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2012年4月17日 (火)

濃霧による高速道路事故 - 中国

1  中国、

 昨日のニュースですが、

 濃霧の為、高速道路で

 いわゆる玉突き事故が発生。

 死者12名と言いますから

 大きな事故です。

   けが人も相当出ているようです。

    先日発行の、『隗報』90号で、私が取り上げたというか、

   私の文は、 「下大霧了!シャァ・ダー・ウー・ラ」 霧だ!!

   という題名で書いたばかりでしたので、ちょっと今回の事故に

   目が行きました。

     私個人の経験でもそうですが、中国の霧は突然本当に

   濃霧というか、言い尽くされた言い方ですと、

   「一寸先が見えない・・」というやつですが、それくらいの

   濃い霧があっという間に立ち込める、そんな経験を私は

   主に旅行中ですが、経験しています。

     旅行中ということは、一か所じゃなく各地でそうした経験と

   いうか濃霧に遭遇している、ということになります。

     それで、その文章の中でも触れておりますが、濃霧の発生

   しそうな場所の私のイメージは海岸線なんですが、どうも必ず

   しもそうではなく、内陸のですね、な~んにも無いような見渡す

   限りの平野でも中国では、あるということに不思議な感じをずっと

   もってまして、霧降る街というと何処かこうちょっとロマンチックな

   感じですが、それが朝とか昼間にも発生しますので、かなり

   生活に影響があるのでは・・・と思ってました。

 

     それが、今回だけではないですが、こうしたクルマ社会にもなって

   くると、こうした高速道路の事故を誘発。中国は霧対策が必要です。

     霧を降らせなくする、ということではなく、霧予報がもっとしっかり

   できるシステムと、それを受けて例えば道路管理の部門での霧対策を

   急がなくてはいけないと思います。

     自然はいつも我々の予測を超えて、その目の前に立ちふさがり

    ます。

      それにどう対処するかはこちら側の知恵です。

    自然のそうした動きを止めることはできないわけですから、

    そうした現象とどう沿って暮らしていくかは、ずっと人類の歴史

    そのものでもあります。

      近代文明は自然をあたかも乗り越えるかのような錯覚を

    持ち始めていますが、それは錯覚でしかありません。

      いまそうした自然との距離感を人類が失いつつあるのでは

    と、今回の高速道路事故のニュースを見たり、日本の原発問題

    の処理を見ていると感じさせられます。

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