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2012年4月24日 (火)

中国人の平均月収、いったい幾ら貰ってるの ー 2011年版、

   この話題、関心をお持ちの人が多い。それは、単に他人のフトコロが

  気になる、ということなのか、中国での生活というか、経済活動として

  お知りになりたいのか、今でも度々この手の質問を受ける。

    前にも書きましたがこの問題、結構悩ましい。それは給与の中身の

  違いというか、どこまで給与に入り、どれくらい給与から引かれるか、

  などの問題が国を違えるとかなり違った部分もあるし、何より物価の違い

  があるので、給与の嵩が、そのままレート計算で計算して安い、高いと

  必ずしも言えないからである。

    つまり日本のように予め、健康保険だとか、年金だとか引かれる

   もろもろを組み込んでの給与体系なのかどうかなどの問題だ。

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 ここに一冊の本がある。『給与明細』テリー伊藤監修。

 この本、今はテレビなどでコメンテーターをしている

 彼が、街行く人の給与や、パテェシエ見習い、ネイル

 アーティストなどなど、職業別にも一体あの人たちは

 どれくらいの給与を貰っているの?と気になる人たち

 をインタビューしただけのアイディア勝負の本ですが

    ただ、他人の給与をあげつらっているだけのものだが、これが

    なかなか面白く読ませる。

    ということで、こちらは日本人同士でも分かってない相手の給与の話。

     そういえば、先日もオリンピックに選ばれた選手が収入がなくて、

    というか給与の人は少なくて(そりゃそうだ、仕事をしてる暇?がない)

    かかる費用が大きいので大変だ、報道を目にした。

      案外、人の収入というものは分からんもんだ。

      逆の例では、東京電力の役員の報酬などがあるが・・・。

     ごちょごちょ言ってないで、一体全体中国人の収入って平均どうなって

    るかを早く話せとのご要望が聞こえてきそうなので、先日切り抜いて

    おいた、記事を参考に数字を挙げて今回はズバッとお答えしましょう。

    (と、言ってもこれらは私が調べたわけではない、また、統計資料

     としては、どうしてもその数字が上がってくるまで時間がかかるので、

     いま今の数字は難しい、で一昨年の資料ですが)

      発表元は、北京市統計局、硬そうでしょ、ここの発表は、

    年収です、北京の勤労者平均年収5万415元(日本円≒65万)

    これを12で割って、日本円で5万円ちょっと、

     業種によってばらつきがあると統計局でも言っていて、

    金融業がトップで、19万2139元(≒249万円)これは凄い、ちょっと

    驚きの数字ですね私には、これだともう限りなく日本人に近づいてるし

    中国での20万元弱の生活は夢のようだ。

     低い方では、市民サービス・その他のサービス業が

      2万2689元(≒29万円)これまたちょっと差が大きすぎません。

      平均をとるというのはそういうもんでしょうが、ちょっとこれで平均

      年収5万元と言われても感じがつかめない。

      違う資料に当たりましょう。

     給与調査を専門とするデーターバンクの資料では、

     大学新卒者の初任給を調べたら、その結果、

     北京・上海などの大都市での大卒初任給が高く(こんなのは調べなく

     とも分かりそうなもんだ)、平均ではいずれも3千元(≒3万6千円)を

     上回っているとの結果を発表。

       こちらも業種別の発表があって、コンピューター・IT関連と先の

     金融保険業界の初任給が高めだったの発表だ。

     更に、中国南方沿岸都市が高めの初任給でほぼ軒並み2千元以上、

    何故かハルピンという町の初任給が低く、1500元(≒1万8千円)と

    報告され、同じく業種別ではコンピューター関連が高い2500元以上

    となっているようだ。

      業種別では技術系の初任給が高めで、中でもハイテク系の

     3500元(≒4万2千円)以上が初任給としては最高レベル

     コンピューター IT関連の3千元以上、製造業で2千元程度というのが

     大卒者の初任給の話。

      これらをご覧になって、みなさんにどれだけ伝わっているかが

    不安。中国の物価との対比が分からなくては、どうもこの日本円にして

    いくらいくら、というのも余り意味がないように思える。

      やっぱり、この平均というのが難しい。

      なにをもってして平均とするかだし、

      平均しちゃうと平均でなくなる、というのが私の理論だ。

      この問題やはり私の手に余る。お尋ねになられている方の多くは、

     中国ではいったいどれくらいあったら普通の暮らしができるの?

     という趣旨でしょうが、これまた悩ましいのです。

      家の問題ですとか、中国も快適な暮らしはお金次第という世の中

     になってきてますので、んん~難しい。

       逆にですね、中国の人や外国の人から、一体日本では・・・と

     訊かれた場合ですね、どう答えます?

      それを考えてみて下さい。どうです、難しいでしょ。

     とりあえず、資料に基づく、給与の数字的な話は上に書いた通りです。

     あとは、みなさんの判断にお任せしましょう。

 

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