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2012年4月30日 (月)

函館日中・中国語教室、今天有課!請留意。

Cimg1943     春天的阳光带来了无限的温暖,

    春暖花开,万木争芽、

     函馆五稜郭公园的樱花也快要开了,

     今天的樱花树已经看见了它的红颜色,

      估计过一两天就开始花开了,

                              可以看到绚丽多彩的樱花。

                              终于来到樱花盛开的季节了,

                            大家好!

                              虽然今天是节日,但我们的学习班有课

                             希望大家晚上来参加。  

 

        中国語教室のみなさん、

     今日の中国語講座は休まずに、開講となります。

     ご注意ください。

 

     上の写真は家の中の”桜”ですが、もう数日前から

     満開です。

      先日ガソリンスタンドに寄ったら、お隣で給油中の庭木屋

     さんのトラックに剪定された桜の枝が山積みになってました

     ので、捨てる枝を数本いただきました。先日から見頃です。

       その桜はそろそろ散りはじめます。

     今日、朝の散歩で五稜郭公園のお堀の周りの桜の樹は、

     その色が見えるようになって参りましたので、明日には

     咲き始める枝が見られることでしょう。

       黄金周です。お出かけになられておられる方もいらっしゃる

     でしょうが、今日も教室はありますので、どうぞご参加ください。

      まだ始まって4回目の講座ですので、なかなか慣れない部分も

     おありでしょうが、どうぞお一人お一人がご自分でその楽しさを

     見つけてください。

       学ぶことが楽しいことだと感じていただけるようになればもう

     しめたものです。

       そのお手伝いをさせていただきます。

       それには、何とか時間をつくって、もう暫くは教室に通える

     よう務めてください。そして月曜の夜は中国語教室というのが

     習慣というか生活のリズムになればもう大丈夫です。

       ということで、

      教室のみなさん、

      今晩またお会いしましょう。どうぞよろしく。

      晩上見!

                              函館日中友好協会

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2012年4月28日 (土)

日系自動車メーカーの賃上げ、その後

    中国の人の平均月収のお話から、こうなってますが、

   昨日書いた、中国の自動車問題から今日は思い出して、

   中国の日系自動車メーカーで相次ぐ賃上げ問題が発生

   したのは一昨年。大分経ちましたので、その辺をちょっと。

Photo 一昨年がピークだったと思いますが、日系自動車メーカー

 で相次いで賃上げ闘争が持ち上がり、各工場でも多少

 の違いはあれストライキなどにより生産がストップしたのは

 日本のニュースでも取り上げられていたと思います。

    記憶では、確か広州あたりの工場が一番過激だったようで、

   トヨタもホンダもあの地域の工場から火の手が上がり、長引いた

   工場では数か月の争議の激しい攻防となった。

     トヨタで800元くらいの当時の賃上げ要求、

     ホンダでは最低賃金のアップ、住宅手当の上乗せ、毎月の給与

     を400元ぐらのアップ、ということで全体ではトヨタとほぼ同等の

     賃上げをして決着した、というのが私の記憶。

    細かい数字を別にすればこれで合ってると思います。

    数字もそう離れてないとは思いますが、違っていたら教えてください。

Photo_2 それで、この点で私の言いたいのは、このスト、

 中国の以前のストとはその本質を異にしている

 という点を指摘しておきます。

     日本のマスコミはどうも相も変わらずの賃上げ要求をされて

    中国の安い労働力の時代の終焉を叫んでましたが、

     この労働争議の発端そのものが、違います。

     単純な低賃金への抗議ではなくですね、この外資のところに

     いる人たちは地元でも割と給与が好い方なんですね。

    つまりこれは、日系企業だけに何故起こったかを考えなくては

    いけません。争議に火がついて大きくなったのは、誰もが言って

    ますように携帯や電脳による情報の伝達スピードにありました。

      でもその本当のスタートは、日本から派遣されているメーカー

    社員の日本円建ての給与を知ったことにあります。それだけなら

    まだ好かったのですが、その時のその某メーカーの通訳をしてた

    人の訳と、ちょっと誤った伝わり方などもあり、また個的な問題も

    あったのでしょう。その本社社員、後から及び腰で日本・本社から

    やってきた上司の給与も中国の一般工員の彼ら・彼女らを驚かす

    に十分な額だった。

      早い話が、あの対して働いてない日本人の給与が××で、

    こんなに時間に追われて働いている自分たちの給与がこれでは

    余りの違い・・・と騒ぎ出した。

      全く日本の給与制度や、物価などを知らない。

      でも単に人民元に換算した日本人社員の給与は確かに高額。

    会社はあの対して仕事もしない人たちにこんなに払えるだけ

    儲かっているなら、賃上げを要求して当然。との論理立て。

       これが、ちょっと自動車産業だけにとどまらない、日本から

     中国へ乗り出したすべての産業に波及しそうだったのに、

     そうはならなかったのも、先のスタートの部分の無理解と、

     通訳の問題があったからです。

      問題の本質はここにあったと私は思います。

    ほぼ同じような条件で例えば自動車産業を支えている部品

    メーカーで同じような賃金体系をとっている台湾の企業に何故

    この手の問題が起きないかを考えてください。

      それは、台湾企業は言葉の面で困らないからです。

      言語・考え方・習慣の面で行き違いないなら、

      一昨年のストは避けて通れた、というのが私の判断。

      労働者にとっては給与が上がって好かったね、という

     話なんですが、これまた経済とは面白いもので、そうそう

     単純ではないという点が一つ。

      もう一つは、すでにこの自動車メーカーという業種そのもの

     が矢面に立っていることでもお判りでしょうが、生産した自動車

     の最大の消費地が昨日も書きました、その自国・中国にある

     という点との二つで、あの賃上げ問題は悩ましかった、

     ということです。




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2012年4月27日 (金)

増え続けるマイカー、中国自動車保有台数

   中国国家統計局というところが、明らかにしてますし、それを見るまで

  もなく、年々中国の自動車保有台数がうなぎ上り状態にあることは、

  誰もが知っていることです。

    因みに、この国家統計局の発表にもちょっと目をやると、

    1949年に5万代だったいわゆる自家用車マイカーは、

    1978年に135万8400台

    2008年には5099万6100台、と数字は上がってはおりますが、

  いつもの事ですが、中国の数字は常にあの13億を超す人口比と、

  マイカー購入には直接関係なくとも、あの広大な国土との関係にあり、

  数字だけだと、どうもいつもピンとこない。こないし、どこか数字だけ

  見てると誤るような気がする。だが、一方で感覚だけで判断して良い

  ものかどうかもあって、迷う。両方必要なんでしょう。

Photo

  マイカー問題は、今度はその交通インフラ問題と常にセットに

  なる。そちらの数字もついでに上げておきますと、

 1949年、18万7400キロの交通う設置道路網の総延長距離は、

      2008年には473万1800キロにまで伸びた。

     中国悲願のあの広い国土を繋ぐ

     「縦5本、横7本」の高速鉄道網のお話はあの事故の時にもしました、

     それはほぼ達成され、今は高速道路網ですね、前回の旅行の際にも

     確かにそれは感じましたが、高速道路の総延長距離はきっと間もなく、

     アメリカを抜いてしまうでしょう。凄い勢いで整備されおります。

Photo_2
 それで、話をマイカーの方に引き戻しましょう。

 日本国内ではあまり熱心に報じらませんが、中国での

 マイカーショーに対する熱の入れよう、関心度はそれは

     これからマイカーを手に入れようという予備軍含めて、かなり熱い。

      大体、ごく大雑把に見ると、

     北京市では1日に2000台くらいずつ自動車が増えてるらしい。

     1日ですよ、毎日毎日2000台の車が増え続ける。

     で、このペースで増え続けますと、3年後、2015年には北京市の

     自動車保有台数は、700万台になる。

      当然これだけの自動車が一都市で動くとするなら、まるで車は

     動かない状態になる。都市の道路に車を単純に並べても、そのまま

     道路が埋まってしまうわけですから。

       これに更に予備軍がいますね。5年以内には車を購入したいと

     いう購入希望者。

       北京の街を走っている自動車を、バスやタクシーの窓越しに

     眺める限り、私の感じでは、これらの数字を物語るように、余り

     古い車が走ってませんね。古いのはトラックとか商用車で、颯爽

     と街を駆け抜けるマイカーは殆どが同じ時期にお買いになったのか

     新しい車が目立つ。もう一つは、中国の方の好みなんでしょうが、

     ガタイの大きな車が目立つというか、殆ど。余り小さな車は人気が

     ないようでして、大ぶりの高級感あふれる車が多い。

      どうせ買うならそうした高級なもの・・との意識と、丁度先に車に

     手が出るような人たちが先に裕福になった社長や老板の人たち

     が多いのでその見栄?もあるのでしょうが、おしなべてデカイ。

       それで、毎日のように増え続けるマイカー購入予備軍の車と、

     多分今走っているこの車の人たちもこの先、クルマが古くなった

     その時手放すかと言うと、また新しいのをお買いになるわけでして、

     だからこそ、日本の自動車メーカーしかり世界中の自動車メーカー

     はこぞって中国へ乗り出してるわけですが、

       減ることのない自動車は今後一体どうなるのか、

       興味ありますね、どこでどんな手を中国が打つのかに。

     早晩手を打たなくてはならなくなるでしょうね。多分。

     多分です。その時が来たらまたお知らせします。

   



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2012年4月26日 (木)

中国人の通勤時間ー大都市は大変です。

Photo    昨日のお話の中にもありますが、

  日本人は「衣・食・住」が生活の基本としてよく

  あげられますが、中国の人たちはこれによく

              「交通」というのも加えて、四つでセットになって

   います。これは、三つを嫌っての数合わせ的なものなのか、毎日の

   暮らしと言えば、通勤や買い物など交通手段が便利かどうかは

   欠かせないでしょ、という意味なのか、四つで挙げる方が多い。

     そこで、今日は中国での通勤時間の話題です。

   とは言え、これが話題になるのは当然、都市のことでして、そこは

   どの国も同じでしょうから、断らなくといいですかね。

      それで、こちらも調査結果の報告が数字で出ています。

    一昨年の資料になりますが、「2010年中国新型都市化報告」。

    それによりますと、北京がトップ52分、広州46分、上海47分。

     広州と上海が1分違いというのも、統計ならでは数字ですが、

     中国大陸のサラリーマン、平均通勤時間は42分だそうです。

     平均しちゃうとそうなんでしょうが、これを世界の都市と比較した

    場合は、インドが2位で39分、アメリカは9位23分との数字が

    並んでます。

     これって、結局その都市の肥大化に交通が追いついていない、

    というだけのことだと思うんですね。

     それに私が思うには、中国の都市は、とりわけ大都市はその

    国土が広いこともあってか、都市そのものの面積もとてつもなく

    横へ横へ広がって無謀な広さになっております。

      普通の旅行では行かないでしょうが、去年も上海のはずれの方を

    歩いて感じたのは、ここも上海なんだ~・・という位、離れてました。

      つまり、広がりに対する感覚が違いますので、行政区分的には

    同一市内の移動ではありますが、日本だと県を跨いでの通勤

    みたいなものです。

      加えて今、地下鉄の施設をどの都市も急いでおりますが、

    地上はもうマイカーや物流のクルマの流れもあって、ラッシュは

    身動きできません。

      確かに中国こそ、地下鉄が必要です。

      それも人口500万以上の都市がいくらでもありますので、

     このクラスの都市はおしなべて必要です。

     必要だから作ってはいますが、これまた工事がやんちゃだったり

     手抜き工工事などもあって、またまた違う問題を惹起してはおり

     ます。問題はありますが、でも必要です。

       人の大量移動交通機関は、都市としての機能を果たす為にも

    その街が考えなくてはいけない問題だと思います。

      これらを踏まえて、先の中国の通勤時間の統計に戻ると、

    これって昨日の給与の話とも同じですが、

      やはり、中国の社会構造の特殊性を無視しての数字だけの

    比較ですとちょっと実態が見えないと思いますので、

      この点で注意が必要です。

 

    

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2012年4月25日 (水)

中国の労働者賃金問題

    なにやらちょっと硬い題になってはおりますが、昨日の続きでして、

   中国の人の給与のお話なんですが、

     私情だけでお話しするのはちょっとよろしくない面もありますので、

   昨日は発表されている数字を使って見てみました。

     今日はもう少し大きく、政府の動きなんかもこの際触れておきますと、

   こちらは、政府の正式発表を待つまでもなく、どの国も労働者賃金は

   上がって行くわけですよね。又その国の経済活動と相まって、ある時期

   その上がり幅が大きくなり、その時、賃金だけがそうなるわけではなく、

   物価というやつもそれと伴うか、それを追い越して上がって行くそんな

   時期はどの国にもあるのは、必須です。

    さて、そんな中で中国の賃金引上げが特殊なのはどこにあるのか、

   という点に注目しなくてはならないのですが、余りそうした点を指摘または、

   注視する報道はない。そこは押さえておいて。

Photo  昨年でしたか、胡錦濤総書記の

  「現在もなお、我が国は経済・社会発展の重要な

  戦略的好機であるとともに社会矛盾の顕著化する

              時期にあり、改革・発展・安定が極めて重い課題

              となっている。新たな情勢の下で財税制度改革を

              深めることの重大な意義を深く認識し、我が国の

              国情に立脚し、外国の有益な経験を参考にして、

              財税制度改革を揺るがず深め、改革・発展・安定

              の対極ににより良い形で資するようにしなければ

              ならない」と指摘。

     海外のこうしたトップリーダーの話をなかなか上手い話し方というか

     かなり簡潔に上手いこと言うなぁ~と思わせるのは、これって通訳が

     いいからなんでしょうか。日本の政治家が何を言ってるのかさっぱり

     伝わってこないのは、こちらが初めから聞く耳もたないせいなんで

     しょうか。 

       つまり中国の賃金問題は、改革・発展・安定を睨んで、

       外国の有益な経験、なんてなところは日本のバブルを指してると

     思いますが、賃金は上げていくのを前提に、どう安定・発展させて

     行くかの問題を指摘。

      それを受けて?かどうか昨年夏ごろだったか、中国でも最低賃金

     を引き上げた。

       全国総工会(労働者側団体)の発表でも、最低賃金の引き上げ

     各地ばらつきはあるものの20%程度の引き上げになっているという。

     動きは遅いものの、最低賃金を引きあげることによって、所得配分

     制度の改革推進の動きとはなっている。

      大きな動きとしては、政府がそれに触れているくらい、労働賃金は

     引き上げられて行くことは間違いありません。

       こっからはまたちょっと個人的な判断に入って行きますが、

     最初触れたようにこうした動きの日本での報道で問題なのは、

     中国の制度が大きく変わりはじめている為、

     一つの問題は、「住宅」です。これを賃金と絡めてどう処理するか。

     いま一つが格差問題ですが、中国の深刻なのは地域格差です。

     沿岸都市と内陸部分の格差は、一企業や、一行政の対処では

     対処しきれませんので、ここも賃金というより、

     「国」としての問題としてあるのは日本のそれとはちょっと違って

     いて、その点を抜きにして賃金問題を考えるとちょっと・・・・。

Photo_2 

 ←こうした人たちが働いている工場は基本、会社

  自前の寮がその敷地内にあったりして、そこから

  通っている分には、昨日書いたような給与で足り

    ますが、ひとたびこの人たちが家庭を持ち、自分で街に自宅を

    構えようとなると、事情がまるで違ってきます。

     これが、只今中国はちょっと「住宅バブルぎみ」と言われる

    ゆえんです。

     賃金はそもそも、その労働者の、日本語的には「衣食住」が、

    中国ではこれに更に「交通(通勤・職場との距離)」問題が加わり、

    これらを賄い、よりよい暮らしができるように、なければなりません。

     そのために必要な額は一体幾らなのか。

       貰う方の側からはそれは大いに越したことはないのですが、

    私の見たところでも結局は、3000元は欲しいかな・・・と

    そう思ってみてますけど、もちろん、年齢によっても違いますし

    ごくごく大雑把なお話として、結論「3000元(≒4万円)」と

    しておきましょう。これが2011年度の話です、数年後また

    この話題で書けたら書いて見ます。さて、その時はどうなってるか?

 





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2012年4月24日 (火)

中国人の平均月収、いったい幾ら貰ってるの ー 2011年版、

   この話題、関心をお持ちの人が多い。それは、単に他人のフトコロが

  気になる、ということなのか、中国での生活というか、経済活動として

  お知りになりたいのか、今でも度々この手の質問を受ける。

    前にも書きましたがこの問題、結構悩ましい。それは給与の中身の

  違いというか、どこまで給与に入り、どれくらい給与から引かれるか、

  などの問題が国を違えるとかなり違った部分もあるし、何より物価の違い

  があるので、給与の嵩が、そのままレート計算で計算して安い、高いと

  必ずしも言えないからである。

    つまり日本のように予め、健康保険だとか、年金だとか引かれる

   もろもろを組み込んでの給与体系なのかどうかなどの問題だ。

001
 ここに一冊の本がある。『給与明細』テリー伊藤監修。

 この本、今はテレビなどでコメンテーターをしている

 彼が、街行く人の給与や、パテェシエ見習い、ネイル

 アーティストなどなど、職業別にも一体あの人たちは

 どれくらいの給与を貰っているの?と気になる人たち

 をインタビューしただけのアイディア勝負の本ですが

    ただ、他人の給与をあげつらっているだけのものだが、これが

    なかなか面白く読ませる。

    ということで、こちらは日本人同士でも分かってない相手の給与の話。

     そういえば、先日もオリンピックに選ばれた選手が収入がなくて、

    というか給与の人は少なくて(そりゃそうだ、仕事をしてる暇?がない)

    かかる費用が大きいので大変だ、報道を目にした。

      案外、人の収入というものは分からんもんだ。

      逆の例では、東京電力の役員の報酬などがあるが・・・。

     ごちょごちょ言ってないで、一体全体中国人の収入って平均どうなって

    るかを早く話せとのご要望が聞こえてきそうなので、先日切り抜いて

    おいた、記事を参考に数字を挙げて今回はズバッとお答えしましょう。

    (と、言ってもこれらは私が調べたわけではない、また、統計資料

     としては、どうしてもその数字が上がってくるまで時間がかかるので、

     いま今の数字は難しい、で一昨年の資料ですが)

      発表元は、北京市統計局、硬そうでしょ、ここの発表は、

    年収です、北京の勤労者平均年収5万415元(日本円≒65万)

    これを12で割って、日本円で5万円ちょっと、

     業種によってばらつきがあると統計局でも言っていて、

    金融業がトップで、19万2139元(≒249万円)これは凄い、ちょっと

    驚きの数字ですね私には、これだともう限りなく日本人に近づいてるし

    中国での20万元弱の生活は夢のようだ。

     低い方では、市民サービス・その他のサービス業が

      2万2689元(≒29万円)これまたちょっと差が大きすぎません。

      平均をとるというのはそういうもんでしょうが、ちょっとこれで平均

      年収5万元と言われても感じがつかめない。

      違う資料に当たりましょう。

     給与調査を専門とするデーターバンクの資料では、

     大学新卒者の初任給を調べたら、その結果、

     北京・上海などの大都市での大卒初任給が高く(こんなのは調べなく

     とも分かりそうなもんだ)、平均ではいずれも3千元(≒3万6千円)を

     上回っているとの結果を発表。

       こちらも業種別の発表があって、コンピューター・IT関連と先の

     金融保険業界の初任給が高めだったの発表だ。

     更に、中国南方沿岸都市が高めの初任給でほぼ軒並み2千元以上、

    何故かハルピンという町の初任給が低く、1500元(≒1万8千円)と

    報告され、同じく業種別ではコンピューター関連が高い2500元以上

    となっているようだ。

      業種別では技術系の初任給が高めで、中でもハイテク系の

     3500元(≒4万2千円)以上が初任給としては最高レベル

     コンピューター IT関連の3千元以上、製造業で2千元程度というのが

     大卒者の初任給の話。

      これらをご覧になって、みなさんにどれだけ伝わっているかが

    不安。中国の物価との対比が分からなくては、どうもこの日本円にして

    いくらいくら、というのも余り意味がないように思える。

      やっぱり、この平均というのが難しい。

      なにをもってして平均とするかだし、

      平均しちゃうと平均でなくなる、というのが私の理論だ。

      この問題やはり私の手に余る。お尋ねになられている方の多くは、

     中国ではいったいどれくらいあったら普通の暮らしができるの?

     という趣旨でしょうが、これまた悩ましいのです。

      家の問題ですとか、中国も快適な暮らしはお金次第という世の中

     になってきてますので、んん~難しい。

       逆にですね、中国の人や外国の人から、一体日本では・・・と

     訊かれた場合ですね、どう答えます?

      それを考えてみて下さい。どうです、難しいでしょ。

     とりあえず、資料に基づく、給与の数字的な話は上に書いた通りです。

     あとは、みなさんの判断にお任せしましょう。

 

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2012年4月23日 (月)

昨年、札幌の中国人観光客、7割減少

    何かと最近、札幌へ行く機会が多い。函館→札幌は距離にして、

    300キロあまり。この距離、私に言わせれば何とも半端な距離で、

    片道単純に4~5時間として、往復で半日がとられる。

    日帰りも可能だが、それはちょっと回数が多くなると勘弁して欲しい。

    北海道は広い。札幌への用の多くは会議だが、北海道全体の会議

    はその地理的条件から中央札幌が殆ど。致し方ない。

     でも、これが例えば九州で言うと、全ての県の合同の会議を設定して

    るようなもので、県だとせいぜいが100数十キロの移動で住むはず。

      それはさておき、

     その札幌へ行く度に感じていたのは、泊まる宿を決めていないし、

    時に指定されていたりで、一定していないのだが、それを割り引いても

    以前ほど中国人観光客とすれ違うことが少なくなった。

     中国語が聞こえてこない。

       これは札幌に限ったことではないであろうし、札幌がこうだと

    いうことは道内観光はおしなべてそうだということでもある。

      記憶では札幌市の発表だったと思うが、確か市が調査を初めて

     以来の700万人(全ての来札者)を割り込んだという。

       この数字を見て、札幌という町は、自身の人口(200万)の

     3倍強もの人が観光か何かで訪れていることを知った。

       この中には、国内からのお客様がどれくらいなのでしょう、8割

     としましょうか(全くのあてずっぽうです)あとの2割が、国外から。

      そのうち、この辺から数字はもう分かりませんが、恐らく台湾から

    のお客さんが一番多く、続いて韓国、中国大陸の順でしょう。この

    順は間違っていないと思います。

      それで、ここでの話題は中国大陸からのお客様の落ち込みですが、

     表題のように7割減だという。

      北海道が直接の原発事故の影響下にないことは、もう大分大陸

     の方にも情報として伝わっているのですが、何せ旅行というやつは、

     気分の問題でもありますし、何処へ行くか?はタイミングでもあります。

Feicheng_wulao_001  北海道にとって不運だったのは、

  ←この映画「非誠勿擾」フェイ・チェン・ウー・ラォ

  で、北海道観光に火がついて、(2009年年末)

  これから・・・北海道発の観光発展モデルを模索

  し始めた時だけに、影響はより大きかったと言える

     でしょう。

      これはある意味不運でしたが、逆の発送もあって、あの映画

     を見て、北海道へ行きたいな~と思っていた矢先の原発事故で

     実現できなかったその人たちへ、夢の実現というかたちでの

     働きかけは可能だということです。

      では、中国人は旅行に出ていないかというと、そんなことは

    ありませんね。前にもちょっと書きましたが、2011年、台湾を訪問

    する大陸からの観光客は200万人を超えそうです。

      将来は年間500万人程度になるだろうとの予測がされています。

 

     これって凄いでしょ、200万人も凄いです。ほぼ札幌の人口まるごと

     の人が、大陸からのお客様で占められる。

       ゴールデンウィークも迫ってますが、誰もが旅行へは行きたいと

     願い、行ける人たちは何処かへは出かけているのでして、その

    行き先の選択肢の一つに先ずは北海道が入ってるといいのですが。

  

 

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2012年4月21日 (土)

函館日中・中国語教室のみなさん!新しいテキストへ

   函館日中・中国語教室のみなさん! 

    明後日、23日で4月開講の中国語教室は3回目となります。

   毎回まだ見学の方がお出でになったり、中級か初級かどちらの

   クラスに迷っている方もおられたり、ちょっと落ち着きませんが、

   そろそろ、ご自分でどちらのクラスを選択するかをお決めください。

     その上で、まもなくテキストも新しいものに移行します。

 001
 すでにお申し込みを受け付けておりますが、

 ←こちらのテキスト。于先生のクラスでは

  前に使っていたテキストでの練習・試行期間

  が過ぎた段階で、こちらのテキストに変わります。

  どうぞよろしくお願いいたします。

   初級から今年になって移られた方も数名いらっしゃいますので、

   テキストもこの新しいものに入りますと、ちょっと程度も戻るかたち

   になりますが、それぞれ各人で加減が必要となります。

     どうぞよろしくお願いいたします。

     中国語を使っての会話や、中国語での聞き取りがご希望の方は

   于先生にも中国語で話しかけるようにされれば、先生の方も中国語

   で対応していただけると思います。

     そうした時に、それが聞き取れないからといって、委縮されずに

   聞き取れない方はそれが間もなく聞き取れるようになりますし、聞き

   取る努力をされてください。

     テキストは、2200円。来週からお渡しできると思います。

    代金引き換えとなっております。

001_4
  初級クラスの方は、各自書店で『NHKラジオ

  まいにち中国語』のテキストをお求め下さい。

  すでに書店には5月号が並んでおりますので

  お買い忘れのないようお願いいたします。

    教室ではまだプリントを使っての授業が

    続いておりまして、4月号にも入っておりませんが、この

    あとすぐにこちらを使っての授業にかかります。

      来週でプリントを終えて、発音に入りたいですが、見て

    いただきたいDVD(映像)などもあって、ちょっと進行が遅く

    感じられている方もおいでかと思いますが、大丈夫です

    このペースで行って数か月後にはちゃんとこのNHKの

    テキストに追いつきますので、まずはテキストだけはどんどん

    毎月出ますので、お求めの上、お手元において時折眺めたり

    してください。

      CDをお聞きになると多少の予習はできますが、まだまだ

    発音のところですので、大丈夫、教室でしっかり聞いたり音に

    出しているだけで、特別のことは必要ありません。

    ということで、両クラスとも、テキストに関するお願いでした。

    4月30日(月)カレンダーは祝日ですが教室はお休みとなりません

    また、5月の教室は7・14・21・28日の4回月曜日全て授業があり

    ます。どうぞよろしくお願いいたします。

                               函館日中友好協会

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2012年4月20日 (金)

『出会い』北海道国際協力情報誌63号64号、お贈りいただきありがとうございます。

001

 北海道の国際協力情報誌

  『であい』63号、64号を

  お送りいただきありがとうございます。

  こちらも、お礼が大変遅くなり

  申し訳ございません。

   毎号送っていただいております

  こちらの情報誌、事務局に綴ってあります

  ので、おいでの際はどうぞご覧ください。

   63号の特集が「開発教育ファシリテーターと参加する

    国際協力ツアー」

    HIECC事業  高校生が見たベトナム

   というものなのです。この後の64号もそうです、

   多分若い方が編集に携わって、原稿もお書きになっておられる

   と思いますが、文中の用語にちょっとカタカナが多すぎるきらい

   があります。

     私には文を読み進めるうえで、こうした分からないカタカナ語

   が点在しておりますと、そこでちょっと立ち止まったり調べたりしなく

   てはならずちょっと煩わしさが伴います。

     もともと話題の多くが国際交流関係ですので、それだけで、そこ

   に登場する地名・人名にカタカナが入り込んできます、それに

   更に、新しい概念のカタカナ語をいれるのは、紙面としては若さが

   感じられていい面もあるのですが、お読みなっている年代はまちまち

   でしょうから、工夫が必要かもしれません。

    63号では、

    函館で開催された「第7回 地球まつり」開催の様子が、

    記事になっております。

    64号では、

     「国際交流in積丹」の様子が取り上げられるなど、道内

    各地の国際交流活動が紹介されております。

      北海道国際交流・協力総合センター 様

    ありがとうございました。

                         函館日中友好協会

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2012年4月19日 (木)

「ICTで変える学び」国際文化フォーラム通信ーお礼

001国際文化フォーラム通信

  12年1月号、第93号

「 ICT で変えるまなび 」

  をお贈りいただき、

 ありがとうございます。

 お礼が遅くなり申し訳ございません。

 早くに入手しております。

  I/C/T は、 Information and Communication Technology

  の情報通信技術の訳で、教育現場でよく使われるICT機器は

  電子黒板、プロジェクター、タブレットPCなどで、それらを使った

  教育が取り入れられ、まなびの場を変えるだろうというテーマが

  特集になっております。

    この「ITCで変える・・」という表現が「ITCで変わる・・」という

  受身表現でないのが、工夫されているところだと思います。

    変えられる、そうした受身ではなく、それらを道具として使って

  能動的に変えていくとの視点は大切だと思います。

    最近私の経験でも、公共の場でコンピューターが使える場も

  増えてまいりました。そんな時、小さな小学生がやってきて、隣で

  コンピューターを簡単に操っているのをみると、変わってきている

  実感はあります。

    キーボードを打つのも早いですし、クリックして次々に画面

  を呼び出し、調べ物が済んだと思ったらすぐにまた戻って行き

  ました。某公共施設の備え付けのコンピューターでのことです。

    この変わり様は、「ため込む学び」から「つながる学び」へ、

   とこの特集の中でも捉えられています。

    ICTが授業を変えるのはもちろんですが、ICTが授業を支える

  ようになっているのだそうです。

    これらの機材は語学教育にも生かされ、今後の語学教育は

   大きな変化を迎えると思います。

     そうした意味でもこの特集は大変参考になりました。

   ありがとうございました

 

                    函館日中友好協会

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2012年4月18日 (水)

お礼・『北京師範大学弓道部・訪日交流活動紀念冊』-函館日中

001
  内藤敬 老師:

  冊子

  『 友情  連帯 』

  2011年北京師範大学弓道部

  聯合国際学院弓道部

  訪日交流活動紀念冊

     お贈りいただきありがとうございます。

     もうかなり前にお送りいただき、日にちが経ってしまい

    お礼が遅くなりましたことお詫び申し上げます。

     先生には先に個人的にはお手紙でお礼を申し上げては

   おりますが、函館日中としてのお礼が遅くなりました。

     この場を借りてお礼を申し上げます。

   年ごとのこの交流の記録誌を毎回お送りいただいております。

   毎回ほぼ50ページ程度のつくりになっております。

   そして毎回感心するのは、

   先ず何よりもそのページ数を埋めるだけの、というかそれ以上の

   活動があっての、それらの活動を纏めるかたちでの冊子作りです

   ので、この間の活動の広範さと力に敬意を表します。

     内藤先生はお忙しいのに冊子を贈る際、私だけではないと

   思いますが、自筆のお手紙も添えられておられまして、そのお手紙

   によりますと、中国での生活が17年に渡るそうです。

     これは凄いです。どんなに凄いことなのかが私にはよく分かります。

    この17年の間の中国の変わり様、17年の間に先生が育てられ

    た生徒さんたちの数、交流の数、・・・凄いとしか言いようがあり

    ません。

     毎回この紀念誌はそうですが、中は日本各地での交流の様子が

    写真をさえられてびっしり紹介されています。

      更に交流にいらした中国の学生の感想がそのまま中国語と

    それを日本語に訳した二つの文が添えられております。

      写真もふんだんに使われている贅沢な造りです。

      あとは、こう言っては失礼ですが、何といっても内藤先生ご高齢

    ですので、どうぞ健康維持に留意され、お元気で、先生が育てた

    次の世代の生徒たちが活躍するのをやさしく見守ってやって下さい。

     もう、すでに今年の交流の計画に入っているようですが、

     先生くれぐれもお体をお大事になさって、下さい。

       内藤敬先生、冊子ありがとうございました。

     また、函館で交流の機会が持てることを願っております。

       遅くなりましたが、お礼まで。

                             函館日中友好協会

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2012年4月17日 (火)

濃霧による高速道路事故 - 中国

1  中国、

 昨日のニュースですが、

 濃霧の為、高速道路で

 いわゆる玉突き事故が発生。

 死者12名と言いますから

 大きな事故です。

   けが人も相当出ているようです。

    先日発行の、『隗報』90号で、私が取り上げたというか、

   私の文は、 「下大霧了!シャァ・ダー・ウー・ラ」 霧だ!!

   という題名で書いたばかりでしたので、ちょっと今回の事故に

   目が行きました。

     私個人の経験でもそうですが、中国の霧は突然本当に

   濃霧というか、言い尽くされた言い方ですと、

   「一寸先が見えない・・」というやつですが、それくらいの

   濃い霧があっという間に立ち込める、そんな経験を私は

   主に旅行中ですが、経験しています。

     旅行中ということは、一か所じゃなく各地でそうした経験と

   いうか濃霧に遭遇している、ということになります。

     それで、その文章の中でも触れておりますが、濃霧の発生

   しそうな場所の私のイメージは海岸線なんですが、どうも必ず

   しもそうではなく、内陸のですね、な~んにも無いような見渡す

   限りの平野でも中国では、あるということに不思議な感じをずっと

   もってまして、霧降る街というと何処かこうちょっとロマンチックな

   感じですが、それが朝とか昼間にも発生しますので、かなり

   生活に影響があるのでは・・・と思ってました。

 

     それが、今回だけではないですが、こうしたクルマ社会にもなって

   くると、こうした高速道路の事故を誘発。中国は霧対策が必要です。

     霧を降らせなくする、ということではなく、霧予報がもっとしっかり

   できるシステムと、それを受けて例えば道路管理の部門での霧対策を

   急がなくてはいけないと思います。

     自然はいつも我々の予測を超えて、その目の前に立ちふさがり

    ます。

      それにどう対処するかはこちら側の知恵です。

    自然のそうした動きを止めることはできないわけですから、

    そうした現象とどう沿って暮らしていくかは、ずっと人類の歴史

    そのものでもあります。

      近代文明は自然をあたかも乗り越えるかのような錯覚を

    持ち始めていますが、それは錯覚でしかありません。

      いまそうした自然との距離感を人類が失いつつあるのでは

    と、今回の高速道路事故のニュースを見たり、日本の原発問題

    の処理を見ていると感じさせられます。

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2012年4月16日 (月)

新しい、加入案内パンフレット出来上がるー道日中・加入案内

001
  北海道日中友好協会

    加入のご案内

  新しいパンフレットが

  刷り上がりました。

 ←こちらが、その表紙です。

  B4版二つ折りの、一枚ものです。

    ですので、ページは4ページとなります。

     折込中ページは、

    理解と友好。

     と題して、北海道日中友好協会の説明を、

    また、

     北海道日中友好協会の 事業活動を

    紹介、 さらに、右下に

     北海道道内の地区協会が

    ブロックごとに紹介されております。

    最後のページには、

    入会手続き、会費の案内、入会申込書としてそのまま

    使えるようになっております。

     事務局に余部のパンフレットございます。

   どうぞ、お持ちください。

                  函館日中友好協会

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2012年4月15日 (日)

北海道日中・「アンケート集計報告と方針・案」-第3回理事会

  北海道日中・第3回理事の為に札幌に来ております。

  5月総会に向けての活動報告、方針案が主な議題です。

  これらは間もなく、総会議題として会員に配布されることに

  なりますので、そちらをご覧ください。

    席上、先に各地区に対して行われた道日中としてとった

  アンケートの結果が報告されております。

    大きくは3点。

   1・「家族会員と青年会員」についてのアンケートでは、

    各地区、家族会員を抱えている地区と、青年をどう活動の

    参画しやすくするか、が大きな問題で、

     家族会員の拡大をめざし、家族会員会費を現行220円・月

   から100円・月に変更してはどうかとの提案があり、

    理事会としてはほぼそれを受け総会で提案される予定。

     青年の会員が少ない現状、何歳までを青年会員として位置

    づけるか、また、青年が入りやすいように会費の点で安くし

    拡大を目指したいが、この点での、年齢・月会費の問題などでは

    理事会で合意を見るに至らず、持ち越しとなっております。

     学生会員という、位置づけも新たに設けたいが、この点に

   ついても持ち越しとなっております。

   2・会員拡大の方針

     各協会の会員拡大の活動の在り方、活動費の捻出方法など

   についての報告があります。

   3・道日中事務局の職場環境改善について、

    道日中に専従者を置くべきとの意見が多いが、財政とその人材

   確保の点で困難がある、

     の報告がございました。

    函館日中友好協会の会員のみなさんには、

    近い集まりの機会に報告をさせていただきます。

 

    唐家璇中日友好協会の訪札メンバーが発表になっております。

   こちらのパーティーのご案内は既にしてございます。

    どうぞ、お早めにお申し込みを、また、出来ましたら当日

    千歳空港でのお迎えにも参加していただけるよう要請が

    ありました。

          ----以上理事会報告。

            函館日中友好協会

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2012年4月13日 (金)

北朝鮮ミサイル発射失敗ー中国報道

Chaoxian1_2  大方の14日発射予測を横目に

 今日13日、ミサイルが発射された。

   当然、直ちに各国メディアはこの第1報を伝えています。

     概ねが韓国報道をそのまま引用する、またはアメリカメディアの報道を

   紹介するかたちでの発射報道がされています。

     詳しい内容はこれからでしょうね。

     それにこれらの報道というか、何時の時点でどこまで分かっていたかを

   発表することはこちらの情報収集能力を発表することにもなりまますから、

   それなりにこの方面では神経の使うこととなり、実際のところは余り知らされ

   ないし、知るすべがないのですが。

     そこで、ちょっと中国語でのこの報道を見てみましょう。

     韩国电视台和韩联社报道,朝鲜13日早上发射了运载人造卫星的火箭。

     汉联社引述韩国的情报当局有关负责人表示,经核实,朝鲜已发射远程

     火箭,目前韩国正在跟踪火箭轨道。

         美国官员也证实了发射。

         韩国国防部消息称,火箭于当地时间7点39分发射,目前韩国与美国

      正在确认发射是否成功,韩国总统将呆地时间9点召开紧急会议。

          不过美国广播公司消息指,火箭发射失败。

                      凤凰卫视 综合报道

     (こちらは中国現地時間7時29分のニュースですので

    時差が1時間ありますから日本時間8時半位にはこのニュースが

    流されてます。)

       8時の中国中央電視台ニュースでは、そんなに大きな扱いでは

    ありませんが、この辺のニュースが読まれています。

      まあこのあと洪水のような情報があふれ出てくるのでしょうが、

    それにしても、失敗したならば、

    それはそれで、その後が心配になりますけど。



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2012年4月12日 (木)

 薄熙来 ボー・チィ・ラィ  と  

    今話題の、中国・重慶市共産党委員会書記・・・だった

  薄熙来、中国語読みはボー・チィ・ラィ。彼は、

  党中央政治委員会と中央委員の役職も停職となり、

  大変なようです。

    日本のマスコミでは相変わらずかなり衝撃的に扱われ

  ております。確かに衝撃的ではありますが、この問題かなり

  早くから取沙汰されていて、中国側の小出しの発表を待って

  それをまた日本が小出しに興味のあるところだけ取り上げて

  報じてますので、ちょっとゴシップ扱い的な所もありますが、

  今日もまた報じれてましたから、それなりに興味はあるようです。

    実は私、彼 薄熙来さんとは3回ほど数回お会いしてまして、

  会ってるといったって向こうさんはお偉いさんですから、私は単に

  お見受けした、というレベルの会い方です。

Bo_qilai_001

一番近くでお会いしたのはこの時ですね、

彼 薄氏はこのとき、遼寧省大連市市長。

中国でも大連はそこそこ大きな市ですし、

経済発展に伴い注目の都市でした

    ので、そこの若手「やり手」市長として、ブンブン言わせてました。

   また、報道新聞などでご存じの方も多いでしょうが、彼は革命第一

   世代の息子、ということもあって、サラブレット、とも言われており

   ましたし、実際サラブレットでした。

    加えて、今の報道写真をご覧になってもその面影は十分あります

   が、若い頃はもっとこう溌剌としていて、二枚目、イケメンでしたので

   人気もありました。

     上の写真の時は何かの打ち解けたパーティーの席ですが、

   市長は取り巻き数人を従えてやってきて、「中国語が出来るそう

   ですね」というから、はい、と答えたら、日本の話を少しして、

   こちらが北海道から来ているというような話になって、サービス

   精神旺盛な?彼は多分、その私の話に対するサービスだとは

   思いますが、「北海道は是非、必ず行って見なくてはいけない

   場所だ」ってなことを言って、周りの取り巻きというか部下の人

   に、「北海道を重視せよ」見たいなことを話したりしてたのを今、

   想いだしています。

     大連市長時代の彼は、先に言った溌剌、というイメージが

   ぴったりするようなやる気にあふれている感じがしていました。

    若かった彼は次々に行政改革にも乗り出し、大連が他の都市

   に先駆けて国外からの企業誘致に力を入れたり、その誘致の際

   に当時は色々と中国独特のシステムやら慣習があってそれが

   大連市でもかなり足かせになっていたのですが、それらを打破

   し、辣腕という腕を発揮します。

     大連はその諸策の甲斐もあって飛躍的に発展します。

     まぁ”時代”もあったでしょうが、その”時代”をちゃんと読んで

   ”時代”が求めるものを彼はいち早く人々に届けることができた

   人だったと思います。

      回りの評価もそうした彼の能力を高く評価していましたし、

    ご本人もその点では自信があったのではないでしょうか。

     その後、といっても市長は一体何期やられたんですかね、

    調べればすぐわかることなんですが、ちょっと面倒なので

    すみません・・それに話の本筋とはそう関係がありませんので、

    先に行きますと彼は中央政界に躍り出ます。

     この時も颯爽としています。

     中央では、通商大臣のクラスに入ります。中央政界入りと中央の

    主要なポストを一気に手に入れます。

      今回の事件の萌芽がどの時点にあったのかは私の知る

    よしはありません。

     彼の一生を振り返って、彼自身が今一番感じているでしょうが

    どこかから彼は道を誤っていきます、

     それは、彼が本来持っていた遠い昔のものなのか、

     彼がいつかの時点から彼を取り巻く環境がそうさせたものなのか、

     彼の奥さんの話題も取沙汰されておりますが、

     一体お二人の暮らしは何時頃から誤った道を歩き始めたのか、

    この事件の彼と彼の妻の責任の所在、責任の重さ、責任の取り方、

    は、今後中国ですからその専門の部署があって、そう遠からず

    明らかになるでしょうが、

      いつもこの手の事件で思うのはそれらの不正を明かし、その

    不正への厳罰を加えることで中国は事件を終えていますが、

      もっと根本的に、一体 薄熙来 個人はいつの頃から何を

    契機に、そこまで走って走り続けるようになったのかを、解き明

    かすことがなくては、毎回同じことの繰り返しなんですが、

    どうでしょう今回も無理ですかね・・・。

     せいぜいが香港あたりのちょっと気のきいた記者が多少は

   この問題注目して、深く踏み込んで書いて貰いたいものですが。

    日本のマスコミやそした点を書く人はきっと現れないでしょうね。

    それは期待できなし、

    結局事件を大きなゴシップレベルで終えて終っては、

   またぞろ同じで、またすぐ次の 薄熙来 を生み出すことになり

   かねないのですが。

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2012年4月11日 (水)

函館日中友好協会・会員への連絡ー「唐家璇中日友好協会会長」来札レセプションご案内

  函館日中友好協会のみなさん、道本部より以下のご案内が届いております、

 各会員に郵便等の発送でお知らせする時間がありませんので、どうぞ以下を

 ご覧ください。またお申込みありましたら、お知らせ下さい。

Tang_jia_xuan  唐家璇氏が中日友好協会会長に就任したことは、

  機関紙『日本と中国』3月25日号をご覧ください。

  またその後の号にも折にふれて記事にはなっております。

    14年間会長をこれまで務めてまいりました宋健氏は、名誉会長

    となり、第5代会長として今度唐家璇氏が会長に就任されました。

      日本語のスペシャリストでもある氏は、外相や国務委員を

    歴任されておらえれます。

      そこで、ここからが以下、道日中の文章となります。

 ----  

     この度、3月15日に中日友好協会会長にご就任された唐家璇

   (とうかせん)会長を団長とする中日友好協会訪問団が、4月27日

   から29日までの日程でご来道されることとなりました。

    唐会長は、これまで中国外交部長(外務大臣)や国務院国務委員

   などの要職を歴任され、中国と日本の架け橋として多大なご尽力を

   いただいて参りました。

    つきましては、唐会長をはじめとする訪問団の皆様をお招きし、

   下記の通り地元主催による歓迎レセプションを開催することといたし

   ましたので、ご多用中誠に恐縮とは存じますが、ご出席を賜ります

   ようご案内申し上げます。

                      北海道知事   高橋  はるみ

                      札幌市長    上田  文雄

             北海道日中友好協会会長   青木  雅典

                   記

   日時   平成24年4月28日(土)  18:00~19:30

   場所   京王プラザホテル札幌 2階 エミネンスホール

   会費    お一人様  6,000円  

     出欠は17日までに報告の必要あり。

  -------

     以上が「唐家璇中日友好協会会長・歓迎レセプション」の

   ご案内です。

     もう一つあります

     「 第44回 北海道日中友好協会定期総会 」のご案内です。

    こちらは、 5月12日(土)午後2時から

    札幌 かでるでの開催を予定しております。

     函館日中友好協会では代議員数枠がございますので、

    参加ご希望の方はご連絡ください。

      両方とも出席報告が必要です、ご連絡をください。

    お問い合わせは、函館日中事務局までお願いいたします。

                  函館日中友好協会

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2012年4月10日 (火)

中国語教室、始まりした。 函館・日中友好協会

  昨日、4月9日(月曜日)函館日中・友好協会・中国語教室が

  開講いたしました。

    沢山の新しいお仲間をお迎えすることができ、大変嬉しく

  思います。受講生のみなさん、どうぞ長く続けてください。

    語学はどうしてもある程度の時間が必要となります。

  加えてこうした趣味で習う語学は、ご自分で何処かに楽しみ

  を見出して続けていかれることが一番と思っています。

Cimg1945  新しい先生もお迎えしました。

 于先生は、山東師範大学から

 函館教育大学にいらしています。

 日本語を専攻されておられます。

    煙台出身だそうです。煙台も沢山の日本企業がいま

   行ってます。渤海湾に面したとても良い港をもっている

   都市です。気候は夏が函館より熱いくらいでそう変わらない

   似たような気候で、港町ですし、似た部分が沢山あります。

     そういえば、煙台にも旧イギリス領事館なんてな建物

   が保存されていて、観光名所にひとつになっていたのを

   思い出します。

     于先生、開講日とあってスーツ姿で来てくださいました。

    彼を見ていると全く日本人か中国人か分かりません。

    話しても日本語がおできになるので分かりません。

     これから毎週お世話になります。

     どうぞよろしくお願いいたします。

     さて、開講に先だって少しだけお話させていただきましたが、

    これから中国語を習おうというみなさん、

    私がお話ししたかったのは、ある知り合いの女性が、子育ても

    終わり時間ができ、自分の時間が持てるようになって、少し毎日

    の散歩をしていたら、公園ではジョギングをしている人が沢山いた。

    自分は最初はそんな走るなんぞという気持ちはなかったのが、

    ある日気持ちが好いので少し走ってみた。そしたら矢張り殆ど

    走れない。当然だと思った。それから何かをきっかけに、自分の

    家から出てあの電信柱まで走って見ようと思い、試しに走ったら

    何本目かまでは走れた。次の日は更にその先まで、そしてまた

    次の日は、・・・としているうちに失敗もあったが相当の距離が

    走れるようになった、走ることの楽しさも分かってきた、今度は

    走らないと何となく物足りないようになってきて、最初はある

    競技会の10キロコースに申し込み完走でき、そのうちに

    ハーフマラソンに、そして今は、フルマラソンに挑戦しようと

    思っている。多分走れると思う、勿論時間はかかるし記録なんか

    望んでもいない、でも楽しいから、自分のペースで完走するのが

    何よりの今の楽しみ。

     走ることがこんなに楽しいことだなんて学校で走らされていた

     時は考えもしなかったし、逆に走ることは大の苦手だった。

      いま走ることの楽しさがわかった。

      次は学ぶことの楽しさも知りたいので、これからちょっと興味が

     ある中国語を始めようと思いますけど、どうですか?

      ----と言われたこの事を紹介したかった。

      これこそが、学ぶ姿勢の一番だと思います。

      楽しんで学ぶ、それができればもうすでに出来たようなものです。

    どうぞ、とりわけ新しくはじめられたみなさん、

    楽しさは個々人それぞれに違います、自分なりの楽しさをまずは

    見つけてください。それは急ぐ必要はありません、だんだんに楽しく

    なることもあります。

      一緒に楽しんで学びましょう。

      では、これから毎週月曜にお会いすることになりますが、

     どうぞよろしくお願いいたします。

Cimg1946
 こんなに沢山の人が、

 ちょっと多すぎ?

 んん~これは3クラス制も

 考えなくてはいかんかなぁ・・・

                  函館日中友好協会

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2012年4月 9日 (月)

函館/中国語教室 - 今天开始上课! 始まります!

     值此春意渐浓,鲜花处处土芬芳的季节到来,

     听说现在东京那边樱花正是盛开了,

    但我们这儿春暖还寒,

      四月,在日本春天是新开始的季节,

    我们的学习班也今天开始上课,

    准备从今天起一起开始学习的同学们,

    请多多关照!

                                   函馆日中友好协会

    ということで、

  と、言っても上の文が読み取れないとちょっと

  何が

  ということ、なのか分からないと思いますが、

  大丈夫ですよ、大体の意味は漢字を拾って考えれば

  分かると思いますし、見慣れない漢字がありますが、

  この辺を少し勉強すれば意味が分かるようになるのは

  そう遠い先ではありません。

    但し、読めといわれると困ります、

    これを話して聞かされた時、音で判断するのはもっと

  大変です。そのお勉強をしていきます。

Photoいよいよ今日からです、

どうぞよろしくお願い致します。

 

 できましたら、このブログを

登録して時々はご覧になって

    下さい。ここで連絡することもありますし、

   こちらをご覧いただけると大体の協会の動きが

   わかります。

     メールアドレスをお知らせいただいた皆さんには

   こちらからメール文を送っておりますが、何名かの方の

   メールが戻ってきて終いました。こちらの打ち間違いか

   或いはそちらのウイルスソフトの設定がキツイか、の

   どちらかと思います。

     メールは大変便利ですので、連絡をメールで取りたい、

   或いは緊急の連絡などはメールでという方は恐れ入りますが、

   この下のアドレスに一度、そちらからメールを打ってください。

   要件名は「メールアドレス登録」とでもして、お名前を忘れず

   に報告ください。そちらを保存いたします。

      連絡アドレス:  higaside@plum.plala.or.jp

  それでは、今夜お会いしましょう、どうぞよろしく。


          函館日中友好協会

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2012年4月 7日 (土)

函館 / 中国語教室始まります!-多数のお申込みありがとうございます。

  人生如一条船,每个人都要有掌舵的准备。

     在你进入新的学习航中,祝你一帆风顺。

 

     函館日中友好協会、中国語教室にお申し込みのみなさん!

    多数のお申し込みをいただいております。ありがとうございます。

   いよいよ来週月曜日、9日からです、どうぞよろしくお願いいたします。

     こちらから発送いたしましたご案内の文書はお手元に届いて

   おりますか?詳しくは、そちらをご覧ください。

    同封の「教室受講申し込み用紙」にご記入のうえお持ちください。

     昨年度に引き続き受講のみなさんには、教室最後の授業や、

    前の講師の丁先生の送別会を兼ねた終了の晩会でもお話して

    おりますが、特に連絡はしておりません。基本的にまたみなさん

    続けてお出でいただけるものと思い、準備しております。

       それぞれ二つの班で先生が変わります。

    当然、教材なども変わります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

     9日は開講日ですので、最初協会からこの教室の説明が若干

   ございます。また講師の紹介などをしたあと、残り時間を最初の授業

   に使います。

     9日は、初めてでもあり、新しい方も一緒ですので、当日は

   駐車場が多少混みあうことが予想されます。どうぞご協力ください。

   できましたら、今引かれている駐車線を無視して車の間の間隔を

   極力狭めて駐車いただけますよう、ご協力をお願いいたします。

    また、後からいらした方で駐車場が満杯でしたら、クルマの前に

   もう一台停めても教室が終わる時間に一斉にこれらのクルマは

   出ますので大丈夫なのですが、中学校の教職員の方のクルマも

   中にあることもありますので、割と駐車場に入って近くの位置でした

   なら、二重駐車しても大丈夫だろうと思います。

     ほとんどの方がお一人一台の車でお見えになりますので、

   車の台数としては相当になります。学校の駐車場も広いですが、

   最初は特にご注意ください。

      駐車されましたら、学校建物に向かって右側夜間入り口から

   お入りください。守衛の方がおられます。靴を履きかえて2階、

   図書室へお入りください。

     お入りになったら、手渡される印刷物をお持ちになり、お名前を

   確認させていただき、ご自由にお席におつき下さい。

     時間になりましたら始まりますが、遅れていらしても構いません。

   みなさんそれぞれお仕事をお持ちの方がほとんどですので、今後も

   学校の授業と違い遅れてもお出でになれるようでしたら、どうぞ

   途中からでもお入りください。

     あとは、当日会場で説明いたします。

    それでは、どうぞよろしくお願いいたします。

    また、新しい出会いが持てますことを楽しみにしております。

 

    祝你在新的学习中,

           好花常开,好景常在,快乐,

              永远充满你的心怀。

 

   函馆日中友好协会

 

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2012年4月 6日 (金)

飛び交う遥言(デマ)、中国にも巨大津波が・・・

    発信源は明らかに、コンピュータ上の何処かからだとは思いますが、

  先日来中国では、ちょっとした遥言デマが飛び交い、大きくなってその

  影響がちょっと心配になるくらいまでだった。

    それは、中国沿岸地区に巨大津波がやってくる、というもの。

  そして、その津波はもともとは日本からくるんだ、という。

  説明はこうだ。まず、近く起きるであろう、日本での大地震、それに

  よって先の東北大震災を上回る大きな津波が、日本列島を襲う・・・

    ここまでは、日本でも報道され、大きく取り上げられてました。

    ここまでが、事実。報道されたという意味で事実。でも予測。

Photo
  その発表が公的機関からのものであったこと、

  マスコミがすぐにそれを大々的に取り上げたこと、

  昨年3・11から丁度一年目ぐらいの時だったこと、

            まだ、日本にかなり大きな余震が続いていること、

     などがあり、このニュース日本でもかなり衝撃でした。

    で、ここまでは、ほぼあったことの報告なのですが、

    こっからが、中国への伝わり方が全く違ってくる。

      その東海地震のことを言ってると思うのですが、大地震が

    喚起した大津波は、中国では、上海や浙江省のあたりに到達し

    それも何故か津波の高さが半端じゃない大津波で、そのまま

    中国の沿岸都市が大被害を受ける、という予測デマが飛んだ。

      このデマ情報は瞬く間に中国全土に広がり、更にはデマの

    常としてこれに尾ひれがついて中国沿岸全土に影響が出るとか、

    地震そのものも中国まで影響してくるとか、

      それほど大変なんで震源地の日本はもっとすごい状態を予測、

   噂が飛び交っていた。ここ数日少しいいようですが、一時は中国の

   家から電話を貰った留学生もいたようです。特に関東・近畿に住む

   留学生にはすぐに帰国するように、連絡が入ったらしい。

    ニュースの発生源は日本の報道でして、その報道そのものは実際に

   ありましたし、報道で使われた日本海岸線の津波による被害予測図

   は確かにそのまま使われてはいます。

     しかし、そっから太平洋側で起こったその津波がどうやって反対の

   日本海側まで行ってさらに中国大陸まで届くのかはちょいと考えりゃ

   分かりそうなものですが、遥言デマというやつはそんなものなんでしょう、

   こちらの予測以上の広がりを見せてました。

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2012年4月 5日 (木)

「五体投地」はご存知ですか?-わたしの見た中国・4月号

    今月号、茶館『隗かい』ホームページの「わたしの見た中国」は、

  題名が「五体投地 ウー・ティ・トゥ・ディ」 本物を見て・・

  です。いつものように上をクリック致しますと、『隗かい』ホームページ

  に飛びますのでどうぞそちらをご覧下さい。

    それで、世の中には映像では見て知っているが、これまで本物を

  見たことはない、というのは、あまたあるわけです。

    とりわけこうした情報化社会ともなってみれば、毎日のように目に

  している映像や写真は相当のものでして、それを見て、さも自分でも

  見たような気になって勘違いしてますが、実際は見てもいませんし、

  その映像が正しいかどうかも検証できていません。

    できれば、この目で見てみたい、とも思いますが、世の中全ての事を

   自分の眼で実際に見る、というのはそれは不可能です。

    でもまぁ、実際に見なくともこの程度のことであれば、画で見てこんな

   ものか、と。或いは、画を見る前に自分で想像していたその頭の中の

   画像が、後で写真や動画で見て、矢張りそうか、と納得したりします。

         何のお話かというと、「五体投地」の話です。

Image2 私が一番最初にこの「五体投地」を画像として見たのは

恐らくテレビですね。某N放送局のドキュメンタリー番組。

「兼高かおる世界の旅」というこれはもう涙が出るくらい

    懐かしい旅番組を毎週愉しみに見てましたが、あれでも見ました。

    その時は、本当のこんな人たちがいるのかな、と思って見てました。

     後年、チベット宗教のことなども知り、いるんだろうな、とは思って

     ました。それが中国旅行の際に実際に目にしたのは相当後に

     なってからです。

      その時は暫し、あっけにとられてその芋虫のように進む、

     老人をジット見てしまいました。余りジロジロ見るのは失礼とは

     思っても目が釘付け状態でしたね。

       私自身はそうして、実際に目にすることが出来たのですが、

     なかなかそうそうお目にかかれるものではありませんので、

     本物を?見たい! と言われても突然では困るものです。

     そんな旅行中のお話を書きました。

     私の文章に、宗教上の難しい問題や、民族間の問題などは

     期待しないで下さい。単に、その「本物を見たい!」という要望に

     応えたく、案内した先での失敗談です。

Cgotaitouti1

  それとは別にこうは言えるというお話を一つ。

コレに限らずですが、何でも本物を見るとそれはもう

何と言いますか、違いますね。映像は嘘ではないの

     ですが、映像はあくまでも映像でして、本物のその本当のところは

     伝え切れてない、というのが私の感想です。

      そして私がここから学んだのは、何でも本物を見ておくもんだ、

     という、骨董屋さんのような結論ですが、そうは言っても、これで

     本物を見に行く、というのはこれでなかなか大変ですからね。

       中国も映像で毎日のように紹介されてますが、あれらはどうも

     本物とはまた違うんです。是非みなさん、ご自身で行ってご覧に

     なってみてください。

      特に違うんですよ、中国は、映像と本物が。本物が良いか

    どうかはまた別の問題なんですが・・・。

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2012年4月 4日 (水)

清明节チン・ミン・ジェ -2012年今年の話題

      2012年の清明節は、この2・3・4日が三連休。

   「清明節」そのものの説明は要りますか?此処をご覧みなさんには

  必要ないでしょう。省きますよ・・・。

    一応、「わたしの見た中国・2010年6月号」に

    「清明節 - お祭り騒ぎのお墓参り」 というのを書いてますので、

   参考までにリンクを貼っておきます。お時間がありましたら、どうぞ。

     そんな、清明節ですが、こうした毎年行われる中国のビックイベント、

   これが毎年新しい話題を提供してくれます。

     さて、今年2012年の清明節は。

Photo  私の注目した話題は2つ。

  好い話題と好くない話題。

  どちらから先に聞きたいです。

      先ずは、好い方の話題からしときますか。

     このお墓参りイベントは、どうしても中国の南の方からの

    話題が多くなるのは、一つはこの時期にはもう南はそろそろ

    ポカポカ陽気ともなり、外で出るのが楽しい?時期ですので、

    行楽兼墓参りの雰囲気もあって人出が多くなります。という

    ことは盛り上がります。凄い人です。後で書きますがここに

    商機が発生します、お金が動きます、でしょ。

      一方、北はまだ寒いですし、所によってはまだ雪が墓を

    覆っている地方だってあります。実は私の住む函館も今年は

    雪が多くてお彼岸の墓参りは除雪作業が必要だったようです。

      更には、どうも宗教的な結びつきというか、信仰心というか、

    これまた南の人が強いようでして、これは私は南のコメ作りと

    関係していると睨んでいます。コメ作りは、天候に大きく左右

    されますので、この自然との付き合いの中で日本人もそうですが、

    自然への畏怖の念といいますか、人間の力の及ばないものへ

    の捉え方が北の人たちとは違っていて、宗教が根付きやすいし、

    それ程でなくとも、家庭でのそうした宗教的行事が割と受け入れ

    易い土壌が南の地方にはあると、私は考えている。

       二つともそんな南の地方の話題です。

     一つ目の話題は、墓の前で紙銭とか、あの世に持って行って

    貰いたい、持たせたい、そんなものを疑似で作って燃やす習慣

    があります。ですから、クルマだとか、家だとか、果ては?

    お嫁さん??の形を形作った大きな看板の様なものまで、

    ありとあらゆるものが、あります。ということはそれを造って、

    売っている。ここに目を付けて、何が売れるかを考える。流石

    南の人は商売上手。今年の注目度ナンバーワンは、

    アイパッド、 スマートホン

     哈哈哈!これ、なかなかのアイディア。アップル社も真っ青の

    板切れですがよく出来たその偽物が墓の前でどんどん焼かれて

    るその映像は、アップル社の人が見たらどうなん?

       と、思わずニヤッとして見ていました。

     もう一つの話題は、

      この日にお墓に行けないそんなお忙しの人やめんどくさがりの

    人の為の「墓掃除代行業」の話題。これ、日本にもありますよね。

      代わりに行ってお墓を掃除したり、代わりに拝んだりもしてくれる。

     これまた商売ですが、こんな時代ですのでこの業界もネットで

     注文を受けてるらしい。ところが、このネットというやつは、もう

     想像がつくでしょうが、これをエサに騙される人が続出。

       まるで最初から何もせずに騙すだけの、サイトや、

       一応、こんなんしてきました・・・的な掃除後の写真をまた

     ネット上で写真などを送ってくるにはくるのですが、合成の写真で

     実際は何もしていない、などの手の込んだものものまで・・・

      騙される人続出。ということはそれだけ自分で墓参りに行ってない

     人が多いということでして、

       これが、また其の事、自分の先祖の墓参りを他人任せにするとは

     何事ぞ・・・とのネット上での喧々諤々論議に発展。

 

      で、この二つ、早い話が何でも経済というか、金もうけに絡んで

     こうなっているだけでして、

      流石南だなぁ~・・・と感心してました。

     さて、来年はどんな新手が現れるのでしょうか。

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2012年4月 3日 (火)

中国の霧の日はロマンチックじゃなかったー 『隗報』90号

   ♪ 这夜雾蒙蒙      不知你在何方

      你的声音你的模样    教我难忘    我相信你的话 ・・・♪

    といきなりの歌ですみませんが、こう歌ったのはテレサ・テン。

   邓  丽君ですが、この歌確か日本の歌ですよね。

    で、まぁ言いたいのは、大概、歌の歌詞に出てくる”霧”はその

   ロマンチックな象徴として出てきますし、一般に日本人の”霧”

   への印象は、そりゃあ自然現象でしょうからやっかいな面はある

   にしても、矢張りどこかロマンチックか、ロマンチックでありたい、と。

     だから「夜霧よ今夜もありがとう」などと”霧”に礼まで言ってる。

    そこで、『隗報』第90号の私の今回の話題は”霧”です。

    「下大霧了!シャ・ダァ・ウー・ラ」 という題でして、

    中国で”霧”に見舞われたお話です。”霧”そのものは別に中国

   だからといって濃いとか・・・そんなことはないのですが・・・

   んん!あるか?多少は??あんなに濃い霧は日本ではそんなに

   ないような気がするぞ。釧路・幣舞橋にでも行って見なくては。

     それは兎も角として、中国でも”霧”は出ます。

     それが、その文中でも書いてますが、私の感覚ですが、”霧”が

   内陸の海からは程遠い、そんな場所のそれも冬によく起きるのが

   納得がいかない。私が納得しようがしまいがそんなことはお構い

   なしに”霧”は出ます。

     旅行中はこの”霧”、なかなか厄介でしてすべての交通機関が

   影響を受け、飛行機が飛ばないはもとより、高速道も封鎖されて

   しまい、全く移動ができなくなります。そんな目にも会いました。

     同じ”霧”なのに、日本のそれがロマンチックに感じられ、

    中国のそれがそう感じられないのは、なぜでしょう。

    水分のせいかなぁ。これって私だけ?多分そうですね。

   体験からきてるものなんでしょう、もちょっと中国でこう艶っぽい話

   でもあれば、霧の日もそんな雰囲気になれたのでしょうが、何せ

   霧の日に関する思い出が余り芳しくないものばかり。

Photo_2 霧の日の写真なんか見せられたところで、何の意味も

 ありません。霧で煙って見えないだけのことですから。

  それでもまぁ、今回書いた文章のそんな日の雰囲気を

    想像しやすくするために、何かの役に立つでしょうから、のっけて

    おきますか。

    中国の霧の日のクルマの運転は危険。普段でも十分危険ですが。

    更に加えてこれが夜ともなれば、決死の覚悟でした。

      そんな話題を書きましたので、

    どうぞ、『隗報』90号、お手に取ってお楽しみください。

      お申し込みは、茶館『隗かい』まで。




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2012年4月 2日 (月)

台湾の人たちは何故にあんなに親切か?・自由旅行記 ー 『隗報』90号発行、

   『隗報』第90号が発行されました。

     この号では、

   「旅のあれこれ」と題した、中島 一水さんの台湾旅行記、と

   東出 の「下大霧了シャ・ダァ・ウ・ラ」 の中国での霧に見舞われた

   話の2作が、載っております。

   中島さんの「旅のあれこれ」は今回で終わらず、次号も続けて掲載と

   なりますが、今回はまずは、安売り航空券を見つけて、お正月過ぎに

   台湾へ向かうことになった、そんな旅の様子です。

     それで、中島さんももう台湾は初めてでもないようですし、二度目

   三度目ともなりますと、私も経験ありますが、台湾のどんどん田舎町

   に行くことになります。

     そうなると、その目的地へ向かう途中のトラブルとか、着いてからの

   田舎ゆえの交通の不便さとか、とかく思わぬ事態が発生するものです。

     それはきっと誰でもが経験することだと思います。

     そんなとき、この中島さんの旅でもそうですが、何といっても印象に

   残るのは、台湾の人たちがおしなべて、旅行者に親切ということです。

     それはもう、ありがたいなぁ~・・と思うくらいの親切さで、いつも

   私が思うのはでは、日本って国外から来た旅行客にこんなに親切に

   接しているだろうか、という疑問です。

      中島さんからは旅先でのお写真も多数寄せていただいたのですが

0122『隗報』の紙上では写真が扱えないのでここで

ちょっと勝手に紹介させていただきましょう。

  これは、台湾でも結構人気の足湯のシーン。

 ちょっとした温泉ブームというか、それも日本的

    雰囲気を取り入れての、温泉が人気のようですよ。

0497_4 こちらが、問題の?新竹駅。

かなりレトロ?こんな建物がまだところどころ

そういえばありますね。でもそろそろ建て替えの

時期にきているようで、台湾のこうした大型

公共建築物のこのあとどうなるんでしょうか。

     新幹線ができたりして、在来線との関係もあったり、停まる駅、

   停まらない駅の関係やら、時間や、ホームや、

     大体、飛行場あたりまでは、国際線と国内線もありますが、

   まあまあ、国外の人にも何とか分かるようには表示の工夫なども

   されておりますが、これがちょっとそこから入っちゃうともう、かなり

   不親切?ですからね。他所のことは言えないのですが。

0730_3 こんな風景も台湾らしいです。

 これは遊歩道になっていて、周囲には

 
 自然あふれる空間をまるで空中でも

 歩くかのように作られてます。

 

      といったような写真がまだまだ沢山送られてきて、

    旅の様子がよくわかるのですが、残念ながら『隗報』では、

    活字のみです。

     でも、中島さんの台湾自由旅行の様子はよく伝わって

    きます。どうぞお楽しみください。

    『隗報』はフリーペーパーです。無料ですが、発送をご希望の方は

   送料をご負担下さい。

    茶館『隗かい』のホームページからお申込みいただけます。

    または、お電話・ファックスとも(0138)51-0041で

    お受けいたしております。

      いつもご愛読いただいているみなさんには、

       只今精力的に発送しております。

      まもなくお手元に届くと思います。お楽しみください。


 


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