中国の霧の日はロマンチックじゃなかったー 『隗報』90号
♪ 这夜雾蒙蒙 不知你在何方
你的声音你的模样 教我难忘 我相信你的话 ・・・♪
といきなりの歌ですみませんが、こう歌ったのはテレサ・テン。
邓 丽君ですが、この歌確か日本の歌ですよね。
で、まぁ言いたいのは、大概、歌の歌詞に出てくる”霧”はその
ロマンチックな象徴として出てきますし、一般に日本人の”霧”
への印象は、そりゃあ自然現象でしょうからやっかいな面はある
にしても、矢張りどこかロマンチックか、ロマンチックでありたい、と。
だから「夜霧よ今夜もありがとう」などと”霧”に礼まで言ってる。
そこで、『隗報』第90号の私の今回の話題は”霧”です。
「下大霧了!シャ・ダァ・ウー・ラ」 という題でして、
中国で”霧”に見舞われたお話です。”霧”そのものは別に中国
だからといって濃いとか・・・そんなことはないのですが・・・
んん!あるか?多少は??あんなに濃い霧は日本ではそんなに
ないような気がするぞ。釧路・幣舞橋にでも行って見なくては。
それは兎も角として、中国でも”霧”は出ます。
それが、その文中でも書いてますが、私の感覚ですが、”霧”が
内陸の海からは程遠い、そんな場所のそれも冬によく起きるのが
納得がいかない。私が納得しようがしまいがそんなことはお構い
なしに”霧”は出ます。
旅行中はこの”霧”、なかなか厄介でしてすべての交通機関が
影響を受け、飛行機が飛ばないはもとより、高速道も封鎖されて
しまい、全く移動ができなくなります。そんな目にも会いました。
同じ”霧”なのに、日本のそれがロマンチックに感じられ、
中国のそれがそう感じられないのは、なぜでしょう。
水分のせいかなぁ。これって私だけ?多分そうですね。
体験からきてるものなんでしょう、もちょっと中国でこう艶っぽい話
でもあれば、霧の日もそんな雰囲気になれたのでしょうが、何せ
霧の日に関する思い出が余り芳しくないものばかり。
ありません。霧で煙って見えないだけのことですから。
それでもまぁ、今回書いた文章のそんな日の雰囲気を
想像しやすくするために、何かの役に立つでしょうから、のっけて
おきますか。
中国の霧の日のクルマの運転は危険。普段でも十分危険ですが。
更に加えてこれが夜ともなれば、決死の覚悟でした。
そんな話題を書きましたので、
どうぞ、『隗報』90号、お手に取ってお楽しみください。
お申し込みは、茶館『隗かい』まで。
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