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2012年4月26日 (木)

中国人の通勤時間ー大都市は大変です。

Photo    昨日のお話の中にもありますが、

  日本人は「衣・食・住」が生活の基本としてよく

  あげられますが、中国の人たちはこれによく

              「交通」というのも加えて、四つでセットになって

   います。これは、三つを嫌っての数合わせ的なものなのか、毎日の

   暮らしと言えば、通勤や買い物など交通手段が便利かどうかは

   欠かせないでしょ、という意味なのか、四つで挙げる方が多い。

     そこで、今日は中国での通勤時間の話題です。

   とは言え、これが話題になるのは当然、都市のことでして、そこは

   どの国も同じでしょうから、断らなくといいですかね。

      それで、こちらも調査結果の報告が数字で出ています。

    一昨年の資料になりますが、「2010年中国新型都市化報告」。

    それによりますと、北京がトップ52分、広州46分、上海47分。

     広州と上海が1分違いというのも、統計ならでは数字ですが、

     中国大陸のサラリーマン、平均通勤時間は42分だそうです。

     平均しちゃうとそうなんでしょうが、これを世界の都市と比較した

    場合は、インドが2位で39分、アメリカは9位23分との数字が

    並んでます。

     これって、結局その都市の肥大化に交通が追いついていない、

    というだけのことだと思うんですね。

     それに私が思うには、中国の都市は、とりわけ大都市はその

    国土が広いこともあってか、都市そのものの面積もとてつもなく

    横へ横へ広がって無謀な広さになっております。

      普通の旅行では行かないでしょうが、去年も上海のはずれの方を

    歩いて感じたのは、ここも上海なんだ~・・という位、離れてました。

      つまり、広がりに対する感覚が違いますので、行政区分的には

    同一市内の移動ではありますが、日本だと県を跨いでの通勤

    みたいなものです。

      加えて今、地下鉄の施設をどの都市も急いでおりますが、

    地上はもうマイカーや物流のクルマの流れもあって、ラッシュは

    身動きできません。

      確かに中国こそ、地下鉄が必要です。

      それも人口500万以上の都市がいくらでもありますので、

     このクラスの都市はおしなべて必要です。

     必要だから作ってはいますが、これまた工事がやんちゃだったり

     手抜き工工事などもあって、またまた違う問題を惹起してはおり

     ます。問題はありますが、でも必要です。

       人の大量移動交通機関は、都市としての機能を果たす為にも

    その街が考えなくてはいけない問題だと思います。

      これらを踏まえて、先の中国の通勤時間の統計に戻ると、

    これって昨日の給与の話とも同じですが、

      やはり、中国の社会構造の特殊性を無視しての数字だけの

    比較ですとちょっと実態が見えないと思いますので、

      この点で注意が必要です。

 

    

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