中国を離れる日、最后一天
長い間この旅の話にお付き合いいただき
ありがとうございました。
中国各地でいろんな方にお世話になり、
親切にされたり、不親切にされたりして、あとはもう、上海を後にします。
この日は夕方出て、夜上海を発ち、かなり夜中に近い時間に韓国・
仁川空港について、乗換、次の日の朝、函館へ発ちます。
ということで、夕方までの待ち時間。
それで、上海浦東空港までは、はなからタクシーでは行く気がないので、
地下鉄で行って、途中からリニアモーターカーに乗る方法と、そのまま
空港までず~と地下鉄、という手もあるのですが、今回たまたまですが、
宿泊先が上海駅前でしたので、これはちょっと数年ぶりにリムジン、
という手もあるかな・・・と前日になって気づいた。
ところでまだ駅前からリムジンは出てるのかいな?とホテルマンに
尋ねると、「有!」との心強い一言。
場所がちょっと移っていて、「那辺ル!」と指を指される。そういえば
あったような、なかったような。これは確かめなくては、
時間になって急に慌てても仕方がない。駅にはもう
近づいた春節のための特設改札口が作られてました。
春節かぁ~・・・どうりでちょっとだけだが、どこか人々の顔にそんな
華やいだ感じが・・・。み~んなそれぞれがそれぞれの希望を描いて
楽しみにしてるんだろうな、というのが感じられる。
明日への希望があるというのはいいことです。
誰もが今日よりは明日が、明日よりはその先が、良くなることを
夢見てひたむきに走っている、そのエネルギーが中国を支えています。
夢を持ち続けられる、夢が実現できる、そんな時代がず~っと
続くことが信じられる時代・・・。
以前ほど混んでなくて、あぁ~こんなもんなんだ・・
他に便利なのが出来ちゃったり、駅前から乗る乗客
というのがこれまた少なくなってるんだ、これもまた
時代だろうな・・・と思わせる。出国をするような中国の人たちのその
ほとんどがマイカーか、個人で車を手配できるそんな時代になった。
外国人はもともとが余りこのリムジンには乗らない。日本人は特に
小さなツアーでも送迎付きが基本なので、これには乗らない。
あとは、上海人でない国内からの旅行者で、浦東空港もいまは
国内便も多いので、必ずしも出国とは限らないが、そうした人たちが
そして、時間帯にもよるのでしょうが、飛行場までの
高速道路も、これまた以前のように混まなくなったのは
他のルートができたこともあるでしょうが、やはり地下鉄
が開通したことが大きいのでしょう。
ということで、割とガラガラの状態の大型リムジンバスで、すんなり
こうして何事もなくすんなり事が進むと・・・
それはそれで、アレッ!っと拍子抜けしたような
感じになるのが何とも中国ですね。
何事もないとないで、何で!!と思うのは何故でしょう?
二週間、たった二週間ですが、毎日何かしらありましたしね。
毎日十分楽しませて貰いました。
機内はこんな遅い時間に韓国に着く便なのに、割と満席に近い
状態。一体この人たちは何をしに韓国へ、或いは韓国で乗り換えて
どこへ向かうのでしょう。
ということで、明日はこの旅の総まとめを。
| 固定リンク
コメント