければ

    なりません。季節は彩も添えてくれます。

Benntou2  そうして出来たのがこんな「お弁当」です。

 中国ネットで暫く、日本の幕の内弁当が写真入りで紹介され

    また、旅先の車内で買ったその芸術的ともいえる「お弁当」が話題

    になっていましたが、あのお弁当の中に一つの世界を創り上げる

    ことができるのが、日本の「お弁当」だということです。

    バリエーションが保てます。「お弁当」を毎日持つならこれは

    大切な要素です。だから、ますます発達。

      それができるなら、そこに遊び心を入れることもできるはずで

Benntou3
 それがこうした子供用の「お弁当」です。

  これをアンパンマン模様にしたり、パンダ模様にしたりして

      遊べるのを、「幕の内弁当」の次はこれだろうと思って、

      中国で誰か紹介してくれないかなぁ~と待ってます。

      これに日本人は「お弁当」に和食に限らず世界中の食材も

     取り込んじゃったりて遊びます。

     中国でも和食がちょっとした人気になってして、

     今後この「お弁当」文化も入って行くでしょうが、

     私が提起したのは、

     「わたしの見た中国」で書いてますように、

     一つは、冷たいものを食べない中国人の食習慣との兼ね合い

     上に書いたように、お米がどれだけ美味しくなるかの問題、

     お米を主食としていない相当数の中国の人へのアピール

     お弁当のおかずの彩りの問題、

      などなどが、中国の人のお弁当で解決されれば、

     中国でコンビニを展開中の日本のコンビニも

     中国でも「お弁当」が売れる日が来るかもしれませんね。

    (現状、中国のそうしたコンビニの「お弁当」コーナーは一応

     あるにはありますが、もう寂しい限りの品揃えです。)

      乞うご期待。








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2012年5月 5日 (土)

中国人とお弁当ー行楽シーズン、お弁当を持って・・・

   5月5日、今は雨も上がりましたが、残念ながらここ数日の雨、

 その雨の中、道南・函館は桜が満開の時期を迎えております。

   このまま雨が上がれば、どっとお花見にみなさんお出かけに

なるでしょうか。朝、散歩してた時の五稜郭公園の桜は丁度満開

でした。小雨に煙ってそれはそれで綺麗でしたが、矢張り雨は厄介

です。雨の後のサクラも綺麗です。どうぞハコダテへ。

  ということで、行楽の季節、ここはお弁当でも持って、屋外へ。

そんな話題を、今月号 隗ホームページの「わたしの見た中国」

5月号のアップ致しました。どうぞお楽しみください。

Benntou 中国のお弁当のお話です。

台湾で列車に乗っていると、「便当ビェン・ダン~」

と言って、ワゴンにお弁当を乗せて売りに来ます

   けど、あれ注意して聞いていないと完全に「ベントウ~!」と

   聞こえますよね。え~!!何で日本語なの?と思いますが、

   まぁまぁ台湾はこうした日本語に限らず、日本が台湾に残した

   ものが数多くありますから、それに気づけばそうそう驚くこと

   もないのですが、突然の「ベントウ~!」にはちょっと驚かされ

   た記憶があります。

    これが、弁当と言えば思い出す思い出の一つ。

    一方、大陸のお弁当はどうかというと、以前とは相当これまた

   変わってきています。

    何せ、日本のあのお弁当店「ホットモット」も店を出してる位です

   から、その変わり様は大変なものがありますが、そうした最新事情

   ではなく、中国人のスタンダードお弁当というか、一般的なお弁当

   事情を書きました。

    (中国ほっともっと進出話題はこのブログにも以前書きました)

   中国お弁当は、私の言い方だと、ぶっかけご飯的お弁当です。

   つまりその、ご飯の上に直接おかずが、それも基本野菜と肉の

   取り合わせの炒め物が乗っかっただけの、そんなお弁当です。

   シンプル・イズ・ベスト。いまはどこもそれ専用なのかあの白い、

   発泡スチロールに入れられて出てきます。

Benntou_2_8
 味はもちろんそのお店によるのですが、基本美味しい

   のです。美味しければいいじゃない、が中国の人の考え。

    日本人はこれにまたこちょこちょ工夫?というやつをこらし、

   更に見栄えだの、色どりだの、を考えますが、そうしたことを

   一切?考えずに淡々とやってしまうところが中国らしく?て

   好いといえばいいのですが・・・なんだかなぁ~みたいな。

     まぁ、ホットモットや外資系のお弁当屋さんも乗り出してます

   ので、このあとは変わってはくるでしょうが、

     それにしても日本のお弁当は綺麗すぎ?でしょう、

    中国の某サイトに暫くこれでもかぁ~というくらい、日本の

    幕の内の弁当の綺麗な写真が載っていて、注目を集めてました

    けど、これまたむべなるかな、あんなのないもんなぁ~中国に。

     それで、

     じゃぁ何故に中国ではお弁当が私の言い方では、発達?

    しなかったというところの考察からはじまります。

     そんなお弁当話題見てみて下さい。

     隗かい ホームページは 、登録していただけるとありがたい

    ですが、 下をクリックしていただけますと、いつものように、

    トップページに飛びますので、そのすぐ下に、今月号

       帯盒飯 ダィ・フゥ・ファンをお読みください。

     http://www10.plala.or.jp/hakodatekai/index.html

 

      歓迎Ni来!!

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2012年5月 4日 (金)

上海日本人学校に 高等部新設

    教育関係つながりで、もう一つ最近目にした話題。

Nihonnjin_gakkou_2 

  上海日本人学校に「高等部」が解説された

  との話題。

    海外の日本人学校で「高等部」を持つ学校

    がここに初めて出現した。

     このことはそれだけ上海で生活する日本人が増えていること、

    そうした人たちが子息を伴って海外へ赴任していること、

    の証明となる。

     上海日本人学校「高等部」は今年4月開講。第一期生は55人。

      上海日本人学校の生徒数は小・中学校あわせて約2500人

    とありますから、半分・半分の計算にしても、三対一の計算に

    しても、小学校・中学校ともに抱えている生徒数はマンモス校と

    いえるでしょう。

      日本の小中学校はどこも生徒数の減少に喘いでいますが。

Shanghai_nihonnjinn_2
 上海日本人学校は、

 生徒数からしても最大の日本人

 学校となり、今後も増え続けるで

 あろう上海の在留邦人の数から

 して「高等部」新設は更にそれに

 弾みをつけることになると思う。

     上海はよく話題になりますが、実は同じように中国にある

    日本人学校(私の記憶では10校くらい、日本企業が乗り出す

    北京・香港・広州・深圳・大連・天津・青島・などにある)はすべて

    増加傾向にある。

      ただ、この「高等部」新設のニュースが、そうした他の日本人

    学校の生徒数増加の問題と違っているのは、お気づきだと思い

    ますが、小・中までは義務教育ですので日本政府としての当然

    の管理監督下というか、規程もある代わりに補助もあるでしょう。

    「高等教育」はそこから外れますので、日本の私立高校の位置

    づけとなるようです。

       かつては、中国の人たちが海を渡り日本へやってきて、

     中華学校を創ったが、今は日本人が大挙して海を渡り、

     日本人学校を創り自分たちの子弟の教育の場を確保している。

     中華学校は今日本に何校あるのでしょう。多分片方の手の指

     で足りていると思います。

       とすると、時代を経ていつの間にか、日中の双方の位置が

     入れ替わり、かつは華僑の人たちが、いまは日僑の時代と

     なったと言えるだろうか。

       華僑日僑の決定的に違いは、

       華僑はその国に住みつき、

       日僑は一定期間その国で暮らすと戻ってくる点にある。




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2012年5月 3日 (木)

日本の中国語教育 と 中国の日本語教育

   昨日、米国の中国語教育の話題に触れましたので、今日はその

  余勢?を駆って、日中双方のそれぞれの言語学習者やその状況を

  見てみます。

Biaozhun_riyu 

  相変わらず、あまり具体的数字や資料に当たりません

  のでその点は期待なさらないでください。もう慣れてる

  いるでしょうが。 とは言っても、最低限の数字は示します。

   ↑( こちらは、以前大陸で中国語教育といえばこの本、というくらい

   これしかなかった『標準 日本語』というテキストで、これで日本語を

   習ったことがある、という人の数はこれはもう相当ですね。

    ですからこの本、出版点数としては相当の部数が出ているはずで、

   因みに私の手元にも一冊ありますし、実際に中国でこの本を使って

   中国の方に日本語を教えた経験もあります。)

    で、09年ですからもう3年前の資料となりますが、 

   中国大陸での日本語学習者が、83万人との数字です。

   どこまで話を広げていいやら分かりませんが、これまたついでですから

   書いておくと、台湾での日本語学習者はおよそ25万人。いちいち感想

   を書かれると面倒でしょうが、この25万の数は総人口比からすると

   多い割合です。香港に同じくおよそ3万人。

     日本国内で、日本の教育機関の中で日本語を学んでいる学習者は

   ここには入りません。ですから全体ではもっと大きな数になります。

    本当におよその数字と思っていただいて、中国人の日本語学習者

   総数をここでは180万人としておきます。

    日本の側の中国語学習者の数は、ここのところ大学などでの履修の

   生徒さんが急増してますので、どれくらいなんでしょう、こちらの数字は

   覚えてませんで、感覚的に?でいいなら100万人くらいと思います。

    私の話はこのどちらが数が多いとか、数が多くなったからどうだとか、

   に主眼はありません。その教育の特製というか有り様に関心があり

    ます。それは、日本の語学教育がちょっと特殊かな、とは思います。

    これは様々な歴史的経緯と地理的要因などなどがあっての現在

   ですし、そうした外国語教育の端っこの方で暮らしてますが、私が考え

   外国語教育はこうあるべきと思ったところでそうなるわけでもなく、細々

   と自分の持ち時間の持ちえる範囲での工夫はしてますが、恐らく日本の

   外国語教育が大きく変わるにはまだ少し時間が必要でしょう。

     私が何を言わんとしているかは察しの好い皆さんにはもう大体

   伝わっていると思いますが、日本の外国語教育は常に教養の一環として

   ありますので、身に着けるより習ったことに重きがあります。

     更に学校教育機関での外国語教育はこれまた、習ったことをどれだけ

   覚えたかの記憶力を競う、ペーパーテストで判断されていますし、

   そこに重きがあります。これは日本の外国語教育の特徴?だと思います。

     話が違う方へ行きそうですので、戻します。

    中国での日本語学習者と、日本での中国語学習者の違いは何か。

   まず、日本の中国語学習者は圧倒的に初級レベルの人が多い。

    どうもそこに留まってしまう傾向にある。

   ここ数年中国語学習者数は伸びてますが、底辺が広がった効果は

   ありますが、その上の高さが築けません。

    一方で中国の日本語学習者は一旦日本語を始めた人たちはその

   ほとんどがある程度の高さまで日本語を身につけている点に違いが

   あります。その習得した言語での意思疎通ができます。

     これこそが教育のやり方の違いというか、日本の外国語教育の

   特徴?がここにとてもよく出ていると思います。

     もう一つは、これは外国語に限らない事でしょうが、

   日本人の勤勉さというか、中国大陸などでの日本語学習者は学生です。

   何を言いたいかというと、日本では私ども協会でも中国語教室を開き

   一般の社会人の方が夜、中国語を勉強されに通ってますが、こうした

   もう学校を卒業された年配の方が語学を習いに通うという形態は中国

   では少ないのでこれが、実は上の要件とも重なっているのですが、

   日本的特徴といます。

     この優れた?特徴を生かした日本の外国語教育の新しい道を

   上手く発展させる方法はないものかといま、模索中です。

      学習者の数は今後も必ず増えてゆくことでしょう、

     その増加する数にもあった、教育方法とか目指すべき道は

     これまでとは違ってしかるべきで、そろそろその道を探す、

     創り上げる方向へ、これからの日本の外国語教育は向かう

     べき時期に来ているのではないでしょうか。

Nihonn_go←(現代日本語学習者は一変してこんな

  電脳を利用しての、学習ができるように

  なっている。)


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2012年5月 2日 (水)

日米首脳会談に見る、日米の中国との距離

Noda_obama
  日米の首脳会談が久しぶりでもたれて、新聞には

   「日米同盟 対中国で指針」

              と大きな見出しが踊っていた。

     またまた、この会談の内容や、会談の成果などには全く関係なく、

    一方的に私に関心のある方へ話を引き込んで話を進めます。

    アメリカの対中国指針ですが、このところアメリカの中国語教育

    への熱の入れようは、それはもう日本の比ではありません。

     かなり力が入っている。政府レベルでもそうだし、民間のそう。

     とりわけ、経済界を中心に、トップ企業の家庭では子息に早くから

     中国語教育をさせたい為に、ベビーシッターの条件が中国語が

     出来ることだった、なんてなどこまで本気なんだろう?と思わせる

     話題から、

      一昨年でしたか、アメリカで喧々諤々やっていたのは、

     アメリカでの中学・高校の中国語教育がついこの間までは、繁体字

    を使っての教育だったのが、それを簡体字教育に一気に改めることに

    するなど、結構激しいやりとりをしている。

      これは、10年位前から話はあって、中国台湾出身の中国人移民

    家庭が多かった時代の影響を色濃く受け、圧倒的に教育現場では

    繁体字を使う教師が多かった調査結果も読んだことがある。

      (但しいつも様に具体的数字は忘れた。)

     しかし、その後、中国大陸部の経済活動が活発になり、大陸との

    経済的やりとりが多くなるにつれ、米国への大陸からの移民数も

    増加。簡体字による中国語教育の必要性が叫ばれていて、先ごろ

    ほぼ、その方向(簡体字での教育)を採用する学校が増えている。

      教育制度の違いや、教科の違いなどもあり、一概に日米の

     中国語教育の比較はできないが、米国では中学でも中国語教育

     が取り入れられている学校もあり、高校でもその数はどのくらい

     なんでしょう、米国に中国語教師協会という団体があるらしい。

      そこがよくサンプリング調査などの結果を発表してるようです。

      とにもかくにも、この簡体字・繁体字論争にも片が付き、

      急激のそのスピードを増している米国の中国語教育熱は

      今後ますます量・質・速度ともに増加しそうだ。

      大雑把な数字だと、2000校くらいの学校が中国語教育を

     学校教育の場で取り入れているとの報告を見た記憶があるが

     一体学校数全体がどのくらいの数で、どんな授業内容なのかも

     知らされていないので、比較にはちょっと困るのですが、

      つい数年前まではそんないなかった10年前くらいで300校

     位らしいから、ちょっと勢いとしてはやはり凄いかも。

      多分米国人が学習する外国語としては格段に多いはず。

     英語を勉強しなくていい?(外国語としては勉強する必要が

     ありませんので、他の諸外国とこの点では事情が違ってい

     ます。そんなこと考えたことあります?我々は外国語教育、

     というとすぐに=英語、となりますが、それはないわけでして、

      ではでは、何を勉強するかというと)ヨーロッパ言語も彼らには

     面白くもない。その結果が、アラビア語とか、ハングルへの興味

     なんですが、先にも触れましたようにここに来て、またまた

     経済ですよ、経済的要因からどっと中国へ今向かってますし、

     これからだって向かおうとしています。

        「対中国で指針」

       の新聞見出しに戻って言うなら、

      中国語教育に関してはもうその指針に

      日米ではこの時点で相当開きがあります。

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2012年5月 1日 (火)

中国のゴールデンウィーク・黄金周ー2012年

Laodongjie
 今日、五月一日は、

  国際労働節、

 ということで、中国は祝日。

    日本は逆に、祝日と祝日の谷間になっているようですが。

    今年、2012年は中国のこの五月にかけての連休は、三連休

   となりました。

    表題の「中国のゴールデンウィーク」は、中国のお休みのお話

   でして、日本人がゴールデンウィークを利用して中国へ・・という

   お話ではありませんので、念のため。

      でも、今日あたり相当の日本人が中国に出かけてるでしょうね

   きっと。この連休を利用しての海外旅行の方も多いはずです。

     先にお断りしておきますが、

   ゴールデンウィークをそのまま訳して黄金周ホヮン・ジン・ゾゥォと

   なってますが、訳、自体はこれで好いとは思います。ですが、

   ちょっと行き違いがあるのは、中国の方にまだこの黄金周の言い方

   が定着していないところへもってきて、黄金周と中国の方が口に

   する場合は、それこそ、黄金の周ですね連休が一週間は続く、

   10月1日の国慶節を挟んでの大型連休が名実ともに黄金の周と

   言えますので、普通に中国の方がもし黄金周の話題をされているなら

   それは10月のお話しか、或いは春節のお休みのお話でして、

   5月のお話ではないと思いますので、この点で注意が必要です。

     さて、今日は国際的に労働者の祭典ですので、日本が逆にこの日

   を祝日から外している方が理解が得られないかも知れません。

     今日の中国のテレビニュースなどを見ておりますと、この三連休、

   何度も申し上げておりますように、中国は広いです。国内に見所も

   多数あります。ですので、国内のちょっとした観光地が相当の人出

   になっております。

    そんな中で、たまたま私の見ていたテレビの映像がそうだからと

   いって、それだけで判断はできませんし、そうすべきでもないのも

   分かってますが、それを承知で、

     前にもそんな映像を度々目にしているということは、多少そうした

    傾向があるのだと思うのですが、

      端的に言えば、「何で中国の人は”滝”を見に行くのが好き?」

    という私なりの疑問ですね。

      これ、私だけですかねェ・・・”滝”の名所があんなにも歓迎される

    のがちょっと不思議かな。

      分かりますよ私だって”滝”の荘厳さとか、水しぶきを浴びての

    爽快さとかは、分かりますけど・・・それにしても”滝”がねぇ~・・・

     いやいや、ちょっと待てよ、と。

      アレってやっぱり映像的なものなのかも。絵的に”滝”が好いんだよ

    きっと。アレは当たり障りがないし、動きもあるし、清涼感もある。

    だからか・・・、そんな”滝”のあるところばかり行ってるわけじゃないと

    思うし。

      でも、映像では凄い人気でした。

      私も今度旅行で近くに行ったら寄ってみようかな、と思ってますが。

    三日間のお休みが終わろうとしています。

Wuyijie



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